あらすじ
住宅地の奥でひっそりと営業している、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込み体調を崩したり……。目まぐるしく変わる世の中で疲れた体と強ばった心を、店主そろりの美味しい料理が優しくほぐします。今宵も「あなたの悩みに効くメニュー」をご用意してお待ちしております。心がくつろぐ連作短編集、開店。
感情タグBEST3
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休職して、自分は他の人と違うことをしてることに怖くて不安で辛かったけど、自分を見直すいいきっかけになった。
まだまだ今後どうしたいかとか考えられないけど、もう少し自分と向き合って考えていきたい。
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この小説はそれぞれ主人公が違うオムニバス短編ですが、その第一話のヒロインは四十歳、独身、一人暮らし、SNSでハッシュタグ「ていねいなくらし」を発信しているインフルエンサーの信奉者となり、いつしかその情報を追う中に、本当の自分自身の価値基準を見失っていました。
そして、マスター「そろり」さんがひっそりと営む森のカフェ「ドードー」で忘れかけていた「大切なもの」を取り戻し、日常生活に戻ってゆくというお話です。
このシリーズは基本はどれもそういった感じで、日常生活に倦んだ主人公がそれぞれ喪っていた、あるいは失いかけていたものを取り戻しまた元の世界に戻ってゆくのですね。
私としては、本当にこんなマスターがいるお店があれば良いなぁとひそかに憧れるわけですが。
しかし、たとえ現実の世界には存在しなくても、小説の中にはしっかりと存在するので、小さな文庫本を開き続きを読み始める度に、お話の中へ入り込み、喫茶「ドードー」へと脚を踏み入れることができるのです。
それが読書の醍醐味の一つですね。
「そろり」さんが淹れたコーヒーをじっくりと味わうように、続きを読み進めたいと思います。
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買ってはいたものの、積本してた作品。
そういえば!と思い読んだところ止まらず一気読み。
短編集なためとても読みやすいです。
出てくる料理が美味しそうなので読んでるとお腹が空いてきます笑
ちょうど人間関係やら仕事に疲れてた時期だったので、言葉一つ一つが染みました。
短編集ですが、繋がりがあり、その発見もまた魅力の一つだと思います。
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どの話も心がじわっとゆっくり温められるような優しさのある話でした
特に3-5話は仕事で疲れた時に読みたい話でお気に入りです
ドードーのメニューも食べてみたいものばかりです
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大好きな大好きな大切にしていきたいシリーズ。
そしてすんごい読みやすいです。
悩みや迷いを抱えた人たちが、
喫茶ドードーを通して少しずつ心をほどいていく物語、
出てくる料理や会話はどれも派手ではないけれど、
疲れた心に静かに染み込んでくる優しさがある。
喫茶ドードーの店主は積極的に誰かを救おうとするわけではないが、
料理を作り、同じ時間を過ごすことで、
結果的に相手の心に寄り添っている。
その距離感がこの物語らしさだと思った。
派手な展開はないが、
人と人との関係が少しずつ積み重なっていく過程を
丁寧に描いた作品。
誰かに大きな言葉をかけられなくても、
同じ空間で過ごしたり、温かいものを食べたりするだけで
救われる瞬間がある。
読み終えたあと、いつもの日常を少し大切にしたくなる一冊。
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そろりが出るシーンが、どこを切り取ってもとても良かったです。時間がゆっくり流れるように感じ、目の前の幸せをひしひしと噛み締める描写に自然と微笑んで暖かな気持ちになりました。
また、店内の様子(椅子の形やドアノブの色まで)が事細かにかかれており、内装を自分の頭で想像できて没入感があり、私もそろりの様子を覗き見してるような感覚になれました!
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家の近くにこんな喫茶店があったらいいなーって思いました。住宅地の奥にひっそりとたたずむお一人様専用カフェには、頑張ってるけど、疲れている人たちがふらりと訪れて、癒されていきます。私も仕事で疲れたときには家に直帰したくなくて、ぶらつくときもあるけど、こんな喫茶店があったら、毎日行くと思います。
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すごいおもしろい何かがあるわけじゃないけど、読んでいて心が落ち着く。
主人公たちはカフェでの時間やメニューから気づきを得て帰っていく。
それが教訓じみてなくて自然で、すっと心に入ってくる。
私もこういう行きつけのカフェほしい!と思った。
コロナ禍の話だったから、今読んでも共感というより嫌だった思い出が蘇る方が多くてそこはタイミング違った。
ドードーの語り口調がかわいい。
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こういうのを日常系と呼ぶのかな。ちょっと日常で疲れた人達がたまたま訪れた<喫茶ドードー>の”丁寧な”(→これ、大事)飲み物や料理でほんわか自分をいたわってちょっと元気になる話。
この手の物語は寝る前に緩やかな時間を過ごすためにはもってこいなんだよね。取り上げるキャラクターは年代はいろいろだけれど女性ばかりだから、男性向けではないかな。
私は個人的に自分がそうだからか、更年期障害で辛い思いをしている女性の話を「だよね、だよねえ」と読んだ。そこに出てくるマシュマロのココアはジェミニに作り方のコツを聞いて翌日さっそく自分で作って飲んでみた。
うん、これ、好きだあ、私。
ホットコーヒーにマシュマロを入れてもいいらしいので、それもやってみた。
これ、私の新たな飲み方になりそう。
文体が「です、ます」調と「~だ」の断定調と両方使われている意図がよくわからないし、意図があったとして果たしてそれが効果を発揮しているとも思えないけれど、まあ、全体として毒がないのでよろしいのではないでしょうか。
◆覚書◆
P103
「ある出来事があったとして、沈み込んで頭を抱えるか、えへへと笑って頭をかくか。どのみち同じなら後者のほうがいいに決まっているじゃない」
P105
「え? ペンギン?」
「白黒つけない、です」
===データベース====
住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。
この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ込みたくなったお客さんが、ふらりと訪れる。
SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込んだりして、疲れたからだと強ばった心を、店主そろりの料理が優しくほぐします。
Posted by ブクログ
おひとり様専用カフェというのがまず素敵!
行きつけのカフェのような場所があったら幸せだろうなあとうっとりしながら読んでました。
ドードーが絶滅してしまった理由を考えると何とも言えない気持ちになりましたが、「のろまに生きる」いいですね。
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喫茶ドードは住宅街の中にあるおひとり様専用の喫茶店。店主のそろりはそんなカフェを1人で切り盛りしている。
タイトルから店主と常連客のやり取りの中で何か悩みを解決していくのかなあと思ったけれど、お客は悩んでいるところに偶然この喫茶店を見つけ立ち寄っていく。
そしてお客が今必要としているものが看板のメニューの中に書かれているのだ。
そろりさんはお客さんのことを見てました?ってぐらい絶妙なドリンクや食事を名言を伝えていく。
きっと大切なものとちゃんと向き合っているそろりだからこそ出来るアドバイスなんだなあと思う。
悩みって第三者に聞いてもらったほうが楽なこともあるということを再認識させられた。
こんなおひとり様カフェを私も見つけたいな
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正直に言って、あまり期待せずに手に取った。
一風変わったカフェやレストラン、食堂で、訪れた人が癒される。そういうよくある小説なんだと思いつつ、癒しを求めて手に取った。
結果、癒されたかというとそんなことはなく、でも共感につぐ共感で、おおげさに言えば、少しだけ肩の力を抜く生き方のヒントをもらったような。
それほどに、各話の主人公のひっかかりが身近で、まさしく今のわたしと同じ!と何度思ったことか。
こういう出会いがあるから、読書はおもしろい。、
Posted by ブクログ
自分にとって本当の幸せってなんだろう
周りに気を遣って、環境に追い立てられて、自分自身を見失って、、、
でも、喫茶ドードーでは、そろりさんからの心のこもったお料理で、そんな悩ましい人たちに何かを気づかせてくれます
今の時代だからこそ、のんびり、ゆったりとのろまに生きるって、いいじゃん
Posted by ブクログ
どこかにひっそりと存在するお一人様専用カフェって素敵よね。心惹かれるメニュー名と美味しそうな料理の描写でお腹がすく1冊。喫茶ドードーのお料理と、そろりさんの一言がお客さんたちをふわっと救うのが、優しい愛を感じられて好き。
作品の時代はコロナ禍で、緊急事態宣言とかオンライン会議、マスク、消毒など、ほんの数年前なのに懐かしい。
ステイホームが世の中の基本で、なんとなくみんなが孤立してる気持ちになってたあの頃に読んだら、よりこころに染みたと思う。5人の主人公たちの連作短編集で、1話の主人公が憧れてた『#ていねいな暮らし』の投稿をしてたのは3話の主人公だったり、2話の主人公が勤める保育教室の子どもがお気に入りのレインスカートをデザインしたのは5話の主人公だったりするのが良かった。なんだか、人間みんなゆるーく繋がってるなって思えて好きだった。
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オーディブルにて。
最初は少し退屈に思えたけど、だんだん穏やかな気持ちになって軽く触れ合える本だった。
イライラすることがあっても、自分なりの気分の抜け道だったり癒しの時間をつくることはいいことだなー。
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良い話でした。。
温かくて優しい食べ物は傷ついた心も救うのだと思いました。。
ココア、マシュマロ、コーヒー、サンドイッチという食べものでしたが、それぞれアレンジされてて美味しそうでした。。!
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あっという間に読み終わりました。
全体的にゆったりした雰囲気で、軽い気持ちで読めます。
あーコロナ禍ってこんな感じだった、なにかものすごい恐怖を感じていたな、と懐かしいような感じも。
全体を通してきっと背中を押してくれたり、そっと寄り添ってくれたりするような感じなんだと思うけど、私が歳をとりすぎたんだろうな。
心が大きく動かされることはなかったけど、コーヒー飲みながらゆっくりした読書タイムを過ごせて、暖かい気持ちになりました。
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一人ひとりに合わせたメニューと言葉をくれる、道標的なカフェとそこのオーナーのお話。
コロナ禍での、「本にされると小さな悩みだけど自分がそうなると確かにメンタルやられそうだな」くらいの誇張しないリアルな悩みの種。
だから大きな感動とか素晴らしい気づきとかはなかったけれど、ご近所さんの顔色が最近明るいみたいな、、ニュースじゃないけどよかったよかったという感じの気持ちになった。
出てくるメニューがおしゃれでおいしそう。
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日々自分の仕事に真剣に向き合って、ちょっと頑張りすぎたり、行き詰まりそうになったときに、住宅街の森の中にあるカフェに吸い込まれるように入っていくと風変わりな名前の飲み物や食べ物が。
店主とのおしゃべりの中で心がほぐれて、自分だけでは考えつかなかった想い、進んでいきたい未来に気づいていくお話。
それぞれ別のお話だけど5人の主人公がところどころ交わってるのがよかったな
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大好きなタイプのこぢんまりとしたカフェと心を癒す美味しそうな一品料理………なんだけど。ひねくれものの私にはちょーっとだけ説教くさいというか、いや、美味しいもんを美味しいって食べて、素敵な景色のなかでのんびりしてリフレッシュ。でよいのにな、と思ってしまった。コロナが急激に過去のものになってしまったせいもあるのかな。あの頃読んでいたらもっとワカル!ってなっていたのかも。
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多治見ヒラクビルで出会った本
幸せになる焼きリンゴ 最終話が良かった。夢を聞くフレーズ。残り時間を考えるより今を…。何度も触れるフレーズだけど、難しい自分、タイミング、結局、今をしっかりしてないだけ、とまた知らされる。
でもね、そろり、睦子さんのように積み重ねを作ってみよう。少なくとも最終ページにあった参考文献は読んだことがある。
この作品には地球温暖化や社会問題、感染症(時期は2019年から2020年が舞台だね)に触れている。読まれた方がそこにも目を向けてもらえたら嬉しい、1人の力は小さいけれど、やらなければ地球はもっと壊れていく
Posted by ブクログ
ちょうど今後の仕事や生活について悩んでた時に、この本に出会えて良かったと思う。「ああ、確かにそうだな」と気付かされて、心がふっと軽くなる本だった。
Posted by ブクログ
店主のそろりが営む森のようなおひとり様専用カフェで、悩みを抱えた女性たちが前を向いていく物語です。
文章やキャラクターに少し独特な雰囲気がありなかなか慣れることができませんでした…。
物語としては短編で登場人物たちの繋がりもありゆったりと読めると思います。
Posted by ブクログ
悩みを抱えた人の目の前に現れる喫茶店みたいな話って何冊か読んできたけど、やっぱり心が暖かくなるな〜。こういう喫茶店とかカフェが近くにあったらいいのにな。コロナ禍での話やと思わへんかったからこんな世界やったなと思いながら読んでた。