また明日

また明日

826円 (税込)

4pt

平凡なサラリーマン家庭に育ったヤヨイは、お嬢様のユリコ、体が大きく優しいマスコ、お調子者のカツオ、隣家の息子タカユキと同じ小学校で学んだ。五人はそれぞれの道を歩み、還暦近くになって再会。会わない間に大人になったところもあり、変わらないところもあり......。ささやかなようでいて、いろいろあった人生を生きてきた五人の物語。

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また明日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    昭和30年3月の生まれのやよいが主人公
    私は昭和29年の3月生まれ
    なんか 身近な時代だなあ!
    と思って読みました。
    そうそう 小学校の時 お金持ちの女の子の家に遊びに行ったなあ!
    ほんとに縫えるミシンとか 小さなグランドピアノがあって びっくりしたなあ!
    とか 思い出しながら読みました。
    お金持ち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月17日

    昭和29、30年生まれの小学校時代の同級生5人。それぞれの家庭環境、当時の時代情勢の中で、それぞれの人生を生きてきた。還暦を前に、再会することに。

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    購入済み

    泣き笑い

    2023年03月29日

    なぜか所々で泣けてきました。ヤヨイちゃんとユリコちゃんの友情の深さに感動したり、自分の日常と重なったり。還暦になって幼友達との絆が深まるなんて羨ましいですね。

    #ほのぼの #泣ける #深い

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    Posted by ブクログ 2024年02月03日

    敢えて、勝ち組と負け組に分類するのであれば、このエピローグで集う五~六人は勝ち組と言っていい。何故か。還暦を迎えたときに出会う覚悟を持っているからだ。悩み、後ろめたさはあろうとも、幼馴染みに喚起することができるのは、真っ当な人生を送ってきた証拠だ。

    私にはそれが出来ない。思えば遠くへ来たもんだ。地...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月02日

    群ようこさんの時代のそれぞれの人生が淡々と描かれていて、バラバラだった人生が同級生の繋がりで繋がる。皆どこかちょっぴり悲しいけれど、年をとったら自分の生きたいように生きて行くそんなお話。好き嫌いはあるかもしれないけど面白かった。

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    Posted by ブクログ 2023年09月23日

    小学生の幼馴染の男女5人が、還暦を迎えた年齢になって再会するまでの物語だ。
    若い方が読むよりも、戦後しばらくしてからの昭和の時代に少年・少女時代を過ごした者にとっては、時代背景が鮮明に思い浮かび、人によっては懐かしく、人によっては苦々しかった場面に出会すだろう。
    5人の少年・少女の時代から始まり、社...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月11日

    本当に皆違う人生。そんなの当たり前だし、わかっているけれどそれでもやっぱり違う人生だなーって。そうやって自分の道を歩んできたから、また昔の仲間と再会する縁が出来たし、毎日を懸命に積み重ねていないと中々再会したいという気持ちも芽生えてこない。登場人物の子供の頃は、昭和の時代で私には懐かしいなって感じる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    著者の小説を読んだのも久しぶり。もちろん初読。
    これは何というのだろう。物語としてはそれほど面白かった!とは思わない。幼い頃の同級生5人それぞれを主人公に5編のエピソードがあり、それら5人が人生の晩期に再び巡り合うラスト。本書が持つこの「組み立て」そのものも、決して目新しい構成ではなかったし。
    でも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月05日

    幼い頃に思い描いていた将来とはずいぶん違ったところに辿り着いた六十代でも、また明日からも自分の人生を自分なりの誠実さで生きていこうと思えるお話でした。

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    Posted by ブクログ 2023年03月31日

    どんな状況になってもどんなに年月が経っても、「また明日」って楽しく言える毎日を過ごしたい。
    そしてそう言える人が周りにいれば最高。

    久しく会ってない小学校時代の友を懐かしく思い出した。みんなどうしてるいるのだろう。
    でも意識的に再会するのではなく、偶然会う縁を信じて待っていたい気持ちもあるなあ。

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