ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)
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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。100万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。(解説・宮台由美子)

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫) のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)
    693円 (税込)
    人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。(解説・日野剛広)
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)
    649円 (税込)
    英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。100万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。(解説・宮台由美子)

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫) のユーザーレビュー

アイルランド人の父と日本人の母を持つ「ぼく」が過ごす、英国・ブライトンでの中学校生活の最初の1年半を綴りながら、母である著者が英国だけでなく世界にはびこる社会問題を問う作品。
人種差別的な発言を繰り返す友人とどう付き合っていくのか。今にも擦り切れそうな制服を着ている友人にどうしたら傷つけずに中古の制服を渡せるのか。
様々な出来事や難題を素直に受け止め、悩みながらも自分なりに考えて行動していく姿に感嘆すると同時に自分だったらどうするだろうかと、とても考えさせられた。
多様性とは?共感力とは?アイデンティティとは?
扱っている内容は社会科の教科書のようだが、非常に読みやすく、内容がすっと頭に入ってくるのも本書のよいところ。
グローバルな世の中を生き抜く現代人はぜひ一度読んでみてほしい1冊。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前作同様、日本とは違う生活圏(英国)について興味深く読むことが出来る良書でした。
    ノンフィクションもので、私たちの身近にある社会問題の話にも沢山触れるし、読んでいてハッとさせられるエピソードも多くある。
    でも頁を捲る手が鈍くなるような重くなりすぎる話はなくて、最後までサクサク読めます。
    就寝前にちょ

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

    前作でも主人公である著者の中学1年生の息子さんにハッとさせられることが多々あったけれど、今作も初っ端からハッとさせられた。
    自分が中学生の時、社会のこと政治のことをこんなにも考えられていただろうか。
    著者の社会に対する目線や考えが息子さんにも宿っているんだろうけれど、とても繊細であたたかな考え方に、

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    少年の物事の捉え方や発想にハッとさせられる。
    またそれに対する母親の返答も素敵だと思う。
    この本を通して多様性や世界で起きている社会問題について知ったり考えたりすることができ、自分の世界が少し広がったように感じる。

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    前作より彼が少し大人になっている。
    エンパシーがあり、洞察力があり、良い子だと思う。
    一歩引いて大きな構図で見られたり、一歩踏み込んで深い所まで見られたり、なかなか大したものだと思う。

    このお母さんも良い。ファンキーな所も多分ある方なんだろうけど、基本的に優しくて、「戦おう、負けちゃだめだ」みたい

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    前回同様、イギリスの多国籍文化、家族の在り方についてさまざまな生活様式を読むことができて良かった。イギリスの公立中の教育がここまで近代化しているとは、とても素敵だと思う。

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    2ですよと。イングランドとのだいぶ違う生活圏を地に足をつけて生きている日本人が比較できる様な我々も考えさせられるとても読みやすいもので きっと自分の頭で考えるべきだと教えている筈。中学校に入るまでの道筋があったけど2も良かったよ、隣家のお母さんのヘッドライトの話は切ないし子供の為に生きてきて成人して

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    やっぱりいいんだよな、この作品。
    カルチャーの違いを学校教育の現場から感じられるのが本当に興味深い。
    人種、ジェンダー、貧富、それぞれの差や違いに対して子供が自分なりの答えを持っていることが、実に興味深いのです。
    この先もまだまだ読みたいのに本当に完結なのかなぁ。

    2024.8.23
    128

    0
    2024年08月23日

    Posted by ブクログ

    中学生の「ぼく」の視点、それを見つめる母の目線が今の英国の実情を語る。
    前作より成長した中学2年生の主人公「ぼく」はとても素直な考え方を持って社会の出来事を見据える。
    それは子供らしい純真さと誠実な彼の性格から来るまっすぐな物の見方。
    けれど彼の成長はそれだけでは変えられない人間関係や社会の現実を理

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    「ぼく」は元底辺中学校に通っています。様々な人種や貧困など色々抱えた生徒も多いですが、そんななかで「ぼく」は思慮深く周りをよく見ていて感心します。このような環境がより彼を成長させるのかもしれないけれど、もし小学校と同じように環境の良い
    カトリック中学に行ったとしてもきっと「ぼく」は
    やはり周りをよく

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    常にいろんな価値観のぶつかり合いの中で自分はどう生きていくのが考え続ける姿勢をやめては行けないと思った。
    自分の中学時代を振り返るとこんなふうに考える経験は持てなかったからなんだかちょっと羨ましい。というか悔やんでもそんな環境だったから仕方のないことかもしれない。ぬくぬくと育ってきたんだなって思う。

    0
    2024年08月06日

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