ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。(解説・日野剛広)

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)
    737円 (税込)
    人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。(解説・日野剛広)
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)
    649円 (税込)
    英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。100万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。(解説・宮台由美子)

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫) のユーザーレビュー

アイルランド人の父と日本人の母を持つ「ぼく」が過ごす、英国・ブライトンでの中学校生活の最初の1年半を綴りながら、母である著者が英国だけでなく世界にはびこる社会問題を問う作品。
人種差別的な発言を繰り返す友人とどう付き合っていくのか。今にも擦り切れそうな制服を着ている友人にどうしたら傷つけずに中古の制服を渡せるのか。
様々な出来事や難題を素直に受け止め、悩みながらも自分なりに考えて行動していく姿に感嘆すると同時に自分だったらどうするだろうかと、とても考えさせられた。
多様性とは?共感力とは?アイデンティティとは?
扱っている内容は社会科の教科書のようだが、非常に読みやすく、内容がすっと頭に入ってくるのも本書のよいところ。
グローバルな世の中を生き抜く現代人はぜひ一度読んでみてほしい1冊。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エンパシーは、小さなことであれば夫婦喧嘩、大きなことなら人種差別のような、いろんな争い、思い込み、決めつけなんかにグラデーションを与えてくれる能力な気がする。

    日常の視界を、少し広くしてくれるような1冊でした!

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    息子さんがいろんな出来事に直面しながらも、しなやかに成長し、深く考えながら自分の軸を模索していくところが、母親であるブレイディさんの視点から描かれていて、イギリスでの差別や格差のリアルを垣間見ると同時に子供の持つ柔軟性に驚いた。
    正直自分の子供時代を振り返ると、人種の違いや親のルーツなどを深く考える

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    日本から出たことのない自分にとって、とても学びの多い本だった。
    英国に住む著者とその家族、特に息子の学校生活にフォーカスを当てた、エッセイ?ジャンルとしてはノンフィクションらしい。ほぼエッセイ。
    息子さんがとても賢くて、中学生とは思えない。
    とても理性的で博愛的?というのか、成人している私なんかより

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    こういう自分の常識を激しく揺さぶってくる本に出会うのは読書の醍醐味である。

    晴れて「子供の本棚にこっそり並べておきたい本リスト入り」である。

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    日本人にとって普段触れる機会が少ないであろう人種問題に関する話が盛りだくさんで読み切れるか不安だった。だが、読み始めると面白くてページを捲る手が止まらない。
    多様性という言葉は勝手に一人歩きしていると思ってた。だが、私の想像が浅かったと思い知らされる。LGBTQなどの性差別の感覚は浸透して来たが、本

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    子どもの何気ない疑問と素直な感情で社会問題について述べており、思いつかないような視点でハッと驚かされる点もある。
    自分の知らない世界で起きていることを知れる。
    登場人物が話している様子を想像しながら読むとクスッと笑える場面がたくさんあり面白い。
    短く区切ってあり読みやすい。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    最後の解説にもあった通り、本書に出会えて良かったと思った。
    リアルに中学生が読書感想文で賞を取ったというのも納得。
    私もぜひとも学生に勧めたい一冊だと思う。
    最近まで多様性多様性とよく言われていたのに何故か今、分断を進めるような風潮になってきていることに、なんとも釈然としない気持ちを抱えている。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    人間の性格や思考回路、人間性はやはり、家庭環境や幼少期の生き方が影響するということを踏まえると、どの部分で成長できるかは教育の中で重要な点になってくるんだろうなと。
    やっぱり色んな世界を見聞きし、経験して視野を広げることは大切だよね。ありきたりだけど。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    ブレイディみかこさんの代表作を読みました。
    イギリスブライトンに住む彼女の息子の成長を記しています。イギリスにある偏見や格差、学校、コミュニティなどの抱える問題、その受け止め方、対処の仕方など深い洞察で書いてあります。これは本当に日本でも言えることで、たくさんヒントをいただきました。
    一つ挙げるなら

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    シンパシーではなくエンパシーという言葉、知らなかったけど、他を理解するためにとっても大切なこと、優しくて強くて正しい子どもに育ってほしいという思いの前に自分が、私自身がどう考えるか、その伝え方を考えてみることが必要な気がした。学校で学ぶことイコール正しいことではない、多様性を理解する、難しいけれどシ

    0
    2025年10月07日

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