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大手石油会社を定年退職した庄司常雄。夢にまで見た定年生活のはずが、良妻賢母だった妻は「夫源病」を患い、娘からは「アンタ」呼ばわり。気が付けば、暇と孤独だけが友達に。そんなある日、息子夫婦から孫二人の保育園のお迎えを頼まれて……。定年化石男、離婚回避&家族再生を目指して人生最後のリベンジマッチに挑む!
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Posted by ブクログ
ジイジが素直に、意見を聞いて、自分を変えていく姿に、ほっこりしました。凝り固まった考えを変えていく姿に尊敬もしました。
ウチの旦那に読ませたかったなぁ 年齢に関係無く、こういう古い頭の中の男性は 多いんですよねー 外面は良くても、、、 「定年オヤジ」じゃなくても改造しないといけない人がたくさんいらっしゃる? この本を、本当に読まないといけないのは、 〇〇先生と呼ばれている方々?読まないだろうなー
すっごくおもしろい!家庭における男女のすれ違いをリアルに表現してます。 定年退職して悠々自適の人生を期待していた庄司常雄。しかし妻は自分を避けるし娘には非難される。男は仕事、女は家事育児、という世代の人だったのでしょう。おまけに常雄は、女性には母性本能があり、生まれつき家事育児の才能が備わっていると...続きを読む信じ切っている。ひぇ~。 女性たちの憤りがかつての自分と重なって、わかってくれる人がいた、と救われた気がしました。同時に夫への怨みつらみも思い出しましたが…。 一方で、夫側にも悪気はなく、彼らなりのやり方で家族のために働いていたんだな、とも感じて、上述した夫への怨みも少し和らぎました。 夫を主人公にしたところが巧い。
実にリアルな物語だった。 女性と男性の感性の違いがひしひしと伝わる作品です。 「親の心子知らず」と言う言葉がありますが この本は「妻の心、夫知らず」と言った所でしょうか。 主人公は大手石油会社を定年退職した庄司常雄 常雄の妻、十志子(としこ)は夫に対するストレスから夫源病を患い心療内科に通院中。...続きを読む 十志子の気持ちに終始共感しながら読み進め、又常雄・十志子夫婦の息子である和弘の妻、麻衣の思いも痛い程伝わる物がありました。 常雄の息子だけあり和弘も家事育児を全くしない夫。 やたら出て来る「母性」と言う言葉もこの2人が使うと嫌悪感しかありませんでした。 私自身も家族や知人が一人もいない県外での1人きりでの子育て経験者でその時の閉塞感や孤独、不安感、家事育児を全くしない夫と、麻衣と共通する部分がとても多かった事もあり、「あるある」が一杯で、この物語に登場する夫達(常雄・和弘)がいかに改造されて行くのか期待しながら読みました。 この作品は子供を持つ全ての男性諸君に読んで欲しい作品です。 読後感も良かったです。
以前から読んでみたかった、垣谷さんの作品…ちょうどテレビドラマにもなって、それを観てから読めました。ドラマと同じところもあれば違うところもあって、ほんと深いなぁ…ちなみに個人的には本の方が好きです。序盤は主人公の庄司常雄さんにイライラしちゃって…何言ってるの?!と娘の百合絵さんとツッコミながら楽しく...続きを読む読めました。この親にしてこの子あり…息子の和弘さんもまた救いようのない、女は家事と育児に専念するのがあたりまえ…のような考えの持ち主…。常雄さんが実際に孫をみることになって初めて今までの考え方をあらため、息子を改心させるストーリー。この本、すべての男性に読んでほしいと思いました!
常々、老後にお金と時間をボンとよこしてくる現代のシステムが嫌だなぁと思っていたのですが、この主人公の様子を見ていると、その考えは確かに当たっているのかな…と思いました。 色んな年齢の人の輪にいたことを懐かしく思い出したり、退職後に何年も経つとサラリーマン臭が消える感じがしてしまったり。 主人公が帰...続きを読む省した時の、兄姉との話もなかなか興味深い。 母性のかたまりだと思っていた母が意外と自分勝手だったとか、末っ子の自分に優しくなったのは、経済的に余裕が出てきたからだと聞かされるあたり(笑)。 日本と同じく敗戦を経験したドイツについても話題になるという、ハイレベルな兄弟トーク。 復興のためにドイツ人も日本人もがむしゃらに働きますが、ドイツは戦後10年くらいで、仕事ばかりの生活は人間として間違えていると生活を変えていったと。 孫が通う保育園の園長の方針にイライラするあたりも、あるあるネタ満載で面白かった! 主人公は基本的に向上心があり、経済的に余裕もあるから、状況も改善されてハッピーエンドに終わります。もし、そうではない夫なら、ずっとある意味、労働搾取されつづける妻も現実にいるんだろうな。
私は1人親だったので父というものがどういうものか分かりませんが、こんな風だと嫌だなと感じました。1人1人を尊重できるよう意識が変化していくのを願います。
垣谷美雨さんの作品はスカッとする! 封建的な男尊女卑を押し付けて家庭内で疎んじられる定年後の「ジジイ」が、孫のお守りを通じて周囲とも打ち解けていく理解のある「ジイジ」へ変わっていくストーリー。 序盤は常雄の時代錯誤な発言にイラッとしたけれど、保育園や公園でそれまでの生活で交わらなかった母親たちと交...続きを読む流して、違う考えに触れられたのが大きかったんだろうな。 退職後も家に閉じこもっていては良くないよ、と自分の父に伝えたい。 それにしても、イクメン気取りの和弘も見事なダメンズだったな。親の背中を見て子も育つということか…専業主婦家庭は子育てに手をかけられる分、子が甘やかされてしまうのかも。 女は家事育児して当たり前、と若い男性でも思っているのだとしたら…結婚したくないと思う娘・百合絵に共感する。育児によって総合職の仕事を手放すリスクの方が自分にとっては怖いから。
面白かった。しかしいるんだな、こんな男と思ってしまうがザラにいると言う悲しい現実。世の中の亭主関白男共、この本を読んで改心せよ。
皆、自分の行動が正しいと思って生活している 相手に変わって欲しければ、その内容を伝えて気づいてもらう必要がある 定年退職という第二の人生の為、変われるチャンス! それには夫婦で話し合う事が第一歩だと思う
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定年オヤジ改造計画
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垣谷美雨
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