独白するユニバーサル横メルカトル

独白するユニバーサル横メルカトル

660円 (税込)

3pt

タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。

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独白するユニバーサル横メルカトル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    甘美な悪夢を見ているようだった。ダークな星新一みたいなファンタジー感もあり。上品さと、抜け目のない知性を感じた。残酷で背徳感に満ちていて、そのくせ美しい。これはやみつきになってしまう。

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    ホラー短編集。基本的には胸糞悪くなる鬼畜系だがSF、ミステリ、ユーモアなどの要素も含み非常にバラエティ豊富。どれひとつとしてハズレがないのがすごい。

    ・「C10H14N2(ニコチン)と少年 ー 乞食と老婆」5…グリム童話のパロディらしいが、サブタイトルの「と」の意味がいまいちよくわからない。
    ・「

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    もれなく全て胸糞グロのフルコースが楽しめる短編小説集。カニバリズム、サイコパス、サイコキラー、拷問etc…

    羊たちの沈黙のような話であったり、オールドボーイを思わせる展開だったりと映画好きにはたまらない。

    0
    2021年04月28日

    Posted by ブクログ

    衒学的、饒舌な文体。8編のうち3編はまだるっこしくて流し読み。
    Ωの聖餐、無垢の祈り、オペラントの肖像、表題作がよかった。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    なんで今まで読んでなかったのか。自分を殴りたい
    平山夢明の文章力があまりにも洗練されていて、酔った時の悪夢みたいな内容なのに芸術的

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    不快感を味わいたい、落ち込みたい人にはうってつけの短編集です。
    途中、思わず本を閉じた話もありました。面白かったです。
    絶対にお勧めはしません。

    0
    2025年06月11日

    Posted by ブクログ

    Twitterで感想検索したら「作者さんは書いてて辛くないのか?」て言われてた。平山夢明さんが心を削って書いた短編集。



    Ωの聖餐とすまじき熱帯が好きだった。どの作品も幻想とグロって感じやけど、間にバカバカしいユーモアが挟まるからどこか客観的というか、冷めた感じの読み味になってる気がする。内容

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

     絶望の果てに生きる少女が連続殺人鬼に救いを求める『無垢の祈り』、一冊の道路地図帖の独白から炙り出される鬼畜の所業を綴った『独白するユニバーサル横メルカトル』などグロテスクに溢れていたりSF仕立てだったりという著者独特のホラーが詰め込まれていた。

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    特殊な趣味のお兄さん達が推して来るので挑戦!w

    鬼畜系、それもウルトラ鬼畜系なんで、
     グロい
     エグい
     容赦ない
    やん。
    ちなみに、ウルトラは、私のネーミングとは無関係!

    全体的に流れる異様さ。
    設定もなぁ…
    どう考えたら、こんな発想出てくんの?
    って感じやな。
    地図が喋るとか…訳分からん…

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    口が空回ってしまう程に発音しずらいタイトルと、あまり凝視したくない表紙ビジュアルの「独白するユニバーサル横メルカトル」。

    奇をてらう短編集ばかりなので某世にも奇妙な〜を彷彿とする後味を脳いっぱいにもたらしてくれる。

    ホラー文庫を読み慣れている方には特に準備運動は必要のない作品集ですし、興味本位に

    0
    2024年06月22日

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