私たちのおやつの時間

私たちのおやつの時間

850円 (税込)

4pt

愛おしい人たちのささやかな前進に涙。滋味に富んだスイーツストーリー。――瀧井朝世(ライター)
累計28万部突破&映画化『オカンの嫁入り』著者、10年ぶりの新作!

インドのガジャルハルワ、スペインのポルボロン、香港の湯丸、バヌアツのショコラ、ポーランドの鳥のミルク、京都の麦代餅……世界のスイーツを通して紡がれる、私たちの優しくて美味しい7つの物語。

(あらすじ)
京都で出会った日本人女性とインド人男性の恋のゆくえ、香港に暮らす日本人マダムとフィリピンからやってきたメイドとの友情、息子を亡くしたシングルマザーがアンダルシアで出会ったもの……さまざまな年代の女性たちの恋や友情の物語。京都、インド、スペイン、香港、バヌアツ、ポーランド。世界のスイーツが彼女たちの人生をほんの少しだけ前に進めてくれる。優しくて美味しい連作短編集。

【著者について】
1967年、大阪府生まれ、プーケット在住。第3回日本ラブストーリー大賞・ニフティ/ココログ賞を受賞し、『オカンの嫁入り』(文庫化の際に『さくら色 オカンの嫁入り』に改題)にて2008年デビュー。他の著書に『ゆうやけ色 オカンの嫁入り・その後』『僕のダンナさん』『オカンと六ちゃん』『ジョニーのラブレター』(すべて宝島社)がある。

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私たちのおやつの時間 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初の話ではおやつがメインではなく恋愛や友情メインかなぁと思っていたが、読んでいくうちにしっかりストーリーにおやつが絡んでいて表現も丁寧に書かれていて面白かった
    鶴子さんが実際にいたらお会いしたいなぁと思った
    私は香夜子とモーニャの鳥のミルクが好きだなぁと思った

    0
    2024年09月27日

    Posted by ブクログ

    それぞれの物語がとてもすてきだった
    繋がりもあったりと、読んでいてほっこりする
    話が多くて好き
    食べてみたくなるお菓子ばかり

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    私も私の大切な人を大事にしたいなと思った。
    懐かしい食べ物を食べると確かにその時の気持ちとか景色とかが蘇る気がする。私にとっての思い出の味をこれからも増やしていきたい。
    京都弁が新鮮で心地よかった。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    初めて名前を知ったお菓子たちに興味津々になりながら読んだ連作短編集。
    鶴子さんの凛とした姿と、ハッキリとした物言いをする知人を重ねながら読み進めたら、心がホッとあたたかくなった。
    読んだあといろんな国のお菓子を食べたくなった。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    『おやつ』の題とは裏腹に甘くないビターなオムニバス。
    特に世界と女性にテーマを持っていて、ほろ苦い様々な人間模様が主人公達を悩ませ、心を昇華させていく。おやつは昇華させるためのスパイスみたいな役割だった。
    京ことばで話が進むので、時々京都に来た気分にもなる。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ


    見たことも聞いた事もないお菓子の名前がたくさん出てきて、時に検索してみたり、ただただ頭の中で想像してみたり。

    主に女性が中心に話が進んでいく連作短編のストーリーも、なかなかよかった。
    恋愛がらみの話は、そんなにうまく進んでいくかな?と思ってしまうような展開もあったけど、それはそれでハッピーエンド

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    連作短編集。
    私の好きな美味しい食べ物で心が癒され、前向きに生きていく話。少しいつもと違うのが、外国のスイーツが出てくること。聞いたことも見たこともないスイーツだったので想像しながら読んでたけど、どれも美味しいそう。私はポーランドの"鳥のミルク"が一番気になり食べてみたいと思った。

    話は、恋愛系と

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    主人公は各話で変わりつつも、みんな少しずつ関わりがある短編集。全編ほぼ京都弁で書かれているので、若干読みづらい部分もありましたが、いかにも京都の女性な鶴子さんが出てくる話はどれもピリっと引き締まり、良かったです。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    人生の宝物になるようなお菓子。
    そんなお菓子がきっと誰にでもある。
    そんな気持ちになる1冊。

    1つのおやつが
    大切なひととの橋渡し、1歩進むきっかけ、
    想いを伝える手土産など、様々な場面に
    寄り添う短編集。

    主に京都言葉で語られる本文は
    語りかけられているようで心に入ってくる。
    中には胸が締め付

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    心の内に秘めた狂おしいほどの感情や記憶。
    それを落ち着かせたり発露させるために作るおやつ。
    インドのガジャルハルワ、スペインのポルボロン、香港の湯丸、バヌアツのチョコレート、ポーランドの鳥のミルク、京都の麦代餅。
    初めて名前を聞く世界のおやつ、どれもとても美味しそう。

    幼い我が子を亡くしたスミレの

    0
    2024年09月01日

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