ふたりの窓の外

ふたりの窓の外

1,699円 (税込)

8pt

自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる――。春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。/【目次】1 花を摘まない/2 流れる浮雲/3 雨は道連れ/4 最初に触れる雪

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ふたりの窓の外 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    二人の少しずつ距離が近づいていく、探り探りで焦ったいけどそれがまたよい。
    4つの季節の描写も素敵だった。
    これから二人はどんな季節を過ごしていくのだろうか、想像するだけで幸せな気持ちになりながら本を閉じた。

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    なんて素敵な大人の恋愛小説。いくつかの恋を経てひとりでいる大人には刺さる小説のはずだ。あるいは、恋人なんてもういいかなぁというときが一度でもあったことがある大人に刺さるはずだ。

    父親を亡くした俳優の男と、婚約者を亡くした女は、火葬場の喫煙所で出会う。男は反りが合わない家族のいる待機部屋に居づらい。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    mihiroさんの紹介文で知った作家さんと作品。
    そして、作家さんが女性だということも。
    火葬場で知り合った男女が、その後、1年間にたった4回だけ会う。
    春から冬までに少しずつお互いのことを知る機会があり、それでも知らないことも一杯あって。
    お互い非日常のふれ合いを求め、そのため深く付き合うことはな

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    すごくよかった。
    真っ直ぐ純粋で危うい紗奈の言動に対する鳴海さんの対応が素敵すぎる。
    温かく受け止めて、ゆっくり待ってくれる姿勢も素敵だし、何よりおもしろがってくれる受け取り方がいい。
    二人のやりとりは心地よくてほっこり笑えて、終わるのが寂しいくらい楽しい読者時間だった。

    紗奈が新しい世界を知って

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    読みながら2人の旅もこの小説も終わらないでほしいと思っていた 誰かにおすすめするなら、きっとこの作品を選ぶと思う

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    気まずい思いをして抜け出した火葬場の喫煙所で出会った女と男
    見ず知らずの2人は、急遽、春の宿で1泊することになる。

    季節に1度しか会わない二人。
    顔を合わせる遠出で、少しずつ2人の間にあった距離が近づいていく。
    互いが互いにとって非日常であり、大切な存在なのだろうか?と答えが出ないまま、それでも、

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    極上のラブストーリーでした。
    淡々と描かれているのに、少しずつ熱を持っていく2人の様子がリアルに感じられました。
    男性と女性の視点の入れ替わりが効果的で、二人の外見の描写がほとんどないことも、想像を掻き立てられました。
    同じものを読んでいても、読者によって頭の中で広がるイメージは、かなり違っているの

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    孤独のさなかにいる時に、こんな男の人と出会ったら、心が救われるなぁと思いながら読んだ。
    素敵なおはなしでした♡

    0
    2025年07月30日

    Posted by ブクログ

    出会いとなり行きは突然
    まだ何も知らない二人の春の旅
    そこから始まる不思議な夏秋冬の季節事の旅行

    羨ましい(〃ω〃)
    こんな距離感が好き
    サプライズや激しい恋愛は苦手だ


    こんな相手が欲しくなったわ笑



    0
    2025年07月09日

    Posted by ブクログ

    火葬場の喫煙所で出会った鳴宮と紗奈。
    鳴宮は不仲だった父親の、紗奈は自分を裏切った恋人の、火葬だった。
    鳴宮の、
    「悲しくはなかったが、喪失感はあった。どちらも負けたまま、ただ片方が死んだのだ。」
    との語りが本当に虚しくて、その喪失感がこちらにも直に伝わる思いがした。
    一方、紗奈はといえば、婚約者の

    0
    2025年07月05日

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