あらすじ
「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
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Posted by ブクログ
「俺たちは奇跡を起こすんだ」
この本の中に出てくるフレーズであるが、個人的にかなり心に残った。
是非この意味は読んで確かめてみてほしい
さて、本書についてだが
出てくるキャラクターの魅力、話の展開、どれをとっても自分のど真ん中で非常に面白かった。
特に陣内というキャラは最高だった、やる事は突拍子もないようで理にかなった事をする。実際にあんな奴いたら振り回されるだろうし、多分相当面倒くさい奴なんだろうけど友達になったら毎日楽しいのかもしれない。
ネタバレ無しで書いてるのでこれくらいにしておこうと思う、
Posted by ブクログ
20年近く前に刊行された当時に購入し、幾度となくあった引っ越しや整理を乗り越えずっと本棚に残っている作品。
(これは蛇足だがこの文庫、刊行当時は619円、2026年現在は814円だそうだ)
数年に1度読み返すのだけど、時代を感じる描写もないので違和感なく読むことができる。
今回は続編のサブマリンを読みたいがために復習として読み返した。
この本は時系列が違うものの共通して登場する人物がいる連作の短編集で、適度に話が区切られているので細切れに読書をする人でも読みやすい。でも通して読んでも話がつながっているので面白い。
誰を中心とした視点での話の展開になるかは話毎に異なる。全編通して登場する、陣内という人物視点での話はそういえば一つもない。
陣内は無茶苦茶だが子どもには好かれるというのが読んでいるとよくわかる。滅茶苦茶だけど裏表がなく、信頼できるのだ。こういう大人に出会いたかったなと思う。滅茶苦茶だけど。
また、読後感は気持ちよく、少し胸がジンとするような話もあり、登場人物たちがどのようになっているのか、続編を読むのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
何年かぶりに再読
白の説明が印象的だったけど今回もかなりそのシーンが心に残る。綺麗だなぁと思う。
川の中にいるみたいな気持ち、音や匂いが通り抜けていく感覚、感じたことがないのにあるような気になってくる。
今回心に残ったのは「絶対と言い切れることがないなんて生きてる意味がない」みたいなニュアンスのセリフがかなりよかった。
昔は居酒屋のシーンなんてあまり頭の中に入ってこなかったのに大人になっていろんなところに行ってきたからか、行ったことのない「天々」が頭に浮かんで、あぁこんなふうに話せる人とお酒を飲みたいなぁと思った。こんな大人になりたかった。
砂漠を読んだ時も四年生大学行ってみたかったなぁと思ったように、たぶん四年生大学に行けてたとしてもあんな青春やあんな友達はできない
だから心の中にいつも西嶋や陣内がいて、それを素直に受け止める北村や武藤もいて私が成り立ってゆく、悲しいこともしんどいなあと思うことも足取り軽く超えて行ける
Posted by ブクログ
チャットGPTにおすすめされて読んでみたけどめちゃくちゃ面白かった。
陣内は本当にめちゃくちゃな奴で、言葉に一貫性がないし、適当で粗雑な感じなのに、妙に人を惹きつける。初めはこんな奴好きになれないと思ってたのにいつの間にかどうしようもなく好きになってた。
一番好きなのは「チルドレンII」の最後、陣内のライブのシーン。奇跡が起きる(起こされる)瞬間が本当に良かった。
子どもは親の情けない姿なんて見たくないんだ、っていうのは本当にそうだと思った。
「俺は生まれてからこの方、ダサかったことなんて一度もないんだよ」
死ぬ時にそんな風に言えるような人生を送りたい。
Posted by ブクログ
「奇跡」なんか起こらないってわかっているから、人々はそれを「奇跡」と呼ぶのだが、そんな「奇跡」を本当に起こしてしまう、痛快なストーリーです。
主人公の周りにいる人たちを第一人称とし、それどれの立場や時間軸の違いの中で繰り広げられる物語は、読む人を圧巻します。大人は汚いと言いながら、大人っていいなって思わせる作品です。
Posted by ブクログ
迷いない伊坂幸太郎の流れるような文章、ほんと大好き。
何回読んだかわからないけど、チルドレンも再読。
短編なのにきちんと繋がりがあって、一つ一つの些細なエピソードですらちゃんと伏線を回収してくれて安心(?)できる笑
Posted by ブクログ
この物語の最大の魅力は、やはり主人公・陣内の存在に尽きます。彼は、平然と嘘をつき、物事を適当に済ませ、場の空気を読まない言動で周囲を振り回します。しかし、彼の行動は表層的な「不真面目さ」とは裏腹に、結果として周囲の人間の抱える問題を、最も人情味のある形で解決に導きます。
彼の「適当」な振る舞いは、私たち読者が無意識のうちに囚われている「社会の常識」や「大人の建前」といった、凝り固まった枠組みを揺さぶる力を持っています。彼の言動は、私たち自身が遠慮して言えなかったり、行動に移せなかったりすることを代弁・代行してくれるような、一種の知的で爽快なカタルシスを与えてくれました。
私が特に感銘を受けたのは、陣内の「裏表のなさ」です。
彼は、物語に登場する盲目の友人に対して、過剰な配慮を一切しません。「関係ねえ」という彼の言葉は、一見すると乱暴に聞こえますが、これは相手のハンディキャップを無視しているのではなく、一人の人間として対等に見ていることの証明です。
この対等な姿勢こそが、真の優しさや思いやりの形なのではないかと、深く考えさせられました。陣内は、表面的な「親切」ではなく、相手の存在そのものを認めることで、人と人との隔たりをなくそうとしているのです。
本から得られた洞察:柔軟であることの重要性
この作品は、私に「杓子定規な生き方から解放されること」の重要性を教えてくれました。
陣内は、過去の自分の発言や、社会で決められたルールに固執しません。必要とあらば、前に行ったことをあっさり覆し、より良い方向へ向かおうとします。
私たちは、「一貫性」や「正しさ」を重んじすぎるあまり、人生の可能性を狭めてしまいがちです。しかし陣内は、柔軟であること、そしてユーモアをもって変化を受け入れることこそが、人生をより豊かにし、周囲をも幸せにするのだというメッセージを体現しています。
「ああなりたいと思える人柄」の陣内を通じて、私たちもまた、過去に縛られず、もっと自由に、もっと人間的に生きても良いのだという、静かで力強い勇気をもらった気がします。
深く、そして温かい読書体験を求める方に、心からおすすめしたい一冊です。
Posted by ブクログ
陣内の個性が光りっぱなしの一冊笑
程よく軽くて、普段気にしていることや悩んでいることがどうでもよくなるような明るさがある。
落ち込んだときに読みたい感じ。
伊坂節満載
保護観察官の大人たちと子供の話。俺の仕事は奇跡を起こすことだというフレーズを読みたいがためにたまに読み直してしまう。
大体愛らしい
学生時代に読んだ作品でしたが学生時代の記憶が抜けていてさっぱり抜け落ちていて伊坂幸太郎の新刊を読んだ気になっていました、サブマリンを中古で買ったので手前陣内の話を初めから思い出したいなと思い電子で購入し2日ほどで完読です。
世界は結果論で満ちている、あらゆることを結果論で考えればうまくいきそうなのでそうします。
Posted by ブクログ
バンク。ノーマルな鴨居とクレージーな陣内がクレバーな永瀬と出会ったのは銀行強盗の人質として。
チルドレン。普通な武藤が破天荒な陣内と関わったとき、少年は成長する。陣内の家裁調査官は天職かも。
リトリバー。失恋した陣内のために世界は時間を止める。てなことはないことを証明する永瀬と優子。
チルドレンII。武藤担当の離婚問題と陣内担当の非行少年。親父はいつもかっこよく!ロックな奇跡が起きる。
イン。鴨居と別れてデパートの屋上。永瀬は優子といっしょ。インされた陣内登場!とにかくやかましい。
以上、最高でした。
Posted by 読むコレ
大仕掛けもなにもない...一見日常的な
淡々とした話しの短編連作。
でも個人的には伊坂作品の中では
「重力ピエロ」と同じくらいに好きな作品。
主人公の陣内のセリフは一々突き刺さります。
かなり恥ずかしい告白だと思いますが
こうありたい、そうありたいという事を
圧倒的にあたりまえに発言する彼を
羨ましく思います。
もっと若い頃にこの作品に出会っていたら
どうなっていたんだろう...と思う。
まだ間に合うのか...?
そんな陣内が、大好きだ
私はこの小説のあるシーンがたまらなく大好きである。
盲目の男がなぜかおばあさんから突然お金を渡される。不憫だと思われたからだろうか。その時に男が感じる複雑な心境。それを聞いた破天荒な陣内は「ある一言」を発する。
私はこの一言が大好きで、この本を何度も読み返してしまう。
Posted by ブクログ
初めての伊坂幸太郎作品。
面白い!変な言い回しがないのでストレートに伝わる。短編集と書いてあるが全ての話が繋がっているのでまさに「短編のフリした長編」だと分かる
陣内のハッキリした性格が癖になる。出てくる登場人物皆が魅力的で陣内との掛け合いを見るのが楽しい。家裁調査官のライブに行ってお父さんが歌っていると気づいた時に少年が驚くのではなく苦笑しながら「歌ってるの俺のお父さんだよ」と言ったのが良かった。
この章の「俺たちは奇跡を起こすんだ」というセリフが凄く好き
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎の世界観大好きかも、なんか全部を喜劇として捉えてるような達観してる陣内も好き。盲導犬を連れているから知らない婦人からお金を渡された永瀬に対して「ずるい」っていう陣内も好きだし、「関係ない」の【響きが心地よい】っていう表現がとても好きだった。
Posted by ブクログ
あー面白かったー!
陣内の常識はずれした行動、素直な発言、
時折妙な例をあげる言語の癖、
第三者からするとヤバいやつでしかないけど、
ちょっと友達になりたいと思ってしまいました。
ぜひ友達になってくださいなんて唐突にいうと
どう返答されるのかな。
キャラクターの中で、リアルにいたら好きになってしまいそうな永瀬。
知的で冷静、感性が鋭くユーモアもあり、そしてきっとイケメンなんだろうなと想像しました(特にインで惹かれました)。
伊坂さんは短編小説であり、繋がりのある作品が多く、だからこそただ、1人にスポットライトを当てるのではなく、多様な人たちの物語を読むことができワクワクした気持ちで読むことができます。
だからこそ本人の知り得ない奇跡が生まれていることのときめきを私たち読者はニヤニヤと感じられるのだと思います。
クスッと笑いながらも、感動がある作品でした。
(家裁のお仕事もこの本を読まなければ知らないままでした。)
Posted by ブクログ
陣内の屁理屈が癖になっていた。
白いカラスのことを薄い黒だとごねていたのが印象的だった。
一緒にいると疲れそうだけど気を使わないでいられる陣内の魅力が満載で楽しかった。
短編集ではあるが、それぞれの作品につながりがある。陣内が父親を殴る話がでていたが、クマの着ぐるみを着るバイト中であったことが最後の作品「イン」で判明する。
銀行強盗の犯人は銀行員全員や、時が止まったように動かない人は張り込みをしている刑事だったり、謎解きの要素もあって個々の話も楽しめる、充実感があった。
Posted by ブクログ
前回読んだのがアプリ登録前らしく、再読なんだけど記録がない。
短編集の時系列がバラバラなので、ササっと読んでしまうと誰がどれでこの人で?とごちゃごちゃになる。殺し屋シリーズはコードネームに変わったことでその点はスッキリしたのだろう。
陣内が主人公と記憶していたが、彼は個性が強すぎるだけで主人公ではなかった。記憶違いだ。
「奇跡を起こすんだよ」は好きなフレーズ。
Posted by ブクログ
読書録「チルドレン」4
著者 伊坂幸太郎
出版 講談社文庫
p77より引用
“小山内さんの言葉を借りれば、「家裁の調
査官がサラリーマンよりも多く経験できるの
は、裏切られること」らしい。”
目次より抜粋引用
“バンク
チルドレン
レトリーバー
チルドレンⅡ
イン”
ごく普通に生きる人達の日常に起きる、少
し厄介な揉め事を描いた、短編連作小説。
同社刊行作文庫版。
銀行強盗の人質になってしまった大学生の
鴨居と陣内。巻き込まれる原因となった陣内
の行動から、出会った時のことを思い出さざ
るを得ない鴨居だったが…。
上記の引用は、家庭裁判所のお世話になっ
た人物が、同じ罪で捕まる事に対しての、調
査官の独白。
人をあまり裏切らない人というのは、そもそ
も犯罪を行う手前で思い止まることが多く
て、裏切りやすい人ばかり相手にせざるを得
ないからなのかも知れません。
世間から、相手にしても無駄であると思われ
るようになってしまえば、より厳しく扱われ
るようになるかもしれないので、裏切りはそ
の人にとって損失が大きいのではないでしょ
うか。ゲーム理論というのは、こんな感じの
話だったような気がします。
作中の陣内という登場人物の人となりが、
なかなかに印象が強く、物語の盛り上げに大
いに貢献しています。全体的に平坦で、銀行
強盗中であっても比較的穏やかな雰囲気の
中、陣内が通り掛かると大きな波が起こると
いった感覚です。
彼のように生きられたら、人生は楽しそうだ
なと思う一方、あんまり近くに居られると、
面倒くさくもありそうです。
読みやすい短編連作。いつの間にか読み終
わってしまっている、そんな作品です。
ーーーーー
Posted by ブクログ
間違えて続編のサブマリンを先に読んでから、この本を読んだけど、面白かった。逆にこの順番で読んで良かったと思えたぐらい。クセ強の陣内さんの家裁調査官になる前の若い時の話しや銀行強盗に遭遇した話し、盲目の友人との出会いの話など非常に面白く興味深く読めた。この陣内さん、関連本が出たら読みたいです。奇跡を起こす、起こせる、そう思うと元気が出ますね。
Posted by ブクログ
【2025年144冊目】
まさか銀行強盗の人質になるとは思わなかった――友人である陣内に付き添って閉店間際の銀行にやってきた鴨居は、銀行員と言い争う友人を見ているうちに、銀行強盗に巻き込まれてしまう。緊迫した空気の中、陣内だけは嫌にマイペースでいて――、連作短編集。
「伊坂幸太郎、まずはコレ!」と帯にあり、「ほう、どれどれ、数々の伊坂作品を読んできた私がジャッジしてしんぜましょう」と思って読み始めたら、ええ、ええ、面白かったですこと!確かにまずはコレから読んでみて、と言いたくなる作品です。
伊坂作品には魅力的な登場人物が多数出てきますが、今作の陣内も相当イカれていて(でも常識人なところがあるから始末におえない笑)大変楽しく読めました。いや、他のキャラクターがまともかと言われると決してそうではないとは思うんですけど、陣内の破天荒さに中和されてる感はあります。
本当に愉快な文体で書いてくるのでニヤニヤも止まらず、かといって表現の巧さだけでなく話としてもしっかり面白いし、オチもついてるのがうーん、ずるい。まさに伊坂作品と言える連作短編集だと思います。
鴨居も結構好きでした、ナイスツッコミ、一番読者寄りかもしれない。伏線の回収もうまかったなぁ、秀逸な作品です。
Posted by ブクログ
読書備忘録951号。
★★★★。
伊坂さんの初期作品で連作短編(長編)。
巻末の解説で香山さんが仰っていますが、今では普通になっている連作長編の手法はこの作品が最初じゃないか?と。
それぞれの短編に登場する面々がそれぞれ主人公になったりして繰り広げられる小説世界。
【バンク】
舞台は仙台の銀行。
閉店間際ギリギリの銀行に大学生の鴨居と陣内が訪れる。
銀行からしたらはた迷惑な客。
ただ、彼らは今日中にバイト代から学費を振り込まないとダメだと。もうちょっと言えば陣内が。カスハラまがいの屁理屈を捏ねる。捏ね捏ね。
もっと早く振り込んでおけよ!と言いたくなる。
そして銀行強盗に巻き込まれる2人。
銀行強盗のカラクリも面白いけど、この作品は「出会い編」と言って良いですね。
人質の盲目の青年永瀬と盲導犬ベス。
彼にはいろいろ見えていた。
【チルドレン】
事件から12年後。
家庭裁判所の調査官になった陣内。
後輩の武藤。2人は少年事件の担当。
少年犯罪は一般的な刑事裁判で裁かれるのではなく、非行改善や更生に向けての教育が主眼となる。その道筋をつけるのが調査官。難しい仕事だと思う。
ただ陣内である。陣内に振り回される武藤。この構図が伊坂ワールドである!
成瀬と島崎。ちょっと違うな。
万引き事件で捕まった少年木原史朗。
面談に訪れる武藤。陣内からの託けを持って。
芥川龍之介著「侏儒の言葉」+「トイレの落書き編」。
神だね。陣内。
【レトリーバー】
時は巻き戻って陣内が調査官試験に向けた受験勉強中?
仙台駅前の広場。
陣内と永瀬、永瀬の恋人?の優子とベスがいる。
この広場の時間が止まっていると陣内が言う。えっ?
そこに座っている女子、そこのおっさん、そこの青年。
全部時間が止まっている。
伊坂ワールド全開!
【チルドレンⅡ】
チルドレンから1年後。
武藤は少年事件から家事事件に担当変更されている。
ストーリーは覚えていない!やばいな記憶力!
陣内の別の顔としてミュージシャン。陣内のライブにみんなが救われたということは覚えている。
【イン】
バンクの事件から1年後。
百貨店の屋上で陣内がバイトをしている、ということで訪れた鴨居と永瀬と優子とベス。
盲目であることの普通と、健常者からしたらエスパー並みの永瀬のお話。
ということで、伊坂さんは多分気づいたんだと思う。
陣内と武藤。テーマとしての少年事件。こいつは使える!と
からのサブマリンになったと勝手に納得した。
成瀬と島崎。う~ん。やっぱりちょっと違う。
Posted by ブクログ
心地よい話ばかりで、陣内みたいな人がいたら、絶対うざいって思うはずなのに、伊坂先生が書いた時はふむふむってなってしまう。お父さんがバンド弾いてる話がほっこりする。
Posted by ブクログ
長編小説のような短編小説と筆者も言ってる通り、時間軸は前後するが登場人物は個性的で型破りな性格である陣内を中心に描かれている。
陣内のような人間を見ていると、人を説得するのには論理やしきたりなどは関係ないのではと思わせてくれる。
ミステリー小説をずっと読んでいて、人が死ぬ描写に少し疲れていたので、この作品のような比較的平和な世界観に癒された。
気軽に伊坂幸太郎の世界を味わいたい人へおすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
陣内という変わった人物と周囲の話。
鴨居という同級生と銀行強盗に遭遇、目の見えない青年永瀬と出会う。
武藤という家裁に勤める男の同僚(先輩)に陣内がいる。”陣内”という変人に振り回されるがそこが面白い。
公園で2時間、ずっとそこにいる人の顔ぶれが変わっていないという出来事に時間が止まっているという、そんな奴。
Posted by ブクログ
英語で子供はchild
複数形になるとchildren
わかるか?そのくらい群れると人が変わるんだよ
これこれ!陣内の屁理屈こそ醍醐味!
短編集かと思えば視点と時系列が変わるだけの長編ストーリー
大満足の一冊