あらすじ
世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか?
作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。
〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。
他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。
2024年1月発売のエッセイ、文庫新版で登場です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何にも拘らず、自分が自分のことを理解し、自分が楽しむための人生を生きる。この姿勢がブレないので読んでいて気持ちがいい。うじうじ考えがちな自分が弱った時に読みたい、お気に入りのエッセイになった。
全40回の連載、どの回も面白いが、特にものづくりに関しては、自分の中で言語化できていなかったモヤモヤがたくさん解消できて、良くも悪くもすっきりしてしまった。今更ながら言い回しや文体が好みだと気付いたので、他のエッセイも読みたい。
Posted by ブクログ
わたしの生き方や感覚と重なる部分があって、力を抜いて読めるのが良かった。
好きな文章がここ。
「なによりも気合いを入れず、意気込みを持たず、信念や期待を手放し、素直に静かに生きていればそこそこは楽しい日々になる。」
Posted by ブクログ
勧められて読んだが、面白かった
エッセイは小説と違ってストーリーがないから
展開にドキドキする事がない
うんうんと頷くところ
そうか?と疑問に思うところ
クスッと笑えるところ
淡々と語られる考えが心地よかった
読んだタイミングが正月で静かだったことも、関係しているかもしれない
Posted by ブクログ
私も静けさや孤独が好きです。
未熟な自分がこう言っては大変恐縮で失礼なのかもしれないですが、書いてあることのほとんどに共感する内容でした。
「過去のどの時期よりも今が1番楽しい」と清々しく語る歳上の方の存在は、今を生きる若者にとって希望そのものです。尊敬します。