小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
シリーズの最終巻!とっても良かった!
個人的には今までの中で一番大学味があった気がする。
まだ 社会に出てない大学生とその大学生と本気で付き合う教師たちと大学職員。
今回 キーとなる、いたずらをまとめた本がイギリスの 実際にあった本 と聞くだけでもちょっとワクワクする。
大学の文化っていうのは やっぱりそれぞれの国であるし何か 共通するものがあるんだなとも思う。
もう少し シェイクスピアの造形が深かったら楽しめる様子はもっとあったんだろうなと思う。
4つ折り 本の存在を初めて知った。
そうした 学生主体のサークルの演劇が講演 されるという時にワクワクしたような様子でチケットを購入する -
Posted by ブクログ
ネタバレ小さな古本屋さんで表紙が気に入り購入した。
表紙からかわいらしい話かと思ったけれど、序章は残酷で苦しい話だった。でも常に先が気になる展開で、ここ最近読んだ本の中では一番短期間で読み進められた。
とわが飢えを凌いでいる描写がとてもリアルで苦しくなった。同時に自分は今とても恵まれた環境にいることを実感した。とわが報われることを願って、気付けば夢中でページを捲っていた。
とわが『十和子』として生き始めてからは、この人は本当に強い人だと感じた。
こんなに苦しい過去があっても死にたいと思ったことがないなんて。
この作品から勇気をもらい、生きる力や生きる楽しみを思い出させてくれた。
今この時に出会 -
Posted by ブクログ
倒叙ミステリーとしては、もっともっと犯人をいじめてほしかったので星4だけど、狩野に惹かれてしまったので、星5にします。
以下ネタバレです
短編の中で、狩野の実力が最も現れていたのは、やはり第一章である。
自分の罪がバレないためについ余計な言い訳を言ってしまう犯人たち。
何気ない会話から、ちょっとした違和感を無視せず、遠慮なく問い詰めていく狩野でした。過度な聴取から、被疑者を自殺に追い込んだせいで、おまわりさんになった狩野という設定です。作中からは、狩野が善良な人間なのかはわからない。でも、犯人逮捕するためには、いい人ではいられない。犯人にはそれなりに事情があるにせよ、職業的意識 -
Posted by ブクログ
「人生で読めてよかったBEST10」に入れざるを得ない。タイトル負けしない、恐ろしい名作だった。
まず、テーマに喰らった。次に、未体験の文体と展開にエグられた。クライマックスをめくる頃には、ヘトヘトだったけど、不思議と、爽快さもはらんだ読後感。
読書好きはもちろん、何かをする際、その「意味」を(他人から以上に、厄介なことに、自分自身が一層に)問いがちな現代において、凡人として苦悩している感覚がちょっとでもある人間であれば全員、体感しておくべき物語だ。
思い出したのは、宮崎駿の映画たち。特に『君たちはどう生きるか』。問われていることを逆から辿って、青年期を織り交ぜちゃうと、この『小説』に辿り