【感想・ネタバレ】准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影のレビュー

あらすじ

怪異大好き准教授・高槻の元に「遊園地のお化け屋敷の鏡に幽霊が映る」という調査依頼が。長野での記憶を失って以来元気がない高槻を心配した尚哉は、彼を外に連れ出そうと依頼を受けることを勧めるが――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2021年出版。シリーズ第6作。設定上、残る大きな謎に踏み入って行く…。本筋とは別の小さなエピソードで「マッハババア」が出て来たり。丁度アニメで「ダンダダン」をやっているので面白い同期だなぁ…などと思いつつ、勿論単独で充分に面白い。シリーズ初期と違い、異界は事実として描かれていく。第一巻だけ読んで「なあんだ…」と諦めないのが吉。

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2024年12月21日

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先生の人間関係にふかまち君が踏み込んでいけたのがとても嬉しいです。
グイグイ話を進めてもらえるのは、購入意欲に繋がります!
これからも楽しみにしてます。

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2024年05月28日

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ネタバレ

お化け屋敷の話、夕飯の時に佐々倉さんが見たものについて高槻先生が色々聞いたりハイテンションになったりして佐々倉さんだけが青ざめそう
大型犬モードがまた見られてホッとした
ピタリと足を止めて無言でスマホを取り出し佐々倉さんに電話する高槻先生大好き

天狗様の話は荒れそうだなと思ったけど意外な結末。彼女のことを見なかった家族が彼女を狂わせてしまった

「もう一人の高槻」の出現率が高まってるし、主張が強くなってきている
その正体がめちゃくちゃ知りたい
執着心強めなの推せる

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2024年03月15日

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ネタバレ

お化け屋敷の幽霊
 シーズン2って感じかな。深町の過去に触れて一旦迎えたクライマックスを終えてもういちど高槻彰良の日常が帰ってきた。いつも通りの枯れ尾花。でも最後にはっきりと示してくれたことは僕も嬉しかった。「知ることに意味はあった」。知らないことは怖いから知りたい。嫌なことであっても、現実は何も変わらなくても知りたい。だって知らないことは怖いから。これからの僕の人生において大事な言葉だと思う。

肌に宿る顔
 高槻先生の講義の内容と事件の内容は被ることが多い。今回のジェットババアと人面瘡がどう結び付くのかわからなかった。というより元から怪異ではない前提で話が進むから何がミステリーかすらわからなかった。最後まで読んでわかったけど、なるほど「追いかけてくる女の恐怖」か。家父長制云々に関わらず妄執を抱いて追いかけてくる女は恐ろしい。のみならずその派生である口裂け女にはもう1つの特徴がある。それは「外見のコンプレックス」。醜い自分を嫌い、肯定してくれる存在を求める百合子は口裂け女を模した怪異と言えるかもしれない。

紫の鏡
 作者の術中に嵌まったって感じがする。怪異かトリックか!?みたいなタイプのミステリーは怪異が出てきてもせいぜい匂わせで終わるものだ。間違いなく怪異が出てくるようなミステリーは三津田信三くらいしか心当たりがない。高槻シリーズも大体はそうだった。深町の過去の話になるから特別くらいに思っていたが、ところがどっこい。きちんと怪異を出してきた。これからはトリックか怪異か慎重に見極めなくてはいけなくなったってことだ。シリーズを続けるにあたってそう来たかとうならせる話だった。

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2023年11月28日

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2023.10.07 Audibleにて

どんどん面白くなってく気がする。
今作は、死者の祭りからの帰還後から始まる。
フカマチくんが、どんどんササクラさん並みに、過保護化してくの面白いなぁ。

概要は、
フカマチくん初めての遊園地!!
お化け屋敷の噂の真相は!?
高槻先生の従兄弟の婚約者が人面瘡になったので見て欲しいと依頼される高槻先生と従兄弟の20年以上?ぶりの再会!?
久々、サイトに投稿された、お母さんが鏡の中に入っちゃったのでは、という紫鏡にまつわる依頼の話
の3本立て。

以下、ネタバレあり。
遊園地回良かったなぁ~
フカマチくんが最初に何乗るかって、後の3人が一所懸命話し合った末に、結局ササクラさんが強引に乗り物連れてったの面白かった。
ササクラさんは、見えるから幽霊嫌いなんだろうな。高槻先生から、本当の幽霊見たって知らされた時どんな反応したんだろ。気になる。

高槻先生の従兄弟が、なんだか可愛らしくて、この先もずっと、変わらない関係で居て欲しいなって思う。イロイロ高槻先生の過去や、家族とか知ってるのに、塩対応なのは、嫉妬からだってわかった時、いじらしくてたまらなかった。また、出てきて欲しいなぁ~

もう1人の高槻先生が、濃くなってきた。
もしかしたら、高槻先生は、真相を知ることができないのかもな。多分知ることになるのはフカマチくんとササクラさんなんだろうけど、その時2人は高槻先生に真相を言うのかな。

は~面白いなぁ~
好きだなぁ~

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2023年10月10日

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23/8/18〜8/23

5まではaudibleだったので、初めて字で読む

嘘をついた時の声の歪みは、フォントで表現していたのか

これまでのaudibleのおかげで、それぞれナレーターさんの声で脳内再生されて楽しい

肌に宿る顔、が怖かった
以前からの母親の妄信のエピソードと言い、人間の心のありようの方が妖よりも怖いなぁ

『憧れの作家〜』の本が出てきて、やっぱり世界観がリンクしてるんだとわかり嬉しい

先が読めないストーリーで、続きが楽しみ

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2023年08月26日

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怪異とみせかけた事件のようなものが多かったが、前巻に続き本物の怪異が登場するようになり、とても面白い。

もう一人の高槻への謎が深まるばかりだった。

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2023年08月17日

購入済み

死者の祭りから帰ってきた高槻たちは日常に戻る。
高槻が危険に陥るたびにもう一人の高槻が彼を助けます。何の目的で高槻を守るのか、今後明かされるのが楽しみです。

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2023年08月04日

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怖かったし、もう読んでるこっちが、もうそれ以上はやめたほうがいいよって思う。なんかふたりとも危険な方に向かってる気がする。

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2023年07月22日

ネタバレ 購入済み

物語は新たなステージに

「もう1人の高槻先生」の存在が大きくなってきた。高槻家の人々、本物の怪奇などの登場により、連載当初と比べると物語は新たなステージに入ったと感じる。今回も面白かった。これからの展開が気になる。

#ドキドキハラハラ #カッコいい

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2022年12月27日

購入済み

沼にハマっていく

一巻から通じて高槻先生の人となりが明かされてその人物像の深さが描かれ、尚哉くんは他人を拒絶することでしか自分を守れなかったはずが長野の件を経て成長して。

そこにいろんな人が関わって、今後、二人とも成長していくのだろうなと窺わせる話でした。
35歳と20歳が。一回り以上離れてるよ(笑)

でもやっぱり長野のときに黄泉から高槻先生が尚哉くんを守ろうとした方法について、高槻先生を糾弾して欲しかったと思ったり。無茶が過ぎると怒りたくなりますよね。
なんて、どうして私まで過保護連盟みたいなこと言ってるんだろう。

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2022年10月15日

購入済み

朝から温かい気持ち

このシリーズがどれだけ好きか表すのをもう諦めます。ただ大好きです。各登場人物は、人間ではない含め、みんなが温かくて心が洗われる気がします。

。。次に会うのが待ち遠しいです。

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2021年07月09日

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シリーズ6作目。
前作から深町くんが頼もしくなってる気がする。
髙槻先生の過去やら、
新たな親戚やら出てくる。
第3章は本当に怪異の話しでゾワっとした。

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2025年11月19日

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シリーズ第6弾です!
audibleにて。再読。
ミカヅチシリーズをaudibleで聴いた時はちょっとイメージと違うかもと思いましたが、高槻シリーズは違和感がなく聴けてます。

今回は番外編なしの本編3本だて。
『紫鏡』の回は好きですね〜。
前巻で尚哉の祭りが決着して、でも本当の怪異にあい、だんだんと怪異に近づいている2人。

それまでは人が起こした怪異で、人怖でしたが、この巻あたりから本物率高くなります。
まぁ、怖いという事はないですけどね〜。

尚哉がだんだん成長してるのが嬉しくなります!

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2025年11月11日

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ネタバレ

夏休みの謎の盆踊りから命からがら逃げ出した尚哉たち。
やっぱり何かが変わったのか?

高槻の過去を知る者が現れたり、高槻の母が初登場したり、核心部分に近づいてくのか?
まだまだ続きあるけど……。

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2025年02月15日

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今回は箸休め的な回…かと思いきや。いや前回の経験を経て深町の成長が垣間見えたり、あいだの章も高槻の一族に関する新たな情報が出てきたりと、メインストーリーは進んでいたものの。最後の章のどんでん返しには驚いた。今回のテーマは副題の通り鏡。一口に鏡と言っても展開の広げ方にはいろいろなアプローチがあって面白いね。

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2024年11月14日

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ネタバレ

鏡に映るものは、自分の本当の姿。自分の偽りの姿。幽霊。異世界。
鏡って、生活に普通にあるものだけど、怪異と相性がいい気がしますよね〜。夜中はあま りジーッと見たくないような。

『肌に宿る顔』では、高槻の過去の話や、高槻の母親が登場し、高槻自身の秘密が少し明らかに。そして、『紫の鏡』では、高槻の中にいる、もう一人の高槻の存在が少しでてくる。
まだまだ謎は深まるばかり。
記憶が途切れてしまう高槻に対して、「記憶の外部メモリー」として、側にいることを決意する深町君がいいよね~。

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2024年10月30日

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少しづつ尚哉がたくましくなっていくのが頼もしい。
時折高槻を叱咤激励している雰囲気が微笑ましく、強くなったと感じる。
紫鏡では『もう一人の高槻』登場。不穏な感じがありつつも悪とも言い切れない雰囲気。すごく気になる。

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2024年10月25日

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嘘を聞き分ける耳をもつ大学生・尚哉と都市伝説や怪異を研究する教授・高槻のシリーズ6作目。

前作のラストの話で、記憶を失ってから体調を崩していた高槻を心配する尚哉。ちょうど依頼のあった"遊園地のお化け屋敷"の怪異について、普段とは逆に尚哉が積極的に調査に誘うことに。これまでの家族や友人との関係から縁のなかった遊園地を、この機会に楽しむ尚哉とそれを見守る高槻、佐々倉、瑠衣子がほほえましい。怪異の真相もオチが良かった。
「肌に宿る顔」では、高槻の疎遠になっていた従弟・優斗から婚約者の肌に人面瘡ができたと相談がきて、高槻と尚哉が婚約者のもとを訪れることとなる。人面瘡を訴えることになったこの女性が育ってきた境遇がただただ不憫。真相が表には出なかったが、今後両親から軟禁レベルのような扱いを受けるのではと思ってしまう。
「紫の鏡」では、本物の怪異がまた登場する。依頼人・志穂の実家の旅館にあるという"紫鏡"の調査依頼を受けた高槻と尚哉。志穂の母たちは自業自得の部分もあるかもしれないが、取り込まれた人たちがどうなったかが不気味。敵でもあり、味方でもある"もうひとりの高槻"。

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2024年09月01日

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高槻先生のいとこ、優斗が登場。自分に気づいてくれた、高槻先生との記憶を、抱きしめながら生きてきた百合子さん。自分は歪んだ鏡だ。自分をみてほしい。でも、百合子をいつだってみてくれて、心配してくれた未華子さんがそばにいた。「肌に宿る顔」はいい話だった。 高槻先生の中のもう一人は、味方なのかもしれない。今回の尚哉はかっこよかった。―ほら。大丈夫だったでしょう 僕が覚えてたから。知れたでしょう

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2024年08月01日

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ネタバレ

長野での祭からの帰還後のエピソード3編。サブタイトルにもある「鏡」がそれぞれの話のキーワードになっていて、一冊をまとめあげる芯になっていたと思う。
「お化け屋敷の幽霊」は長野のショックから高槻先生と深町くんの日常に戻る位置づけのエピソード。皆でワイワイとエンタメを楽しむ姿、大分ほっこりする。やっぱり、ちょっと霊感ありそうな佐々倉さん好きだなあ。「肌に宿る顔」は一転、「天狗様」だった高槻先生の過去に踏み込む。謎や疑念の多い高槻家だけども、いとこの優斗は普通に良い人そうなのが救いだ、と読後感として抱いている。高槻ママの実物も出てきたが、今はそんな感じなのか。今後も登場するのだろうか。
3編目の「紫の鏡」は、ガチの怪異だった。長野のあの後にホンモノがくるとは思わず、密かにびっくり。そして高槻先生の中にいるもう一人に対する、深町くんの解像度が上がっていっている。確かに、何かしら高槻先生に対して執着がありそうなんだよなあ。もう一人と、深町くんとの絡みも今後あったりするのだろうか。なにはともあれ、「記憶の外部メモリ」としての新な関係性に進展した高槻先生と深町くんの物語はどんどん面白くなっていて目が離せなくなっている。

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2024年07月13日

Posted by ブクログ

第1章は、この時期にぴったり、夏の風物詩、お化け屋敷が舞台でした。不確かですが、私の記憶では、「富士Qに似たようなのがあったような」と思いました。私は絶叫系もお化け屋敷もダメなタチなのであまり遊園地に縁がありませんが。登場人物たちと一緒に楽しんでいるように感じられました。

第2章では、高槻先生のいとこ登場しました。結婚を前に何やら不穏なことがおきているようで…。先生が「天狗様」だった時代を知る者はあまり登場しないので、不謹慎ですが、また新たな情報を得られるのでは…と思って期待しちゃいます。

第3章『紫の鏡』は私もこの本を読むまで忘れていましたが、「20歳まで覚えていると死ぬ」という怪談についてでした。20になってから読んでよかったです…。迷信とわかっていても、怖くて眠れない夜を過ごしていたと思います。

やはりこのシリーズの醍醐味はたまに「ホンモノ」のかいいが出てくるところです(*^^*)

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ムラサキカガミは私が子供の頃にもあったなぁ…二十歳になるときには全然意識してなかったと思うけど、聞いた当時はそれなりにぞっとして怖かった気がする。
目を凝らせば意外とすぐそばに異界は開けているのかもねぇ

お化け屋敷やや苦手なんだけどんだけど久しく行ってないしちょっと行ってみたくなった。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

深町くん、本当に成長したなーとこちらもうれしくなってくる。高槻は高槻で暗い陰を背負っているけれど、周囲と関わることに抵抗はないし、むしろぐいぐい行くタイプ。のわりに、絶対に手を離さないぞ!と覚悟があるのは深町くんの方だよなーなどと思った。

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2023年11月01日

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前作の衝撃的なオチを引きずる高槻彰良。記憶を取り戻したはずが「もう一人」に記憶を取られた事は自分の過去を解明したい彰良にとって致命的であった。そんな先生の力になろうとする深町は依頼を受ける事で回復してもらおうとする。
お化け屋敷の考察は面白い。「ハレ」と「ケ」の役割や歴史が分かり現代に繋がる民俗学といった内容だった。
人面瘡は民俗学な考察は少なく過去の亡霊といった所。登場人物は次の布石か?
鏡は確かに異界の入り口とも思える。八咫の鏡が三種の神器にあるように日本古来の話と相性が良い。
全体的にシリアス度が増してきているのが今後の展開を想像させて面白い。

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2023年10月03日

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あからさまに異界に触れてしまう話と日常のミステリが混在しているので、これはどっちだ、となってしまいついつい読み進めてしまうのが罠

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2023年09月10日

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シリーズ6作目。深町くんが幼い頃に迷い込んだ祭りの謎を調べた後の話。相変わらず講義に出てくる怪異の話が面白い、紫鏡とか懐かしい小学生の時流行った、と微笑ましくなった。深町くんの真っ直ぐさや意地らしさに胸を打たれる。深町くんが自分から人に関わろうとするのが成長したな、と嬉しくなる。

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2023年07月04日

ネタバレ 購入済み

わぉ!

やっと、怪異らしい怪異が出てきた!いつも、偽物ばかりじゃ、つまらない(笑)
けれど、出て来たら出て来たで、不気味だなぁ。お化け屋敷の鏡に映る子供の幽霊、異界に通じる(異界から、手が出て来て、引っ張り込まれる)鏡とか….….
けれど、姉に成り代わりたい双子の妹の話も、怪異じゃないけれど、充分ゾッとした。高槻先生は、どうなって行くんだろう?怖いけれど、知りたい。

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2023年05月24日

Posted by ブクログ

シリーズが深まるにつれ興味も増す。

高槻は念願の怪異に遭遇しても記憶に残せない、という設定は秀逸。

そこにはもう一人の(裏の?)高槻が絡んでくるのだが、実は表の高槻を守るためらしい。

この謎は解き明かされるのか?

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2023年01月06日

Posted by ブクログ

民俗学、って面白いんですね、知らなかった。
高槻先生の秘密が少しずつ明らかになります、本当に少しだけど。

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2022年09月18日

H

購入済み

第6巻もこれまでと同じように、不可解な事件を解いてゆくのですが、それに加えて徐々に高槻准教授と深町君の心理・感情へと、主題が移っていっているようです。民俗学の内容も毎回知らないことが知れて知的興味を満足させています。それに加えて、高槻准教授と深町君の心理・感情に高槻准教授の過去が加わり、面白さが増して来ました。

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2022年01月24日

Posted by ブクログ

彰良が危うくてハラハラする。
尚哉は健気で応援したくなる。

人知の及ばない存在が恐ろしい。

黒木、むかつくむかつくー!

――
お化け屋敷/ジェットババア/人面瘡/紫鏡

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】第一章 お化け屋敷の幽霊/第二章 肌に宿る顔/第三章 紫の鏡

第二章の狂気は、お化け屋敷より怖い。
第三章では、高槻の中の彼が助けてくれたわけだが、その彼が過去を思い出すのを邪魔しているということは、思い出すのは高槻のためにならないと彼が考えているのだといえよう。どれほど怖い過去なんだろうか。あの母親の狂気よりも恐ろしいものなのか。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

だんだんと1話完結より、彰良先生の秘密に迫ってきてる。
人面瘡で、いとこが出てきて、最終的には和解。私は50過ぎても〇〇ちゃん、〇〇くん呼びだけど(笑
お化け屋敷でも、高槻と意気投合するプランナーも出てきて、味方が少しずつ増えてくれるのかな。
もう一人の高槻が、かなり意思を表現してきてて、この先どうなるのか楽しみ。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ

怪異ではなかった話は、高槻先生の鋭い観察力が冴えて、真相がわかるパターンだった。
怪異の話は不気味。消えた人々の家族は悲しんでるのに、淡々とした印象を受けた。

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2023年03月17日

Posted by ブクログ

シリーズ第6弾
「お化け屋敷の幽霊」「肌に宿る顔」「紫の鏡」の
3編を収録。
長野で黄泉比良坂に迷い込んだ時、走馬灯のように
高槻は記憶を取り戻した
しかし、もう一人の高槻によって記憶を消された。

だから、一緒にいる尚哉はそれを記憶する
目撃して、対峙して、その全てを高槻先生に報告する
そう約束したから。
本物の怪異も出て来て、もう一人の高槻との遭遇率も
高くなってきている。
ドキドキしながら次を読みます♪

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2022年12月03日

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