ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

エッセイ・紀行 18位

  • 最新刊

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。100万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。(解説・宮台由美子)

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)
    737円 (税込)
    人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。(解説・日野剛広)
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)
    649円 (税込)
    英国の元底辺中学校に通うぼくの日常は、今日も世界の縮図のよう。摂食障害や薬物依存について考えたり、フリーランスで生きていくための授業。ノンバイナリーな教員。生徒たちが公約を読んで投票するスクール総選挙。声ひとつで人種の垣根を越えるソウル・クイーンな同級生。事件続きの毎日の中で少年は大人の階段を昇っていく。100万人が泣いて笑って感動した親子の成長物語、ついに完結。(解説・宮台由美子)

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫) のユーザーレビュー

アイルランド人の父と日本人の母を持つ「ぼく」が過ごす、英国・ブライトンでの中学校生活の最初の1年半を綴りながら、母である著者が英国だけでなく世界にはびこる社会問題を問う作品。
人種差別的な発言を繰り返す友人とどう付き合っていくのか。今にも擦り切れそうな制服を着ている友人にどうしたら傷つけずに中古の制服を渡せるのか。
様々な出来事や難題を素直に受け止め、悩みながらも自分なりに考えて行動していく姿に感嘆すると同時に自分だったらどうするだろうかと、とても考えさせられた。
多様性とは?共感力とは?アイデンティティとは?
扱っている内容は社会科の教科書のようだが、非常に読みやすく、内容がすっと頭に入ってくるのも本書のよいところ。
グローバルな世の中を生き抜く現代人はぜひ一度読んでみてほしい1冊。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「ぼく」が考える世界の様々な事象は、非常に複雑で難解だが、それらに対してとても誠実に向き合っている。作中で『「その問題について考えるのをやめてはいけない」というありきたりな結論になった』という旨の言葉があるが、私はそのありきたりなことを放棄してしまわないよう、日々を意識したいと感じた。

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    考えさせられる内容で、当事者で経験者だから書ける話に納得感が大きかった。
    寛容さが一番ぐっときた。
    イギリスの音楽のテストはビートルズ全員の名前を書く問題が出る。

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    社会問題について誰かと意見を交わす時間、結構好きで、その感覚を味わえる本だと思う。
    自分の世界が広がるのと、なぜか軽やかな気持ちになれる。

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    すぐに読み終わった。懐かしいなと思いながら読んだ。小中の頃の音楽発表会とか懐かしいなあ。凄くポップで見てる方も結構面白かったっけ。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    感動の1作目に引き続き、続編へ

    母子のコミュニケーションの密度に圧倒される。
    たぶん、最近の日本の親子でそこまで深く、正直に、そしてリベラルに語られることって無いかも?
    ブレイディさんがこの2冊の本の中で伝えている「本当の意味」が、まさにそこにあるように思えてならないから、、

    2025年現時点、

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    中学生の目線では世の中がこのように見えているのだと知ることができた。自分の知らない人生が無数にあるのだから生きるのは当然難しい。そう割り切って生きる方が気楽でいいなと思った。
    人生の主人公は私で何にも変えることができない。

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    ぼくイエ1を読んだ後、次々とブレイディさんの本を読み、とうとう手にしたこの2作目もワクワクしながら読んだ。彼女特有の、身近な事象から社会問題を深く見通す筆致には相変わらず唸らされる。しかし今回自分が少しほっとしたことがある。

    ブレイディさんの作品が好きで、読むと元気が出ながらも、どこか敬遠してしま

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    ライブでイギリスに行くからと、せっかくだしと思い買って持ってきた本!我ながらナイスチョイスすぎた。
    お母さんが言っていたことだけど、「息子を一人の人間として扱っているところ」が私もすごくいいなと思う。自分が親になってもそうでありたいし、きっと子どもから学べることってたくさんあるんだろうなと思う。同時

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    好きだった作品の2作目。2作目もとてもよかった、2作目のほうがよかったかもしれない。
    最初に1作目を読んだときは息子の爽やかさ、聡明さに感銘を受けたけど、改めて2冊目を読むと母親である書き手のエピソードの切り取り方も良いなと思った。日常過ごしてて些細だけど思うところがある場面を見つけてエッセイにする

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    著者も息子も、ピュアで視野が広くて想像力が高くて尊敬。解決しなくても、結論が出なくても、考え続けることが大事。

    0
    2025年05月13日

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