作品一覧

  • see you again
    4.8
    1巻4,400円 (税込)
    30年前に起きたいじめ自殺事件。亡くなった中学生の遺書の不可解さにとらわれたルポライターが、生涯をかけて追いつづけた謎は、はたして解けたのか? いじめた人、いじめられた人、傍観していた人――すべての人が読むべき空前絶後の大作。
  • 足利事件(冤罪を証明した一冊のこの本)
    値引きあり
    4.0
    15年前から冤罪を訴え続けた著者! どうして菅家さんは逮捕され、起訴され、刑務所に入らなければならなかったのか? 克明な取材ですべてが明らかに――2009年6月、日本中が注目するなか、足利事件で無期懲役刑の判決を受けた菅家氏が、17年ぶりに千葉刑務所から釈放された。著者は1994年から「月刊現代」誌上で氏の無実を訴え続け、この本によってすでにそれを証明していた。なぜ足利事件のような悲劇が起きたのか……。綿密な取材で、その裏に潜むものを解き明かし、釈放のきっかけとなった著作。 ◎「足利冤罪事件の本質は、おそらくは自白の強要やDNA鑑定の危うさにあるのではない。問題はむしろ、それらの錯誤を産み出した、ぼくたちひとりひとりが抱える予断や偏見の視線にあるのだ」<東浩紀>

ユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     第1部『なんだこりゃ?』、月刊『現代』7回分の連載記録と清人くん一周忌まで、268ページ。第2部『透明な存在』足利事件、克尚くん事件、神戸児童連続殺傷事件、日航機墜落事故回想、仮設実験授業……おばけルポ本と確信する。ここまでで472ページ。

    0
    2026年01月15日
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    Posted by ブクログ

    とても重たい一冊。鈍器本だと聞いてはいたけど、本そのものがずっしり重いし、それ以上に扱っているテーマの重さと情に圧倒される。本書の概要は、どれほど言葉を尽くしても軽々しくなりそうで、安易にまとめる事ができないが、実際の事件を知る世代として細かいディテールをいろいろ思い出したし、考えさせられた。私達はこの“重さ”そのものをしっかり抱えて共に生きるしかないのか。この分量の小説だからこそできたこと。凄かった。

    0
    2025年11月17日
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    Posted by ブクログ

    小林さんは足利事件のルポを書いた方ですね。
    今作はノンフィクションではないという、実際の事件を下敷きにしたフィクションだがどうしても起こったことそのものから想像してしまうと思う。自分の中では彼女は頭が悪いからに近い描き方だと思った。
    大作だけどスイスイ読み進められる。
    ヘヴィな内容なのに気になって仕方なくなってしまう。
    事件当時はまだハイハイくらいやったので、読み終えてから事件については調べて少しは分かったつもり。
    ニュースでよく見るような事件、実際にはこんなにも複雑で、人間が引き起こした事なんだって思い知るのが本を読むってことなのかな。

    0
    2025年09月23日
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    Posted by ブクログ

    1994年に愛知県で起きた中学生のいじめ自殺事件を追ったノンフィクション。
    …なのだが、登場人物らは仮名で書かれており、著者は冒頭で本書がフィクションであることを表明する。

    なぜそのような形をとったのか、解釈はいろいろできると思うが、900頁を超える本書を読んで感じた印象は、たしかにノンフィクションのそれではない。だからといって単なるフィクションを読んだ気にはならない。強いて言うなら文学的といえる読後感である。


    ところで、大衆小説と、純文学のような文学的といわれる小説のちがいはなんだろうか。こちらもいろいろと答えはあるだろうが、ひとつ挙げるならば、大衆小説にはわかりやすい結果や解決や答え

    0
    2025年07月31日
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    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーかと思ったら、とんでもない、1994年愛知県西尾市で起きた中学生自殺いじめ事件を30年間追い続けた筆者が架空の物語として書いたものでした。
    とても丁寧に描かれており、学校という環境や人間関係について、ずっと抱えていたモヤモヤを言葉にしてもらったような気持ちになりました。

    0
    2026年01月12日

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