図書館の魔女 第二巻

図書館の魔女 第二巻

858円 (税込)

4pt

図書館のある一ノ谷は、海を挟んで接する大国ニザマの剥き出しの覇権意識により、重大な危機に晒されていた。マツリカ率いる図書館は、軍縮を提案するも、ニザマ側は一ノ谷政界を混乱させるべく、重鎮政治家に刺客を放つ。マツリカはその智慧と機転で暗殺計画を蹉跌に追い込むが、次の凶刃は自身に及ぶ!

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図書館の魔女 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 図書館の魔女 第一巻
    748円 (税込)
    鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女(ソルシエール)」マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言語を操って策を巡らせるがゆえ、「魔女」と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。超弩級異世界ファンタジー全四巻、ここに始まる!
  • 図書館の魔女 第二巻
    858円 (税込)
    図書館のある一ノ谷は、海を挟んで接する大国ニザマの剥き出しの覇権意識により、重大な危機に晒されていた。マツリカ率いる図書館は、軍縮を提案するも、ニザマ側は一ノ谷政界を混乱させるべく、重鎮政治家に刺客を放つ。マツリカはその智慧と機転で暗殺計画を蹉跌に追い込むが、次の凶刃は自身に及ぶ!
  • 図書館の魔女 第三巻
    770円 (税込)
    深刻な麦の不作に苦しむアルデシュは、背後に接するニザマに嗾けられ、今まさに一ノ谷に戦端を開こうとしていた。高い塔のマツリカは、アルデシュの穀倉を回復する奇策を見出し、戦争を回避せんとする。しかし、彼女の誤算は、雄弁に言葉を紡ぐ自身の利き腕、左手を狙った敵の罠を見過ごしていたことにあった。
  • 図書館の魔女 第四巻
    1,210円 (税込)
    手を汚さずして海峡に覇権を及ぼす、ニザマの宦官宰相ミツクビの策謀に対し、マツリカは三国和睦会議の実現に動く。列座したのは、宦官宰相の専横に甘んじてきたニザマ帝、アルデシュ、一ノ谷の代表団。和議は成るのか。そして、マツリカの左手を縛めた傀儡師の行方は?超大作完結編。第45回メフィスト賞受賞作。

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図書館の魔女 第二巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第二巻では、キリヒトの謎が明らかに。
    キリヒトが本性を表す場面は何度読んでも好き。
    特別な生まれの彼女たちにしかわからない苦労が色々あるんだろうな。
    本格的にマツリカに対する刺客が現れて、不穏になってきた。
    イラムの明るさには救われる。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    終盤尊みが大爆発した。どういうことや。
    読み終わったところで胸がいっぱいになってしまった。この感覚は久しぶりかもしれない。
    一巻で感じていた不満が二巻では作品を彩る美しさに大昇華されていてすごくいい。本当にいい……
    でもこれなんで一巻と二巻分割したの??ってくらいのもったいなさも感じる。一巻で離れち

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    山育ちのキリヒトの、慎重でありながらも俊敏な体の動きの”勘のよさ“は第1巻から感じとっていました。第2巻ではそれが顕著にでていた。同じ人間の身のこなしなのか…と思うほど。

    マツリカとキリヒトが行動を共にする場面では、同じ気持ちを共有しあう友のようなやり取りが垣間見えて、微笑ましいなと思った。

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

     片手にこの小説、片手に辞書、それでもわからないときはインターネットで言葉を調べながら読んだ作品です。これまで読んできた中で読み終わるまでに一番時間がかかりましたが、それに見合う読書体験ができました。人生で一番読み応えがあって、感動し、満足させてもらいました。こんなに趣味が読書で良かったと思ったこと

    0
    2022年02月16日

    Posted by ブクログ

    全4巻中、2巻での出来事
    ハルカゼとキリンの来歴
    地下水道の詳細
    政治のあれこれ
    マツリカ暗殺計画
    キリヒトの本当の役目
    マツリカ、キリヒトの境遇の相違


    キリヒト、カッコいいじゃないか
    自分の本来の能力を見せるシーンの前のところが切ない
    そして、その後の態度とかさー

    あと、そんな雰囲気のところ

    0
    2021年10月27日

    Posted by ブクログ

    この小説の最も優れている点は、なんと言っても内容の奥深さだと思う。リアリティーを究極まで追求した訳ではなく、作品という枠に収めつつも限りなく深く濃い内容を内包しているため、魂の琴線に触れる仕上がりとなっているのだと思う。今の言葉でいえば「まじ尊い」という気分である。小説の限界や可能性を押し広げた作品

    0
    2020年09月02日

    Posted by ブクログ

    1冊目に散りばめられた伏線が次々と展開していき、キリヒトの本来の役目が明らかとなる
    読み進むたびにワクワクが止まらない!

    0
    2020年02月29日

    Posted by ブクログ

    突然の巨人の出現でファンタジー感がぐっと上がって、さらにキリヒトの正体が明らかになったことで物語にぐっと引き込まれた!マツリカの難しい話も最初はダラダラ読んでいたが、今では理解して読まねばと一種の使命感みたいなものまで感じる。
    井戸のシーンでは専門的な言葉や専門家でも難しい知識が密かに散りばめられて

    0
    2019年08月14日

    Posted by ブクログ

    面白かった‼ 政治的な駆け引きも面白い。そして、キリヒトの正体が明らかになり、それが切ない。
    今後、キリヒトとマツリカが、キリヒトの役割(刺客としての)をどのように受け入れていくのか、が肝となるだろう。

    0
    2019年06月17日

    Posted by ブクログ

    物語に少し進展が見られて楽しい
    まさかの巨人がいる世界線で驚いた
    普通の人間しかいない世界だと思ってたが、巨人とかいるとファンタジー要素強まって個人的には好きかな
    そしてキリヒト自身の事も伺えた
    巨人と相対するキリヒトの強さ
    彼の半生について知ることができ、ハラハラする展開だ

    私はキリヒトとマツリ

    0
    2025年12月10日

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