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Posted by ブクログ
高校の同級生だった知子、薫、晴美の3人。47歳になりそれぞれ今の生活に不満があって、高校時代に戻れたらなぁと思いを巡らせる。
専業主婦の子は結婚しないで1人で気楽に生きたかったと望み、独身で仕事に打ち込んでる子は結婚して子供を産んで女性としての平凡な幸せを手に入れたかったと望み、高校時代の恋のせいで人生を踏み外してしまった子は賢く将来を考えて選択する事を望み、、、
47歳の3人が17歳(高校3年)の春にタイムスリップして高校から人生をやり直す。高校生の時には分からなかった親の事情や気持ちを知り、親との関係性も変わっていき、将来の選択も変わっていくけど、、、。
やっぱり垣谷美雨さん面白かったです。
専業主婦の子も、女性管理職になった子も報われてなくてどうしたもんかと思ったけど、垣谷さんの本だから安心して読み進められました。
Posted by ブクログ
人生をリセット
たった一度の人生
どう生きるかは自分次第で大きく変わる
日々の不満を他人のせいにしていないだろうか?
生まれた環境など自分の力ではどうにもならない事も、もちろんあるけれど…
少し視点を変えて、勇気を出して
自分で動かなきゃ、ね?
この本は、同じく垣谷美雨さんの「マンダラチャート」のコメント欄で、〝タイム屋文庫さてさて店〟の店主様より教えて頂きました*ᴗ ᴗ)⁾⁾
そして私はこっちの方が好き
今の自分にめっちゃハマりました
最初に〝たった一度の人生〟って書いたけど、このお話は47歳の女性三人が高校時代にタイムスリップし、そこから17年間にも及ぶ二度目の人生を歩みます。
その中で私も経験したいと思ったのは、当時の若い母親に会うとこと。
私自身もこの歳になったからこそ見えるだろう母のほんとうの姿を知りたい。
子供時代の私にとって母はあくまで〝母親〟という生き物だったからね。
とは言え、私はもう一度高校生からやり直すのは嫌です笑
で、何よりもいいのは最終章の【新しい人生】
二度目の人生で経験したことを生かし、47歳のあの日から再スタートするんです!
〝もう逃げるのはやめたのよ。あの時点から逃げないで、もう一度自分の人生を切り拓いてみたいの。今度こそできそうな気がする〟
さぁ、どんな未来が訪れるのでしょうか?
私もまだ間に合うかな?
小さな不満を溜めたまま、ダラダラと歳を重ねるのはやめよう。
私の人生は誰のものでもない、私のものだからね٩( ‘ω’ )و
Posted by ブクログ
以前に読んだことがあったはずだけれど、どんな話か忘れていたので、オーディブルで聞いてみた。
47歳の3人の女性が、高校生にタイムスリップする話。
世代的には、ワタシよりも10歳ほど上の方たち。
昭和50年代のころだろうか。男尊女卑の考え方が一般的でちょっと引いてしまう。
今は、家事や育児する男性も増えたように思うけれど、
それでも、今でも男女の考え方は基本的には変わっていないような気がする。
彼女たちの高校生時代からだと、50年ほど経過しているのにな。
というわけで、今聞いてみても面白かったです。
オーディブル、自分は文章を一字一句読む読み方ではないので、けっこう読み飛ばしも多いのだけれど、オーディブルだとすべての文字が耳に入ってくるので結構いいなと思いました。ただ、イヤホンして聞いていると家族を無視してしまうことが多く、家族には大いに不評です。
面白かった!
最初はどんな内容の話しなのかも分からずに読み始めましたが、すぐに物語りの中に入り込んでいきました!
自分が登場人物の女性達と同年代とゆう事もあり、わかる、わかる、となんども思い、自分の今までの人生を思い返したりしました。
彼女達3人が話す会話がとても面白かったです!私もこんな友達が欲しかった!
Posted by ブクログ
47歳の女性3人が高校生時代にタイムスリップして、人生をやり直すというお話。
47歳になった知子、薫、晴美の3人が居酒屋で再会し、それぞれが今の人生に抱えている不満や後悔が描かれるところが、まず面白かったです。専業主婦、独身のキャリアウーマン、厳しい生活を送る晴美と、3人とも「自分にないものを相手が持っている」ように見えているのが何とも皮肉で、特に晴美の境遇が印象に残りました。
その後、高校生時代にタイムスリップして人生をやり直す展開も面白く、今の記憶を持ったまま過去に戻るからこそ、それまで見えていなかった母親の姿などに気づいていくところも良かったです。
一方で、15年後あたりからは少し勢いが落ちたように感じ、ラストも個人的にはやや出来すぎかなという印象でした。
何となくですが、47歳の時も高校生に戻ってからも、晴美にまつわるエピソードが特に良かっただけに、後半になるほど、晴美を不幸な存在として描くために少し無理のある設定が加えられているように感じてしまいました。
それでも、結婚、仕事、家庭など、女性の生き方に対する当時の価値観をかなり辛辣に描いていて、単なるタイムスリップものではない面白さがありました。ちょっと変わったタイムスリップものとして、おススメです☆
Posted by ブクログ
同著者による『マンダラチャート』に似ている設定で驚いた。本書の『リセット』とどちらが早く書かれたのだろか?『マンダラチャート』は2024年発行とあるから、おそらく本書が先だろう。
『リセット』も3人の女性が高校時代にタイムスリップする。高校では進学組だった専業主婦の香山知子と一見キャリアウーマンに見える黒川薫、一方就職クラスに在籍していた赤坂晴美。彼女たちは三者三様に現在(いま)の自分たちに満足していなくて高校時代に戻り、違った人生をやり直す。そして現在と異なる15年間を過ごし、再び選択するチャンスが巡って来るのだが、彼女らが押したリセットボタンは元居た場所だった。しかしタイムスリップで習得した経験値を生かし、以前と違う新たなステップを踏み出した。
3人の中で頭でっかちになっていない晴海の生き方がとても新鮮に思えたのは、私の年齢から来るものだろうか?
若い頃は知子と薫の生き方に諸手を挙げて共感しただろうが、アラ古稀となった今は素直に頷けなくなった。巻末に本作を文庫刊行するにあたってインタビューが添えられていた。垣内さんがSEの仕事で知り合った専門学校卒の本を読んでいない男子に教えられたと語っている。『彼らは書物から得た知識がない分、すべて自分の奥底から出る考えで動いている。実に天真爛漫な部分が残っていて、むずかしいことを考えずに自分の言葉で考えて順応して生きていくことができる。それを見ていたら、本を読む事が必ずしも良いことではないかもしれないとも思えて来た。私は自分の中にある考えはすべて自分で考えたように思っているけれど、実際には色んな本から得た知識だけでしゃべっているのであって、そんなものなら別に威張れたものじゃないなと、彼らの生き方に対し羨ましいような気持ちがありました』と。
おそらく当時垣内さんは晴海の視点を描きたかったのだろう。
そして時を経て、再びタイムスリップストーリーを試みたということかな?
タイムスリップしても大本の人格や性格はさほど変わらないとも思えた。
岐路で違う道を選んでも個性がそれなりの判断を下して進んでいくのかも。
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