なみまの わるい食べもの
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なみまの わるい食べもの

1,760円 (税込)

8pt

偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。
直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし・・・・・・人生の大波小波を、食を通して描く。凛としてお茶目な食エッセイ。

●松井玲奈さん推薦!●
「脂身を前に黒ひげ危機一発をする気持ちがよくわかる。好きも嫌いも人それぞれだからいい」

【内容】
――「わるい食べもの」の目指すところは、偏見や雑音に負けず、身体に悪いとされるものでも、世の中から悪いと糾弾されても、自分が好きなものを好きに食べる「わるいやつ」でいることだ。だとすると、個人の食の自由が完全に認められる世の中になったら、私の食べ方は「わるい」ものではなくなる。それが「わるい食べもの」が終了、もしくは成仏するときだ。(本文より)

●直木賞選考の日、竹皮で包んだおにぎり・・・「待ち会、ふたたび」●恋人の家族と初対面でするBBQの味・・・「初体験の夏休み」●脂身が苦手で挽肉は鬼門だったが・・・「肉のお花畑」●世界の神秘が膝にある・・・「愉快などら猫」●最愛の姪のため、ディズニーランドの猛勉強・・・「姫と騎士修行」●絢爛豪華なウィーンで魅惑のカイザーシュマーレン、シュトルム、ターフェルシュピッツ・・・「安息の地」ほか

鋭い視点と繊細な描写で、世の食いしん坊たちから熱い支持を集める人気Web連載に、描き下ろし2篇を追加して書籍化。北澤平祐氏の挿絵も満載! シリーズ第4弾ながら、この巻から読んでも楽しめます。

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わるい食べもの のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。
  • しつこく わるい食べもの
    1,386円 (税込)
    ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。
  • こりずに わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め! 偏屈な食いしん坊作家・千早茜による、「体にいい」の呪縛を解く異色の食エッセイ。シリーズ第3弾となる本作では、京都を離れ、初の東京ひとり暮らしへ……。“知らないこの街で、これから好きなものを探していける。食の海を渡るための、はっきりした好き嫌いの羅針盤も持ちあわせている。さあ、どこまで自由になれるだろう。”(本文より)――40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?(「コンロのT-1000」)。横浜中華街で肉汁過多の極北に出会った(「中華街の粉仕事」)。10代の息苦しさから救ってくれた雨とココアとビスケット(「雨と神様の物語」)。ほか、書き下ろし含む全30話。
  • なみまの わるい食べもの
    1,760円 (税込)
    偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。 直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし・・・・・・人生の大波小波を、食を通して描く。凛としてお茶目な食エッセイ。 ●松井玲奈さん推薦!● 「脂身を前に黒ひげ危機一発をする気持ちがよくわかる。好きも嫌いも人それぞれだからいい」 【内容】 ――「わるい食べもの」の目指すところは、偏見や雑音に負けず、身体に悪いとされるものでも、世の中から悪いと糾弾されても、自分が好きなものを好きに食べる「わるいやつ」でいることだ。だとすると、個人の食の自由が完全に認められる世の中になったら、私の食べ方は「わるい」ものではなくなる。それが「わるい食べもの」が終了、もしくは成仏するときだ。(本文より) ●直木賞選考の日、竹皮で包んだおにぎり・・・「待ち会、ふたたび」●恋人の家族と初対面でするBBQの味・・・「初体験の夏休み」●脂身が苦手で挽肉は鬼門だったが・・・「肉のお花畑」●世界の神秘が膝にある・・・「愉快などら猫」●最愛の姪のため、ディズニーランドの猛勉強・・・「姫と騎士修行」●絢爛豪華なウィーンで魅惑のカイザーシュマーレン、シュトルム、ターフェルシュピッツ・・・「安息の地」ほか 鋭い視点と繊細な描写で、世の食いしん坊たちから熱い支持を集める人気Web連載に、描き下ろし2篇を追加して書籍化。北澤平祐氏の挿絵も満載! シリーズ第4弾ながら、この巻から読んでも楽しめます。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

なみまの わるい食べもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    「わるたべ」シリーズ四作目。

    このシリーズは大好きで刊行されたら直ぐ読んでいたのだが、珍しく三作目をまだ読めておらず(涙)
    だったが、四作目を先に読んでも楽しめた。

    今シリーズでは、作者が直木賞を受賞した際や後の心理状況や、離婚から再婚、新しい家族(猫)との生活、可愛い姪っ子のためにディズニー

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    千早茜さんの作品は五つくらい読んでいる。
    彼女の書く繊細で美しい文章が大好きだ。きっと、すごく薄くて美しいガラスみたいな、非現実的な妖精みたいな、そんな女性なのだろうと思っていた。
    あら、ちゃんと人間^_^フェアリーじゃなかった笑
    それもすごく面白い人間(言い方!)!

    食にすごくこだわりのある人だ

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    わるたべ最新巻。
    直木賞受賞、再婚、小さな家族との同居と変化の多い巻。そしてコロナが徐々に開けて旅行の話も増えてくる。人によって拘りや好き嫌いがあるのは当然。この巻も楽しく読みました。
    お桃さま、冷蔵庫の卵、姫と騎士修行(あのカタカナを理解できるの、すごい笑)、初めての、が特に好き。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    千早さんの食エッセイ最新刊!今回もめちゃくちゃ面白かった〜
    2023年から2024年にかけて、直木賞を受賞したり再婚したりと千早さんが大波に揺られていた時期のエッセイ。だからタイトルが『なみまの』なんだそう。
    大事な日には必ず体調が悪いこと、絶対に欠かすことがない卵を切らしてしまったこと、渋谷と代々

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    「わるい食べもの」シリーズの前作までに、千早さんはたくさん食べる方だなぁと思っていましたが、今作品で少し変化が!?
    私も食べることが大好きなので、読んでいてとても面白いエッセイです。

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    面白かった!!!
    大好きな千早さんのエッセイ続編。
    直木賞を受賞されて更に有名になった気がする。
    忙しすぎて苦しいと書かれていたけど、変わらず好きな食を追求する姿勢にほっとした。

    このエッセイ、いろんな国のいろんな料理が出てくる。
    食レポや見た目も細かくて、どんな食べ物か分からないけどすっごい美味

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    わるたべシリーズを読むのはなんとこれが初めて。色んなタイミングもあって最新から読んでしまったけれど楽しめた。
    スイカの咀嚼音が『しょむしょむ』なの好き。
    丁寧にかつ貪欲にたべものを追い求める姿がカッコいい。なんだか少し高級な美味しいものが食べたくなる

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    返却の都合で途中までだが、面白かった。
    食いしん坊の作者の桃への偏愛や、恋愛感など、こじらせ具合が好みだった。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    ひとの食事のこだわりを読むのはなんでこんなに楽しいのだろう。
    牛乳、コーヒー大好きだし、高級グルメに縁がないので共感できる部分はそんなにないけど(ご飯が大好きなくらい。)エピソードごとに、そうなんだ!おいしそう!そういう人もいるのか!と気持ちが変化する。
    岩手の空飛ぶだんごで楽しくなったというエピソ

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    人生の大きな波間の時期を、時には溺れそうに、時には波に乗って千早茜さんらしく食べることに向き合ったエッセイ

    直木賞とご結婚それから小さな家族を迎えられたこと、おめでとうございます!

    0
    2025年09月22日

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