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Posted by ブクログ
"この本に紹介されているお話はすべて実話なのだろうか?
恐怖実話集と書いてある。
あまりにも恐ろしい話の連続に鳥肌が立ちまくり。
実話とすれば、被害者からの話しか聞けていないので、自分のことを悪く言う人はいないだろう。ゆえに、なぜ赤の他人から突然の暴力を受けるのか不明のままである。当人は、身に覚えのないことなのだろうが、加害者には何かの理屈があるかもしれない。何もないとすれば、単なる運が悪かったということになる。
とにかく、世の中には理解しがたい不条理が存在していて、できることなら避けて生きていきたいものである。
何かを感じたら、その場から去るのみ。たとえ気に入った町であっても引っ越しをするべきだということを学んだ。"
Posted by ブクログ
ネットに転がっている人怖話を、バイオレンス&意味不明な狂気マシマシにして、これでもかと集めたような、トラウマ必至な一冊。
怖いもの見たさで一気読みしてしまったけど、一人暮らしの女性には絶対におすすめしない!
とにかく最悪なエピソードが続くものの、感情を挟まない淡々とした文体が、不気味ながらクールでかっこよく、フェルディナンド・フォン・シーラッハみたいなので、話が下品になりすぎていない気がする。
寝ていたら突然両腕と片足を折られる「セメントいきます」、電車で前に座った男が女子高生の頭を殴り始める「おら男」、ドラッグにハマった女性の末路が悲しい「スター」が印象的だった。
Posted by ブクログ
―――深夜、見知らぬ男から、携帯に殺害予告を受けた女性の恐怖を描く表題作。ストーカーに部屋に侵入された元AV女優が、身の毛もよだつ責め苦を受ける「自作ビデオ」。あなたのすぐ隣にある狂気を描く、伝説の実話短編シリーズから、著者が最恐の31編を自選。新たに書下ろし3編を加えた豪華完全版。
鬼畜系作家、平山夢明の短編集
え、なにこれ…『実話短編シリーズ』ってマジで?
妖怪やら幽霊やらは一切排して、日常から半歩“ずれた”世界に潜む狂気をショート・ショート31編でどうぞ
特に「自作ビデオ」がキツい。
毎度のことやけど、グロ耐性に自信のない人は決して、フリではなく、決して読んではいけません。
寝られなくなっても知らないよ
“みっくちゅじゅうちゅ!”
Posted by ブクログ
著者の悪趣味を楽しめるだけの心の余裕は持っているつもりだったのだけど、本作のレベルでひたすら残酷で嫌なことばかり連打されると普通に嫌な気持ちになって読後感が悪いという普通の印象になる。嫌さの水準が珍しく許容範囲を超えてしまった。
嫌なことが起こるシチュエーションが後半に行くにつれてひねりがなくなっていくのもまた胸糞悪い。一人暮らしの女の人が男によって残酷な仕打ちを受けるというシチュエーションが多くなり、「細かなシチュエーションを設定している暇はないんだ!俺の思いついた残虐な行為をとにかく見ろ!ほら!ほら!ほら!」と迫られているような陰鬱な気持ちになる。そのようにシチュエーションの書き分けのあるきちんとした実話怪談の短編集として成立しなくなってゆきどんどん破綻していくのが狂気じみていて非常に気持ち悪い。
特に嫌だったのはボールを落と児童の話。なんというか人生や世界や他者というものを一切信じたくなくなり、地獄が日常と地続きになっていると思わされる。なかなか最悪だ。
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