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Posted by ブクログ
「墓守」を描いた作品はたぶん初めて。
美しくて儚いイメージの表紙ですが、思っていた以上に不穏で緊張感が漂うストーリー。最初から最後まで、物悲しい雰囲気の作品でした。
虐待され怪我をした同級生の代わりに、異国の島で働くことになった少年・ウィル。墓守と墓地しかない島での日々が描かれていますが、島に関わる人も、島そのものも謎めいている。
ファンタジックというかホラーっぽいというか、あまり現実感がない不思議な感覚。何かが起きそうな不穏な気配があるのに、それが何なのかわからなくて先が気になる。
大人になる前の少年の危うさや、掴みどころのない展開に引き込まれてしまいました。
静寂な世界。「平穏」と「不穏」が隣り合わせで、心をざわつかせながらの読書。
やりきれない気持ちで読み終えました。
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小説・文芸
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