あらすじ
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞した青山美智子の待望の2作目。失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫――ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かり、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが……。中学生の娘と仲良くなりたい父親。なりたいものがわからない大学生……。なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。 お告げの意味に気づいたとき、ふわっと心があたたかくなる7つのやさしい物語です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ある神社にある1本の大きなタラヨウの樹。
そばには赤いベンチがあり、神社へ訪れた人の前にいつのまにか現れる猫のミクジ。
タラヨウの樹は別名“はがきの木”とも呼ばれ、葉の裏に尖ったもので削るように字を書ける。
切手を貼って郵送もできるそう。
なんて素敵なんでしょう。
そういったレトロなものって趣があって好きです。
神社を訪れるそれぞれ悩みや葛藤を抱える人達の前に姿を現し、ある時はにぃって笑ったり、微笑んだり、慰めるような仕草をしたり抱っこされたり。
はぁ、猫好きにはたまらない。
ミクジは一見黒猫と思いきや、よく見ると額から鼻にかけて白いハチワレ模様で、お腹と足も白い。
瞳は透き通るような金色をしていて、その瞳でじっと見つめてくる。
そして、樹のまわりをグルグル回りだしたかと思うと止まって片足をトンと樹にのせる、そうすると葉っぱが1枚ヒラヒラと落ちてきます。
そこにはもらった本人にしか見えないお告げが書かれていて⋯
7つの短編集と、最後に“ここだけの話”
読んでいると、少しずつ繋がっているんですね。
「木曜日にはココアを」とも少し繋がっていることに気づいた時は嬉しかったです。
青山さんは感情の機微を表現するのがとても上手いなぁと思います。
ほっこりしたり、モヤモヤしたり、ぐっときて涙ぐんだり。
「隣の芝生は青い」とはよく言ったもので、落ちてる時って自分だけが辛いように思ってしまったり、他の人はうまくやってる、輝いて見えるのに自分はなんてダメな人間なんだろうって負のループ⋯
でも、みんなそれぞれ何かを抱えて生きているんですよね。
本書からの書き出しですが、「つくづくおもしろいな、人間って。それぞれに生活があって、歴史があって、想いがあって⋯」という文章が印象に残りました。
どのお話も良かったですが、いちばん好きだったのは「チケット」でしょうか。
親子ものに弱いです(泣)
また読み返したくなる素敵な本でした。
Posted by ブクログ
再読。2,3年前に読んだ。『木曜日にはココアを』を読んだらまた読み返したくなってしまった。
青山美智子さんの本を電車の中で読んではいけない。なぜならボロボロと泣いてしまい、満足に涙を拭けないままに読み進めることになるから。(でも今後も電車の中で読み続けます。大好き)
本当に全ての話が大好きで全部涙を流しながら毎朝読んでいたのですが、特に今の私に刺さったのは二枚目のチケットかなあ。父親と娘の物語。娘が推し活で会ったこともないテレビやCD上での"推し"に熱狂している姿を見て最初は否定的だが、最後にはこういう感情に変わって終わる。
「お父さんもそうだった。忘れてた。お母さんのおなかにおまえがいるって知ってから、おまえに会うのがすごくすごく楽しみだったよ。大好きだって思ったよ。会ったこともないくせにな」
なんて素敵な終わり方、なんて素敵な連想の仕方なんだろう!!青山美智子さんってそういう連想、連結、繋がりみたいなのが本当にお上手。
今回もまた登場人物同士の輪があり、そこを読み解くのも楽しい。
本当に大好きな1冊。私の心の真ん中に。
Posted by ブクログ
よかった。
とにかく読んでよかった。
青山美智子さんの作品は、それぞれのお話の登場人物がちょこっとだったり、ガッツリだったり、他のお話に出てくるのがいつも楽しい。
今回は、「木曜日にはココアを」の登場人物も出てきて、嬉しかったなぁ。
タラヨウの葉って切手を貼って郵送もできるのは本当みたい。
すごい。知らなかった。
1枚目から7枚目、全部のお話が良すぎて、どれが1番好きって決められない。
実は、全部の章で泣いてしまい、
ほぼすべての映画で涙する涙腺の弱い私ですが、
それでも小説の全章で泣くのはなかなか珍しく、本当に全部心温まる作品だった。
自分の気持ちは、特に大切な人にはちゃんと言葉にして伝えることが大事、
そして、「あなたはこんなにも素晴らしい」ってこと、青山さんからのメッセージを受け取った。
Posted by ブクログ
悩みがすごい身近で、でも最後はハッピーだったり前向きになれる青山先生作品、とても好き。
特に「五枚目 マンナカ」は読んでて号泣してしまった…!純粋な優しさとか強さってこうだよなって考えさせられた。
「僕は、子どもとこんなふうに話がしたくて、先生になったんだ。」
「すべては、今からです」
このふたつ、とっても印象に残った台詞です。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
7人の悩める人々が神社で出会ったハチワレ模様の猫=ミクジ(左側のお尻に白い星マークがある)にお告げの言葉をタラヨウの葉で一枚もらう。その言葉を参考にしてより良い人生をおくれるようになる短編集。
一枚目:ニシムキ
上司佐久間さんに21歳で初めての失恋をした美容師のミハル。ランニング中に神社でミクジに「ニシムキ」という言葉をもらう。母親の妹でフリーのグラフィックデザイナーをしている45歳の時子の新居(こだわりの西向き)に遊びに行き、時子の色んな面を知って親しくなっていき、失恋の痛みも無理に忘れようとせず待とうと考えられるようになる。
二枚目:チケット
耕介には手芸店でパートしている美恵子という妻と、キュービックというアイドルグループの葛原達彦(たっちん)推しの娘さつきがいる。娘と距離があった耕介だが、耕介のスマホでキュービックのライブチケットが当たったため娘と2人でライブに行き距離を縮める。
三枚目:ポイント
就活生の田島慎は受け身の人生でやりたいことがなかった。CDショップのバイトの先輩竜三(25歳でミュージシャンを目指すフリーター)にギターを教えてもらい、竜三がバイトをやめるときに(バンドがデビューできそうなため)『線路は続くよどこまでも』を慎は演奏する。ありがとうという気持ちになった時に★のポイントを書いている竜三を見て気持ちに変化が現れる。父親の紹介の就職先をけって、楽器の素晴らしさを伝える仕事につきたいと楽器関連の会社の面接を受けるようになる。
四枚目:タネマキ
68歳の哲は嫁の君枝(夫弘人は大阪に転勤)と孫の未央と3人で暮らしている。緑地清掃でもらったキンセンカの種をまいてみるが、枯らしてしまうしプラモデルで未央に誤飲させてしまうし哲は自暴自棄になる。哲は3年前までプラモデル屋「木下プラモデル」を30年間やっていて、君枝は幼いときに哲にお世話になっていたことを話し、ドールハウスコンテストで優勝したこともあるし、また一緒にお店をやろうと哲に話す。種は勝手に飛んでいって親の知らないところで勝手に咲く。今ごろどこかで好きなように花を咲かせている…人も。
五枚目:マンナカ
小学生四年生で転校してきた深見和也はクラスに馴染めないでいた。リーダー格の岡崎に苔好きをバカにされ、からかわれるようになる。和也は保健室で昼食をとるようになり保健室の姫野先生や体調不良の山根先生と親しくなる。カビも悪いやつじゃないと教えてくれた入院中の山根先生にタラヨウの葉で手紙を書き、先生が退職してから手紙をもらい、自分にポジティブになれて岡崎にも正面から向かい合えるようになる。
六枚目:スペース
35歳の千咲には息子の悠と夫の孝、ママ友で25歳の里帆がいる。幸せなのに漫画家の夢を諦められずにおり、パパ友の輝也の書く絵を見たり話を聞いてゆとりやスペースの大事さに気づく。漫画家アシスタントのバイトに応募したりクリスタを学んだり夫に本音を話したりたりと行動変容が現れる。
七枚目:タマタマ
45歳で占い師をしている彗星ジュリア(笑子)には高校時代の同級生で税理士のともやん(友谷茂)という友人がいる。笑子(ニコ)は36歳で離婚してスナックで働くようになり卓上おみくじ器からホロスコープに興味をもち占い師となった。メディアに出て有名人になったジュリアはその鎧が辛くなっていたころ、イベントで鍵を探してほしいと玉木たまきという女性に相談される。迷った末老人ホームにいる玉木のもとへ行き、無事鍵を見つけ玉木は自分の気持ちを封じ込めた空箱に鍵をかける。個人鑑定の楽しさを思い出したジュリアは後にともやんの元で覆面セラピストとして働き始める。
それぞれに助言をした元中華料理人で宮司のヨシ坊はミクジに☆マークをもらう。
【感想】
青山さんの作品でトップ3に入るくらい好きな短編小説。それぞれの登場人物が神社ですれ違っていたり何度も同じ場所が出てきたりと、しっかり青山ワールドも楽しめる。
生きてく上で悩むテーマ盛りだくさんで泣けるシーンがたくさんあった。
Posted by ブクログ
青山さんの作品は心が温まる物語が多くて好きです。
神社で出会った猫のミクジが葉っぱのお告げをくれる。
短編集の登場人物は年齢も性別も悩みもバラバラ。
きっと、自分と近い悩みもあるのでは。
Posted by ブクログ
葉っぱ、落ちてこないかなあ。
困った時に、少し立ち止まるのはとてもいいことなんだと思います。人に頼ってもいいんだよね。そんな気持ちが高まる物語。
Posted by ブクログ
物語全体に流れる穏やかな空気と
自然の描写や小さな救いの積み重ねが
とても読んでいて心地がいい ⸝⸝ᵕ ᵕ⸝⸝
今日も頑張ってみようかな」と勇気を貰える ◎
ミクジに会ってお告げを貰ってみたいな … ⸝⸝⸝
Posted by ブクログ
本当は些細なきっかけを見つければ前進できるのかも
背中を押してくれて、考えさせられ、気づく
もしかしたらそんな存在が自分の周りにもあるような気分になる
とりあえず神社行ってみようかな
Posted by ブクログ
神様とかお告げとか、貰ったらからいい!っていうわけではないんだなと。もちろん大切にはするけれど、それをどう導いていくかは自分次第で、視野は広く持つ必要があるなって感じた。何回も泣いてしまいそうになって、電車の中で涙をぐっと堪えたのはここだけの話。
Posted by ブクログ
自分にとっての幸福は実はそこら中に落ちていて、それを引き寄せているのは自分自身なんだと気付かされる。
現状にモヤモヤしてたり、これから何か新しい事をやり始める人に勇気を与えてくれるような作品。
Posted by ブクログ
作品を通して、ほっこりした気持ちになり、もう少し積極的に、言葉をつくして、ひとと関わってみようと思えます。
特に、チケットとタネマキが好きでした。チケットは、娘が成長しても、ずっと記憶に残り続けるような素敵な一幕に、じんわりと込み上げてくるものがありました。タネマキでは、身近なひととも口に出して伝え合う大切さを実感します。
描写が繊細で、登場人物ごとに同じ風景でもまったく違う描写がされているのが素敵でした。すれ違いがあるのもいい。
ミクジ私の前にも現れてくれるかな。。
Posted by ブクログ
チケットの話ならグッと来た。思春期の娘と父のやりとりは、どこかのだれかと重なる話なのではないか。固定観念が邪魔して、本来受け取っているはずの感情や関係がきちんと受け取れていない人は多いように思う。私もハッとさせられた。
Posted by ブクログ
地元の神社を思い出しながら読んでいたから、
あの神社にもミクジいるのかなぁって想像
父と娘のチケットのお話がお気に入り
私すごくパパっ子だから
未だに二人でドライブしたりするんだけど、
社会人になったらなかなかできなくなるなって寂しくなった
今できること、たくさんやり遂げたい!
きっかけは何であっても、変わるチャンスだと思ったら飛び込んでみようと思えた
心からの感謝をこめて…
≪あの本読みました?≫
はい 読みました!
様々なジャンルの本を紹介する テレビ番組で 作家さんの話を聴いて興味を持ち 読んでみました。
"絶対に人が死なない" "ハッピーエンドのひとつ手前の状態で" そして"短編集"!安心して読める素敵な条件に誘われて巡り合えた作品だと想います。
ある作品が中学受験の問題に採用された時のエピソードを知り 文章の一部を切り取った状態で 問われる難しさに衝撃を受けました。
本に限らず 映画・ドラマなど 作り手と鑑賞する側の受取り方が違ってしまうのは 多々あるのかな❓️ 人の数だけ答えがある..なるほど と納得出来るような 出来ないような..少し複雑な気持ちにもなりますが 小学生の教科書 金子みすゞさん の言葉[みんなちがって…]が 何度も 心に よみがえってきます。
この本に出会えて良かった。
ミクジ と 宮司さん にもありがとう🌟
Posted by ブクログ
短編集。どのお話も泣けて、人生や自分自身について考えさせられる、迷った時悩んだ時のヒントが詰まった本だった。誰かの人生相談に使えそうなワードが散りばめられていて、まるでカウンセリングを受けているかのような作品。
Posted by ブクログ
最近江戸時代近辺の本を読んでいたから脳内に登場する人たちがみんな和服で、なかなか現代の衣装に戻らなかった。
お猫さまが悩む人にお告げの葉っぱを落としてくれる短編集。
最後の短編を読み終えた後にエピローグがあるんだけど、エピローグの最初の一文がまるでその寸前までの短編を見ていたかのような始まりで「うんうん本当ほんとそうだよねぇ」と思って次の文を読んだらあれ?なんか違う?となったのは内緒。
「マンナカ」って短編がよかったな。
他人軸と自分軸っていうのを久しぶりに思い出した。
忘れた頃にこうやって本とか何かで思い出させてくれる。
私に必要なのは自分軸。
あの人もこの人も親近感を覚える。
人の悩みって誰も彼もそんなに変わらないものなのかもしれないね。
タラヨウの木、私も出会ってみたいな。
Posted by ブクログ
温かく優しい空気に満ちている短編集。
ミクジのお告げの意味に気付いた時、ふっと心が軽くなり、あたたかな気持ちになれる。
それぞれの苦悩やもやもやを抱えた登場人物が、お告げを受け取り、一歩踏み出したことで良い方向に向かって進んでいく姿に、こちらまで勇気と希望をもつことができる。
二枚目のチケットに登場する、不器用だけど娘への愛に溢れたお父さんのこの言葉に、涙を流さずにいられなかった。
お母さんのおなかにおまえがいるって知ってから、お前に会うのがすごくすごく楽しみだったよ。大好きだって思ったよ。会ったこともないくせにな。
Posted by ブクログ
神社のタラヨウの樹の葉を落として、葉に書かれたメッセージで不思議なお告げをする謎の猫、ミクジ。
ミクジにお告げをもらった、色んな人たちのお話。
あの猫、本物の(生きてる)猫なんだろうか……。
なんか、神の使い的な何かなんかなと思ってしまった。
タラヨウの葉に書かれたメッセージも、本人にしか見えないということで、本人の潜在意識から何か引き出しているのか……?と思ったり。
著者の他作品の登場人物もちらほらいる?
輝也パパは分かったけど、出版社の女の人(彗星ジュリアの担当の)も、もしや・・・?
Posted by ブクログ
7つの物語とここだけの話
猫のミクジが葉っぱの「おつげ」の導きで、思い悩む人が気づき変わってゆく
どのお話もありそうで、その後どうなっていくのかなぁ…と思ってたら、ここだけの話で教えてくれます
あぁ良かった どうぞお幸せに…
Posted by ブクログ
タラヨウの葉に書かれたお告げを受けた7人の物語。お告げをくれるのはミクジという黒い猫。お告げは単語ひとつ。その本当の意味になかなか気づけないが、気づいたときには「あ、そういうことか」と心があったまる。そんな小説。ミクジのお告げに気づくこともポイントだが、個人的には宮司さんの言葉にグッとくる部分があった。
心に抱えたモヤモヤとどう向き合っていくか、なんとなく明日への一歩を踏み出せそうな連作短編集。
Posted by ブクログ
さくっと軽く読めて、ほっこりできる連作短編集。どのお話もあたたかくて優しい。
「チケット」はちょっと泣きそうになってしまった。家族を電車に乗り合わせたものに例えているのが言い得て妙。
猫のミクジの描写がかわいい。ミクジはもちろん、ふくふくの宮司さんにも会ってみたいなあ。
Posted by ブクログ
小学生から大人まで、女性・男性と幅広い視点で物語が紡がれていて、本当にすごい作家さんだなと思った
どの人物の視点にも違和感なく入り込むことができた
五枚目の「マンナカ」は特に良かった
山根先生からの返事の手紙には、思わず号泣してしまった
こんなにも素敵な感性を持った先生に出会い、たとえ短い期間でも関わりを持てたことは、主人公くんにとってとても大切な経験だったと思う
その後も文通が続いている様子に心がほっこりした
どの話も面白かったけれど、視点によっては少しだけ共感しきれないと感じる場面もあった
自分とは立場がまったく違う人の物語だから、そう感じたのかもしれない
それでも、読めて良かったと思える一冊だった
Posted by ブクログ
猫に導かれてタラヨウの葉からお告げをもらい、物語の主人公達が幸福に気がつき掴み取りに行くストーリーです。
猫のミクジに会い今の自分の不幸な現状を変えたくて、なんとなく神社に寄りタラヨウの葉からお告げを貰うことから話が始まります。
簡単にはお告げの意味が分かりません。ただ7人の主人公達がそのお告げを原動力として、気がつき行動し幸福を掴み取ります。
読み終わった時には主人公達に勇気と元気を貰えました。
7人の主人公達の話の後【ここだけの話】で、その後が分かります。神主さんの語り部が心地よいです。
「あなたは運がいい。~どうぞ、お告げの言葉を大切に。」読んだ後はその言葉を信じたくなります。
Posted by ブクログ
どの話も心がほっこりして、とても癒されました。
個人的には6枚目のスペースが良かった。
神様の入るスペース。新しく良いものを入れるには、出すのが先。ネガティブな感情を抱えたら、自分のスペースをきれいにすればいいって言葉が胸に来ました。自分のスペースが狭いと思う思い込みのブロックを捨てる、生きていく上で大事なことを教えてもらった気がします。
ミクジと会いたいな。
Posted by ブクログ
青山先生の作品は、ホント心があたたかくなる作品ばかりです♪心が疲弊してしまったり、辛いと感じるとき私にとってのお薬になります。ミクジと近くご縁がありますように(笑)
温かい手でそっと背中をさすってもらっているような、そんな優しさを感じる本でした。
弱った時に読みたい一冊です。
著者の他の作品も読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ
青山さんの温かい短編集。お告げ系のお話としては、お探しものは図書室まで、ただいま神様当番と同じ雰囲気の物語。どれも多彩なキャラクターが出てきて、自分に照らし合わせて読んでしまうので、ぽかぽかと励まされる。びっくり展開はないのに、読み始めると止まらない。
輝也パパや姫野先生など、他の小説にも出てきたキャラを見つけると、あっ!と嬉しくなる。