【感想・ネタバレ】悪童 小説 寅次郎の告白のレビュー

あらすじ

え!寅さんの名付け親はあの人だったの!!!御前様が禁断の恋を?タコ社長のために寅さんが敵討ち?東京大空襲でおいちゃんとおばちゃんは……。さくらは昔から寅さんより賢かった!!(笑)映画でおなじみの柴又の面々の衝撃エピソードが次々明かされていきます。瞼の母のお菊、あの散歩先生も登場。映画の中の出来事とクロスオーバーしていく新たな真実……。

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Posted by ブクログ

「悪童」、いたいた、確かにこんな子達が 笑。昭和の時代が色濃く描かれていて、幾度となく、ぐっと来てしまった。
「その時代」へ共感出来る幸せをつくづく思う、これは人生の宝物だねぇ、と。
故郷に帰ったら必ず会って、「時代」を共有している「同級生達」、その世界にも通じる世界でもあるなぁ。「生きる」っていう積み重ねの中に、色々な「宝物」を発見出来て、歳を重ねていくことへの喜びさえ感じている今日この頃。

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2019年10月20日

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ひらいての口直しに、本当にごちそうさま。
寅さんが大好きで、今年の冬に最新作が封切りすると知って今までのものを全部見ました。プライム映画だったのが途中からそうで無くなって残念なことでした。寅さんのようになかなか格好良くカッコ悪くはできないけれど、昭和の男性のひとつの典型だと感じます。
今となってはの話ですが寅さん映画、封切りライブで見なかったのが残念でなりません。

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2019年06月24日

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おわい屋、ツラはまずいがタクがハクい、半畳を入れる、逆縁、、、寅さんが生まれてから中学卒業直前、柴又を出るまでの話。流行りのエピソード・ワンて感じかな。インテリってなぁ、窮屈でいけねぇや。

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2019年01月02日

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なるほど、そういう背景を想定してたのか!~親父の妾の芸者が身売りされて産んだ子を菓子屋の軒先に置いてきたのが自分。兄貴は居たんだけど病弱で早死にし、妹も生まれたけど、実の子の様に接してくれたのが養母・光子だった。父は戦争でペレリューで悲惨な体験をして帰国し、父親の弟夫婦が店を仕切っていた。勉強はからきしだめで、女房の手前か、親父は辛く当たった。母が死んだ中3で縁が切れ、校庭で煙草を吸っているのを見つかって父親と大喧嘩して家出、20年も柴又には帰らなかったんだけど…~山田洋次監督の構想は壮大だね。新作を作ったと聞いたけど、流行っているとは聞いていない。時代が違っちゃったんだね。誰でも笑える映画って事で予餞会でアホな高校生にも見せていたね。あの顔の車寅次郎が語っていて、そこに渥美清の人生は入り込まない。山田洋次さんって東大法学部卒なんだ!知らなかった~。DVDマガジンに載せた小説を書き直して単行本化したらしい

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2019年02月27日

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昨年(2019年)の秋にNHK総合で放送され、まもなく(2020年12月)に続編が放送される連続ドラマの原作。寅さんの少年時代を寅さんが語る。昔見た寅さんシリーズの映画のいろんな場面に繋がる話が多く、楽しい

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2020年11月29日

Posted by ブクログ

土曜ドラマ「少年寅次郎」の原作、山田洋次監督初の原作小説。
2・26事件の朝に帝釈天に捨てられたという誕生秘話から、柴又を飛び出すまでの十数年を、寅さんがほろ酔い気分で語ります。
寅さんの名付け親はあの人だった、御前様の恋、タコ社長のために敵討ち、おいちゃんとおばちゃんとの関係など、柴又の面々のエピソードが明かされます。
面白いです。

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2020年09月08日

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彼の視点で実際の柴又をはじめとした日本の歴史を語られると、寅さんがこんな事を言うかなと思う部分もありつつ、読んでいくうちに車寅次郎という人が実在したような錯覚さえしそうになる。

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2020年01月19日

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テレビドラマが始まり矢も盾もたまらず書店に急いで買いに走りました
読み進むにつれどんどん引き込まれ出てくる人々がどんどん好きになっていく
元々この家族の未来を知っていながら過去を読んで行くので必ず逝ってしまう事を分かりつつ物語が進むのがたまらなく悲しい作業でした
面白いし知りたいからどんどん読んでします
でも必ずその場面がやってくる、そして俺は必ずそこで泣くことも分かってる
こんな気持ちで本なんて読んだことがありません
でももう車 寅次郎を知ってしまっているので仕方がない
頑張って読んでたくさん涙を流しました
そしてスッキリとした気持ちになりあとは『お帰り、寅さん』を待つばかりです。

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2019年11月04日

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ネタバレ

良い話だった。戦争が絡むので切なくて悲しすぎる話がたくさんだし(でもそれが実際なのだろう),マサオ君とかクボタ君とか散歩先生の話とかじんとする。シー姉ちゃんの話も切ない。御前様がやはり良い。
山田洋次の遺言みたいで嫌だな。

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2018年12月05日

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ネタバレ

寅さんの映画になる前の生い立ちから香具師になるまでの話し。
寅さんの上にお兄さん(夭折)がいたことや、寅さんだけが妾の子でこの兄とさくらはとは腹違いで、でのこの育ての母がすごく出来た優しい人で御前様も好意を持っていとか…。
でもやはり寅が中学生の時に病気で死んじゃうんだよ。
で、おいちゃんとおばちゃんは戦争に行って帰ってきた飲んだくれてばかりいる寅の父親の弟で、戦争の時、赤ちゃんを亡くしてたという過去も。
”さしずめインテリだな”よく言う寅さんのセリフだけど、
散歩先生にみたいな人はほんとのインテリなんだろうな…。
1時間もあれば読める本だけど、その中に大事なものがいっぱい詰まってる本だった。

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2018年10月14日

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山田洋次(1931年生まれ)「悪童(ワルガキ)小説寅次郎の告白」、2018.9発行。冒頭「この小説を渥美清さん(1928.3.10~1996.8.4 享年68)に捧げます 山田洋次」とあります。1936年(昭和11年)2月26日生まれの虎さんの少年時代を描いた小説です。戦時中の悲惨で大変な様子が寅さんの目を通して語られています。愛国行進曲、教育勅語、赤紙、出征、防空壕、疎開、空襲、竹槍訓練、敗戦、進駐軍、父帰る・・・。

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2020年03月05日

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ネタバレ

「男はつらいよ寅さんDVDマガジン」に連載され「けっこう毛だらけ小説寅さんの少年時代」を改題。改稿の上に加筆した単行本としてまとめたもの。

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2019年09月28日

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寅次郎の子ども時代はこんな感じだったろうなあと思う。けど、今の寅次郎の語り口がちょっと…
御前様のエピソードが好きだ。

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2018年11月02日

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映画になるまでの悪ガキ時代のお話。
彼は憎めないキャラクターだよね。
映画で観てる分には、人ごとでもあるので、とても楽しい。
・・・でもね、身近かにいたとすると、正直ゾッとする時がある。

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2018年10月10日

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