無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか?
作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。
〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。
他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。
2024年1月発売のエッセイ、文庫新版で登場です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この著者の小説はやたら長くてマニアックなので、ほとんど読んだことがないのだが(全てがFになるを途中まで読んで放り出した)、エッセイは軽妙でとても面白い。変人だからこそ常識的思考にとらわれずにクールな見方ができるのだと思った。この著者は山奥でミニチュア機関車を庭に走らせて(50メートルもあり、交差点も信号もある)、この鉄道のメンテナンスや犬の散歩などで、社会とは途絶された世界の生活を楽しんでいることであろう。多くの日本人が、世間の同調圧力に屈して、人並みな人間となり、人並みの人生を送っている中で、彼のような生き方は羨ましくもある。確かに彼が言うように、現代人は過剰な他者依存をして、必要のない同調を繰り返しているのかもしれないと思いました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸