小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「赤と青とエスキース」がかなりよかったので、
もうそれを超えることはないかな、とちょっぴり思っていて
読むまで少し間の空いた青山美智子さんの作品。
個人的にはこちらのほうがより刺さった。
今回の軸は「月」(と竹)
ポッドキャスト「ツキない話」からゆるくつながる人の輪。
「赤と青と……」が少し自分からは遠いところでの素敵な話だったのと比べると、
なんだか身近にも思える物語だった。
ラストの展開は予想の範囲内で、青山さんなら必ずそういう展開にしてくれるはず、とも思っていたのに大感動した。
ますます筆力が上がっていて、この後に続く作品もさらに楽しみになった。 -
Posted by ブクログ
人のエッセイを初めて読んだ。
かなり面白かった。
星野源の文章からは、飾らない人となりや、等身大で生活を続けている感覚が伝わってきた。
すごく好きな文があった。
「楽しい思い出も貰ったものも全部忘れて、傷ついた痛みを増幅させ『私は心に傷を負った人間です』と思い込もうとしていた『そんな人間』だった」
自分の病理を暴くような、本質的な一文だと個人的に感じた。
何気ない日常生活がユーモアを交え淡々と続いていく様子が描かれている。日々の中で喜びを感じる一方で、精神的に消耗していく瞬間も避けられない。
彼はそれでも生活を続けていく。そこには彼を彩るたくさんのユーモアが本著には散りばめられている。 -
Posted by ブクログ
表題作含む全八編の短編集。貧富の差別、反社会的勢力、排泄、四肢切断、熱帯雨林の奥に住む常識の通じない現地人、児童虐待、性的搾取、自分を対象として無許可に行われる実験、食人、極限状態で限界化して「おかま」になる父親……。
ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集と背表紙に書かれてはいるが、はたして不気味で恐ろしい未知の存在との邂逅がウリの「ホラー小説」というよりも、その中では生理的嫌悪とか、気色が悪いとか、随分ヒトコワに寄った話ばかりなのではないかと思う。乱舞する内臓!滴る血液!はらわたで蝶々結びをしてやろうか!ギャハハ!のような、ゴア表現というか、ゴシックな感じというか、そういうものに限らない「グ -
Posted by ブクログ
なんじゃこりゃ!
松田優作でなくともこのセリフがポロリと出てしまいました
だって本作に出てくる登場人物がすごい!
中山七里人気シリーズの主役たちが勢揃いやないですか〜
まだまだ中山七里初心者の私でもわかる人たちがどんどん登場します
「カエル男シリーズ」からの参戦は渡瀬&古手川コンビ
有働さゆりも名前だけ登場
「御子柴礼司シリーズ」からはもちろん悪辣弁護士御子柴礼司が参戦
で、日下部洋子も登場
実は御子柴ぐらい大好きです!
まだ読んでないのでわかりませんが、この人たちも各シリーズで主役を張っているのではないですか?
警視庁刑事部捜査一課の犬飼隼人
解剖医の光崎藤次郎
氏家鑑定センターの