バンクハザードにようこそ

バンクハザードにようこそ

1,980円 (税込)

9pt

司法書士の東雲は、箱根銀行に勤める友人、燎原が多額の金を横領して自殺したと、燎原の妹の杏子から聞く。二人は燎原が死ぬ前に残した、「箱根銀行は二百億もの金を粉飾しており、その責任を自分一人に押し付けようとしている」というメッセージを見つけ、燎原の自殺の謎を探ること、また、箱根銀行に復讐し、必ず潰すことを誓う。東雲は、実は詐欺師であることを杏子に打ち明けた。予算未達に追い込まれ融資先を必死に探す本店営業部、インサイダー取引の惧れのある未公開株に手をかける運用部、マスコミ対策に追われる広報部、赤字決算の粉飾をした経理部……。不正と陰謀にまみれた悪徳銀行を、天才詐欺師が鮮やかに追い詰める、痛快エンターテインメント!

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バンクハザードにようこそ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    司法書士の東雲の友人で銀行員の燎原が、多額の金を横領して自殺した。
    燎原が横領などするはずもなく、ましてや自殺するとは思えなかった。

    燎原の妹・杏子が自分の机の奥から見つけたUSBには、銀行がニ百億円近い金額を改竄し、今までの粉飾決算のツケを彼に回す腹積りらしい記録が残っていた。

    燎原は、杏子と

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    銀行系の勧善懲悪といえば、ドラマ化された作品が思い浮かぶけれど、本作もそれに続くのか⁈
    やっぱり恐怖政治は働く者を萎縮させ、判断を誤らせるよなあと感じた話だった。
    そしてラスト。
    爽快といえば爽快だけど、そんな簡単にブラックな進路に決めちゃっていいのか心配になってしまう。
    シリーズ化したら、もちろん

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    銀行の世界を知るきっかけになった。粉飾決算とかはざらにあることなのかなぁ。罪を人に着せて、自殺をしたように、見せかけるような現実が本当にあるのだろうか。詐欺師と言う仕事に興味を持った。それもこれも人間のスペックが高いからいろんなことができるんだろうなと感じた。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    池井戸潤の作品ではないかと間違うくらいの題材だが、ちゃんと中山節炸裂の正真正銘中山作品。どんでん返し度は低めながら、親友の弔い合戦で銀行の闇を暴く、その手口の巧みで鮮やかなところが、兎に角スッキリする。こういう勧善懲悪ものも悪くない。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    箱根銀行で働いていた燎原勲は自殺体で見つかる。
    妹の杏子は自殺するはずがないと思い、すぐに勲の友人、東雲昴に相談に来る。そのうち勲の部下だった当麻鮎彦も捜査に協力を始める。
    3人は黒幕を疑う箱根銀行に仕返しを始めた。
    巨大詐欺のニュースを見るとこんなこと可能なのかと思うけど、この本を読むと、知ってい

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    銀行物と言えば池井戸潤さんというイメージが有りました
    その物語は行内の悪玉を駆除し、銀行が正常化されるというストーリーだったのですがこの本は銀行を壊滅させるというストーリーだったので新鮮でした
    主人公の活躍?も予想以上で痛快でした
    でも最後の展開での真犯人の件はなんとなく見えていた気がします(^^)

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    みんな上手く騙されすぎ笑
    銀行の専門的な用語が多いので多少流し読みはしたが、ストーリーは面白いし、最後のどんでん返しはやられた!私も上手く騙された笑

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    あーホント痛快だった。
    友の復讐とはいえ詐欺だし間違いなく犯罪なんだけど、ここまで徹底的だと思わず「天晴!」と言いたくなるよね。
    金融業界の特性を盛り込みながらもストーリーは堅苦しくなく、こんなエンタメ作品に仕上げてくれる。
    毎回期待を裏切らない作家さんだわ。
    毎度の事ながら、最後まで楽しみを残して

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    横暴な銀行を詐欺師が痛快に追い詰める物語。
    復讐譚ながら軽やかな筆致で、重くなりすぎずスカッとした爽快感を味わえる内容で、続編にも期待。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    友人である銀行員を自殺に追い込んだ銀行への復讐小説。
    打算で動いている銀行の職員がまんまとだまされるのは痛快だった。
    組織で働く辛さを考えるとしんどいけど、まんまとだまされ、復讐がどこまで成功するのかを楽しめばいいのかなと思った。
    面白く、また、銀行の職務内容も興味深くて楽しく読みました。

    0
    2025年09月14日

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