おでん学!
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おでん学!

1,320円 (税込)

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紀文食品広報室のおでん研究班は、30年にわたる「家庭の鍋料理調査」や全国各地でのフィールドワークを続けてきました。
独自の調査データ×地理×民俗学の視点で全国のおでんを読み解くと、おでんに映る日本人の暮らしが浮かび上がります。
◇東日本では昆布を食べるが、西日本では出汁だけに使うことが多い。
◇おでんの煮込み時間は、東日本と比べて西日本のほうが20分以上長い。
◇東京の「すじ」と大阪の「すじ」はまったく別の食べ物――。

本書は他にも、おでんクイズやおでんの日本史、プロに学ぶおでん作りのコツ、
おでん種もの図鑑などを収録し、さまざまな角度からおでんの魅力に迫る一冊です。

江戸時代の田楽にはじまり、屋台、家庭、そしてコンビニまで。
「おでん」という一つの鍋の中に、日本の食文化と時代が煮込まれている――。
読めば、おでんが食べたくなる!そして普段何気なく食べていたおでんが違って見える!
そんな発見に満ちた一冊です。

■目次■
はじめに 究極のおでんを探して

第1章 おでんクイズ―数字で見るおでん学
人気具材・調理時間・咀嚼回数…数字から見える意外なおでんの姿とは。

第2章 おでんの日本史―室町の田楽から現代のコンビニまで
おでんの語源「田楽」から、屋台のおでん、家庭料理としての広がり、コンビニおでんまで続く600年の歴史。

第3章 日本列島おでんマップ―こんなに違う! 全国おでんを巡る旅
昆布は食べる? 食べない? 種ものや味付けに表れる地域ごとの文化の違い。

第4章 プロ直伝! 家庭で作る究極のおでん
だしと種もの、火加減、よくある失敗…プロが教える東西2種のおでんレシピ。

付録 おでん種もの図鑑
定番からご当地まで、フルカラーで掲載。知らない食材がたくさんあるかも!?

コラム おでんと文学
文学作品に描かれてきた「おでん」の姿。

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