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Posted by ブクログ 2022年02月16日
片手にこの小説、片手に辞書、それでもわからないときはインターネットで言葉を調べながら読んだ作品です。これまで読んできた中で読み終わるまでに一番時間がかかりましたが、それに見合う読書体験ができました。人生で一番読み応えがあって、感動し、満足させてもらいました。こんなに趣味が読書で良かったと思ったこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月11日
『これはすべて、もとはといえば書物を読むということの価値が広く知れ渡ったからだというのに、結果はまったく矛盾したものとなる。
書物が一介の消費財となる上に、複製すべき書物を選ぶのに人が人生を賭すほどの意味が無くなる。その帰結として起こることはもはや自明だ。この世に駄本が満ちあふれて流通することにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月14日
一気に物語が加速。実は外交交渉ファンタジーだったとは。蘊蓄が盛りだくさんで、これまではリズムがつかみにくかったが、ここに来て、リーダビリティも逸品。
マツリカは高い塔から動かない安楽椅子探偵タイプかと思っていたら、三国交渉に直に敵国ニザマまで赴く、なかなかのアクティブぶり。
キリンの能力全開、真骨頂...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月18日
前半こそ 架空の言語論に
少し退屈させられたが
やがて高い塔がこの世界に果たす
崇高で揺るぎない使命に気づかされた。
無益な戦いを 言葉の力で鎮める。
私たちの世界においても理想と言える
賢者たちの熾烈な権謀術数が
武力をも凌駕し 世界を治めてゆく。
その一部始終を眼前に見せ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月02日
全4巻中、3巻での出来事
元儀仗隊アキームとイラムの心の機微
魔術書のニセモノぶり
印刷技術の普及による本の物理的価値の低下
特定の書物を禁書扱いする行為の無意味さ
戦役回避の布石としての技術復元
マツリカ襲撃とその結果
荒れるマツリカ
ニザマ帝との交渉
前半は書物を禁書扱いする無意味さについて...続きを読む
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