【感想・ネタバレ】チルドレンのレビュー

あらすじ

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

迷いない伊坂幸太郎の流れるような文章、ほんと大好き。
何回読んだかわからないけど、チルドレンも再読。

短編なのにきちんと繋がりがあって、一つ一つの些細なエピソードですらちゃんと伏線を回収してくれて安心(?)できる笑

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

最初にサブマリンを読んでしまい失敗したかなと思ったけど、それはそれで答え合わせのようですごく楽しく読めました。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

陣内の個性が光りっぱなしの一冊笑
程よく軽くて、普段気にしていることや悩んでいることがどうでもよくなるような明るさがある。
落ち込んだときに読みたい感じ。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

陣内さんのバンドのボーカルって冴えないお父さんやったん。
銀行でちゃっかりお金取ってるとこも笑
陣内さんすごいな

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

ここ最近で一番読んで良かった小説。
陣内の人柄とか思考回路を生み出せることに感動すらしてしまう。
温かい気持ちになりたい人に全力でオススメしたい。
あー!読み終わったのが寂しい!笑

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

家裁調査官のお仕事話を絡めつつ後輩や友人が語る屁理屈と断言と奇行満載の陣内エピソードの数々。先に続編「サブマリン」で陣内の人柄やお仕事スタイルを知っていたからこそ楽しめた感もあり、この順で読むのもオススメかも。

解説によると伊坂さん曰く「短編集のふりをした長編小説」とのこと。最早それこそが伊坂作品のスタイルと言うか。日常系であるこの作品も、各話の繋がりと伏線回収がお見事だしユーモアに溢れていて気持ちいい。大好き。

放っておけない愛され人間陣内さんの1番の名言はこれでした。
"いいか、これだけは言っておくけどな、俺は生まれてこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ"

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2025年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陣内のキャラが良い。独善的で無茶苦茶なのになぜか憎めない。いじめられてる子をあえて殴って、いじめてる子達を萎えさせる作戦とか、突拍子なさすぎて特に笑った。周りの人も陣内に巻き込まれてまたかぁ〜ってウンザリしながらも、彼にしかない魅力にどこか一目置いてる感じ。その関係性がクセになる1冊。


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2025年06月08日

ネタバレ 購入済み

伊坂節満載

保護観察官の大人たちと子供の話。俺の仕事は奇跡を起こすことだというフレーズを読みたいがためにたまに読み直してしまう。

#アツい #ほのぼの #感動する

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2021年07月07日

購入済み

文章はひたすら軽妙、でもわざとらしく狙っていないのにすごくあったかい気持ちになってしまい、やられたって感じです。

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2018年07月20日

購入済み

大体愛らしい

学生時代に読んだ作品でしたが学生時代の記憶が抜けていてさっぱり抜け落ちていて伊坂幸太郎の新刊を読んだ気になっていました、サブマリンを中古で買ったので手前陣内の話を初めから思い出したいなと思い電子で購入し2日ほどで完読です。
世界は結果論で満ちている、あらゆることを結果論で考えればうまくいきそうなのでそうします。

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2018年04月15日

Posted by 読むコレ

大仕掛けもなにもない...一見日常的な
淡々とした話しの短編連作。
でも個人的には伊坂作品の中では
「重力ピエロ」と同じくらいに好きな作品。

主人公の陣内のセリフは一々突き刺さります。
かなり恥ずかしい告白だと思いますが
こうありたい、そうありたいという事を
圧倒的にあたりまえに発言する彼を
羨ましく思います。

もっと若い頃にこの作品に出会っていたら
どうなっていたんだろう...と思う。
まだ間に合うのか...?

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2013年01月30日

購入済み

そんな陣内が、大好きだ

私はこの小説のあるシーンがたまらなく大好きである。

盲目の男がなぜかおばあさんから突然お金を渡される。不憫だと思われたからだろうか。その時に男が感じる複雑な心境。それを聞いた破天荒な陣内は「ある一言」を発する。

私はこの一言が大好きで、この本を何度も読み返してしまう。

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2012年08月15日

Posted by ブクログ

読書録「チルドレン」4

著者 伊坂幸太郎
出版 講談社文庫

p77より引用
“小山内さんの言葉を借りれば、「家裁の調
査官がサラリーマンよりも多く経験できるの
は、裏切られること」らしい。”

目次より抜粋引用
“バンク
 チルドレン
 レトリーバー
 チルドレンⅡ
 イン”

 ごく普通に生きる人達の日常に起きる、少
し厄介な揉め事を描いた、短編連作小説。
同社刊行作文庫版。
 銀行強盗の人質になってしまった大学生の
鴨居と陣内。巻き込まれる原因となった陣内
の行動から、出会った時のことを思い出さざ
るを得ない鴨居だったが…。

 上記の引用は、家庭裁判所のお世話になっ
た人物が、同じ罪で捕まる事に対しての、調
査官の独白。
人をあまり裏切らない人というのは、そもそ
も犯罪を行う手前で思い止まることが多く
て、裏切りやすい人ばかり相手にせざるを得
ないからなのかも知れません。
世間から、相手にしても無駄であると思われ
るようになってしまえば、より厳しく扱われ
るようになるかもしれないので、裏切りはそ
の人にとって損失が大きいのではないでしょ
うか。ゲーム理論というのは、こんな感じの
話だったような気がします。
 作中の陣内という登場人物の人となりが、
なかなかに印象が強く、物語の盛り上げに大
いに貢献しています。全体的に平坦で、銀行
強盗中であっても比較的穏やかな雰囲気の
中、陣内が通り掛かると大きな波が起こると
いった感覚です。
彼のように生きられたら、人生は楽しそうだ
なと思う一方、あんまり近くに居られると、
面倒くさくもありそうです。
 読みやすい短編連作。いつの間にか読み終
わってしまっている、そんな作品です。

ーーーーー

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

間違えて続編のサブマリンを先に読んでから、この本を読んだけど、面白かった。逆にこの順番で読んで良かったと思えたぐらい。クセ強の陣内さんの家裁調査官になる前の若い時の話しや銀行強盗に遭遇した話し、盲目の友人との出会いの話など非常に面白く興味深く読めた。この陣内さん、関連本が出たら読みたいです。奇跡を起こす、起こせる、そう思うと元気が出ますね。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

【2025年144冊目】
まさか銀行強盗の人質になるとは思わなかった――友人である陣内に付き添って閉店間際の銀行にやってきた鴨居は、銀行員と言い争う友人を見ているうちに、銀行強盗に巻き込まれてしまう。緊迫した空気の中、陣内だけは嫌にマイペースでいて――、連作短編集。

「伊坂幸太郎、まずはコレ!」と帯にあり、「ほう、どれどれ、数々の伊坂作品を読んできた私がジャッジしてしんぜましょう」と思って読み始めたら、ええ、ええ、面白かったですこと!確かにまずはコレから読んでみて、と言いたくなる作品です。

伊坂作品には魅力的な登場人物が多数出てきますが、今作の陣内も相当イカれていて(でも常識人なところがあるから始末におえない笑)大変楽しく読めました。いや、他のキャラクターがまともかと言われると決してそうではないとは思うんですけど、陣内の破天荒さに中和されてる感はあります。

本当に愉快な文体で書いてくるのでニヤニヤも止まらず、かといって表現の巧さだけでなく話としてもしっかり面白いし、オチもついてるのがうーん、ずるい。まさに伊坂作品と言える連作短編集だと思います。

鴨居も結構好きでした、ナイスツッコミ、一番読者寄りかもしれない。伏線の回収もうまかったなぁ、秀逸な作品です。

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

読書備忘録951号。
★★★★。

伊坂さんの初期作品で連作短編(長編)。
巻末の解説で香山さんが仰っていますが、今では普通になっている連作長編の手法はこの作品が最初じゃないか?と。
それぞれの短編に登場する面々がそれぞれ主人公になったりして繰り広げられる小説世界。

【バンク】
舞台は仙台の銀行。
閉店間際ギリギリの銀行に大学生の鴨居と陣内が訪れる。
銀行からしたらはた迷惑な客。
ただ、彼らは今日中にバイト代から学費を振り込まないとダメだと。もうちょっと言えば陣内が。カスハラまがいの屁理屈を捏ねる。捏ね捏ね。
もっと早く振り込んでおけよ!と言いたくなる。
そして銀行強盗に巻き込まれる2人。
銀行強盗のカラクリも面白いけど、この作品は「出会い編」と言って良いですね。
人質の盲目の青年永瀬と盲導犬ベス。
彼にはいろいろ見えていた。

【チルドレン】
事件から12年後。
家庭裁判所の調査官になった陣内。
後輩の武藤。2人は少年事件の担当。
少年犯罪は一般的な刑事裁判で裁かれるのではなく、非行改善や更生に向けての教育が主眼となる。その道筋をつけるのが調査官。難しい仕事だと思う。
ただ陣内である。陣内に振り回される武藤。この構図が伊坂ワールドである!
成瀬と島崎。ちょっと違うな。
万引き事件で捕まった少年木原史朗。
面談に訪れる武藤。陣内からの託けを持って。
芥川龍之介著「侏儒の言葉」+「トイレの落書き編」。
神だね。陣内。

【レトリーバー】
時は巻き戻って陣内が調査官試験に向けた受験勉強中?
仙台駅前の広場。
陣内と永瀬、永瀬の恋人?の優子とベスがいる。
この広場の時間が止まっていると陣内が言う。えっ?
そこに座っている女子、そこのおっさん、そこの青年。
全部時間が止まっている。
伊坂ワールド全開!

【チルドレンⅡ】
チルドレンから1年後。
武藤は少年事件から家事事件に担当変更されている。
ストーリーは覚えていない!やばいな記憶力!
陣内の別の顔としてミュージシャン。陣内のライブにみんなが救われたということは覚えている。

【イン】
バンクの事件から1年後。
百貨店の屋上で陣内がバイトをしている、ということで訪れた鴨居と永瀬と優子とベス。
盲目であることの普通と、健常者からしたらエスパー並みの永瀬のお話。

ということで、伊坂さんは多分気づいたんだと思う。
陣内と武藤。テーマとしての少年事件。こいつは使える!と
からのサブマリンになったと勝手に納得した。

成瀬と島崎。う~ん。やっぱりちょっと違う。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

心地よい話ばかりで、陣内みたいな人がいたら、絶対うざいって思うはずなのに、伊坂先生が書いた時はふむふむってなってしまう。お父さんがバンド弾いてる話がほっこりする。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

長編小説のような短編小説と筆者も言ってる通り、時間軸は前後するが登場人物は個性的で型破りな性格である陣内を中心に描かれている。
陣内のような人間を見ていると、人を説得するのには論理やしきたりなどは関係ないのではと思わせてくれる。
ミステリー小説をずっと読んでいて、人が死ぬ描写に少し疲れていたので、この作品のような比較的平和な世界観に癒された。
気軽に伊坂幸太郎の世界を味わいたい人へおすすめの一冊です。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陣内という変わった人物と周囲の話。
鴨居という同級生と銀行強盗に遭遇、目の見えない青年永瀬と出会う。
武藤という家裁に勤める男の同僚(先輩)に陣内がいる。”陣内”という変人に振り回されるがそこが面白い。
公園で2時間、ずっとそこにいる人の顔ぶれが変わっていないという出来事に時間が止まっているという、そんな奴。

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

サクッと読めた。陣内さんが身近にいたら大変だけど面白いだろうな。
サブマリンも続けて読むことにした。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

読後感が良く読み進められました
陣内のような人と
友人であったら、迷惑だけど
憎めないだろうなと思いました

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2025年09月19日

Posted by ブクログ

一つ一つの物語は、ちょっとした日常ミステリになっていて面白いんですが、最後まで読むと、全てが繋がっていて、さすが伊坂幸太郎と言う感じで、綺麗に伏線が回収されていき爽快感すら覚えました。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

サブマリンを読むために再読。
サブマリンに比べるとポップめで、調査官というお仕事を知るための本というよりは、陣内さんの魅力を堪能するための本という感じです笑

伊坂幸太郎ワールドという感じですし、登場人物も魅力的なのでこの本自体も楽しくはありますが、続編「サブマリン」がオススメなので、サブマリンをより楽しむためにもチルドレン読んで欲しいです!

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

久しぶりに読み返した。好きなシリーズ。
日常に少しユーモアがプラスされると、なんだかすごく楽しそうに感じる。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

陣内さんがとても良い!
陣内さんの作った「侏儒の言葉 トイレの落書き編」を読めればいいのに。
家庭裁判所の調査官の中で陣内さんほど少年たちに慕われている人がいないのも納得。

伊坂さんの作り出す登場人物は毎回魅力的で、これからも伊坂さんの作品を読むのが楽しみ。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

おもろい陣内、
昔はこんなおっさんおったな。
大人しくなっちまった、日本人。
みんな認め合おう〜、素を出してこう〜。
そのほうが世の中おもろいに違いない。

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

こういう大人になりたいなと思う一作。
基本的には陣内が何かをして、周りが巻き込まれていくドタバタ系ストーリー。
居酒屋とライブハウスの話は、離婚と親の愛情が伏線によって綺麗にまとめられており、読んでいて気持ちがいい。
全話を通して特段何が起こっているわけでもないのだが(バンク以外)、陣内がクレイジーすぎるおかげで何か起こっているように、何かを起こしてくれるように感じてしまう。
これもまた奇跡なのだろう。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

陣内さんのこの魅力はなんだろう。
物語が面白いのはもちろん、半分くらいは陣内さんをずっと見ていたい気持ちで読み進めた。

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5つの短編集からなるお話。
先に続編だった「サブマリン」から読んでしまっていたけど、それでも楽しめる内容だった。
①バンク→シリーズで登場する陣内、鴨居、全盲の永瀬が閉店間際の銀行で強盗に巻き込まれるストーリー。実は人質になっていた銀行員と強盗役はグルだったのを永瀬が見抜いていたのが鋭かった。
②チルドレン→家裁調査官武藤が担当している志朗とその家族の話。実は面接した志朗の父親は別の事件の犯人だったことに後々気付かされるストーリー。陣内の言葉で、「子供のことを英語でチャイルドというけれど、複数になるとチャイルズじななくてチルドレンだろ。別物になるんだよ。」というセリフが印象的。思春期頃の子供って、1人で行動するのと、集団行動するのでは全く別物になるよなーという雰囲気をうまく言葉にしていて、家裁調査官ならではの言葉だなと感じた。
③レトリーバー→陣内が好きな人に告白するも振られ、傷心状態で仙台駅高架歩道ベンチで2時間ほど座っていた。だが、あまりに付近の人間が動かず変化がないことに「世界が止まっている」と話す陣内だったが…実はたまたま事件現場に居合わせてしまっていたというストーリー。
④チルドレンII→家事事件担当になった武藤。たまたま陣内と飲みに行った店に陣内の担当している明が働いていた。武藤の担当している離婚調停中の夫婦と明には実は関わりがあり、夫婦の夫と明の母が浮気の関係にあった。それにもびっくりしたが、最後陣内が組んでいたバンドのボーカルが明の父であったことにさらにびっくり!父親のかっこよさに明はきっと気づいたであろう。
⑤イン→デパートの屋上でアルバイトしている陣内を見に来た永瀬と優子。最後のシーンで、話中でよく出てきた陣内が確執のある父親を殴ったであろう描写が出てきて、今作品を通して必要な描写でストーリーに対して納得できた自分がいた。
伊坂幸太郎作品、まだまだ読みたい♪
短編集なのに通してみると、長編のような雰囲気もあって面白かった。「チルドレン」も「サブマリン」も名作!!

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

優しい登場人物、ウィットに富んだ会話、それぞれの物語のつながりなど、いつもながら楽しく読み進められる物語

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

連作短編集。筆者独特のぶっきらぼうで、いい加減な、でも意外に意味の深いセリフ----伊坂幸太郎節が炸裂。良いんじゃないですか?

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

ライトノベルのような軽さがあり、疲れていてもさらっと読める良さがあった。個性豊かなキャラクターがイキイキしているのも良い。ちょいちょい飛び出す名言もいい感じ。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

短編が実は全部繋がってました、のタイプのオムニバス形式の小説。伊坂幸太郎を初めて読んだが、はやみねかおるで育ってきたので文章に不意に顔を出すシュールな小笑いが親しみやすかった。
何故か陣内=俳優の綾野剛のイメージがばっと浮かんできたので、一冊読む間中綾野剛の顔が頭の中にあった。サクッと読める。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

陣内が全ての話にでてくる
短編なんだけど不思議な本の内容
家裁の話はそんな仕事もあるんだなと。
強盗の話から全てにおいて、伏線が張ってあって
自分でも予想しながら読んだ感じ。
面白いかと言われたらんー。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと変わった陣内の周辺からみた短編集。
最初銀行強盗から始まるから殺人シリーズに近いかなと思いきやほっこり系だった

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2025年08月06日

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