かきバターを神田で

かきバターを神田で

710円 (税込)

3pt

熱いバター醤油にまみれた立派なかき、清らかなせん切りキャベツ、黄色い芥子。
あの光景を思い浮かべただけで――平松さんが悶絶する、冬の名物・かきバター定食。

寒い夜、家に戻る途中「肉豆腐が待っている」と思うだけでものすごく安心する――。
昨日より豆腐に味が染みて、ねぎもとろとろに甘く…その煮汁につけておいた煮卵の美味さ!

冬の煮卵、かきバター焼定食、山形の肉そば、ひな鶏の素揚げ、デミグラスソースがたっぷりかかったトンカツ、あるいは、ちぎりトマトにサザエカレーに水茄子…

世の中の美味しいもの、美味しい味を生むお人柄、美味しい料理の背景。
週刊文春人気エッセイをオリジナル文庫化した一冊。

解説・堂場瞬一

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かきバターを神田で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    平松さんが書く食べ物のエピソード、食材の数々は本当に尊くて輝きを放っているように感じる。食への向き合い方が素晴らしくて背筋が伸びる思いになる。風邪の時に食べる豆腐の喉ごし、クローゼットと冷蔵庫は似ている話。どれも一食への向き合い方が変わる話ばかり。

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    初めて平松さんのエッセイ読んだけど、お蕎麦のようにスイスイといっちゃう。軽く読みたい時に(飯テロ注意)

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    週刊文春連載の食エッセイ。これだけ食欲があっても品のある文章。

    一つ一つの話が絶妙な短さ。だからこそあえて少しずつゆっくりと読みたいエッセイ。このシリーズは最近の食エッセイとしては東海林さだおと双璧だろう。

    0
    2021年03月16日

    購入済み

    是非、平松さんを食レポに

    平松さんの作品を読んでいるといつも自分も一緒に味わっているような気分になります。高級な料理から超庶民的な食べ物までとても的確な臨場感豊かな筆致でいつも一緒に食べているような気分になります。是非一度平松さんのテレビでの食レポを見てみたいです。並みいる芸能人の食レポでは足元にも及ばないような、あまりにも

    0
    2020年12月30日

    Posted by ブクログ

    横串の女、おじゃまします、深酒の巨匠、道民魂、画伯の好物、セコスタンスでいこう、冬の煮卵、カリーヴルストをベルリンで、春うらら屋形船、水なすの季節、トマトをちぎる、なすそうめん、茂吉の鰻、とんかつの夏、アナ…

    0
    2020年11月11日

    Posted by ブクログ

    平松洋子『かきバターを神田で』文春文庫。

    週刊文春に掲載中のエッセイを文庫化。今回は食べ物だけでなく、食の周辺に関するエッセイも多数収録されている。

    我々が毎日三度三度対峙する食。その食を毎食大事にするというのはなかなか難しいのだが、平松洋子さんはそれを実践されているようだ。相変わらず軽妙な文章

    0
    2019年11月09日

    Posted by ブクログ

    食への貪欲さが、これまで私が知っているレベルとは桁違いでした。こんなに食の世界は奥深く幅広いんだなーと知らされた感じです。文章が簡潔で小気味良く、読んでいて楽しかったです。

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    なまこ「干されてやってもいいぜ」笑った

    ✳︎とまとを手で裂いたやつ
    ✳︎なすそうめん
    ✳︎パセリぽてさら
    ✳︎きのこスープ
    つくりたい!!!

    ★「食べない」を食べる

    水ナスたべたことないかも、たべたい

    0
    2022年09月25日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと
    「あ~食べたい!」と猛烈に思ってしまった。
    おでん
    カリーブルスト
    奥渋の台湾料理「麗郷」
    トマトの手ちぎり
    なすそうめん
    さんまのコンフィ
    きのこ鍋
    田部井さんの干し柿


    そして、アボカド円月殺法に驚かされ!
    (今晩やってみよう~)
    さらにさらにとん蝶まで登場するとは!!びっ

    0
    2020年05月25日

    Posted by ブクログ

    そんなに分厚くない短編なのに、少し読むたび満足し、なかなか読み終わらなかった。
    美味しいものを目の前にした時の、ワクワクとした幸せな気持ちを思い出す文書。ユーモアもあって、クスリと笑ってしまう。とても楽しいエッセイでした。
    個人的には、表題の「かきバターを神田で」がお気に入り。「ラマダン中」も異国情

    0
    2020年02月03日

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