【感想・ネタバレ】すべて真夜中の恋人たちのレビュー

あらすじ

「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。

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Posted by ブクログ

ずっと小説が読めなかった。でも、やっと自分の時間が意識できるようになって、タイトルに惹かれて買ったこの本を5年越しぐらいに引っ張り出してきて読んでみた。
大人になってから初めて読めるようになったこの小説をずっと忘れないと思う。
冬子と感覚が似ていて、気持ちが読み取れて苦しかった。お酒を飲んでしまったら余計良くないことになるとわかっていても、飲んでいないと、感覚を鈍らせないと、向き合えない気持ちや刺激。
他者と自分を比べて自分を下に見ること、物事を感覚的に捉えて全てを受け取りすぎること、そしてその多くのものから目をそらして生きること、自分の中で処理しきれない感情をたった一人の特別な誰かに理解してもらいたいと思うこと。何かに依存していないと維持できないような心の弱さ。今このタイミングで冬子という人物に出逢えて本当によかった。聖もどうか幸せでありますように。また真夜中で迷子になったら、この光に会いに来よう。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

私の好きな人から貸してもらった本です。
私は恋愛小説が苦手であまり読まないのですが、この小説の綴る一言一言の言葉や文章が繊細で毒を孕みそうな危険もありつつ優しさの内包されている面と触れ合えて、久しぶりに恋愛小説読んで恋愛っていいなと思いました。
まず、好きになるっていいなと思いました。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

タイトルや映像化から
キラキラしているストーリーをイメージしているとギャップを感じるかも
でもだからこそ自分には物語が刺さる
主人公は私の中にいる、主人公はわたしだ

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

大人の恋ってこんな感じなのかな…とアラサーに入った女は思いました。
もう読んでるだけで悲しくでもその中でも暖かな物があると感じました

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2026年05月15日

購入済み

好きな芸能人のお勧めの本だったか、何かのきっかけで購入して積んでた本を長期休暇に読んだ。
純文学を普段読まないこともあり、ずっとモヤモヤしたようなもどかしい気持ちだった。
同じ年齢のまったく反対の友人への憧れと嫉妬とか、自分の気持ちを伝えず行動に移さない他人への苛立ちとか、共感できる感覚はいくつもあった。

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2026年05月06日

購入済み

内気な人の恋

他のサイトのレビューを読んでいると、    
主人公に感情移入出来なくてイライラした、
というのが結構あったが、
それは読者が外向的な性格だからだろう。
内向的で人付き合いが苦手な人なら
必ず共感出来る作品。

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2017年08月28日

Posted by ブクログ

親密な関係の女友達と主人公の入江冬子はそっくりで、彼女を思い浮かべながらこの本を読んでいた。性的なシーンは読んでいるだけで実際の光景は見ていないのに生々しく映像が頭に浮かんで、そういった経験のある彼女にとっては苦しい場面の一幕になるであろうと思った。この本を私と同じく買った彼女はこのシーンを読んでどう思うのか...
水野くんが入江さんに言った「何も言葉を持たないし、何を考えているのかも分からない、イライラする」それは彼女がかつて言われた言葉でもあった。この言葉を読んで以降、彼女も同じような悩みを持ちながら生きて今を過ごしているのではないかと思った。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

繊細な心を持つ主人公のラブストーリー。
アルコールを飲まないと他者との会話も難しい。心を保つのがいっぱいいっぱいで生きている冬子。
三束さんに出会い、恋をして、解れていったり、壊れかけたり、自分自身も知らない色々な感情に出会い、翻弄する。
儚い恋、実って欲しかったなあ。
三束さんは職業のこと以外でも、冬子の純粋さとの不釣り合いさとかそう言う点でも心苦しかったのかなあ。三束さん自身は年齢を重ねている分、心の穢れも多少なりともあるでしょうから。
三束さんにとっての冬子はちょっとした寂しさを埋めるのに丁度いいくらいの相手だったのだろうか。
かなりの年齢差があり、それに加えてここまでピュアな恋愛小説ってなかなか無いから新鮮でした。
聖、なんて酷いことを言うの!と思ったけれど、的を射ているのかもしれない。最終的に主人公を救ったのもこの子だったんだなあ。
寝る前に読んだのだけど、どこか余韻に浸ってしまって少しだけ眠れないそんな夜を過ごした。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〜1周目〜
2023.07.04
恋愛物語というか、大人の女性が大人でありながら少しずつ成長していく物語になっていた。
奥手すぎるとイライラする部分もあったけど繊細な人々の話なのだなと思った。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

文体のせいかもしれないけど冬子がとてもロマンチック。自然の美しい描写が多くて楽しい。その分、他人がどんな思考で話しているのか慮るような文章が書かれてないのも冬子らしくて面白い。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

誰かの正解をなぞるのではなく、たとえ不器用でも自分の意思で選んだ道が“自分の人生”
傷つくことを恐れて何もしないことは自分自身の可能性の放棄。
今の自分を肯定するべき。
他者との繋がりだけに居場所を求めるのではなく、今自分が立っている場所での静かな時間こそ私の全て。忘れていくことは大切に咀嚼して、自分の一部にしていくプロセス。
執着を手放し、思い出を美しい結晶に変えてまた1歩踏み出す。
世界には一生かかっても伝えきれないほどの言葉と感情が溢れている。
本や写真を初めとする芸術からそれらに触れて、自分の感性を広げたい。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冬子さんが三束さんとの関わりを通して感じる感情、それを表現する言葉が、美しくもどこか胸を締め付けられるようで引き込まれてしまいました。
聖との衝突が書かれている所が特に好きで、修復を経て強くなる関係の美しさや、聖の心のうちでは生きづらさを抱えていることがよく分かる場面で、人間の魅力が良く表現されているなと思いました。
最後の選択は、三束さんなりの誠意なのか、本当の事を伝えるのが怖かったのか、両方なのか、また他にも思うところがあったのか、何か事情があったのかは分かりませんが、もっと言葉を交わしていれば、なんて思うのは無粋でしょうか。
日を追うごとに薄まっていく感情を抱えながら、たまに思い出して泣いて、思い出すこともなくなって。
いつか忘れてしまうのは必然で、人間として正常な反応であるからこそ、価値のあるものなのだなと気付かせてくれた本でした。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

もう少し早く読めば理解できたあの時の気持ちもたくさんあったのだろう。

読みながら傷つけられ、いつの間にか優しく包み込まれている。そんな作品に感じた。

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2026年05月22日

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川上未映子氏の全米批評家協会賞最終候補作品。
自己表現が苦手で人間関係に臆し流されるままに生きるいわゆる「腐女子」の冬子が主人公。その良し悪しは断定せずありのままの状態を起点として聖・三束らとの出来事をもとに平坦さを維持しつつ心情の変化(後半に大波)を描く手法が見事。
必ずしもハッピーエンドともバッドエンドとも言えないけれども、自分の居場所や在り処を確認し、冬子の感情を言語化という形で発露するシーンがよい。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

読むときによって受け取り方が変わってきそうな本でした
自分の選択によってどうなっていくか、どう向き合っていくべきか考えなおす機会になった
大切な人との向き合い方はもちろん、自分を大切に想ってくれている人との向き合い方も
どうしていきたいか考える機会になりました
悩む時間もステキなことなんだなあと
電車旅にて読破〜

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

冬子さんの心の葛藤や変化がリアルなような、そうでないような、、なんとも言えないけど三束さんとの不思議な関係が面白く感じた

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2026年06月18日

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つらい話。一回半分まで読んで読むのを諦めてまた最初から読み直した。読み終えることができてよかった。主人公の主体性のなさとコツコツしたところが好きではある。2人の関係も好きではある。と油断していると時々出てくる尖った思考や言葉が突き刺さってくる。突き刺しにくる。真夜中の二人の話。読めてよかったと思っている。真夜中に散歩したことを思い出す。真夜中に散歩しながら会話したことを思い出す。真夜中に散歩しながら会話して笑ったことを思い出す。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

モヤモヤとした中で進んで行くストーリー。
でも、この気持ち、分からなくもない。
わざと?ひらがなで書いている部分だったり、独特の空気感だったり、読むというよりは、感性を研ぎ澄まして「感じる」本かな。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

ロマンチックだというのは、こういうのをいうのかなと思った。
冬子はどこか非現実的で、行動も言葉も、考えにも、とても時間を使う。

甘くもあり、苦くもある冬子の目から見た現実は、「ロマンチック」というのに相応しいのではないかと思う。

物理的に語られる光も、色々に散りばめられた嘘も、真実も、現実も、やがては冬子のロマンチックになる。

恋愛小説は久々に読んだけれど、やっぱり苦いものなのだと思った。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どちらかと言えば聖寄りの性格なので、大人しくて自分の意見をなかなか口にしない冬子の心情が新鮮だった。
冬子や他の登場人物からみる聖の印象が分かりやすくて、聖の気持ちも分かりやすかった。聖の、自分達もそうしたいと思ってるくせに堂々としてる人を軽蔑したりするのがイライラする、どうせ今も私があげた下着をつけているんでしょ、みたいなシーン、私も似たような気持ちになった事がある。
冬子と聖は間反対な性格だけど、2人とも恋愛下手で、痛々しかった。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

自分に何もないのは自分で何も選択したことがないから…と自分の恋を動かす選択をする冬子がいじらしい。

すべてを選択した気になっている人間から人生で2回も「見ててイライラする」と言われてしまう冬子だけど、水野くんも聖もどこかで羨ましいと思っていたんじゃないかな。常識を突っぱねなくても、無理くり選択し続けなくてもそれなりに生きている冬子に嫉妬してたんじゃないかなって思った。

冬子の気持ちも聖の気持ちも典子や恭子の気持ちもどれもなんとなく共感できて、でもどれも人の嫌な部分を孕んでて、そのリアルさが痛々しかった。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

人から勧められたままに生きる冬子。
自分で決めて、行動したい、人まかせというものを
受けつけられない人間なの、という聖。

高校の同級生の水野くんは
「与えられたものを、どれだけ捨てられるかが
大事だと思うんだ。みんな、退屈と停滞を
平和とか安心なんかと取り違えてるんだよ。
だから僕はここを出て、自分で選んだものだけで
生きるのさ」という。
水野くんは、聖に似ている。
そして冬子は、二人ともに
「君を見てるといらいらする」と言われてしまう。

冬子のように、ぼうっと生きていることや、
(少なくとも周りからは楽に見える)
傷付くことを避けて生きること、
誰のことも求めず求められもしない生き方は
本当に楽なのか。冬子自身「それは楽なの?」と
あまり、ぴんときてなさそう。
むしろ、
そのことで人一倍苦しんでいるように感じる。
ひとりぼっちが寂しいと思っている。
少なくとも聖の「そういう生き方が好きなんでしょ」
は、言い過ぎかな。聖が頑張り屋すぎて、
どうしても頑張れない冬子のような人を見ると、
やきもきするんだろう。

カルチャーセンターで出会った三束さん。
高校の物理の教師をしているという。
酔っ払った状態でしか
外へ出かけられなくなっていた冬子に対して、
途惑う様子を見せずに優しく接してくれた。
決まった曜日に喫茶店で会うようになった二人だが
沈黙と、短いやり取りの繰り返し。
生徒と差別化するためにと、
名前で呼んでくれた辺りから距離が縮まったかな?

199ページ、三束さんの服とか髪とか唇とか、
目のわきの傷跡とか細部をたくさん思い出していて、
自分の五感がすべて三束さんでいっぱいなんだって
伝わってくる印象的な文章だった。

三束さんからもらったショパンの子守歌を
一日中聞いているという場面、
「ひとつひとつの音の輝きをそっと撫で、
それを連ねて首飾りに、
その光の輪を何度も何度もくぐり抜け、
深呼吸すれば身体が内側からしずかに光り、
吐く息は光の粉にふちどられている」

とにかく世界のすべてが光でできている!と
感じられる描写が印象に残った。


私と寝たいと思ったことは、ありますか?
三束さんは、はい、と答えた。
冬子は三束さんのその言葉を頭の中でぐるぐると
繰り返していた。自分でも思いがけないことを
言ってしまって、嬉しいより動転してる?

三束さんの誕生日のお祝いで食事をした帰り、
愛していると伝えた。伝えた瞬間なみだが溢れて
三束さんの手を握ったまま泣き続けた。
これが最後だと悟った、なみだだったのかな。
頭のてっぺんに乗せられた三束さんの手と肯きが、
告白の答えだと思いたい。
結局、真夜中の散歩の約束は果たされなかったけど。

ぼろぼろで帰った家の前で、聖が待ち構えていた。
苛立つ聖は本音をぶちまけて、冬子が泣いて
聖も泣いて、あなたのことをもっと知りたい、
友達になりたいと訴える。
いつも意地悪になって、いつもだめにしてしまう、
と顔をぐしゃぐしゃにして言う聖。
「あなたみたいにみんなが強いわけじゃないのよ」
と、周りから言われるたび
聖はどんな気持ちだったのか。
「鈍さからくる発言や考え方」を受けて、
傷付くこともあったんだろうと思う。
この喧嘩?の後からは、
本当の意味で仲良くなっていてほっとした。
冬子はもうひとりぼっちじゃない。

目のわきの傷跡は、
食品工場の職を失ったことと関係ある?
特に意味はないのかな。
三束さん、物理の先生って嘘だったの、
驚き!会話が弾まなかったのは、大きい嘘を
ずっとついていたからだったのかな。
それでも、冬子に光を教えてくれたことに
かわりはない。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ

風景描写がとっても綺麗。耳をすませば聞こえるくらいの冷たさ、という表現が特に好き。次の冬は夜中の光を感じながら歩いてみたい。

静謐、という言葉がよく似合う話だけれども、後半にかけての性的な描写で繊細な膜を張ってた何かが崩れてしまった。

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2026年05月22日

Posted by ブクログ

序盤は主人公の冬子に全く共感できずなかなか進まなかったけれど、文章や風景描写の綺麗さもあり読み進めていくうち、過去の恋愛で傷つくのが怖くて相手と深く関わることができなかった自分を思い出して苦しくなった。

冬子とは対極な性格に描かれている聖にも全く共感はできなかったし、終盤の喧嘩のシーンでの発言についても言い方やタイミングはどうかと思ったが、聖の台詞からは、人と関わる中で自分を守るために一歩踏み込めない私自身を顧みるきっかけをもらったと思う。

すきな人のありとあらゆる細かいことを覚えていたり、気がつくとその人のことを考えていたり、相手をもっと知りたいと思ったりする心情描写には恋愛の苦しさ、切なさが詰まっていた。

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2026年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

冬子も聖もわたしは苦手なタイプ。自分の意見を言わない子も、考えていることをそのまま言葉にするタイプの人も。出てくる人達を誰1人、私は愛せなかった。水野くんも。
汚い人間だけどそれを隠して生活していくことの何が悪いのかな。我が身がかわいいのはみんなそうなんだからね。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ


夜の雰囲気、三束さんを静かに想う気持ちなどとっても素敵だったんだけど、聖があんまりにも無理だった...。
女のというか人間のいやのとこ全部詰まってたな

冬子を見てて
自分に自信を持つこと、自分以外の何か(酒や三束さんなど)に自分を委ねすぎないことがやはり大切だなと。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

言葉の表現が素敵だった本
文章から、相手への好意が伝わってきてすごかった
ただ、物語の内容としては大きな変化はなく、フレーズに特化した本だなぁと。物語大好き派としては物足りない感じ。もう少し人生経験した後に読むとまた違うのかな?

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ


主人公が、思ったよりお酒に頼ってしまってて、
それでもはっきりしないような雰囲気がわたしは
苦手でした。

でも、そういうところをはっきり言ってくれる聖と
終盤本音で喧嘩したところがよかった。

あと、冬や夜中の情景が思い浮かぶ文章が
すごくキレイでした。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

校閲という仕事を知らず、興味深く読んだ。

冬子の、自分の意見をあまり言わない受け身なところは、自分と重なる部分もある。そして友人にも似たタイプもいる。自分の意見に同調してくれるのは心地よいこと。けど「あなたの意見は?」とむずがゆく思うこともある。
小説のようにそういう冬子タイプの人を「イライラする」と感じる人もいるのだろう。でもあなたが一緒にいることを「選んだ」のでしょ、心地いいんでしょ、とも思う。

冬子は「流された」と言っているが、聖のすすめで会社を辞めてフリーランスになったことは、「選んだ」ことだと思う。仕事や何かを変えることをしたくても踏み切れない人だってたくさんいるはず。

恋愛部分の描写は個人的には好きだったので、最後の終わり方には拍子抜け。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

2026.05.10再読。
大学4年生で初めて読んだ時ほどの感動はなかった。それは当時の自分の一番の悩みが人間関係で、この本を冬子の成長物語だと捉えていたから。もう今の私は自分の気持ちを相手にはっきり伝えられるし、学生時代のような狭くて濃い人間関係にもう属していない。それより三束さんとのパートに焦点を当てて読んでいたから、終わり方に驚いた。

冬子が三束さんに、なぜ自分が毎回酒を飲んで会っていることについて何も聞かなかったか尋ねた時、「人には、いろんな事情があると思うので」と言ったところに、大人の恋愛の(三束さんに恋愛感情があったとは思わないが)醍醐味だなと思った。なんでも相手のことを知りたくて、ひたすらに質問をし合うような20代までの恋愛とは違う。
...と思っていたけど、最後に三束さん自身が経歴詐称してたことを知り、ただ自分も嘘抱えてたから相手にも聞かなかっただけか!
冬子は自分を初めて受け入れてくれた三束さんに恋心を抱き、三束さんは自分を尊敬してくれる冬子に本当のことを言えなくなっていった。なんで嘘ついたのか、三束さんの心情をもっと掘り下げてほしかったな。
三束さん目線でのスピンオフが読みたい。
きっと、冬子は三束さんの誕生日のお祝いした夜のことを、何度も何度も思い出すんだろうな。

女友達との人間関係パートも秀逸。
人と関わると傷つくし、裏切られるし、心が掻き乱される。でも、「あなたはもう私の人生の登場人物じゃない」という言葉は今回もグサリと刺さった。
人と距離をとるごとに、私という存在が薄くなっていく。
「自分の気持ちを伝えたり、動いたり、他人とか変わっていくことは面倒で大変で傷つく。だからあなたはそれらを回避して自分だけ無傷でいる。」

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

目に見えないモヤモヤ〜っとしてしまうような感情や距離感の描き方が絶妙だったなあと思いました。

〝恋愛〟に境界線はないような気もしますが、冬子と三束さんとの関係は、年齢差のせいか、私はつい親や子世代を思い浮かべてしまい、恋愛モードに入りにくかったかな?

また、冬子の「日本酒入り魔法瓶」や登場人物たちの言動に、頭では〝常識〟って、通じる範囲が限定されるし、流動的なもの、と理解しつつも、なんとなく違和感がこみあげてきて、自分の中にある同調圧力や価値観の捉え方をどこか試されているような、居心地の悪さを感じながら読んでいた気がします。

終盤、まるで、夢や酔いから醒めるように、一気に現実へ引き戻されるような場面は、ちょっとブラックユーモア的にさえ感じられて、先入観(イメージ)で人を括っている自分にちょっと苦笑いしてしまいました。でも、いろんな解釈が広がって、余韻が面白かったかも?とも思いました。

読み手によっても感想の振り幅がとても大きい作品みたいなので、そこも興味深い気がします。
私は、共感できない場面も多いけど、なんとなく共感できるような場面もあって、〝モヤモヤ感〟がとても印象的な作品でした。
真夜中に世界がふたつになる感じはとても共感でした。
映画化されたとのことで、どんな世界観なのかちょっと気になります。

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2026年05月08日

Posted by ブクログ

未映子節。恋愛は儚いものといいたいのはわかった。そのうえで、いいものだといいたいのか怖いものだといいたいのか。多量飲酒が見せた夢とでもいいたいのか。なんか解釈にモヤモヤするのと、タバコが映像作品からも紙作品からもみるみる消えつつある昨今、こんなにお酒が登場する作品って大丈夫なのだろうか。お友だちの存在の意味も私にはようわからず。

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2026年06月05日

購入済み

今まで一番飛ばし読みした本。かなり気持ちが暗くなる。

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2016年09月20日

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