あらすじ
「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。
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Posted by ブクログ
読みやすくて面白くてどんどんページが進んだ
いくつかの短編になっているので通勤時間中に読むのにちょうど良かった
永瀬と陣内の関係性が心地よいなと思った
Posted by ブクログ
陣内さいこう!だいすき!かっこいい!!こんなかっこいい男なかなかいないよ。すべてが最高にかっこよかった。どのお話も陣内がかっこよくて最高。全部すきかな。めちゃくちゃなのにすごいこと言ってる。かっこいい。どれも別に陣内が語り手じゃないのもすごくいい。陣内の頭の中をのぞきたいわけじゃない。
ひさしぶりの読後大興奮かも。
Posted by ブクログ
なんだろう
どこか少しずっと可笑しみもあって、
奇跡ってあるかもという気持ちになった!
登場人物もそれぞれが浮かび上がってくるような、個性が光っていていいなと思う
思いがけない方向から
心に届くような言葉も散りばめられていて、
新鮮な感覚になることができた
Posted by ブクログ
久しぶりに再読。傍迷惑な人なのに何故か憎めない、かっこ悪いのにかっこいい。無茶苦茶言っているようで、実は筋が通っている…不思議な矛盾を抱えた主人公の陣内さんのキャラクターがとても魅力的。担当する子ども達すらも自分のペースに巻き込みんで振り回しつつ、なんだかんだ解決に導いている陣内さんは凄い人なのかも?周りが振り回されながらも、一緒に銀行強盗に巻 き込まれたり、 彼の失恋に付き合ったり。 そんな彼 が子供を導いたりする姿もコミカルで、読んでいて楽しい。 『 チルド レン』と『イン』のお話が好きだった
Posted by ブクログ
チルドレンのこの構成なんか既視感あるなと思っていたら、最近読んだ「#真相をお話しします」に収録されている話が似ていた。親子だと思っていたらそうではなくて、悪い奴が分かったと思ったらもう一人悪い奴がいて。
収録されている5作の中ではレトリーバーとチルドレンⅡがお気に入り。
何気ない日常に広がるスリルある展開。盲目の永瀬と接する陣内の普通過ぎる態度。登場人物の魅力たっぷりな伊坂さんの好きなところが詰まった作品。(レトリーバー)
「俺たちは奇跡を起こすんだ」
ダメ親父に落胆して飛行を繰り返す少年。妻に浮気されても何もできず、夜の遅いダメ親父。浮気相手と結婚し、娘の親権を譲らないという大学教授。
バラバラだったピースがラストにつながる。たったの70ページくらいでこんなに面白くて重厚な話が書けるのはやっぱりすごい。(チルドレンⅡ)
陣内がどうやって父親との確執を吹っ切ったのか気になっていたが、まさか熊の着ぐるみをかぶってぶん殴ったとは。これぞ伊坂節。(イン)
Posted by ブクログ
94点
面白かった〜。
短編、中編集で、自由奔放な陣内という男を軸に物語が進んでいく。『砂漠』の西嶋みたいな奴。
言動が一貫してなかったり身勝手だったりするけど、まっすぐでなんか納得させられるところもあって憎めない男。
周りが振り回されながらも、 一緒に銀行強盗に巻き込まれたり、彼の失恋に付き合ったり。そんな彼が子供を導いたりする。ほっこりファニーな物語。
まず最初また銀行強盗?!ってびっくりした。伊坂好きすぎるな。そこに巻き込まれた登場人物たちが不思議な繋がりを作ったり。永瀬がその後にも出てくるとは思わなかった。2章目でさっそく陣内が大人になって家裁調査官になっていてびっくりした。この職業もこの小説で初めて知った。振り回しつつもなんだかんだ解決に導いてる陣内いいな。チルドレンの親子の話はびっくりした。あの子肝が座りすぎている。最後のくまの着ぐるみは少し予想できた。案の定だったけど、父親を殴って清々する話ってここなんだ。こういう忘れた頃に出してくる繋げ方が良いよな。楽しかった。伊坂らしいユーモアが混ざっていて満足な作品でした。
Posted by ブクログ
個人的に良いタイミングで読んだかもしれない。母親と違い父親が出来る事、自身の父親からの影響も踏まえて多くはないし限界感じてた。伊坂先生、ありがとうございます。思い直しました。かっこよく生きます。
Posted by ブクログ
自分にはない豪快な中にも優しさがある陣内の人間性にとても惹かれた。AIが発達した現代で考えて自分の意見を持つことがその人の人としての価値になると思う。
Posted by ブクログ
鴨居と友達の陣内と銀行強盗の人質として出会った永瀬、他にも登場人物全てがクセがあり面白く描かれてて無茶苦茶な陣内に振り回されてるようで、陣内には人を幸せにする何かがありみんなが彼の後を付いていく
とにかく良い作品でした
Posted by ブクログ
陣内を始めとしたキャラクターが魅力的で、読後感も良い作品。一見破天荒でめちゃくちゃに見える陣内の生き様が、周囲の人に影響を与えながら物語を織り成していくところが面白い。
Posted by ブクログ
ドタバタ日常(?)劇という言葉が似合う。
主人公陣内がその周囲の人を巻き込んで問題を起こしたり解決したりする。自由奔放、何にも縛られない男陣内は一見迷惑そうだが、そのどこかに人間誰しもが持っているはずの温かい心を感じられる。
連作短編集なので時間がない時にもさっと読めた。
伊坂節満載
保護観察官の大人たちと子供の話。俺の仕事は奇跡を起こすことだというフレーズを読みたいがためにたまに読み直してしまう。
大体愛らしい
学生時代に読んだ作品でしたが学生時代の記憶が抜けていてさっぱり抜け落ちていて伊坂幸太郎の新刊を読んだ気になっていました、サブマリンを中古で買ったので手前陣内の話を初めから思い出したいなと思い電子で購入し2日ほどで完読です。
世界は結果論で満ちている、あらゆることを結果論で考えればうまくいきそうなのでそうします。
Posted by 読むコレ
大仕掛けもなにもない...一見日常的な
淡々とした話しの短編連作。
でも個人的には伊坂作品の中では
「重力ピエロ」と同じくらいに好きな作品。
主人公の陣内のセリフは一々突き刺さります。
かなり恥ずかしい告白だと思いますが
こうありたい、そうありたいという事を
圧倒的にあたりまえに発言する彼を
羨ましく思います。
もっと若い頃にこの作品に出会っていたら
どうなっていたんだろう...と思う。
まだ間に合うのか...?
そんな陣内が、大好きだ
私はこの小説のあるシーンがたまらなく大好きである。
盲目の男がなぜかおばあさんから突然お金を渡される。不憫だと思われたからだろうか。その時に男が感じる複雑な心境。それを聞いた破天荒な陣内は「ある一言」を発する。
私はこの一言が大好きで、この本を何度も読み返してしまう。
Posted by ブクログ
物語の中心人物として関わってくる『陣内』がすごく魅力的。
身近にいたら振りまわされて心身ともに疲弊して、もうこりごりって感じなのかも知れないけれど……。でも個人的には、とっても好きな性格なのよね。
カッコつけないで、等身大であるがままに生きているヒトは、魅力的です。
Posted by ブクログ
時間の違いはあれど独特でクセのある陣内を中心に物語は進む短編集。
陣内のものの例えを駆使した会話や突拍子もない発言は不思議と仙人の格言にも思える…
陣内の発言や行動は全てを見越したものなのかそうでないかは全く微妙なラインが物語を面白くしている。
特に陣内と目の見えない永瀬の関係が1番お気に入りである。
伊坂小説で饒舌クセキャラがおきまりのように登場するがどのキャラも愛すべき存在である。
Posted by ブクログ
「陣内」を中心に幾つもの短編物語が進んでいくお話だった。短編によって主人公が違う中でも、それぞれの物語りで、その時間軸の「陣内」が物語を作っていく流れが面白かった。伊坂幸太郎のいつ間にか伏線回収が全部終わっていく手法が読んでいて楽しかったです!チルドレンとチルドレンⅡの最後の結末が急展開で面白かった。人を見てる時は一面しか見えてないこともたくさんあるのかもと思った。別の面を見たら相手の印象が変わることって案外簡単なことなのかもと感じた。伊坂幸太郎作品を見るたびに、決めつけや固定概念で物事の判断をしたくない。今見てるのは相手の一面だけなのかもしれない、という視点を持ちたいと思わせてもらえた作品だった。
Posted by ブクログ
<目次>
略
<内容>
連作短編集というのだろうか?陣内という人物がずっと出てくるが、主人公でもないし、時間軸も前後している。それに振り回される鴨居・武藤・永瀬(と盲導犬のベス)の話。殺人事件ではなく、銀行強盗、恐喝、誘拐、強盗未遂などを裏面から解決する感じ?かな?
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎の魅力が詰まった本
今までで一番伊坂幸太郎を感じた。
流石の伏線回収と物語の進め方で
かなり読みごたえがあった。
これを読んだら伊坂幸太郎が好きになる。
嘘のような表現も交えつつ、
楽しく読めるためとてもおすすめできる。
ロクな親がこの世にはいくらでもいるとい
う言葉は、とても自分に響いた。
小説の楽しさを知りたい方におすすめ
Posted by ブクログ
陣内が面白くてクスッと笑える。一方で芯食ったようなかっこいいことを言ったり、行動したりもしていて惹きつけられた。
短編集はあまり見ないが、話がつながっているので読みやすく一気に読み切ってしまった。
Posted by ブクログ
「ヨコミチヨノスケ」みたいで好き。
この本のある登場人物が もし身近に居たら、、と思うとどっと疲れるだろうけど
こっちも人生 楽しくなりそう。
胃が痛くなりそうだけど。
Posted by ブクログ
時系列はバラバラだが、陣内という人物がいて繋がりはある。
短編集らしいが、まとめてひとつの作品
子供の時に体験することって非常に大事なんだと
特に親の愛を受けてきたかや親の生き方は大きな影響を与える。非行を働く少年は本人だけのせいではないと思う。
子供を救ってあげられるのは大人
Posted by ブクログ
とにかく陣内のキャラクターが強烈で、一瞬で心を掴まれました。誰に対しても遠慮せず、自分の理屈で世界をぶった斬っていく姿は痛快そのもの。現実に友人にいたら周囲は相当苦労しそうですが、物語の中で彼が放つ言葉は、どれも真理を突いていて痺れます。ギャグの軽快さと、ふとした瞬間に見せる真面目な正義感のバランスが絶妙で、ページをめくる手が止まりませんでした。
Posted by ブクログ
憎めない男 陣内の周りで起こるちょっとファニーな5つの短編。
子供は1人だとチャイルド。
複数人だとチャイルズではなく
チルドレンになる。
1人でいると問題無いのに、大勢になると
歪むんだよ。
5つの短編の話が集約され、奇跡は起こるのか?
Posted by ブクログ
キャラの強い陣内という人物をキーに展開していく話。日常の中の非日常みたいな話が多い、短編の集合小説。信念を持った人間の強さを想像させられた。パンクスへの憧れが再燃
Posted by ブクログ
適当で済ませているのになぜか心を掴むのが上手い人っているよね。
とにかく頭と口がまわる人。
けど、魅力があるからと言って友達になりたい訳ではない人もいる。
それはきっと、周りの人に恵まれているんだよな。
人との出会いは偶然でもあり必然であるのかな。
Posted by ブクログ
とてもおもしろかったけれど、うまい感想がでてこない。やりたいことをやりたいがままにやる陣内。彼の自由な言動が奇跡を起こす。施しを受けた全盲の永瀬に対する「なぜお前だけ金をもらえるんだ、ずるい」。いじめられている子を助けるどころか殴り付け、いじめっ子を唖然とさせる。自信満々に告白して、玉砕したあとは、嫌がらせを繰り返す。全盲の人は普通の扱いをしてもらいたいのか、特別な扱いをしてもらいたいのか。陣内の言動はほほえましいけれど、考えさせられました。家裁調査官の仕事も興味深い。良い作品でした。