こりずに わるい食べもの

こりずに わるい食べもの

1,540円 (税込)

7pt

果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め! 偏屈な食いしん坊作家・千早茜による、「体にいい」の呪縛を解く異色の食エッセイ。シリーズ第3弾となる本作では、京都を離れ、初の東京ひとり暮らしへ……。“知らないこの街で、これから好きなものを探していける。食の海を渡るための、はっきりした好き嫌いの羅針盤も持ちあわせている。さあ、どこまで自由になれるだろう。”(本文より)――40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?(「コンロのT-1000」)。横浜中華街で肉汁過多の極北に出会った(「中華街の粉仕事」)。10代の息苦しさから救ってくれた雨とココアとビスケット(「雨と神様の物語」)。ほか、書き下ろし含む全30話。

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わるい食べもの のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。
  • しつこく わるい食べもの
    1,386円 (税込)
    ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。
  • こりずに わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め! 偏屈な食いしん坊作家・千早茜による、「体にいい」の呪縛を解く異色の食エッセイ。シリーズ第3弾となる本作では、京都を離れ、初の東京ひとり暮らしへ……。“知らないこの街で、これから好きなものを探していける。食の海を渡るための、はっきりした好き嫌いの羅針盤も持ちあわせている。さあ、どこまで自由になれるだろう。”(本文より)――40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?(「コンロのT-1000」)。横浜中華街で肉汁過多の極北に出会った(「中華街の粉仕事」)。10代の息苦しさから救ってくれた雨とココアとビスケット(「雨と神様の物語」)。ほか、書き下ろし含む全30話。
  • なみまの わるい食べもの
    1,760円 (税込)
    偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。 直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし・・・・・・人生の大波小波を、食を通して描く。凛としてお茶目な食エッセイ。 ●松井玲奈さん推薦!● 「脂身を前に黒ひげ危機一発をする気持ちがよくわかる。好きも嫌いも人それぞれだからいい」 【内容】 ――「わるい食べもの」の目指すところは、偏見や雑音に負けず、身体に悪いとされるものでも、世の中から悪いと糾弾されても、自分が好きなものを好きに食べる「わるいやつ」でいることだ。だとすると、個人の食の自由が完全に認められる世の中になったら、私の食べ方は「わるい」ものではなくなる。それが「わるい食べもの」が終了、もしくは成仏するときだ。(本文より) ●直木賞選考の日、竹皮で包んだおにぎり・・・「待ち会、ふたたび」●恋人の家族と初対面でするBBQの味・・・「初体験の夏休み」●脂身が苦手で挽肉は鬼門だったが・・・「肉のお花畑」●世界の神秘が膝にある・・・「愉快などら猫」●最愛の姪のため、ディズニーランドの猛勉強・・・「姫と騎士修行」●絢爛豪華なウィーンで魅惑のカイザーシュマーレン、シュトルム、ターフェルシュピッツ・・・「安息の地」ほか 鋭い視点と繊細な描写で、世の食いしん坊たちから熱い支持を集める人気Web連載に、描き下ろし2篇を追加して書籍化。北澤平祐氏の挿絵も満載! シリーズ第4弾ながら、この巻から読んでも楽しめます。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

こりずに わるい食べもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    改めて、食べ物系のエッセイって癒されるなぁと感じた。

    食べることは、生きること。
    読むと食べることに前向きになる。
    生きることに前向きになる。

    朝ごはんは特別な食事。
    ついついバタバタおそろかになりがちな、朝食。
    しっかりだいじにしたいなぁと、反省。

    パフェのはしごをしたり、ケーキのショーケー

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    「人はどこまで自由を楽しめるか」をテーマに「わるたべ」シリーズ3作目もとっても面白かったです!
    共感できるところ、多々ありました。このシリーズは本当に面白くて中毒性があるので、要注意です。笑

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    シリーズ最新作。新たな暮らしの話が綴られている。さらなる共感と面白さがあった。ココアとビスケットの話は何度も何度も読んで、普段は食べないのにビスケットを買いに行かなきゃと思うほど。表現が上手くて、生々しい感覚を覚える。素晴らしい。

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    面白い。共感できる箇所がいっぱい。
    「焼いてから」野菜は焼くと、今までの概念が変わるくらい、味が濃くなって、別物。
    パフェも食べたくなるけど、今は冬。寒い。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    わるたべシリーズ3作目。
    コロナ禍に京都から東京に引っ越しされたよう。
    場所が変わっても変わらず食べ物の拘りが強くて、潔いところが好きだなぁ。
    1日に何個もパフェを食べるとか、なんという贅沢。
    そういえば最近、パフェを食べていないな…と、無性に食べたくなってしまった。
    他にも「海老の頭」「サッポロ一

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    千早さんの食エッセイシリーズ3作目。相変わらず食に関連するエピソードが濃くて面白い。
    本作は千早さんが離婚して東京に引っ越した2021年ごろのエピソードが収録されている。ステイホームで自炊に関連する話、たまに外食する話などが多い。
    印象に残っている話の1つは、「鰻といえば『ごんぎつね』」という「狐色

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    食へのこだわりが薄いから、食に対してこんなに熱い思いがあるのが羨ましい。
    食べ物に対しての気持ちの話も好きだけど、食周辺の人間関係の話も好きだった。

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    「透明な夜の香り」シリーズで気になって、千早さんのエッセイを初めて読んでみた。作品での食描写もおしゃれだな〜と思っていたが、やはりご本人の食事もわたしから言わせればおしゃれ!丁寧な暮らしといった感じ。マヨネーズがなくてナンプラーが常備してあるところにそれを強く感じた。食エッセイは西加奈子ばかり読んで

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    このシリーズ好き。山形とか関西から縁が薄い土地の話が出てくるのも東京編になったからと思うと、さみしくない

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    初めてエッセイ本を読んだ
    丁寧で繊細な文章を書く人そのまま、丁寧な暮らしをしている人なのだと思った
    紹介された食べ物たちを食べたくなりました

    0
    2024年03月10日

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