SISTER “FOOT” EMPATHY

SISTER “FOOT” EMPATHY

1,760円 (税込)

8pt

シスターフッドがポリティカルになりすぎると、それはシスターたちのあいだに分断や対立をもたらすことにもなりかねない。その一方で、シスターフッドが政治に無関心になりすぎると、互いの涙を拭い合うばかりで、「元気を出して明日からまた同じ日常を頑張ろう」という激励会になり、つらい日常を変えていこうという動きに発展しない。 ――本書 「はじめに」 より

2022年にスタートした雑誌『SPUR』の同名連載を新たに加筆修正。コロナ禍以降の社会の動きを鋭く見つめ、これからのわたしたちの生き方を考えた、エンパワメント・エッセイ集。

◎アイスランド発「ウィメンズ・ストライキ」の“共謀”に学ぼう
◎シスターフッドのドレスコードはむしろ「差異万歳!」
◎完璧じゃないわたしたちでいい
◎焼き芋とドーナツ。食べ物から考える女性の労働環境
◎古い定説を覆すママアスリートの存在
・・・・・・etc.
無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進むための力が湧く39編を収録!


ブレイディみかこ
ライター・コラムニスト。1996年より英国在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞受賞。'19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第73回毎日出版文化賞特別賞受賞、第2回本屋大賞 ノンフィクション本大賞などを受賞。小説作品に『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』(KADOKAWA)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)、『リスペクト――R・E・S・P・E・C・T』(筑摩書房)などがある。近著には『地べたから考える――世界はそこだけじゃないから』(筑摩書房)。

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SISTER “FOOT” EMPATHY のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んだ直後は★4つ。でも日々の出来事の中で、ああこういうの、この本にはなんて書いてあったっけな、と読み返すことが何度かありました。高市総理を批判するフェミニストを見たときとか。

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    アイスランドの女性たちの「ウィメンズ・ストライキ」イギリスのシングルマザーたちが蜂起したスクウォッティング、bimbo…行動を起こしている女性達はいる。SNSの中で呟いてるだけでは社会を変える動きは起こせない。理不尽に立ち向かおうと行動することが、恥ずかしいこと、スマートでないことというイメージを覆

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    ブレイディみかこさんの本は、女性として社会の中で感じる小さな違和感や痛みを、的確な言葉で表現してくれてる。読むたびに、いつも少し勇気をもらえる。
    私もまた、他者へのエンパシーを忘れずにいたい。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    絶対やりたくないことではないけれど、自ら進んでやりたくなるわけでもない勇気がいる行為。
    そういう意味で、他者の靴を履くって絶妙な表現だなと思った。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    たくさんの人が読むべき一冊だと思いました

    わいなんかあれですよ
    まぁまだまだ古い価値観に縛られてるところがあるってことを自覚した上で、フェミニストでありたいと思ってるんでね
    それこそ共感しかなかったわけです

    エンパシーですよ!

    わいの中で「エンパシー」って、みかこさんが輸入した言葉だと思ってる

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    ブレイディみかこさんの最新刊。
    とっても楽しみだった!

    ブレイディさんはイギリスに長く住まわれているということで、ヨーロッパ的観点から日本を見ているから、ヨーロッパに15年住んだ私からするとシンパシーを感じる。

    ブレグジットがあり、経済的や政治的にイギリスはヨーロッパではなくなってしまっているけ

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    シスターフットエンパシーとは、他人の気持ちを理解するために、気持ちで他の人の靴を履いてみるという比喩。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    「ファクトリーウーマン」
    「リトルパンプキンの怪文書」
    『焼き芋とドーナツ』
    『むずかしい女性がかえてきた あたらしいフェミニズム史』
    『ducks 仕事』

    p.53 言うと、彼女はきりっとした顔つきになってこう言ったことがあった。
    「運だけじゃない。自分をオープンにしていたからです。自分を開く

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    日本にいると気づかない事が多くて驚く。
    文句ばっか言ってないで皆んなで力を合わせて女性の環境を変えなずっと変わらん、と思わされた。
    具体的にどうやったらいいのかはわからんけど…

    以下、印象的だった箇所を自分用の備忘録として記録。

    ◯エンパシーとは見たいものだけを見たり想像したりすることではなく過

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    殺菌洗浄されていない女性たち
    →よい言葉、誰もが間違うし、偉人だってやばい面がある、でもそれと功績は共存する

    女性の指導者であることと政策は別
    彼女たちのフェミニズムが強くて野心のある彼女たちのような女性だけを受け入れるなら、結局差別だよな

    ブラザー(男性たち)フット
    →人間は助け合いが根底にあ

    0
    2025年11月03日

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