【感想・ネタバレ】准教授・高槻彰良の推察3 呪いと祝いの語りごとのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月08日

今回は不幸の手紙と鬼について。
不幸の手紙はよくある話だが、元は幸福の手紙が元であるという。出せば幸福になるが出さないと不幸が訪れる。生贄に通じるものだと感じる。そのせいか時が経つにつれ幸福の部分がなくなり出さないと不幸になるという部分だけが残ったらしい。
また鬼は昔話での悪役となる事が多いが、その...続きを読む裏には村人による余所者殺しと金品強奪があるという。吉備津彦命による温羅退治が元になる桃太郎は、漂流した異国人殺害が元だと思っていたが、他のパターンもあるのかと思った。
そして「呪い」と「祝い」。「祝」は神への供物を表している示編と祝詞を捧げる人である兄で成り立つ感じであり、呪うという意味もある。「呪」にも悪魔や災難を追い払う祈り文句という意味もあり表裏一体であると感じる。
今回のストーリーも良くも悪くも見えるという事だろうか?登場人物たちの過去も見え始め興味深い。

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購入済み

2023年07月25日

訳あって高槻が呪いの手紙で呪われ、事件に巻き込まれます。現象をどのように認識するかで呪いになったり祝いになったり、人間の想像力は面白いです。
本編のほか、高槻と佐々倉の出会いが描かれた短編が収録されています。佐々倉の心霊への恐怖心は実体験に基づくものだということがわかりました。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

高槻准教授の回。知れば知るほど沼らせてくる男だ、高槻彰良さんよお…。超絶イケメンで、天才で、いつもほわほわ笑ってるのに実は腕っぷしも強くて。そんな人なのに、どこか危なっかしくてひとりにしておけないんだ…。健ちゃんや深町くんがいい例だよね。もちろん続きもすぐに手に取った。

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購入済み

怖い…

2022年10月10日

この話の場合、怪異はないと思っているから、不意打ちで出されると他の作品より怖いという不思議マジック。

いや、でも一番の怪異は高槻先生ですよ!何なのあの人!
イケメンだしふわふわ笑ってるし甘いもの大好きで尚哉くんに優しく接している…と思いきや少しSの顔覗かせてません!?尚哉くんはたじたじになるし…可...続きを読む愛いか!

キャラクターが厚いなと思った一冊でした。とくに高槻先生。惚れるわ。

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Posted by ブクログ 2022年09月16日

過去の2作品は3つの依頼を解決する構成になっていたけれど、今回は2つの依頼のみ。3つ目は彰良と健司の子供時代のお話。ネタ切れなのかな…と思っていたらなんのその、これがめちゃくちゃ怖かった。

続きも読みます。

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Posted by ブクログ 2022年06月09日

「呪いの暗号」の話が面白かった。
このシリーズは怪異に見せかけた悪意がある話が多いが、この話はラブストーリーで感動できるところが新しくてとても良かった。

佐々倉の過去も少し分かり、これからの展開に期待。

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Posted by ブクログ 2021年10月03日

あの記者、今後も色々絡んできそう。
なんだか厄介な相手の気がする。尚哉がちゃんと彰良や健司に話をしているのであまり心配しなくていいかな、とは思うけど。
不幸の手紙の話で、あの部分はドラマのオリジナルだったのね。あれはいい展開だったと思う。
原作では、尚哉がけっこう強く彰良に説教するのだけど、「ごめん...続きを読むなさい」って言うだけで改まらない彰良ののほほんぶりが面白い。それで無理しちゃうのは心配でもあるのだけど。
最後の、健と彰良の幼い頃の話がよかった。
あれが2人の原点なのね。可愛くて微笑ましい。
また、ああいうエピソードが読めるといいな。

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Posted by ブクログ 2021年09月20日

今度こそ怪異かも?と思わせるところと現実の問題との混ぜ具合がいつも絶妙です。今回も世界にひきこまれました。ほうとうが美味しかったようで良かったです。そして、extraの話がすごく良かった。健ちゃんの苦手の原因、なるほどなるほど。子犬な2人……尊いです。

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購入済み

エピソードてんこもり

2021年09月05日

オープニングからラストまで、次から次へと興味深いエピソードが詰め込まれていて、ノンストップで一気読みしてしまいます。事件と本物の怪異、謎解きと怖い話の解説、登場人物の今と昔のなどが、あまりにも巧みに織り込まれていて、ただただ激流に流されるように読み進んでしまいました。彰良先生の謎のベールが、いい感じ...続きを読むに一枚一枚剥がされていくのもたまりません。早く続きが読みたい!

#ドキドキハラハラ #笑える #怖い

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ネタバレ購入済み

切なかった

2020年02月27日

どちらのお話も切なくて、読みながら泣いてしまいました。想いを伝えるのって難しいけど死んでしまったら伝えることさえ出来なくなってしまう。いなくなってからその想いを知った、残された者も悲しい。二つのお話に涙しつつ、高槻先生の過去もますます気になる。そんな1冊でした。

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Posted by ブクログ 2021年12月30日

学生時代の試験期間を思い出して遠い目になる冒頭。

呪い、都市伝説、鬼と異人
興味深い話と参考文献でワクワクがとまらない

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Posted by ブクログ 2024年04月20日

よく「呪い」と「祝い」と「呪い(まじない)」がごっちゃになる私(笑
このシリーズは本当に楽しみでどんどん読める。
ライトノベル感覚で読んでても、ちゃんと最後に締めてくれるのがいい。
ラストの佐々倉と彰良の出会いから始まる子供の頃の話、期待してなかったけど、佐々倉のおばけ嫌いの理由も分かって面白かった...続きを読む

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ネタバレ購入済み

う~~ん

2023年05月22日

呪いと祝いは、表裏一体の物……確かに、字は似ている。物事も、捉え方によって、呪いになったり。祝いになったりする。呪いだと思えば、呪いに、なってしまう。呪いだと思わなければ、呪いには、ならない。そうかもしれない
けれど……う~~ん。

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Posted by ブクログ 2023年05月16日

私も嫌な事がたくさんあった日は呪われてる、なんて叫んだりします。でも、あまりそういう事言わない方がいいのかも。ホンマに呪われちゃう(泣)今回も怖いヤツが登場しなくてよかったー、と思いきや………。

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Posted by ブクログ 2022年10月16日

このシリーズ、さらっと読める割に満足度が高い。
ちょっとずつ素直になっていく深町くんカワイイ。

3巻目は不幸の手紙と鬼の伝説が残る集落。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月16日

深町くんにとって、青和大で初めて経験する秋学期試験。その最終日となる2月1日から3巻はスタートする。
第一章の『不幸の手紙と呪いの暗号』は、暗号解読が含まれるなどそのミステリー感にワクワクさせられた。後味が悪くなる感じが一つもなく、シリーズにしては珍しく爽やかな読後感を抱いたものの、事件の結末が切な...続きを読むく胸に刺さる。ただ、このエピソードは第二章へ続く重要な布石となっていた。
第二章『鬼を祀る家』が、この3巻の肝と言えるべき存在なのではないだろうか。その後の春休み(と言っても極寒の2月)に、高槻・深町・佐々倉で瑠衣子の親が営むペンションに滞在し、鬼の洞窟を目指すところから事件へと踏み込んでいく。その行程で背中の傷と、夜闇を映す異形の瞳とに初遭遇した深町くんは、高槻先生に対する洞察を深くする。「異世界」へと足を踏み入れてしまった者同士の、関係性が一つ進んだ事件となった。第一章から続く不幸の手紙のキーワードが、ところどころで良い揺さぶりをかけてくれた。人の認識から始まってしまう呪いの解説、幾度か触れられていたけれども、とても興味深く受け止めている。
『extra』は幼少期の佐々倉と高槻の話なのだが、完全にこれは私に対するサービスでしかなかった。佐々倉刑事の怪談嫌い、実際に遭遇したことがあったからだったのか……。それにしても、高槻もさることながら佐々倉刑事の子ども時代が可愛い。やはり推しは佐々倉刑事である。

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Posted by ブクログ 2022年09月05日

世界に引き込まれ、読みやすい本。
ドラマも観たから頭の中で
映像化しながら読めた。
2人、3人の仲の良さ、関係が今までよりも
深くなっていくのが嬉しくなるお話。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

シリーズ第三作。

「不幸の手紙と呪いの暗号」「鬼を祀る家」

高槻と幼なじみの刑事佐々倉との馴れ初めも語られる。

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Posted by ブクログ 2022年07月06日

いつもの登場人物たちに癒されました。
後半は、本格推理ものに近くなって、ハラハラしました。さらっと読めていいですね。民俗学の勉強にもなります。

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Posted by ブクログ 2022年01月13日

近い所や遠い所色んな場所を巡っているので様々な人が出てきてうんちくなどと合わせつつ関係性が築かれたり近づいたり変化していくのが面白かった。

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Posted by ブクログ 2021年12月09日

ドラマを見てこのシリーズを読み進めております。
特にこの3巻は健ちゃん推しには堪らない巻でした。
もう一度読むかもしれません。

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Posted by ブクログ 2021年11月11日

シリーズ3作目。この人の文章に慣れて来て面白く読める。中編2作とショートショートだが、最初の中編には2つの話があるので、ショートショートは除いて3本立てって感じ。いずれも連ドラで取り上げられていたもの。ただし、最初の話はかなりアレンジされていた。ドラマを見慣れてると、瑠衣子さんの出番が少ないのが物足...続きを読むりなくなる。ショートショートの彰良と佐々倉の小さい頃の話も良かった

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Posted by ブクログ 2022年03月06日

シリーズ第三巻。第一章「不幸の手紙と呪いの暗号」第二章「鬼を祀る家」、番外編である「それはかつての日の話」が収録されています。番外編では幼少時の高槻と幼馴染の佐々倉が描かれ、佐々倉が幽霊嫌いになった原因と思われる話が出てきます。番外編以外の二つの話は誤解、心の弱さが起きてしまった出来事と結びつくこと...続きを読むで発生してしまう怪異が印象的でした。また普段は笑顔で振る舞っている高槻が抱えている苦しみや今後の伏線にもなるであろう描写が若干垣間見える部分もありました。特に第二章のある描写が一巻でも仄めかされていた高槻がどこか別の場所に行ってしまうような危うさが出されていたように思いました。

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Posted by ブクログ 2021年10月19日

深町くんと高槻先生と健ちゃんの関係性がすごく素敵で、どんどん物語の中に入り込んでいける気がします。高槻先生は危ういところにいてガラス細工のような人ですね。これからどうなっていくのか楽しみです。

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Posted by ブクログ 2021年09月15日

この巻はキャラのいろいろがわかるし、高槻と深町の関係性も進展していってる感じがあって面白かった。 
二話とも先にドラマでみた話だったけど、展開や設定が結構違っていて、私は原作のこちらのほうが楽しめたかも。
『鬼を祀る家』は、深町くんがどれだけ高槻を心配したかがよくわかる会話などもあってよかった。
...続きを読むいえばドラマには飯沼さんはでないのかな?
嫌なやつなりにいいキャラしてるとおもうけど。

extraは高槻と佐々倉の幼少期の出会いとちょっとしたホラー話。
なるほど。それで佐々倉は心霊系が苦手になったのか。

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Posted by ブクログ 2021年06月20日

いい話だけど少し悲しいお話が多かった。少しずつ先生と尚哉の個人的な部分も進んでて焦らされてるけどもうこのシリーズ最後まで追いかけるしかないくらいハマりこんでます。

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ネタバレ購入済み

高槻先生が大好き

2021年05月27日

高槻先生が大好きでたまらないです。健ちゃんとのかけあいが好きで気がついたら健ちゃんも好きになりました。少しネタバレになるかもしれないが最後の方がちょっとホラーになってて本気で怖くなりました。

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Posted by ブクログ 2020年08月25日

呪いと祝いは表裏一体ということが印象的でした。
都市伝説の発現機序や鬼伝説の言い伝えについては良く物語に見られますが、とてもわかりやすい説明と設定で楽しく読めました。今回、あまり尚哉君が苦しまなくてよかったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月10日

鬼の洞窟に行く話。
彰良の幼少期を知るおばさんが出現。
特に事なきを得て終わったけど、今後彼の過去も明らかになっていくのかな。

彰良と佐々倉の幼い頃の話も。
佐々倉が実はオカルトが苦手なのって、これが原因?

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Posted by ブクログ 2023年07月30日

ドラマで先にネタバレみちゃってたので結末はひってましたが…
どうしてもキャラ設定をドラマ版に想像しちゃうので、ドラマ前に読めたらよかったなぁと。

ケンちゃんと先生の出会いが読めたのが何よりの収穫でした!

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Posted by ブクログ 2023年07月06日

シリーズ3作目。話自体も面白いし、高槻先生や深町くん、佐々倉さんも大好きで読んでて楽しいんやけど、何より民俗学が面白い!高槻先生の講義受けてみたい。噂の成り立ちや不幸の手紙の由来とか興味深かった。深町君が皆とわちゃわちゃしてると微笑ましくなる。

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Posted by ブクログ 2022年11月19日

シリーズ第3弾。
怪異に対して、大型犬が尻尾をブンブン振るかのように
グイグイ食らいついていく高槻と、常識担当:尚哉の
民俗学ミステリにございます(^◇^;)
「不幸の手紙と呪いの暗号」「鬼を祀る家」
【extra】それはかつての日の話 の3編を収録
今作は、小野不由美さんのゴーストハントで取り上げ...続きを読む
題材が2つも入っていて、別の意味でテンション上がりました。
高槻先生の過去が、ちょっとわかったり、
厄介なジャーナリストにも何かありそうな感じが?
楽しみに続きを読みます♪

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Posted by ブクログ 2022年07月27日

読みやすく、面白い。
救いがあるようでないような、微妙なラインがいい味を出している。
続きも読むと思う。

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Posted by ブクログ 2021年12月19日

当たり前っちゃ当たり前なんだが、旅と事件という組み合わせが少しパターン化されてきてるかな。3巻は比較的落ち着いた、けど少し尚哉と先生の距離が近くなった巻でした

2021.12.19
170

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Posted by ブクログ 2021年09月06日

准教授・高槻彰良シリーズ第三弾。今回は呪いが全体的なテーマ。不幸の手紙とか自分が学生の時にもあったなー。第一章も第二章も話の結末の見当はすぐついたのでミステリ的な要素はいつもと同じく薄め。でもキャラたちの掛け合いが相変わらず面白いのでその勢いでさくさく読める。

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Posted by ブクログ 2021年07月21日

割とモソモソと、半歩ずつ進んでる感じがちょっとダルくはあるんだけど、、、まぁそうは言ってもサクッと読めて面白いから好きです。

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