しつこく わるい食べもの

しつこく わるい食べもの

1,386円 (税込)

6pt

ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。

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わるい食べもの のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。
  • しつこく わるい食べもの
    1,386円 (税込)
    ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。
  • こりずに わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め! 偏屈な食いしん坊作家・千早茜による、「体にいい」の呪縛を解く異色の食エッセイ。シリーズ第3弾となる本作では、京都を離れ、初の東京ひとり暮らしへ……。“知らないこの街で、これから好きなものを探していける。食の海を渡るための、はっきりした好き嫌いの羅針盤も持ちあわせている。さあ、どこまで自由になれるだろう。”(本文より)――40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?(「コンロのT-1000」)。横浜中華街で肉汁過多の極北に出会った(「中華街の粉仕事」)。10代の息苦しさから救ってくれた雨とココアとビスケット(「雨と神様の物語」)。ほか、書き下ろし含む全30話。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

しつこく わるい食べもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    エッセイが好きです。
    特に食べものに関わるエッセイは、作者の嗜好に触れ、そうそう、わかる!とか、へぇ、そんな感じ方するんだぁ!とか思うことが楽しいです。

    千早茜さんがコロナ渦で迷いながらも赤裸々に書いてくださったこのエッセイ。
    とてもおもしろかったです。

    「他人の和えたもの」がダメ。
    蓋が開かな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月03日

    食に対して真剣な姿勢を持つ千早さんの文章が大好きだと思う。
    コロナ禍になり、迷いながらも書き綴られた様子はあるが、前作から変わらず真摯に食を愛していて、愛しているからこそ食に対して偏屈で不器用な部分もありつつ、でもそんな所も愛おしいと感じさせてしまう魅力がある。
    一生続いてくれと願わずには居られない...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月08日

    わる食べ最高!エッセイはあんまり読まないのだけど、千早さんの食べることに対する表現が面白くて、ついつい笑ってしまう。
    食べることに対して自分を持っている人は最高です。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月14日

    大好きな千早先生の食エッセイ。

    1冊目の時に感じた食へのこだわりと愛しさが伝わる官能的な文章は残りつつも、コロナ禍の混沌によって迷いながら書かれている様子が感じられた。

    辛い時期だからこそ嗜好品で自らを鼓舞する、自粛期間が明けた後の飲食店で食事できる喜びと戸惑い、など、私も感じた気持ちが千早先生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月16日

    食にまつわるエッセイの第2弾です。しかし
    グルメ本ではありません。

    「偏食」というほどではないですが、食の
    好みに対して独特の哲学を持つ著者の、日
    常をうかがい知ることができます。

    途中で新型コロナの緊急事態宣言による外
    食の自粛や、買いだめの発生に対する視点
    などは、さすが作家ならではの、これ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月01日

    食べ物の評価がストレートで面白いなぁと思った
    千早さんのTwitterを除いたら、マジで食べ物だらけでブハッ!とテンション上がった!
    和物苦手とか、炊飯器の保温についてとか、クセが強くて面白かった

    後半はコロナ禍に書かれたもので、リアルタイムな感じがした

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    Posted by ブクログ 2021年11月06日

    前作が大好きでずっと楽しみにしていた2作目。中盤までは千早ワールド全開で楽しみながら読めた。特にパフェのエロさ。なるほど私が感じていたパフェへの特別感はこれかとうなってしまった。
    終盤にかけては、コロナが流行り出したことによる葛藤や、複雑な気持ちが素直に書かれている。いちにちでも早く、何も考えずに美...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』に期待した、(これはタイトルと装丁から私が勝手に想像した本のイメージであって、お話に感じたこととは別物。)「こういう内容を求めていた!」という感情を消化すべく読みました。消化できた!
    読み進めていくうちにお腹がなり、何度もスマホでクックパッドを検索した。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月24日


    一作目の〝わるい食べもの”がとっても面白かったため第二弾!
    一作目では、とらやの羊羹が無性に食べたくなり買いに走ったけど、今回はとってもパフェが食べたくなった、、笑(寒い季節だから我慢できている)

    相変わらず偏屈で、食へのこだわりと執着の凄さにビックリ&面白おかしく読めました。
    気付いたら第三弾...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月03日

    「歯がでる」がめちゃくちゃ好きでニヤニヤしながら読んだ。わたしも歯で開けるから……。千早さんのエッセイは日常に溶け込んで心をふるっとさせてくれる。いつ読んでもだいすき

    0

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