【感想・ネタバレ】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。100万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。(解説・宮台由美子)

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アイルランド人の父と日本人の母を持つ「ぼく」が過ごす、英国・ブライトンでの中学校生活の最初の1年半を綴りながら、母である著者が英国だけでなく世界にはびこる社会問題を問う作品。
人種差別的な発言を繰り返す友人とどう付き合っていくのか。今にも擦り切れそうな制服を着ている友人にどうしたら傷つけずに中古の制服を渡せるのか。
様々な出来事や難題を素直に受け止め、悩みながらも自分なりに考えて行動していく姿に感嘆すると同時に自分だったらどうするだろうかと、とても考えさせられた。
多様性とは?共感力とは?アイデンティティとは?
扱っている内容は社会科の教科書のようだが、非常に読みやすく、内容がすっと頭に入ってくるのも本書のよいところ。
グローバルな世の中を生き抜く現代人はぜひ一度読んでみてほしい1冊。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「ぼく」が考える世界の様々な事象は、非常に複雑で難解だが、それらに対してとても誠実に向き合っている。作中で『「その問題について考えるのをやめてはいけない」というありきたりな結論になった』という旨の言葉があるが、私はそのありきたりなことを放棄してしまわないよう、日々を意識したいと感じた。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

考えさせられる内容で、当事者で経験者だから書ける話に納得感が大きかった。
寛容さが一番ぐっときた。
イギリスの音楽のテストはビートルズ全員の名前を書く問題が出る。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

社会問題について誰かと意見を交わす時間、結構好きで、その感覚を味わえる本だと思う。
自分の世界が広がるのと、なぜか軽やかな気持ちになれる。

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2025年10月22日

Posted by ブクログ

すぐに読み終わった。懐かしいなと思いながら読んだ。小中の頃の音楽発表会とか懐かしいなあ。凄くポップで見てる方も結構面白かったっけ。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

感動の1作目に引き続き、続編へ

母子のコミュニケーションの密度に圧倒される。
たぶん、最近の日本の親子でそこまで深く、正直に、そしてリベラルに語られることって無いかも?
ブレイディさんがこの2冊の本の中で伝えている「本当の意味」が、まさにそこにあるように思えてならないから、、

2025年現時点、ブレイディさん母子が日々語り合い、考えを深めている方向とアメリカ(トランプ大統領)を代表する世界の行き先には大きな乖離を感じる
民族主義、国家ファースト、利益主義、思想制限、威嚇や武力による制圧的思考、格差や貧困は落伍者の自己責任、、 など悪夢のような現実ばかりだ

これは単に、イギリスの地方都市の中学生の日々の悩みや成長の話としてブレイディさんは書かれているとは思えなくなってきた。
これから未来を担う、我々がバトンを渡す若者達に何を考えてもらい、何を託していくのか? そこにブレイディさんの視座があるのだろう。

自分たちが失ってはいけない大切なものがあるように思えた。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

中学生の目線では世の中がこのように見えているのだと知ることができた。自分の知らない人生が無数にあるのだから生きるのは当然難しい。そう割り切って生きる方が気楽でいいなと思った。
人生の主人公は私で何にも変えることができない。

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

ぼくイエ1を読んだ後、次々とブレイディさんの本を読み、とうとう手にしたこの2作目もワクワクしながら読んだ。彼女特有の、身近な事象から社会問題を深く見通す筆致には相変わらず唸らされる。しかし今回自分が少しほっとしたことがある。

ブレイディさんの作品が好きで、読むと元気が出ながらも、どこか敬遠してしまうところがあった。多分自分とはあまりにも違う環境で、息子さんも聡明だし、中々自分ごととして当てはめられない気持ちがあったのだと思う。

しかし、今回最後の章で、隣家に住んでいる、将来自分の子をカトリック系の高校に通わせたい親との対話を読んだ時、ぐっと近くに感じ、涙が出てきそうだった。

「カトリック系の小学校に通いながら、どうして底辺中学校に進学させたのか?」尋ねられ、「色々な人と接させることが大切」と答えたブレイディさん。しかし隣家の女性と別れると、彼女のことをリアリストだと称し、私はそういう人と話すのが嫌いじゃないというのだ。

公立の中学校に行かせるか、私立に行かせるか、とても悩む日本の親は多いと思う。悩んで後者を取った親の私は、正直ブレイディさんの本を読んでいると、自分の選択に後悔してしまい、揺れて気がそぞろになってしまうことがあるのだ。

しかし、ブレイディさんは、そんな私の心を見透かしたように、そういう選択もあるし、私はそういう親と話すのが嫌いじゃないと言う。その後、息子に「カトリックの学校に行かなかったのを後悔しているか」と問うと、息子の答えが「そう思う時もある」でビクッとする。

「後悔したり、後悔しなかったり、そうやって進んで行く、ライフってそう言うものなんじゃない?」と答えた息子には、ブレイディさんはもちろん、私もとても救われた。まるで自分に直接語りかけられたようだった。

ブレイディさんをこれからも追いかけて行く、しかし私は私の立っているところで、諦めないで社会と関わって行くぞ!と、今回直にエールをもらったような気がして、さらに清々しい読後だった。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

ライブでイギリスに行くからと、せっかくだしと思い買って持ってきた本!我ながらナイスチョイスすぎた。
お母さんが言っていたことだけど、「息子を一人の人間として扱っているところ」が私もすごくいいなと思う。自分が親になってもそうでありたいし、きっと子どもから学べることってたくさんあるんだろうなと思う。同時に、(もちろん親の影響も大きいのだろうと思いつつ、)ここまで色んな視点を持って物事を考えられる中学生が育つ英国の教育ってすごい。
オアシスが労働階級出身のバンドだということは昔から知ってはいたけど、それがどういうことなのかは全くわかっていなかった中で、今回ライブの前後で2冊目を読めて本当に良かった。きっと今なんとなく理解し始めたのは触りの部分なんだろうなと思うので、もっとよく知りたい!現状もこれまでの変遷も。
あと、自分が国全体の経済を見るような仕事をし始めたのも大きい。元々大まかに言えば興味分野だったところから、目の前の仕事を通じてより面白いと思えるポイントが増えてるの、幸せな感じ!

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

好きだった作品の2作目。2作目もとてもよかった、2作目のほうがよかったかもしれない。
最初に1作目を読んだときは息子の爽やかさ、聡明さに感銘を受けたけど、改めて2冊目を読むと母親である書き手のエピソードの切り取り方も良いなと思った。日常過ごしてて些細だけど思うところがある場面を見つけてエッセイにするのが本当に上手。
そして息子も相変わらず素敵な人格で、定期的に読み返したくなる良い作品でした。ぜひ3作目を出してほしい!

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

著者も息子も、ピュアで視野が広くて想像力が高くて尊敬。解決しなくても、結論が出なくても、考え続けることが大事。

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2025年05月13日

Posted by ブクログ

前作に引き続き、今作も素敵なエッセンスが詰まった作品だった。
複雑な家庭、そして環境下で生まれ育った息子君が、前作以上に眩しく思えた。
友人や年に一度しか会えない言葉の通じない祖父母を想う、優しい心を持った青年へと成長していた。
日本ではなかなか感じられない、イギリスが抱える多くの問題のリアルも知ることのできる本作、多くの人に読んでもらいたい。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

社会を信じることか…
前作では、「エンパシー」他人の靴を履いてみること。があり、それを実現、現実化するには、幼少からその価値観に触れること。自然習得が一番なのかなと考えたりする。
でも、現在大人たち世代に、その価値観を新たに育んでもらうことはなかなか難しい。思想とは思っているよりも頑固である。
多くの人の心に「エンパシー」の芽が育つと、他者への寛容度が上がる。それはつまり、社会への寛容が広がることであり、社会を信じることなのではないだろうか…

私は日本の教育しか経験がないから、日英でしか比較できないけど、そういう社会との繋がりのある教育を受けられることは羨ましいと思ってしまう。どこも表裏一体だけどね。

これからも彼は、母親や友達とはて?について考え続けるんだろうな。

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2025年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本を通じて、1作目からの息子さんの成長を覗き見れた感じで面白かった。
私には息子はいないが、こんなに色々母親と会話してくれるのかな、13歳といえど、自分の意見を伝えるし、聞いてくれるし、本当にいい息子さんでこれからも見守りたくなる。
イギリスの国の問題、色んな家庭の親子の問題、「でも、ライフってそんなもんでしょ。」と達観しているような息子さん、多難があっても、常に変化して生活は続いていく、当たり前だけどそうして息子さんも成長していくんだな。
途中の日本のおじいさんの手紙のところは私も泣けてしまった。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

著者の文章はスっと頭に入ってくるし、ありのままを書いているというか嫌味や驕りがなくて気持ちが良い。
息子さん、13歳だか14歳だかの年齢にしては明らかに大人びている感じがするし、考えることも私が同じくらいの年齢だったときと比べてスケールがだいぶ大きい。私のレベルが低かっただけかもしれないが。
でも、ノンバイナリーとかホームレス避難所拒否の問題から自分なりに考える姿勢、本当に素晴らしいと思う。
で、そんな息子さんのことを褒めそやすでもなく、「息子はこう感じている」等の等身大の文章で、飾らずに書いてくれるところが良いのだ。

息子、すごいなと思ったのは、冒頭のリサイクルの話だった。
「リサイクルする=自分の不要になったものを循環させることによって、ごみにならないようにする=地球環境に良い」という考え方しかしていなかった私にとって、息子さんがもっと深い考え方をしているのに驚かされた。
他にも、父親にテストの点数が悪くて叱られたときのエピソードだったり、息子さんが他人の気持ちを考えようと常にしていることがよく分かり、もう非の打ち所がないよと思う。
彼の成長がまた読みたくなる。是非、次巻も書いてほしい。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

前作に引き続き息子さんの感受性の豊かさたるや。。子ども故か?と思いきや、一方で大人よりよっぽど達観している視点もあり…どちらにもハッとさせられる。中学生の子と親がこんなに色々と対話する家庭って、私の感覚では異常で理想で羨ましく思う。著者である母、父、ほか登場する方達みんな人間味がある。エピソード一つでも登場人物らに深みを感じる。リベラルとかポリコレって、偏った正義の押し付け・侵略って感じがして嫌いなんだけど、この本を読むとそういう動きも含めて社会というものを丸っと俯瞰して見る力が必要ではって気持ちになる。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

本自体はとても薄いけど、内容は濃いなーと思う本。1からの続き。この母にてこの息子あり。
どこかのテレビ番組でミックス(ハーフ)タレントたちが受けた日本での偏見特集みたいなのを見た。結局どこに行っても居場所がないと言っていた言葉にショックを受けた。日本にいるとあまり意識しないけれど人種の問題ってとても難しい。悪気がある人ばっかりではない。でもだから無知って良くない。知る事は大事。知って考える。そして行動できる人間になりたいなぁ。相手の立場に立ってみる。常に心に留めておきたい。
この息子はとても良い大人になる。そんな気がする。続きがあれば読みたいな。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

英国の元底辺中学校に通うぼくの日常、親子の成長物語。前作に続き、息子さんの鋭い視点や柔軟な考え方にはっとさせられました!私が中学生の時の社会と言えば"学校"で、それより広い世界のことを考えることもなかったなぁ...。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

ふいに泣きそうになる一文が散りばめられていて、心を解かしながら、心を燃やしてくれる。
文章の結び方が好き。

ブレイディみかこの思想の浮遊と着地が好き。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

前作に続いて考えさせられることが多かった。
中学生になり高校進学について考え始める時期の息子さんは更に大人びていて、親子の会話が以前より深い言葉の応酬になっているのが感慨深い。
地域の格差問題について、多様性について、選挙について…自分が中学生の頃にこれらに関心を持ったことってあっただろうか?家族で話し合うことも真摯に向き合うことも日本ではあまりないように思うけど、英国ではごく自然なことらしい。
家族でも友達でも相手が誰であれ意見の相違があっても頭ごなしに否定することはせず、自分の考えを自分の言葉で伝える、そうやって互いを尊重し合う姿は素晴らしく、その姿から学べることは多いと思う。読み味は軽いけど、静かで深い内容の一冊。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他

作者と息子と配偶者の会話が深くて読みながら唸ってしまった。

我が家の会話のなんと浅いことよ。

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2025年10月06日

Posted by ブクログ

イギリスで元底辺中学校に通う「ぼく」と家族の日常を描いたエッセイ。

色々な国籍の人と過ごす日常のなかでふと抱く疑問に、色々考えさせられる。

文化も考え方も違うからこそ、相手を知ることが大切。
「誰かの事をよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしているってこと」の言葉に集約される。

イギリスの公立中学校で学ぶカリキュラムに今回も驚いた。
自分で考え、他者を尊重しながらも行動できる人を育てる内容になっていて、大人の自分からみても勉強になる。

子供自身に判断を任せ、時には家族でディスカッションして答えのない問題を考え続ける、子供を一人の人間として対等に扱うブレイディみかこさんのご家族がとても素敵だと思った。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

息子さんがその年でその言葉を述べられることが、ただただすごい…
わたしがその年の時、一体なに考えてたのだっけ

また読み直したい

家族のことを知りたくなるというか、息子さん側のエッセイや、お父さん側のエッセイも読みたくなってしまう

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2025年09月08日

Posted by ブクログ

前作をつい最近読んで気に入ったので続編も購入。
前作に引き続き、「元底辺校」やその地域の綺麗事だけではないシビアな面を知ることができた。
そんな中でも互いを尊重し受け入れようとする息子さんの姿勢に脱帽。まだ中学生なのに立派だなあ。
前作と比べるとなんだか息子さんが少し大人っぽくなっている気がして子どもの成長の早さに驚くばかり。
個人的に印象に残ったのはポリコレと音楽の話。
これは日本のSNSでも似たようなことが日々話題になっている。
この学校での話し合いの結果は現状ちょうどいい妥協点なのではないかと思った。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

息子が良いこと言う すごく冷静に物事を捉えていい視点をくれる
この作品は、イギリスという場所で生まれながらも日本人の血を有し、いろんなアイデンティティを有した息子の学生生活で起こる様々な出来事にリアルに描いている
今回の続編は息子の学生生活以外でも隣家のことやみかこさん自身が学校のイベントに参加して感じたこと等一作目とはまた違った角度でも話が展開されていて、面白かった
読むほどに新しい学びをくれる作品

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

 前作に引き続き、”元底辺中学校”での学校生活を通して親子の成長の軌跡を描いたノンフィクションエッセイ。相変わらず学校や地域では、ヘビーな出来事がいろいろともち上がっている。 
 移民の人々と地域住民のいざこざ、緊縮財政がNHS(国民保健サービス)やコミュニティ・センター等の地域に及ぼす影響、LGBTQやジェンダー、過去の名曲の歌詞とPC(ポリティカル・コレクトネス)等々。

 そうした合間に、子どもがテストで失敗して、叱る父親、一くさり説教した後に「頼むから、俺みたいにはなるな」と父は語る。その言葉を聞いて涙する息子、といった実に切ない情景が挟まれる。

 こうした難しい問題を一つ一つ経験し、乗り越えて成長していく息子さんと、共に考え、共に悩むブレイディさん。本書のラストでは、これまで何でも母に話してくれた息子が、おそらくすべては話してくれなくなったことに気付く。「だけど、それでいい。彼もいよいよ本物の思春期に突入したのだ」との文章が印象に残った。

 最近の日本の教育は知らないが、LGBTQ教育、フリーランスで生きていくための授業、生徒たちが政党の公約を読んで投票するスクール総選挙、等々を中学校でやっているということに驚いた。

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

とっても薄い本なのに素敵なエッセンスがぎっしりと詰まっていて読み応えはどっしり。イギリスでの教育や価値観の違いもとても新鮮だし、多国籍の中で生きていく難しさも感じたが、背伸びすることなく等身大の自分で接するブレディさんや夫、息子くんとのやりとりが何とも微笑ましく、前作からの成長ぶりも垣間見えて心があたたかくなった。差別の問題にも重くなりすぎない程度に程よく斬り込んでいて気づきがおおかったなぁ。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

息子君、相変わらず聡明でいい子だなあ!
英国の中学の授業内容とか課外活動のレベルが高くてすごいなあと思った。この学校だけ?日本と経験値違いすぎちゃわない?単純にうらやましいな。

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2025年03月23日

Posted by ブクログ

1に続いてやっぱり面白いねえ。1の時はそもそも小説だと思って読み始めたから衝撃がすごかったんだけど、2も読みやすくて面白い。難しい、いろいろ考えちゃうようなトピックが盛りだくさんなのにブレイディさんの文章とユーモア、息子さんとちょくちょく出てくる旦那さんのおかげでスッと入ってくる。

P35「誰かのことをよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしてるってことだもんね」→宗教とかフェミニズムとかそういうのだけじゃなくて全ての人間関係においてこれが言えると思う。相手へのリスペクトとは何か。よく考えること。エンパシー。1から続いて軸となってるテーマの一つだと思う。

P171『スクール総選挙』→日本の義務教育にも取り入れてほしい。もう大人だからこのような教育を受ける機会はないけど、今・未来の子供たち、そして日本のためにこれからでも遅くないと思う。政治への無関心や不信、国力の低下、こういう時代だからこそ必要だと思う。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

13歳の息子は、もう日々のあれやこれやを話してくれないのか…という所にショックを受けつつ。
親子で考えたい、話してみたいトピック満載の続編。わが子が読んだら何と言うのだろう?

コロナ禍、コロナ後の様子も是非読んでみたい。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ブレイディみかこさんの息子さん、いい子ですね。優しくて穏やかな感じ。 イギリスの中学校については、自分で考えて自分の意見を述べることができるようになるようになる工夫があって羨ましいと思いました。日本も、もっと自分の意見を言える人を育てるような教育に力をいれて欲しいと思います。

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2025年08月03日

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