あらすじ
ゼミ合宿の写真を見ながら、
尚哉は写真にまつわる高槻の講義と、
ある絵についての依頼を思い出す。
それは女子校の美術部にある絵で、
「絵から抜けだした女を見ると呪われる」らしい。
高槻は早速調査に向かうと言い出すが……。
ほか、ゼミ合宿の裏側で起きていた、沙絵、そして難波のお話や、
イギリス時代の渉と高槻の
「妖精が入っている箱」についての切ない秘密、
佐々倉の誕生日祝いなど、
謎と思い出がいっぱいの番外編!
感情タグBEST3
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オーディブル視聴。
脇キャラクターたち目線のスピンオフが主体の短編集。シリーズ通して基本善い人達が多い作品なので、物語は不穏でも心温まる気持ちで読めて良き。
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沙絵さんの過去からよっちゃんに繋がっていく話や、佐々倉が異捜にちょっと絡んでくるところとか、EXはキャラの深掘りして読めるのがいい。本編が益々楽しみになってきた。
そして、難波くんはホントいい奴だな。
スッキリするミステリー
シリーズの特別編で短編が何作かで構成されてます。怪奇要素のあるミステリーだけど読んで怖くて眠れないといった類いではない、すごーーーく難解では無いので、読み返したりしなくてもスッと読める
続編が待ち遠しくなる作品です。
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やっと読み終わった・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ちょこちょこ読みしてたから買ってから結構時間経ってるよね?(゚∀゚)
今回の新作はExだけど、本編みたいなお話もあったな。
絵は下手くそだし芸術センスは皆無だけど、美術部は美術部なりの悩みもあるんだなって思っちゃったΣ('◉⌓◉’)
読んでる途中でトリックはなんとなく予想はついてたけど、、、
確かに女性か男性の問題も出てきちゃうよな( ゚д゚)
沙絵さんの過去がついに!
すごく長く生きてるんだろうとは思ってたけど予想よりめっちゃ長く生きてるんだな(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
その分いろいろ経験してるけど、やっぱり不老不死って寂しいよね(´;ω;`)
自分を犠牲にするのもやめて欲しいよ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
いくら死なないからって、、、
そして難波くんはやっぱり良いやつだなぁ♪( ´θ`)ノ
深町くんのことをすごく大事にしてて(゚∀゚)
高槻先生の子供の頃のお話!
と言ってもある程度大きくなってイギリスでの生活♪( ´▽`)
アパートの人たちも楽しそうだな(о´∀`о)
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八百比丘尼ぃ…そうだよな、そうなるよな…なんかもう恨みも悲しみもなく、好きなモノの描写すらフラットな感じが出てなおのこと物悲しいぃ…高2の彰良先生かわいいぃ…
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相変わらずの面白さ
エクストラは高槻先生と深町君の周囲の人達の物語。
それぞれの思いや願いが描かれていて、みんな優しいなぁとほっこり。
本編のサイドストーリーでもあり、もう一度本編を読み返して物語に深く入り込む感じがゾクゾクワクワクする。
本編も佳境、早く続きが読みたい
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シリーズ番外編第3弾。
沙絵さんのお話「山の向こう」が切なかった。八百比丘尼になってしまった経緯、好きになった人たちをいつも見送ることになってしまうことなど、にぱっとした笑顔の裏にある沙絵さんの人生が重いです。
佐々倉さんの誕生日話「誕生日を祝おう」も好きです。
本編11巻のゼミ合宿の裏側がよく分かって楽しめました。本編12巻も楽しみです。
泣けた。。。
お話それぞれのエピソードに、幸せになって下さい!そう願わずに居られない刹那さが有り泣きそうに、いや、泣けたから。。。。お願いだからさぁ。。。1人として泣かないで、苦しまないで、強がらないで、辛くならないでと力が入ってしまった。
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読みたかった話が詰まった、まさしく珠玉の番外編。
高槻先生の講義も堪能できたし(そして単発の事件としても楽しめるというね)沙絵さんの過去話も拝めたし、個人的に推しの渉さんのお話に大興奮。
そして、今回更に株を上げた難波君……もう彼の人の良さは天井知らずである。
ずっとずっとそのままでいてください。
彼の人となりが、きっとこの先更なる困難を迎えそうである尚哉の救いになる筈だから。
佐々倉さんの誕生日話を読んだ後だと尚更そう思う。
異捜の影響がこんなところにまでと恐ろしくなったので。
異捜というよりは山路さんの影響と言ってもいいかもしれない。
ここでも怖い、この人は、怖い。
個人的に驚いたのは、沙絵さんの話。
難波君の話とセットで11巻の裏話になっているのだが、まさか沙絵さんの過去の話をここまで開示してくれるとは思わなくて。
それに樹海での件も……そ、そこまで開示しなくても(震え)
色々な意味で衝撃的だった。
密かな悶えポイントとして、その沙絵さんの話でちらっと登場した御崎先生がある件で揶揄われて顔を赤くしたことを最後に挙げておきます。
ご馳走様でしたー!(合掌)
詳しく知りたい方は、この番外編と『憧れの作家は人間じゃありませんでした』全4巻を一気読みしてください。
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美術準備室の呪いの話、そうかぁ。
女子生徒たち、一生懸命だったんだよね。
その後の話も、ちょっと切なくて、でも、よかった。
沙絵さん、切ない。過去の話も、現在の沙絵さんの心境も。
高槻先生と関わる中で、沙絵も幸せになってほしい。
それが、どういう状態なのかは、私にはわからないけれど。
高校生の頃の彰良と健ちゃんの話、いいねぇ。彰良に健ちゃんがいて本当によかった。渉たちも好き。
しかし、つくづく山路ってやつは(怒)
でも、実は、色々こじらせてるけど、ほんとはいいところもある、、、なんてことはないのかなぁ。
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どの話もよかったけど、やっぱり難波くんの話が1番良かった。
本当にいい奴!
尚哉、本当に難波くんという友ができて良かったね。難波くんちゃんと人の事を考えられて思いやれる人だなぁ。私もそーなるよう頑張ろ!
八尾比丘尼のサエの話も切なかった。
彼女からの視点で描かれる、前作の話は胸が痛い。
そして健ちゃんもやっぱりいい!
話は、何処へ?
御崎禅!何処かで聞いたことの有る名前!そうか、異捜の山路、林原……あの話と、繋がってるんだ!
彰良の過去を知ると思われる祖父の死……話は、何処に向かって行くのだろうか?
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今回は番外編で、第一章「美術準備室の女」第二章「山の向こう」第三章「俺の友達の地味メガネくん3」第四章「妖精の小箱」第五章「誕生日を祝おう」で構成されています。
第一章はいつものシリーズらしさを感じる内容で作中で出される絵の来歴はホロリとさせられるものでした。
第二章と第三章は11巻目の第二章「入ってはならない場所」で起きた出来事を沙絵の視点から描いた話と難波の視点から描いた話で、彼らがあの出来事をどう捉え高槻や深町に対する感情が描かれて読み応えがありました。特に沙絵の過去の話が具体的になっていたのと彼女の人間への感情に深い愛情を感じます。
第四章はイギリスにいる高槻の叔父・渉が高槻のイギリス滞在時に起こった出来事を振り返ったもので、ラストのとある人物とのやりとりなど、次の12巻の内容に期待を持たせるようになっていました。
第五章は佐々倉の誕生日祝いの話で、高槻との過去や現在の不穏な面も出されつつも、ホッとさせられる話でした。
個人的にはあらすじにもあるように今回の番外編は事件関係者や登場人物達の『思い出』にまつわる話をテーマにしたようで、次巻の展開に関わる不穏さを感じる面はあれど、どこか優しい気持ちになれる内容でした。
本編11巻の裏側
またまた異捜の三人が出ます!
11巻に引き続き、憧れ~を読んでいたほうが楽しめると思います。
それぞれのキャラ視点での他キャラの捉え方はこうなのかとすごく興味深かったです。
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今回は番外編的な五章が掲載されています。
第一章 美術準備室の女
第二章 山の向こう
第三章 俺の友達の地味メガネくん3
第四章 妖精の小箱
第五章 誕生日を祝おう
個人的には第三章がよかったです。
前11巻のゼミ合宿を難波の視点で書かれています。チャラそうだけれど、尚哉のことを観察してほどよい距離をとりながら友達でい続ける。彼の視点では「当たり前」のように書かれているけれど、多くの人たちが離れていっている事実を踏まえると、決して簡単なことではない。
尚哉、よかったねぇ。とお母さん視点で読んだ話でした。
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シリーズ外伝第3弾。
第一章の女子高美術部の謎は新話。
残り4話は八百比丘尼、難波と深町尚哉の友情、彰良の英国生活、彰良と健司の友情。
富士の樹海での八百比丘尼絡みが2話あって本編でのインパクトが忍ばれる。
外伝ながら本編の舞台回しの側面もあり、健司に異捜の手が伸びる。
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ほんと、難波みたいなお友だちができてよかったね。健ちゃん視点で見ると、一生懸命繋ぎ止めてきたんだなぁと切なくなる。みんな幸せになってくれ。
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難波はやっぱりいい友達だよね〜高槻彰良の友達の健司のようなポジションになるのかな?
印象になった言葉
彰良も深町も何かに追い立てられるかのように、やばい方へ突き進めている気がしてならない。あの二人だけではない。健司の周りの何もかもが動き出している。
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本編ストーリーは主人公目線での進行だけれども
こちらは違うサブキャラ目線で見るので
読んでいて飽きませんでした!
本編ストーリーも核心的なところに入っていて
どんどん面白くなってきているので楽しみです。
今回の中では、さえのお話がとても印象的でした。
エクストラの良さが出ていると作品と思います。八百比丘尼の沙絵さん話は、よくある八百比丘尼の話でしたが、将来の沙絵さんがどのようになるのか、どのように過ごしてゆくのか、すごく興味を持ちました。EX4で期待しています。
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シリーズ番外編、本編の裏側が覗ける感じが好きです。
今まで気になっていた八百比丘尼の沙絵さんの生い立ちが描かれていて、これはよかったです。
あと難波くんはめちゃくちゃ良いヤツ!大好きです。
深町くんと高槻先生の周りにいるみんなが優しい。
本編の続きも気になります。
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番外編集第三弾。とある高校の美術準備室にある絵から少女が抜け出すという話を調査に行く『美術準備室の女』。人魚の肉を食べ不老不死の身になった沙絵の過去を描く『山の向こう』。尚哉の友人・難波から見たゼミ合宿の日『俺の友達の地味メガネくん3』。高槻の叔父・渉が回想するイギリスでの日々『妖精の小箱』。佐々倉と彰良の誕生日の思い出『誕生日を祝おう』。
本筋と特に関係ないが、『美術準備室の女』に出てくるお化け屋敷プロデューサーの言葉が印象的だった。
「私がやってるのは、物じゃなくて体験を売る仕事だから。お化け屋敷を出た後は、できれば『楽しかったなぁ』っていう思い出を抱えて家に帰ってほしいんだよね。だから、『楽しい』と『怖い』の塩梅についてはいつも気を遣う。『怖い』が好きな人にはちょっと物足りないくらいが、商品としては正しいんだ」
遊園地にあるお化け屋敷としてはこれが正解なんだろうなぁと思った。
あと『妖精の小箱』が、必ずしも妖精が良きものとして描かれていないところがあちらの妖精譚っぽいなと思った。日本人はファンタジーなものとしてティンカーベルのイメージがあるからか良いイメージ持ちがちだけど、本来人間と相容れない価値観のものだからこういうことは本当にありそう。
Posted by ブクログ
サエさんの知り合いのヨッチャンが何者か分からず、とんでもない目にあったのにアッサリ終わったあの回の、サエさん視点が良かった。スピンオフしてきたっぽい作家さんはきっと前の作品の方だから読まんといかんかなぁ。甘々系好きじゃないのだけれど…
見た目はチャラ男の気遣い男ナンバくんにハート。
見た目はヤクザの保育士ササクラさんは苦労性。そして貧乏くじ引きがち。そんなあなたが私は好きよ。
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【収録作品】
第一章 美術準備室の女
第二章 山の向こう
第三章 俺の友達の地味メガネくん3
第四章 妖精の小箱
第五章 誕生日を祝おう
第一章は一応ミステリ。
第二・三章は、前作の事件を沙絵・難波の視点で描く。
第四章は、イギリスに住む高槻の叔父・渉視点。イギリス時代の彰良の話。
第五章は、佐々倉視点。
同じ事件を別の視点から見られるのはありがたい。
本編はいよいよクライマックスになりそうなので、その前の外伝はちょうどいい。
Posted by ブクログ
シリーズの外伝第3弾
早く本編の続きを読みたいんですけど!今回ばかりは外伝より本編を!!
って思ったけど、あの事件の裏側とか、あの時この人はこんなこと考えていたのかとか、これから始まるであろう出来事の振り返りと予告とか、キャラクターたちに起こっていた事柄が立体的になるからやっぱりおもしろい
小さな幸せの日常も垣間見れるし
隣にあったはずの怪異に片足が浸かって、今や半身ほど飲み込まれている高槻先生と深町くん
続きが気になる