湖上の空

湖上の空

594円 (税込)

2pt

私は本を諦めない──今村翔吾初エッセイ集。

第166回直木三十五賞を受賞し、作品だけでなくテレビ出演などでも注目を集める著者の初エッセイ集。地元・滋賀の情報誌に連載された「湖上の空」を始め、新聞や雑誌などで発表されたエッセイ・書評などを収録する。

織田信長や石田三成など滋賀にまつわる人物のエピソード、文学賞の仕組み、年号について、季節の果物について等々、折々の話題のほか、作家を目指したきっかけや、自著に込めた思い、忘れられないヒーロー、少年時代の思い出、家族やダンスインストラクター時代の教え子との交流など、著者の素顔が見えてくる。

「人の評価がいかなるものであっても書き続ける。いかなる声も正面から受け止め、ただ黙然と書き続ける。一人でも多くの人に『面白い』と思って頂けるために」とは、デビューシリーズ「羽州ぼろ鳶組」の読者に向けたメッセージ。また、直木賞受賞後、新聞各紙に寄稿したエッセイも網羅する。
「たとえ誰が諦めても私は本を諦めない」
「たった一冊の本が、次の本との出会いを作り、揚げ句は書かせるに至り、一人の作家を作った」
「私に夢をくれた出版界を微力ながら盛り上げたい」
こうした著者の熱い思いが胸を打つ、必読の一冊。

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湖上の空 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ご縁をいただき今村翔吾さんの講演会を聴かせていただく予定があり、今回こちらを拝読させていただきました。
    今村翔吾さんのことがよくわかる素敵なエッセイでした。
    生まれは京都ですが、滋賀に住むことを愛し、本を愛し、ご縁をすごく大切にする方だと感じました。
    生い立ち、両親、兄弟、幼少期、転職、出会い、30

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    今村翔吾、若造作家ではあるが、「30歳でも夢を実現できる」を実践し「70歳でも夢を実現できる」と一瞬錯覚をさせてくれる作家でもある。

    0
    2022年12月11日

    Posted by ブクログ

    軽い話かなと手に取ってみたらエッセイでした。でもさすがエンターテイメントに優れていて傑物でいらっしゃるなと思いました。良い挿話がいくつもありましたが、直木賞にノミネートされた初年から自費で人力車を用意してて数年後とうとう受賞の場にそれ乗って行った話が本当によかった。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    夢を追うのはめちゃくちゃにかっこいいなと純粋に思わされた。私も夢を持ちたい。
    今村さんの本もっと読むぞ〜

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    今村翔吾さんの作品は今まで読んだことがないのですが、作品からの先入観なく作家さんが何を考え、どんなことをしているのか知りたかったのでこの本を手に取りました。
    それに、歴史作家といえば、年上で年配の方というイメージだったので、自分より若い、歴史小説を書く方にとても興味がありました。

    本との出会い。

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    主に今村さんの生い立ちや作家への転身について語られたエッセイ集。あちこちに掲載されたもののまとめなので、繰り返しは多い。彼がどういう人かは全く知らなかったので、なかなか興味深かった。加茂台で育って、中高は奈良で、今は滋賀のどっかですか。近いやん!

    0
    2024年03月14日

    Posted by ブクログ

    今村翔吾氏がなぜ小説を書き始めたか、彼の根底には何があるのか。
    今村翔吾氏の著書で時代小説にハマったのもあって、初めてのエッセイを読みましたが面白かったです。
    作家さんのことを知ると、より小説が楽しくなるのを実感しました。
    まだまだ、読んでいない今村翔吾氏の小説は沢山あるので、楽しみたいと思います。

    0
    2023年09月27日

    Posted by ブクログ

    歴史・時代小説作家、今村翔吾先生のエッセイ本

    本との出会い、小説を書き始めるまでの経験、そして直木賞受賞までが赤裸々に綴られていて、なお一層気を引き締めて、著書の一言一句に込められた想いを読みとりたくなりました

    コレは今村ファンは絶対読むといいと思うのに、あまり書店で見かけないのと、時代小説とエ

    0
    2023年09月21日

    Posted by ブクログ

    今村先生、滋賀が大好きなんやなというのが伝わった。
    今村翔吾についてちょっと詳しくなった。

    先生は太陽みたいな人だなあと改めて感じ入った。
    これで今村先生単独で出されている本コンプした。やったぜ。

    0
    2023年06月24日

    Posted by ブクログ

    先日滋賀にプライベートで初上陸した。今村氏の居住地であるということと歴史的に興味深い街ということで大津を中心に回ったが実に心地よい街だった。その旅の中で本作を購入(実際に買ったのは京都だが…)。

    エッセイはあまり読んでこなかったが、至る所に滋賀の香りがして旅の後の作品としてはピッタリだった。脚色も

    0
    2023年03月25日

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