【感想・ネタバレ】静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)のレビュー

あらすじ

世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか?

作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。
〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。

他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。
2024年1月発売のエッセイ、文庫新版で登場です。

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Posted by ブクログ

私も静けさや孤独が好きです。
未熟な自分がこう言っては大変恐縮で失礼なのかもしれないですが、書いてあることのほとんどに共感する内容でした。

「過去のどの時期よりも今が1番楽しい」と清々しく語る歳上の方の存在は、今を生きる若者にとって希望そのものです。尊敬します。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

そうそう、と思うところと、ん?って思うところあり。
いずれにしても、森の中で静かに暮らしながらエッセイを書く…
こんな暮らし、してみたいな。

0
2025年11月18日

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