あらすじ
旅先の京都で、高槻は祖父の急逝を聞く。
東京に戻り、叔父の渉と尚哉と葬儀に向かうが、
寺の外で再会したのは、没交渉となっていた祖母だった。
後日祖母を訪ねた高槻達は、かつて真夜中に祖父を訪ねてきた『友』の存在を知る。
やがて秋学期になり、日常が戻るかと思いきや、
高槻のもとに「異捜」の山路が現れる。
そして歴史ある料亭で見つかった呪物「鬼女の腕」の調査を依頼され……。
高槻家を翻弄する約束の謎に迫る第12弾!
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Posted by ブクログ
まさかまさかでした。
軽い気持ちで新刊だーと飛びついたらジェットコースターのごとく新しい事実が出てきて仰天の連続です。
気づいたら12巻とシリーズも結構なものとなっていますが、何度でも読み返したい。
続きが気になる作品ですね。
謎の断片
高槻家の謎、高槻先生の謎、明かされたことはいくつかありますが、まだ残っている謎がいくつもありそうです。
もう一人は何者なんでしょう。
最初から暗さが纏わりつく一冊。
次の巻では異捜が活躍しそうで楽しみです。御崎先生待ってます!
Posted by ブクログ
オモロイ。
物語は、加速する。
まさかの展開。
怪異を描きながらも、そこに描かれるのは、人間の本質。
エンタメに徹しながらも、人の業と、善を描く筆致は素晴らしいです。
せやけど、高槻くんの問題がクライマックスとしても、深町くんのものがたり、おそらくは、高槻の問題解決を経て、得た善知識によって、深町くんが生きる喜びを得ていきることまで、描いてほしい。
今の時代なので、単純に、嫁ができて、子供が生まれてっていう描き方で単純な家族思想に落ちず、みな、男性独身のええやつばかり描かれていて、やや、BL的な匂いもする中、これだけ大変でも、家族というもの、こどもをうみ、育てるなかでの不完全性と、その許容というひらかれた結末になってほしい。
それが、人の闇も描く、人間愛なのだから。そして、そんななかで生まれて生きてる自分たち人間だから。
推しや萌えは肯定しつつも、そこだけで終わることはあかんと思いつつも、こどもを授かる機会すらなく、一人で過ごすことに逃げてるおっさんには、描かれてる世界が、少し綺麗すぎて、不完全をある意味排除してるように思えて、少子化に繋がるメンタリティを反映しているようにも見えます。私、おっさんは、もうええ歳なので、よいですが、これを読む若者たちに、そうではなく、不完全や不安、煩わしさもあるものの、人が生きることは、人と関わることで、家族がなければ、友がいなければ、人は生きていけないこと、その、葛藤のなかで、人が命を紡いでいると言うことを描いて伝えてほしいと、切に願います
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ああ、彰良が消えてしまった。
物語がついに大きく動き出した。
彰良が家族から距離を置かれてたのは愛情があったからなのかとわかって、ちょっとほっとした。
でもだからこそ、余計に辛い展開になるのかと心配でもある。
お祖父さんは異界のものと、どんな契約をしてしまったのだろうか。
Posted by ブクログ
高槻彰良シリーズも、もう12作目に。EXをいれると15冊になる。
ああ…段々と怪異の真相に近づいてきた、とは思いつつ読み進めてきたのだが・・
こんなにも切ない高槻家の謎が隠されていたとは!
そもそもの始まりは祖父で、彰良の神隠しはなるべくしてなったようだ。
しかも、その前に彰良の母が巻き込まれている事が分かった。それは、、彰良が知ると、ちょっといくら彰良でも自分を無くしてしまうほどの衝撃だ。多分。。
彰良が高槻家から遠ざけられていたのは、父の愛情でもあった事が分かっただけでもホッとした。が、家族愛に恵まれず、数奇な運命に翻弄された彰良を思うと胸が痛む。
早く解放されて穏やかな日々を過ごせるように、と願わずにはいられない。
Posted by ブクログ
このシリーズは、読みやすくて面白い。不思議な出来事が人によるものか、人ならざるものによるのか、毎回読んでいてワクワクする。そして今回は、高槻先生の謎に踏み込んだ話だった。なるほど。。と思いながら、気になる終わり方だった。次の展開が気になる!楽しみです。
Posted by ブクログ
いやーーーーー。
そんなのってないよ。
祖父の死からの、彰良の過去もそうとうに衝撃だったし、とうとうあいつと会ってしまったことも気になったけど、そんな、そんなことって。
「破られた約束」の約束って、その約束のこと?!
続きを早く読ませて、、、
でも、こうなったら完結も近いのかと思ったら、それはそれで怖い。
Posted by ブクログ
准教授・高槻彰良の推察第12弾です!
発売日に手に入れ、即読みです!
佳境に入ってきました!クライマックス直前って感じ!
今まで明かされていなかったことがかなりわかってきました。
うーん、大変なことになった。
わー!どうなるんだろう。
次が待ち遠しい。
今回は本編2本と番外編1本。
本編も番外編も見逃せないお話でした。
読み終わった人と語りたい笑
高槻彰良って、何者!?父親は、誰?若しくは、何?亡くなった祖父は、誰と取り引きをしたの?そして、彰良本人は、何処に行ったの?解けそうで、解けない、謎が謎を呼ぶ………
Posted by ブクログ
読むと悲鳴が、という噂を聞いて戦々恐々としつつも覚悟を決めて読み進めると、なるほどなるほど。
その展開はこのシリーズを読んでいる以上は以前から予想していたことではあったので、今更悲鳴は上げずにすんだが、ついに来る時が来てしまったという妙な諦観はあった。
話がいよいよ進んだというか。
個人的には、その直前の鬼女の真相の方が余程怖かった。
途中まで、それが皆さんのいう悲鳴の理由かと思ったほど。
最初の話は手がかりを知る唯一の相手、祖父が亡くなって途方には暮れたが、久々に渉叔父さんが来てくれたし、高槻先生がまさかのスーパーで講義始めるし、まさかのキーマン、祖母からは惚気話を打ち明けられるし、精神的に安心して読めるパートだったと思う。
それなのに、ああそれなのに。
健ちゃんは(本人曰く兼任ながら)あの人の部下になっちゃうし、何だったらあの人が高槻先生と接触しちゃうし、後半は一気に精神的にくる話に。
それ以上に、前述通り鬼女の話にゴリゴリ精神削られたのだが。
子供が関わる話は、うん、しんどい……
ともあれ、物語はますます加速するのだろう。
ただこの状況で次巻までお預けを喰らうのも、またしんどいという。
そっちの意味で今切実に悲鳴を上げたい。
早く続きを、続きを早く。
Posted by ブクログ
第一章「真夜中の訪問者」第二章「鬼女の腕」extra「妖精のような君」で構成されています。
第一章は11巻のラストで亡くなった高槻の祖父・嘉克の葬儀から始まり、交流の無かった祖母・佐奈子と会い、彼女から生前祖父を真夜中に訪ねてきた『友』の話を聞きそこから高槻家に何があったのかを巡らせます。
第二章は高槻のもとに山路が現れ、歴史のある料亭に伝わる『鬼女の腕』に関する依頼を受ける話です。鬼女の腕の謎を解いていくところからラストにかけては衝撃の展開でした。(ミステリー面に関してはあまり捻りは無く、民俗学というテーマ上、どうしても当時の事を詳しく知る古老が犯人となるのは仕方がない)
extraは高槻の父・智彰からの視点で語られる話なのですが、第一章の佐奈子の話と第二章で高槻たちが遭遇した怪異の発言から考えると答え合わせになる面があるのと、智彰も決して息子である彰良に対して冷淡では無かったという人間の弱さや悩み苦しみがわかる一編でした。
10巻の番外編で語られた高槻の母の過去の話から高槻の神隠しは、おそらく祖父が家を繁栄させるために何らかの契約を異界の者としたことによることで起こったことだろうなと、うっすらと思ってはいましたが、高槻本人のルーツ(おそらく父親が異界の者と考えられる)に関わることになった、また高槻が姿を消すというラストで終わることは完全に予想外でした。
Posted by ブクログ
やっと新刊!と思って読んだら
まさかの両親……
えっ、そっちなの?!って衝撃がありました
約束が少しづつ暴かれていく
かなり進展したのでは?次巻が楽しみすぎ
Posted by ブクログ
第一章 真夜中の訪問者
高槻先生のおばあちゃんから、祖父の話を訊く回。おじいちゃんではなくて、祖父。
祖父が交わしていた約束と、おばあちゃんが見た真夜中の訪問者、キーワード盛りだくさん!
お葬式とお米についての高槻先生の解説と、その後の深町くん・渉おじさん・佐々倉さんとのパーティの描写が白黒とカラフルに感じられて好き。本巻ほぼ唯一の高槻先生わんこゾーン、、でも完全なる大型犬モードではなかった(?)もっとわふわふしててほしいのに、、、
第二章 鬼女の腕
高槻先生と山路、ついに出会ってしまった。
ゼミのテーマ「呪物」の解説から入って、鬼女の腕を祀る料亭からの依頼。最近の高槻深町コンビ本物引きすぎ。最後10ページはよそ見不可の展開だし読み終わった瞬間に新刊情報が欲しくなった。
難波くんはやっぱりいいやつ。
【extra】妖精のような君
高槻先生父の印象が大分変わった回。
一章、二章での過去話にさらに上乗せしてくるかここで!?今までの巻のextraは割とあったかいお話が多かったから油断してたら最後にとどめ刺された。
シリーズの中でこんなに息を止めて読んだ巻は初めてかもしれない…。
「約束」をめぐって物語の核心に迫っているのがひしひしと伝わってくる。早く続き読みたい。
けど、やっぱり高槻深町佐々倉トリオの思わずクスッとしちゃう掛け合いとかご飯のシーン、わふわふ高槻先生を欲してしまう…既刊を読み直そう…。
Posted by ブクログ
高槻先生の秘密が明らかに。母方の祖母登場し、その話からやはり元凶は祖父だったんだなと。高槻先生の父視点の話から守られていたんだなと知れたのは良かったけれどラストの展開に続きが気になる。だけど終わりも近いんだなと寂しくもある。