あらすじ
「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。
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Posted by ブクログ
静かで胸がじんわりする物語だった。
川上未映子さんの描く情景はなんでこんなに胸を打つんだろうか。同じ女性だからだろうか。
私とは生き方も環境も違うのに、でもなぜだか彼女の考えていることを私も考えたことがあるし、わかるのだ。
はじめと最後で、彼女の置かれた環境はほとんど変わってない、なのに彼女自身が少しだけ、でもとても大事な部分において変わったことがよくわかる。変わったという表現もなんか違う、もっと適切な言い方で表したい。
この本のことを軽く扱いたくない、この本を読んで感じたことを大切にしたい、冬子の生き方や存在ひとつひとつを大切に思える、そんなような気持ちになる読後感だった。
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恋愛小説は好んで読む方ではないですが、とても心に残る作品でした。恋愛部分もそうですが、人の孤独というものがとても綺麗に表現されていて、そして文章に透明さを感じるのはこの作者さんだからなのでしょうか。はじめてましての川上未映子さんです。第一冊目印象、結構好きです。
本書に登場する女性陣、冬子にも、聖にも、恭子さんにも、典子にも、共感ができるところがあります。もっと楽に生きたいなぁと思ってしまいます。先が知りたくてずっと文字を追っていたらあっという間に読み終えてしまいました。ドラマチックなラストにはならなかったですが、それが良かったのかなとも思います。また、時間を置いてもう一度読みたい作品かもと今思ってます。
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随分昔に読んだ記憶が再読。なんて美しい本なんだろう。言葉が雪みたいにキラキラしてる。
聖は「好き」を妥協してきたんじゃないかなと思った。全て好きと思い込んで全て手にしてきたけど、その中に本当の好きはなかったのではと。
そして冬子が見ている聖が冬子にとっては全てであり、他人が聖に下した評価は気にしなくていいよなとも思った。
典子が言った「私の人生の登場人物じゃないから話したんだよ」というセリフがとてもとても嫌で。言わなくていい事すぎるだろと。その反面心にブッ刺さってる自分もいて複雑な心境。
二度と会えない人の幸せも不幸せも祈らず、ただひたすらに思い出す夜もある。苦い薬もいつか優しい薬になると信じたい。
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Clean Bandit "I miss you"
ポケットに入った生米も嫌だった初体験も、ろくでもない関係性と、すごくすごく大切な景色や音、光や暗闇と、その全てを覚えいることはできなくて、忘れてしまうことも多い。忘れないように大切にしようとしたり、忘れようとしたり。その忘れてしまったものから成る今の私と、それをふと思い出したときの言葉にできない感覚の物語。(なので全然感想が上手く書けない。のだが読後感は最高だった)
きっと誰にとっても三束さんような人がいる。
なんだったのかはわかるようでわからなくて、好きだったのか体目的だったのか、友達だったのか、なんでもなかったのかわからない。けどとてもとても大切で好きな人。
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この小説だけではなく各文学で恋愛感情を示す「好き」という言葉は危険に満ちる一方、微笑ましさも内在するのが憎らしい。さらに本書のような良質な心理描写の中で綴られる「好き」は一入である。好きという単語の配置のタイミングは恋愛小説の評価の多寡を分ける。本書はだいぶん後半に入ってくるが。
私がそこまで「好き」という表現を好むのは他の曖昧模糊になりがちな恋愛感情の表現より明らかな直接性があり覚悟がいる表現でありながらも究極的にいじらしい表現であるからだ。この言葉を繰り出すシチュエーションを思い浮かべるが良い。好きな対象に自分の制裁与奪を委ねてるのが普通に理解できる。他者に表明することで自分の尊厳を委ねかねない、この大事な言葉を気安く発することが出来るのは心の底から対象を思っているか、よっぽど玄人で軽んじた者でありそいつの信用に欠格がつく。この言葉を表明することの覚悟を持つ資格がある市井の若者達の青春模様に羨望する。ただ本書において重大な注釈がある。ここに出てくる登場人物はそれなりに多少、歳を経過している。まぁそんなことどうでもいいが
最後に少し憎たらしい指摘になりうるが三束が 小説のキーパーソンとして肯定的に君臨するのは間違っているのではないか?。冬子はまんまと三束の三文芝居に乗せられてしまうが、ちょっとした沈思をすると三束のデタラメに容易に気づくはずである、三束はまだ若さの残る冬子に誠意をもって居たからいいものの、この推しの弱い冬子に三束的存在が悪手を伸ばす恐れは十分あるはずである。
内気な人の恋
他のサイトのレビューを読んでいると、
主人公に感情移入出来なくてイライラした、
というのが結構あったが、
それは読者が外向的な性格だからだろう。
内向的で人付き合いが苦手な人なら
必ず共感出来る作品。
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なかなか共感性は低い作品だったが、最後まで完読できた。一重に描写が良かった。情景が浮かぶほどの言葉が紡げるのでステキな作者さんだと思う作品だった。出会えたことに感謝したい
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audibleにて。主人公が自分を見ているみたいで時々辛くなった。酒に酔ってないと好きな男の人とも会うことができない。それくらい本来の自分に自信が持てない。酔ってないと本音が言えない。ひじりもひじりで生きづらそう、孤独そうだなと思ったし、男(名前忘れてしまった、、、)も見栄張りたかったのかな。
Posted by ブクログ
映画化されるので、再読。キャストで脳内再生しつつ読んだ。
川上未映子さんの作品は言葉選びが素敵なので、どんな映像になるんだろう。実力のある魅力的なキャストなのでとても楽しみだ。
人を拒絶して生きてきた冬子が少しずつ少しずつ心を開いていこうとするけど、なかなか距離は縮まらない。やっと踏み出したそのとき…。
正直いうと、この物語の誰にも共感は出来ない。出来ないのに、なぜこんなに心が動くんだろう。
とても美しい物語でした。
Posted by ブクログ
読みながらどんどん主人公に感情移入してしまって、こちらまで三束さんのことが好きで堪らなくなって苦しくなってしまった。自分はもうこんなふうに誰かを好きになることはないような気がするけど、人を好きになることの辛さや苦しさ、嬉しさや感動を思い出せた気がした。読み終えた後しばらくは切なさで胸がいっぱいだった。
Posted by ブクログ
淡々とした生活をおくっていた30代の女性に、恋愛感情が芽生えて育っていき、けれども、それが頂点に達したところで、幻想とともに崩れてしまいます。失恋したけれども、友情を得るという救いはある物語です。
崩れてからの傷心ゆえに友情を得るところ、そして、幻想が現実の前に崩れて傷つくところに、わたしたちが生きていく中での不思議さがあるように思います。傷あるがゆえに他人と結びついていけるのですね。
三束さんは奇特なキャラクターでした。無職なのにカルチャーセンターに行っていたのか? あるいは別の仕事があるのかもしれません。いずれにしても、失業の痛手があったからこそ彼は、酔っている女性にずっと対応できたのかと思います。
Posted by ブクログ
・冬子のことをすごく陰気でうじうじしているように感じる読者は多いかもしれないが、個人的には彼女の考えや行動はとても理解できた
誰とも深くつながり合わず、自分だけで生きていれば、寂しいけれどそれ以上の深傷を負うことはない、というか
・自分自身を恥じるような描写はあったものの、そんな自分を取り繕うでもなく、ありのままで三束さんと対面していて、彼女は強いと思った
・2人が結ばれてほしかったような気はするけれど、むしろこの結果が一番リアルだなと
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物語性の強い小説の方が好きなので、「乳と卵」よりも楽しんで読めた。
俗人からすると、尊いような恋の物語。
「色のついているものっていうのは、みえている色を吸収しないからこそ、その色に見えるんです」
印象に残った台詞。
Posted by ブクログ
ぼんやりと生きていた主人公が、お酒に溺れたりばったり出会った人と恋に落ちたりする話
難しかった!
人間の裏側詰め合わせみたいなかんじで、最終的に聖とその後も仲良さそうにしてたけど…おさまるところにおさまったかんじあるけど、という読後感
アル中のあたりは読んでて苦しかったけど、なんも選んでない人生だったって気づくところがずしりときた
たぶん何年か経ってから読み返したらまた違う感想を持つんだろうなと思った
Posted by ブクログ
とにかく言葉や表現がとても綺麗で素敵でずっと読んでいたかった。
読んだ後はなんとも言えない気持ち。でもこれでいいとも思う。
全体的にリアルな話だなという印象。
三束さんとの時間が毎回すごく素敵だったし、恋ってこんな感じだよなと思った。聖との会話などからは普段の言葉にはしないモヤモヤとか、人ってそうだよねと共感できる部分が多かった。
30代くらいになって読んだ方が感じるものが多そう。またしばらくしたら読みたい。
Posted by ブクログ
自分の好きな流れるようにスラスラ読めるタイプの小説でした。リズム感のようなものが心地よさを与えてくれる文章が好きなのでとてもよかったです。
他の方の考察も読んだのですが、冬子と三束さんと恋愛がベースでありながらも、最終的には冬子が人間として自立していくまでの成長を描いた物語であることがわかります。自分で選択することを避けてきた冬子が三束さんとの恋愛、そして聖との関係性を経て最後には「すべて真夜中の恋人たち」という言葉を自分で生み出すという流れら素晴らしかったと思います。
また三束さんと結ばれずに終わるというのもよかったです。冬子が酒を飲んで酔った状態でしか三束さんと相対することができなかったように三束さんも自身が物理教師であると偽っていた、という互いに自信を隠していた状態では関係は成立しませんでした。しかし本音でぶつかることを選択した冬子と聖の関係は長く続くという対比がメッセージ性を含んでいてよかったです。
それに水野くんや典子など、主要でない人物の生々しい心理描写もよかったです。
個人的に一番面白かったのは恭子さんと再開するくだりです。昔お世話になった恭子さんが聖に対する評判や苛立ちを冬子に話し、だんだんとヒートアップしてゆき聖の悪口大会(恭子さんが一方的に話しているだけ)のようになってしまいますが、最後に冬子に渡した香水が、聖が冬子に渡したものと同じだったところが素晴らしかったです。考えは人それぞれであり、他人をエゴで評価するという点で恭子さんも聖も変わらないというアイロニー表現でした。
「真夜中」や「光」というテーマから感じられる静かな雰囲気や様々な人間の心情描写も素敵でした。とても面白かったです。
Posted by ブクログ
文章、文体がとても好き。
生きてる中で、うっすら思ってることとかをしっかり言葉で表現してくれた。
最後の文も大好き。
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いっぱいいっぱいになって、ただこの人のことを好きとしか思われへん感じがすごいわかる。
聖の言ってること理解できるけど、人の気持ち感情は複雑なの。
Posted by ブクログ
音楽のような美しい文章。
長いセンテンスと短いセンテンス。
あえてのひらがな使いと平易な漢字。
独特なリズムで心地良かった。
フリー校閲者:入江冬子、生きるのに不器用で人と関わるのが苦手。でも孤独を選びとっているわけではなくとても不安定。
好きになった2回り歳上の三束さん。
冬子と正反対でアグレッシブな聖。
誰でも生きていけば傷つくことと遭遇する。
そこから学び、時を薬として進むしかないのよね。
そして思い出した!
息子が小学生時代のママ友…呂律が回らずプツッと突然切れる電話。掛け直すも出ない。。。そんなことが何度か続いたことを。。。
Posted by ブクログ
切ないけれど、いい終わりだと思った。
恋愛小説ではあるんだけど、確かにそれがメインなのだと思うのだけど、私は友だちの物語としてとても良いと、とても好きだと思った。
読んでる間は少し苦しく感じていて、「感想は捻り出して書くことになるかも」と思ったりもしてた。
けど、大きな展開を経た最後、その印象がガラッと変わって、感じていた苦しさが嘘のように、スッキリした気持ち良さを感じた。
スッキリといっても色々あると思うんだけど、ひどい風邪でだるかった体が、熱がひいて体がスッキリしたときみたいなスッキリ。
不器用な主人公が少しずつ周囲の人間から影響を受けて、自分を変えたくなって、でもやり方が本当に不器用で、苦しくなる。
でも、だからこそ最後のシーンが尊いと思った。
Posted by ブクログ
とてもロマンチックな題名。光に関する描写がとても綺麗で美しく感じた。主人公の冬子の孤独感と生き方、辛さ寂しさが真夜中とリンクする感じかな。自由奔放で自らの進むべき道を切り拓くような友人、聖と何も選べない流されるままにしか生きれない冬子の心の葛藤を描くことでより冬子の人間が伝わってくる。三束さんのことを好きなのに好きと言えない冬子。最後まで目が離せまんでした。
Posted by ブクログ
最近本を読んでいて、小説家の書く恋愛は人間的で、自身とは全く違う静かな感情のものが多いと感じる。この小説に書かれてる恋愛もそう。欲望にまみれた恋愛ではなく、もっと深い心情での恋愛。理解はできない表現が多いけど、なんとなく楽しめた、そんな一冊。
Posted by ブクログ
冬子と聖、私とあなたみたいな。
周りに1人はいるような、何を考えているのかわからない言葉少ないあの人や、自身いっぱい自分語りが出来るあの子、描くのが上手くてイライラした。そして分かり合って一緒にいられる2人は、真逆でも相性が良いのだと思った。
冬子と三束さんがお互いを知り合う場面の会話がなんだかとっても懐かしくて泣きそうになった。あるよねこんなキラキラした瞬間、相手を知ることって理解しようとすることってこんなに素敵なものだったよね。
Posted by ブクログ
読んでいる間ずっと、痰が絡み続けてるような鼻水が落ちて来たときのような、そういう粘液状のものが喉にまとわりついてるいるような気持ち悪さがあった。文章の向こう側に見える景色はすごく透明感があって綺麗なのに、登場人物も、人間関係も、起こることも全てが気持ち悪かった。なのに読んでしまう。
前に、高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」を読んだ時に感じた不快感に近いかもしれない。あちらも人間の内面の醜さとか醜悪さをすごく上手く書いていて、こちらの著書はどちらかというと人間の弱さとか甘えとか、身近にいたらそっと距離をとりたくなる類の嫌な感じを書くのがとても上手いと思った。
自分の中にもあるそういう部分が刺激されて、読みやすくてどんどん読めるのに読んでいる間も読み終わった後もずーっと不快感が続く作品だった。こんな不思議な読書体験は初めてだった。
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なんか共感もできないし、ドキドキワクワクもしないし、流れるように静かに読み進める感じが新鮮だった。冬子と聖が続いてくのは2人にとって良い方向に進んだなと思う。自分には合わないけど、良い本ではあった。
Posted by ブクログ
文章は美しい。主人公の見ている世界の描写も美しい。だけど気持ち悪さが拭えなかった。主人公がぼんやりしてて、他の人との会話の場面とかイライラするし、最後まで共感できなかった。でもラストは少し感情が目覚めたのかな…?
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「黄色い家」が衝撃だったので川上さんの他の小説をあたっている最中。
冒頭から冬子や聖の性別に確信が持てないときがあった。「聖」って男性でもありそうな名前だし。(読み方は「せい」で良いのかな。)
途中、典子が冬子を「入江くん」って呼んでいて、ますます混乱。冬子は男性だったの?途中で性を変えたの?いや水野くんとの描写を見る限り女性だよね?とか、、、
正直この物語の結末より、そこが気になってしまっている。笑
冬子がアルコール依存症なことが、あまりに自然に描かれていて、そこが怖くもあった。「アルコール依存症=悪」という解釈がそのまま持ち込めず、冬子がお酒を飲むことで三束さんと楽しい時を過ごして自信を持てるならそれでいいんじゃない、と言う気持ちにすらなった。結局最後はアルコール依存を克服できたのかな?
三束さんが実は高校教師じゃなさそうなのは、読んでいる途中からわかった。何か事情があって、生きたかった人生を生きられなかった人なんだろう。だから、冬子の危うい感じを一緒にいることで救ってあげたいと思ったのだろうか。
聖については、共感できる部分もあった。でも必ずしも冬子を利用だけしていたわけじゃないと思う。冬子のような生き方に憧れるところもあったんじゃないかな。二人は友達として今後も生きていく気がする。
主人公全員が、自信のなさだったり、危うさを抱えていて、この物語の中で冬子が三束さんや聖との関係を通して少しでも前向きになれたように見えたことがせめてもの救い。
Posted by ブクログ
冒頭の一文があまりにも美しすぎる。
肯定も否定もせず色んなことを受け入れていく主人公の冬子。
私はどちらかと言うと聖と似たタイプの女だと思う。
そして私も冬子のような人に無性に惹かれる。
冬子と聖のように自分には持っていないものを持っている同士は
惹かれ合うことが多い気がする。
「みんながみんな、あなたの常識で動いてるって思わないでほしい」
冬子のこのひと言が刺さりまくった。
2026年に映像化されるんですね。
Posted by ブクログ
率直に、こんなに何も起こらない物語の登場人物を生き生きとさせて、読み手を退屈させない文才が半端ないと思った。
映画化されたら絶対観ようと思うけれど、映像化が難しくないですかねぇ…この人が書く文章だからこそ魅力的だと思うんだけど…。。
なんとなーくふらふらぼんやりしてた不器用なのか器用なのかわからない危なっかしい主人公が、自分の手で何かを選べたり、話せたり、ふと思いついた言葉を書いたりできるようになっててよかった。
光は何かに反射しないと光として認識できないけれど、見えなくても光は確かに存在していて、それを真夜中の恋人として、何か愛しいものとしてるのかな、と解釈しました。
関係性に何か名前がなくても愛しい人やものってあるよね、、
Posted by ブクログ
こじられた人々のお話
話自体は大きく展開しないが、作者の情景描写のうまさと、主人公たちの心情などを描き楽しみながら読み進めていった
・どんどん主人公がアル中になっている姿が怖かった。途中まで登場人物が触れることなく進んでいるからこその怖さ
・聖さんの語録がとても印象に残る
感情に対して「なにかの引用じゃないか」は、SNSでえた情報や感想を嬉々としてなる我々も強く心当たりがある
・分厚い本を見て「人が人に伝えたいことがこんなにある」
・スプーン1,2杯の液体を体から出すだけでこんなにも変わる
主人公が典子から「入江くん」って呼ばれているのは、伏線かと思ったが違った??
Posted by ブクログ
文章がとても綺麗。
静かな夜やその他場面も想像しやすい
でも冬子のアル中で肯いてばかりで自己主張がない感じが私にははまらなかった。
あの会話のテンポ感雰囲気、繊細な表現が好きな人はおすすめだと思う
Posted by ブクログ
感情移入しきれず。
酒の力を借り、人の服で着飾る女。
本来でない仕事を語る男。
女はファッション、男は仕事というステレオタイプ。ある種の風刺なのか。
学生時代のセックスの話含めて、聖との関係性も含めて、人生を消費される冬子と、
消費する周りの人。
それぞれがどんな価値観で人生を送っているのかとても分かりやすく描写されてる。
好きになれる登場人物がいないのが大きいのかな?
すべて真夜中の恋人たち
これにどんな意味があるのかもまだしっくり来てない