ライアーハウスの殺人

ライアーハウスの殺人

1,980円 (税込)

9pt

孤島に聳え立つ来鴉館で
嘘つきたちの饗宴が始まる

お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。
「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」
嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、嘘で雇われたメイド(アリカ)が館に集められ、金にものを言わせた自前のクローズドサークルが完成。有能メイド・葵の鬼のダメ出しの末、綿密に練られた復讐劇は、成功間違いなしと思われた。しかし、一夜明けると、彩莉が殺した覚えのない死体が転がっていた・・・・・・。

二度読み必至。空前絶後の超本格ミステリ!!

織守きょうや(おりがみ・きょうや)
一九八〇年ロンドン生まれ。二〇一二年『霊感検定』で第一四回講談社BOX新人賞Powersを受賞、翌年同作が刊行され、デビュー。一五年『記憶屋』で第二二回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。二一年『花束は毒』で第五回未来屋小説大賞を受賞。著書に『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『ただし、無音に限り』『響野怪談』『朝焼けにファンファーレ』『隣人を疑うなかれ』『キスに煙』『まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖』『戦国転生同窓会』がある。

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ライアーハウスの殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    みんな嘘つきすぎじゃない!!??
    誰がどこで嘘をついているのか想像しながら読んだけど、これまた違った嘘をついてくるもんだし、最後の最後まで目が離せない。
    クローズド・サークルで殺人を犯すとしたら、どんなトリックにするか。わたしはどうするだろう。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。本の帯にも書いてありますが、たしかに登場人物みんな嘘つきでした。ネタバレはしませんが読んでて4回びっくりすることがありました。解決編まで是非読んで欲しい一冊です!

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    帯の通り、みんな嘘つき!
    最初の方であれ?この後どうなっちゃうの?と思ってたら最後の方でどんでん返しの繰り返しで、えっ、そこも?!って感じでビックリもあってめっちゃ面白かった!

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    エンタメ系かな?と読み進めていたけど、最後で私は著者の手のひらの上で転がされていたと仰天
    こんなに最後で色々掻っ攫っていくのか
    初めから読者はメインの仕掛けは分かった上で真犯人を探していくミステリ
    軽い雰囲気だけど巧妙な文だと思った

    0
    2025年10月18日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    あっという間に読み終わりました。
    犯人は何となく分かるし(消去法ですが)、動機もこの流れだとこんな感じなんだろうなぁと思うんですけど、全員が嘘をついているというのがなるほどなぁって面白かったです。
    小説(活字)じゃないと成り立たない感じ。
    最後の最後まで嘘が続くのも面白かったです。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    読んでる間、ずっと楽しかった!
    こんがらがりそうになりながら、誰がどんな嘘ついてるのか見抜こうとしたけど、全部見抜くのは…もちろん無理でした…。

    動機と言うよりはプロセスに重きを置いた作品で、シリアスだけどさらっとした締め方なので、読後感もどことなくさっぱりした感じがします。
    (あんなに人が死んで

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    見事な本格ミステリー。
    帯に記載のある「館×クローズドサークル×計画犯罪×◯◯」という説明でわくわくする人は読んで損はないと思う。

    個人的には、この小説の肝の一つである「◯◯」が帯では伏字になっている点も高評価。
    全部のミステリーの帯、これにしてくれないかな…!

    期待していたよりも、面白さの最大

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    登場人物たちが嘘つきばかりなのだけれど、殺人の謎解きとともに、誰がどんな嘘をどうしてついたのか理解すると楽しみが倍になる小説。
    人がたくさんなくなる割にシリアス感もなく、さっぱりと推理を楽しめる。

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    結構騙された
    いろいろ想像してたけど、想像外だった
    途中冗長で読み疲れるところもあったけど、最後は満足

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    ミステリー好きの芦川彩莉はとんでもない額の遺産や孤島を譲り受け、実際にクローズドサークルを作って連続殺人を計画する。以前、ネットサークルで知り合いだった憎いターゲットもいる。殺人に協力してくれる仲間も雇う。端から見てなんか穴だらけじゃない?絶対にばれるよね、という計画が実行され始めるのだが、なんと、

    0
    2025年11月13日

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