女たちのテロル

女たちのテロル

1,980円 (税込)

9pt

どん底の境遇で育つなか,体で思想を獲得し,国家と対決した金子文子.マッドで過激な武闘派サフラジェット,エミリー・デイヴィソン.イースター蜂起のリケジョスナイパー,マーガレット・スキニダー.道徳や恋愛の呪縛を超え,全力で生き,闘った,百年前の女たちが甦る.過去を未来に向けて解き放つ,怒涛の三つ巴伝記エッセイ!

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女たちのテロル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月25日

    主に女性の選挙権もしくは参政権についての話
    先人達がどのような苦労を乗り越えて
    それを手に入れたのかがわかる本
    女性である自分に繋がるお話

    これを読んだら、なんとなく投票しない 
    なんて事はできない
    選挙では必ず投票してきたが
    選挙券を握りしめる手の力がより強くなる

    金子文子について知りたい人に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月09日

    究極に自立?自律?していた金子文子の記録です。
    他にあと2人、武闘派サフラジェット、エミリー・デイヴィソンと
    イースター蜂起のスナイパー、マーガレット・スキニダーが出てきますが、
    もう金子文子しか心に残らなかったです。

    彼女が死なないでいたら、どんな仕事を残しただろう。
    少なくとも今よりは、日本の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月05日

    大逆罪で投獄された日本のアナキスト金子文子、英国サフラジェットのエミリー・デイヴィソン、アイルランド独立に向けたイースター蜂起に関わっていたマーガレット・スキニダー。3人の女性の物語が交互に織りなされる。

    一つ前に読んだみかこさんの本、this is Japanで女性の貧困問題に触れられていて、そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    朝日新聞2019727掲載 評者: 斎藤美奈子(文芸評論家)
    東京新聞2019811掲載 評者: 梯久美子(ノンフィクション作家)
    日経新聞2019817掲載 評者: 山崎ナオコーラ(作家)
    読売新聞2019825掲載 評者: 藤原辰史(京都大学准教授、農業史研究者)
    朝日新聞2021911掲載

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    Posted by ブクログ 2021年02月17日

    女日蓮 獅子吼す  金子文子。
    MADなレディー エミリー・デイヴィソン。「MAD?そうよ!あの神がかったマッドネスが世界を作り変えるのよ」

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    Posted by ブクログ 2020年02月16日

    世界のあちこちで自分に敵対する陣営をテロリストと呼び合い、そして2020年のビックイベントへのテロ対策の名のもと個人データを照合され、一方、深夜のグルメ番組を「飯テロ」とカジュアルに表現し、重いも軽いもテロテロしている世の中ですが、やっぱり個人的には「テロはいかんでしょう、テロは…」ぐらいのいわゆる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月18日

    アナーキー&ロックに生きた3人の女性の一代記。次々と展開していく小気味いい文章で一気に読み進められます。虐げられた状況下を闘い抜いた3人の姿はカッコよすぎ。最期まで力強く生きた彼女らをアッパレに描き、暗く悲しい結末で文章で終わらせない作者の筆もアッパレです。

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    Posted by ブクログ 2023年05月10日

    読み終わった後
    表紙の花に囲まれた少女が
    金子文子さんなのだ
    と しみじみ 見つめてしまいました

    そして
    帯文の「生きる主権は我にありー百年前にあった未来」
    の一文を なぁるほどなぁ
    と しみじみ 考えさせらました

    少し前のイギリスの映画「未来を花束にして」(2015年)を当然のことながら思い起...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月19日

    英国支配からの独立のため、女性参政権のため、自分自身を生きるため。日英愛。壮絶に生き、そして戦った100年前の女性たち。恩赦・釈放・帰国許可。当時の社会もそれなりに寛容だった。しかし、彼女たちはそれでよしとしなかった。3つの物語は交互に進む。歴史上無関係な出来事が近づいていく。願いは成就しなかった。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月12日

    金子文子、エミリー・ディヴィソン、マーガレット・スキニダー、3人の女たちの生き様。
    破壊力のある文章でえがかれた、まさに生き様。
    章末の文章のキーワードが、次の章の初めに生かされていて、別の人の話なのに、まるで一つの話であるかのようだった。

    エミリーが、馬のレースに飛び込んだ時の衝撃は、すごかった...続きを読む

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