【感想・ネタバレ】ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるかのレビュー

あらすじ

第一話 ホワイトデイにこよみのために頑張りたい森司。だがデート中の『カサブランカ』上映中に、先週上映したはずの『ローズマリーの赤ちゃん Rosemary's Baby (1968年)』が混ざる怪異に。映画の世界と現実が徐々にシンクロし、どうやら出ると言われている2階のバーと関連しているとわかるのだが…。
第二話 車にとりつく怪異。制御が効かなくなったり、カーステレオが急に大きくなったり小さくなったり。ついにその車で姉が死亡してしまう。車の廃車を願って相談者が来る。しかし意外にも怪異の背景に遺伝子的な病が関係しているとしたら?
第三話 1577年、イギリス。雷光とともに突如黒犬が出現し、二人の信者を殺害すると、瞬く間にその姿をくらましたという。黒い犬差別=ブラックドッグシンドロームを扱いながら、怪異とからめた切なくも温かい物語。こよみと森司のホテルでの急接近の行方にも注目!

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Posted by ブクログ

ちょっと待て、まだ付き合ってなかったんかい!!! と冒頭から突っ込む人はどれほどいたでしょうか(笑)。でも今回はいよいよ進展が……? しかしやっぱりというか何というか、怪異によって邪魔されてしまうのですね。とはいえ怪異に対処する森司の優しさとカッコよさが際立つ気がするので、これは高ポイントかも?
、あのカップルの行方が何よりも気になってしまうこのシリーズですが、もちろんメインはホラーであり謎です。今回の作品はどれもが、生きた人間の情念によるもの。死んだ人間よりやはり生きた人間の方が怖い、というありがちな印象でありながら、どうしようもない悲しさも感じました。「さよならカサブランカ」は切ないし、「さえずりとドライブ」は身勝手といえば身勝手だけれど、意図したものでないなら悲しいこと。「狼は月に吠えるか」も恐ろしいものの、あまりに悲しくて。そしてあんな恐ろしい目に遭いながらもそちら側を理解し寄り添おうとする森司があまりに素晴らしい……なるほど、これは惚れるな。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホーンテッド・キャンパスシリーズ23弾。23冊も出てまだこのレベルのいちゃつき方って中学生より速度遅いですぞ。 毎回言ってる気がするけど俺の寿命が尽きる前にまとまってくれるのだろうか? それはともかく今回は生霊がテーマの3部作で攻めてきた。 怪異という形で襲い掛かってくるけど、真に怖いのはやはりそれを生み出した人間というあたりがいつもの事なのに改めて怖くなる。そして早く次巻が読みたい。

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2025年03月27日

匿名

이건좋은괴이만화다워요

Hon Ted Campus Wolf Howling at the Moon? This novel's art style is strangely similar to the art style of The Night of the Magician. It's a novel with a surprising, suspenseful, and terrifying atmosphere among novels with a monster theme. This is a good manga. It would be good if this was made into a movie animation. I also think this is a good manga.

#怖い #憧れる #共感する

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2025年03月23日

Posted by ブクログ

構成といい、怪異のアイディアといい、緊張と緩和のコンビネーションといい、どれを取っても上手いなぁ、しか出てこない。人外が引き起こす恐怖の裏に隠れている人間の闇や、社会の歪みも実に巧みで舌を巻いた。三話全部面白かった。甲乙つけ難い。
引用・参考文献を見ると無数の資料と格闘した形跡がありありと見て取れる
本作は確かに森司&こよみのじれったい恋愛模様にホラーをミックスさせているから甘口に感じる人がいるのもわかるが、物語の構成やキャラクター描写は一級品で毎回楽しませてくれる。次巻も楽しみである。

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2025年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こよみちゃん、どんどんグイグイいってやって。
相変わらずもだもだしてる二人だけど、だんだん隣にいることに慣れてきたようで何より。

今回は生霊のお話ばかり。
行く先々で巻き込まれすぎててもう運命だね。大事なデート中でも、すんなり人助けに移行するところが、似たもの同士の二人。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

ずっと愛読しているシリーズ。
櫛木理宇先生の著作にしてはマイルドなホラーで心にダメージがくる展開は少なく読みやすい。
ホラーというよりもはや恋愛小説だと思ってよんでいる。

怪異に対する蘊蓄などまだまだこんなネタがあるのかと毎度驚かされる。
死霊や無差別な呪いだけでなく、人の悪意や害意がしっかり練られていて読み応えがあった。
今回は表題作が好みだった。

今回は三編載っている。

さよならカサブランカ
シネマバーで起こる空間が閉鎖する異常事態
原因は建物自体に棲みつくものか別にあるのか。

さえずりとドライブ
ドライブ好きな姉と同乗する弟。
乗車後に車や飼う鳥に異常が起き始める。

狼は月に吠えるか
妹が恋人といるところに巻き込まれて重症に。
出現する狼は誰に取り憑く何なのか。

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずの森司とこよみだけど、少し進展したかな?
今回はキャンパス外の話が三つ。その内二つが森司とこよみのデート現場で起こっている
まぁ進展する暇もないか。
なかなかホラーな三篇でした

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

短編集。表題作の「狼は月に吠えるか」は狼憑きや人狼話で。をメインに置きつつミステリとしても面白かった。

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2025年03月24日

Posted by ブクログ

シリーズ第22弾です。
とうとう現行出ているところまで読み終わっちゃいました(T . T)
寂しい‥。
次は来年の春頃ですかね?

森司とこよみちゃんもやっとカップルに。
良かったです。

今回のお話は三作とも生き霊のお話しでした。

普通に面白かったです!

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2025年10月29日

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