あらすじ
旅先の京都で、高槻は祖父の急逝を聞く。
東京に戻り、叔父の渉と尚哉と葬儀に向かうが、
寺の外で再会したのは、没交渉となっていた祖母だった。
後日祖母を訪ねた高槻達は、かつて真夜中に祖父を訪ねてきた『友』の存在を知る。
やがて秋学期になり、日常が戻るかと思いきや、
高槻のもとに「異捜」の山路が現れる。
そして歴史ある料亭で見つかった呪物「鬼女の腕」の調査を依頼され……。
高槻家を翻弄する約束の謎に迫る第12弾!
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Posted by ブクログ
辛い、辛すぎる12巻。
高槻の物語は加速を止めない。
真相に少しずつ、歩みを止めずに近づいていると感じる。
今回は鍵を握る祖父嘉克が亡くなり、彰良と家族との関係性の輪郭がくっきりと描かれる。祖母の佐奈子の存在も明らかになり、また山路も再び現れ、異捜との関係性も深くなっていく。
そんな中、高槻自身の異界との繋がりは、あの行方不明以前からあったのでは…という疑惑とともに、高槻が消える…。
EXの彰良の父と母の出会いのエピソードでほっこりさせるのかと思いきや、そこで匂わされる「彰良は智彰の子ではなく、清花と異界のものの血を引く子供」であるという事実。
おそらく引き金は祖父嘉克なのだろうが…。
思っていた智彰のイメージとは違って、彰良のことを愛していたから遠ざけた、というのはとても伝わって良かったのだけれど。
もう明らかにはならないはずだと思われた真実が、遠ざかったと思った真実が、まざまざと近づいた本作。
父に聞いても何も得られない、なんて言わないで聞いておいて欲しかったよ!彰良!
失踪の真相も描写がなく、次回へ持ち越し。
ここで終わるとは…13巻が待ち遠しすぎる。
Posted by ブクログ
まさかまさかでした。
軽い気持ちで新刊だーと飛びついたらジェットコースターのごとく新しい事実が出てきて仰天の連続です。
気づいたら12巻とシリーズも結構なものとなっていますが、何度でも読み返したい。
続きが気になる作品ですね。
Posted by ブクログ
シリーズも12巻目。
徐々に明かされていく、過去の真相。
ネタバレが苦手な方はまわれ右!
前巻で話を聞こうとした、祖父が亡くなった。
唯一何か知ってそうな人物だったが、病気では仕方がない。
お葬式に出席するも、やはり足は進まない高槻先生。
嫌な思い出しかないなら、なおさら身内でも行きたくなくなるだろう。
だけど、身内のお葬式でしかできない儀式をやりたかったとぼやくあたり、高槻先生らしくてほっこりする。
深町くんが呆れるのも無理はない。
お葬式会場で出会ったのは、写真でしか記憶にない祖母。
写真だけでよく本人だと気づけたなと思う。
この記憶力は、羨ましい。
祖母にも過去のお話を聞けて、少しずつだけど、真実に近づいていってる予感。
いつもの依頼で、鬼女の腕の調査。
事件の真相では、子どもの心を騙してるやり方に心底腹がたった。
事件が一段落したかと思いきや、高槻先生は本当にいなくなってしまったのか?
深町くんとの約束は、どうなってしまうのか。
次巻を楽しみに待ってます。
Posted by ブクログ
待ってました! 相変わらず面白い。クライマックス近いよー! 学年が上がって高槻先生の例の講義がゼミ発表に変化したのも面白い。ゼミでグループ発表嫌すぎるかも(経験なし)。しかし、次なるキーマンに父親かあ。ドキドキするね。
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身近なトピックから学問に、そして核心に迫って行く進み具合が面白すぎて一気読み。雨が降っている日のような仄暗い中にある、深町くんと高槻先生、そしてその周りの友人たちの柔らかな交流に温かい気持ちの前半部分。そこから高槻先生の秘密にぐっと迫りヒントがどんどん集められてゆき、物語の終わりを感じさせる後半部分に楽しみと同時に寂しさもありました。
Posted by ブクログ
積読が多すぎて、そのまま忘れそうになってたけど、やっぱり読み始めると面白くて止まらない。
高槻のじいちゃんが亡くなって手がかりがなくなってしまうのかと思いきや、ばあちゃん登場。
更に葵ちゃん…絶対ヤバいよね。
てっきり友恵の方が怪異では?と思ってたのに。いや、人だったとしてもあれはあれでヤバい部類だけど。
exでは高槻パパの心情が垣間見れて、人物像がだいぶ変わった。
自分の息子じゃないかも…?なんて考えたくないよね。まさか高槻の出生自体に秘密があるとは思わなかったので、それも含めて続きが気になる。
Posted by ブクログ
高槻の祖父に話を聞こうとしていたが祖父は亡くなってしまう。コレでまた真相に辿り着けなくなってしまったと残念に思うが葬式の日祖母と出会う、祖母は離縁されていたがそれまでの話なら出来ると自宅へ招いてくれる。富と栄誉の為に代償を払うと言われていたので祖母を守るために離縁したのではないかと考え、バレリーナの母が足を痛めた事や自分が戻ってきてから祖父が話をしなくなりまるでいない様に扱われる事の意味を考える。クライマックスが近づいてきていると感じる。
Posted by ブクログ
大きな展開を迎える12巻。
基本的に高槻先生の周りはいい人たちが多い。
すっかり高槻先生の保護者ぶりが板についてきた尚弥も可愛い。
めちゃくちゃ次巻が気になる終わりかただったので、発売が待ち遠しい。
謎の断片
高槻家の謎、高槻先生の謎、明かされたことはいくつかありますが、まだ残っている謎がいくつもありそうです。
もう一人は何者なんでしょう。
最初から暗さが纏わりつく一冊。
次の巻では異捜が活躍しそうで楽しみです。御崎先生待ってます!
Posted by ブクログ
オモロイ。
物語は、加速する。
まさかの展開。
怪異を描きながらも、そこに描かれるのは、人間の本質。
エンタメに徹しながらも、人の業と、善を描く筆致は素晴らしいです。
せやけど、高槻くんの問題がクライマックスとしても、深町くんのものがたり、おそらくは、高槻の問題解決を経て、得た善知識によって、深町くんが生きる喜びを得ていきることまで、描いてほしい。
今の時代なので、単純に、嫁ができて、子供が生まれてっていう描き方で単純な家族思想に落ちず、みな、男性独身のええやつばかり描かれていて、やや、BL的な匂いもする中、これだけ大変でも、家族というもの、こどもをうみ、育てるなかでの不完全性と、その許容というひらかれた結末になってほしい。
それが、人の闇も描く、人間愛なのだから。そして、そんななかで生まれて生きてる自分たち人間だから。
推しや萌えは肯定しつつも、そこだけで終わることはあかんと思いつつも、こどもを授かる機会すらなく、一人で過ごすことに逃げてるおっさんには、描かれてる世界が、少し綺麗すぎて、不完全をある意味排除してるように思えて、少子化に繋がるメンタリティを反映しているようにも見えます。私、おっさんは、もうええ歳なので、よいですが、これを読む若者たちに、そうではなく、不完全や不安、煩わしさもあるものの、人が生きることは、人と関わることで、家族がなければ、友がいなければ、人は生きていけないこと、その、葛藤のなかで、人が命を紡いでいると言うことを描いて伝えてほしいと、切に願います
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ああ、彰良が消えてしまった。
物語がついに大きく動き出した。
彰良が家族から距離を置かれてたのは愛情があったからなのかとわかって、ちょっとほっとした。
でもだからこそ、余計に辛い展開になるのかと心配でもある。
お祖父さんは異界のものと、どんな契約をしてしまったのだろうか。
Posted by ブクログ
高槻彰良シリーズも、もう12作目に。EXをいれると15冊になる。
ああ…段々と怪異の真相に近づいてきた、とは思いつつ読み進めてきたのだが・・
こんなにも切ない高槻家の謎が隠されていたとは!
そもそもの始まりは祖父で、彰良の神隠しはなるべくしてなったようだ。
しかも、その前に彰良の母が巻き込まれている事が分かった。それは、、彰良が知ると、ちょっといくら彰良でも自分を無くしてしまうほどの衝撃だ。多分。。
彰良が高槻家から遠ざけられていたのは、父の愛情でもあった事が分かっただけでもホッとした。が、家族愛に恵まれず、数奇な運命に翻弄された彰良を思うと胸が痛む。
早く解放されて穏やかな日々を過ごせるように、と願わずにはいられない。
Posted by ブクログ
このシリーズは、読みやすくて面白い。不思議な出来事が人によるものか、人ならざるものによるのか、毎回読んでいてワクワクする。そして今回は、高槻先生の謎に踏み込んだ話だった。なるほど。。と思いながら、気になる終わり方だった。次の展開が気になる!楽しみです。
Posted by ブクログ
いやーーーーー。
そんなのってないよ。
祖父の死からの、彰良の過去もそうとうに衝撃だったし、とうとうあいつと会ってしまったことも気になったけど、そんな、そんなことって。
「破られた約束」の約束って、その約束のこと?!
続きを早く読ませて、、、
でも、こうなったら完結も近いのかと思ったら、それはそれで怖い。
Posted by ブクログ
准教授・高槻彰良の推察第12弾です!
発売日に手に入れ、即読みです!
佳境に入ってきました!クライマックス直前って感じ!
今まで明かされていなかったことがかなりわかってきました。
うーん、大変なことになった。
わー!どうなるんだろう。
次が待ち遠しい。
今回は本編2本と番外編1本。
本編も番外編も見逃せないお話でした。
読み終わった人と語りたい笑
Posted by ブクログ
彰良も積極的に何があったのかを追いかけ、過去の事件が、そしてそれより前にあった何かが、かなり近付いてきた。
読んだら続きが気になってしまうと思って読めずにいたが、読み終えてやはり続きが気になる。彰良が何者なのか、はかなり見えてきたが、それでも明らかになるのを見たくないような、複雑な気持ち。尚哉と健ちゃんがどう動くのか、2人に期待。無事に彰良が帰って来ますように。
Posted by ブクログ
ああああー、そういうことかぁああ。
おじいちゃんが早々に離婚したのは確かにそうするしかなかったんだろうね。
彰良の父が明らかになってみると、よりそう思う。
おじいちゃんは子どもの頃の約束っぽいし、おとうさんに至っては完全に巻き込まれただけで、どうしたら良かったんだろうね。
彰良は階段から落ちた尚哉を見て、つくづく自分が嫌になっちゃったのかな。
きっとハッピーエンドを迎えてくれると信じてるので、続きを待ちます。
でもあの女の子が飲まされたお薬は、彰良なら察して止められたんじゃないかと思ってしまうな…。あの子ももうどうにもならないんだろうか。
Posted by ブクログ
今回は呪物のお話から。漫画やアニメで話題になっているものを取り上げ学問的なテーマに昇華させていくのはさすがだなと。高槻先生の民俗学講義のパートは安定の面白さだった。後半では高槻先生のルーツも明らかになっていく展開に。冷酷なように見えたお父さんにも彼なりの事情や後悔があったのかと…。破られた約束がこれからにどう影響していくのか、楽しみ
Posted by ブクログ
祖父の葬儀に行った高槻と尚哉は、祖父と離婚していた祖母と出会う。
そして祖母から、祖父の若い頃の話を聞き、祖父と取引をしていた何者かの存在について考える。
祖父は、鞍馬の出身だったらしく、天狗は幼い頃からの友達……。
お祖父さん、今まで語られていた話よりは、ずっと家族を愛していたのでは?という。
そして、異捜の山路の依頼で、高尾の料亭から出てきた「鬼女の腕」の調査に来た高槻たちは、またしても本物を引き当ててしまう。
そして、鬼女の血を引くという5歳の少女に鬼女が乗り移り、高槻に「どっちの親が人じゃなかったんだ?」と言い……。
なんと、高槻は異界の血を引いていた!?
そして、巻末のExtraで、お父さん目線の話。
妻の清花が、夫(当時は婚約者)だと思っていたのは、例の祖父の友達?
なにこれ、ホラーすぎるんだけど。
「もう一人の高槻」が、彰良に執着していたのは、単に気に入ったとかじゃなくて、息子だったからなのか。
高槻彰良って、何者!?父親は、誰?若しくは、何?亡くなった祖父は、誰と取り引きをしたの?そして、彰良本人は、何処に行ったの?解けそうで、解けない、謎が謎を呼ぶ………
Posted by ブクログ
読むと悲鳴が、という噂を聞いて戦々恐々としつつも覚悟を決めて読み進めると、なるほどなるほど。
その展開はこのシリーズを読んでいる以上は以前から予想していたことではあったので、今更悲鳴は上げずにすんだが、ついに来る時が来てしまったという妙な諦観はあった。
話がいよいよ進んだというか。
個人的には、その直前の鬼女の真相の方が余程怖かった。
途中まで、それが皆さんのいう悲鳴の理由かと思ったほど。
最初の話は手がかりを知る唯一の相手、祖父が亡くなって途方には暮れたが、久々に渉叔父さんが来てくれたし、高槻先生がまさかのスーパーで講義始めるし、まさかのキーマン、祖母からは惚気話を打ち明けられるし、精神的に安心して読めるパートだったと思う。
それなのに、ああそれなのに。
健ちゃんは(本人曰く兼任ながら)あの人の部下になっちゃうし、何だったらあの人が高槻先生と接触しちゃうし、後半は一気に精神的にくる話に。
それ以上に、前述通り鬼女の話にゴリゴリ精神削られたのだが。
子供が関わる話は、うん、しんどい……
ともあれ、物語はますます加速するのだろう。
ただこの状況で次巻までお預けを喰らうのも、またしんどいという。
そっちの意味で今切実に悲鳴を上げたい。
早く続きを、続きを早く。
Posted by ブクログ
第一章「真夜中の訪問者」第二章「鬼女の腕」extra「妖精のような君」で構成されています。
第一章は11巻のラストで亡くなった高槻の祖父・嘉克の葬儀から始まり、交流の無かった祖母・佐奈子と会い、彼女から生前祖父を真夜中に訪ねてきた『友』の話を聞きそこから高槻家に何があったのかを巡らせます。
第二章は高槻のもとに山路が現れ、歴史のある料亭に伝わる『鬼女の腕』に関する依頼を受ける話です。鬼女の腕の謎を解いていくところからラストにかけては衝撃の展開でした。(ミステリー面に関してはあまり捻りは無く、民俗学というテーマ上、どうしても当時の事を詳しく知る古老が犯人となるのは仕方がない)
extraは高槻の父・智彰からの視点で語られる話なのですが、第一章の佐奈子の話と第二章で高槻たちが遭遇した怪異の発言から考えると答え合わせになる面があるのと、智彰も決して息子である彰良に対して冷淡では無かったという人間の弱さや悩み苦しみがわかる一編でした。
10巻の番外編で語られた高槻の母の過去の話から高槻の神隠しは、おそらく祖父が家を繁栄させるために何らかの契約を異界の者としたことによることで起こったことだろうなと、うっすらと思ってはいましたが、高槻本人のルーツ(おそらく父親が異界の者と考えられる)に関わることになった、また高槻が姿を消すというラストで終わることは完全に予想外でした。
Posted by ブクログ
やっと新刊!と思って読んだら
まさかの両親……
えっ、そっちなの?!って衝撃がありました
約束が少しづつ暴かれていく
かなり進展したのでは?次巻が楽しみすぎ
Posted by ブクログ
第一章 真夜中の訪問者
高槻先生のおばあちゃんから、祖父の話を訊く回。おじいちゃんではなくて、祖父。
祖父が交わしていた約束と、おばあちゃんが見た真夜中の訪問者、キーワード盛りだくさん!
お葬式とお米についての高槻先生の解説と、その後の深町くん・渉おじさん・佐々倉さんとのパーティの描写が白黒とカラフルに感じられて好き。本巻ほぼ唯一の高槻先生わんこゾーン、、でも完全なる大型犬モードではなかった(?)もっとわふわふしててほしいのに、、、
第二章 鬼女の腕
高槻先生と山路、ついに出会ってしまった。
ゼミのテーマ「呪物」の解説から入って、鬼女の腕を祀る料亭からの依頼。最近の高槻深町コンビ本物引きすぎ。最後10ページはよそ見不可の展開だし読み終わった瞬間に新刊情報が欲しくなった。
難波くんはやっぱりいいやつ。
【extra】妖精のような君
高槻先生父の印象が大分変わった回。
一章、二章での過去話にさらに上乗せしてくるかここで!?今までの巻のextraは割とあったかいお話が多かったから油断してたら最後にとどめ刺された。
シリーズの中でこんなに息を止めて読んだ巻は初めてかもしれない…。
「約束」をめぐって物語の核心に迫っているのがひしひしと伝わってくる。早く続き読みたい。
けど、やっぱり高槻深町佐々倉トリオの思わずクスッとしちゃう掛け合いとかご飯のシーン、わふわふ高槻先生を欲してしまう…既刊を読み直そう…。
Posted by ブクログ
【収録作品】
第一章 真夜中の訪問者
第二章 鬼女の腕
【extra】妖精のような君
だいぶ事情が明らかになってきたが、ここで続くか~
次巻が待たれる。
Posted by ブクログ
高槻先生の秘密が明らかに。母方の祖母登場し、その話からやはり元凶は祖父だったんだなと。高槻先生の父視点の話から守られていたんだなと知れたのは良かったけれどラストの展開に続きが気になる。だけど終わりも近いんだなと寂しくもある。