あらすじ
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞した青山美智子の待望の2作目。失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫――ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かり、「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが……。中学生の娘と仲良くなりたい父親。なりたいものがわからない大学生……。なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。 お告げの意味に気づいたとき、ふわっと心があたたかくなる7つのやさしい物語です。
感情タグBEST3
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ほっこり系の連作短編小説。
とある神社に現れる猫が悩める人たちに届ける不思議な葉っぱのお告げ。失恋を引きずる女性美容師、中学生の娘と仲良くしたい父親、目標を持てない就活学生など、7つの悩みにそっと寄り添う物語。
★4.5です。
青山美智子という作家さん、どこにでもあるような題材にファンタジーを織り交ぜた独特の世界観を描くことに秀でていると感じる作品が多いですね。そこに教訓めいた味付けも少し入っていて、アンデルセンやイソップのような童話を読んでいるようか感覚もあります。
個人的には、夢を諦めきれない中年ママに一歩踏み出すキッカケを与える「スペース」というお話が、よく作り込まれていて好きでした。
また、この神社の小太り宮司さんが本作の裏の主人公なのですが、最後の最後にしっかりと面目躍如の扱いとなっているところも何気に良かったです。
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まず第一に
誰にでもおすすめできる本!ってかんじ!
その人だけに届いたちょっと不思議なお告げ
きっと同じお告げを貰っても人それぞれの捉え方があって、その人がどう解釈するかが大切なのかな、、、?
青山美智子先生らしいほんでほっこりしました。
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安定の青山さん
7つの短編、共通項はなんらかの悩みを抱えた方々が神社でハチワレでお尻に白⭐️マークの黒猫ミクジに会う事、ハチヨウの葉っぱに出会った方しか見えないキーワード、お告げ?が書いてあるものを拾う事。
現状を変えたい…諦めないで前に進む力のきっかけ、背中を押してくれるものとしての黒猫、ハチヨウ葉っぱのお告げであるが、なりたい自分になれたのはやはり自分の変わろうと努力した結果である…
青山さんさんの短編は、年齢性別問わず、ちょっとしたきっかけと行動で人生楽しくなるからの諦めないで…というメッセージ性を感じるものが多く前向きになれる効果あり…
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神社で出会った不思議な猫ミクジからお告げをもらったことで、日常が明るい方向に動いていく人々を描いた物語。でもこのお告げは魔法の言葉ではない。お告げはなんだろうと思うことで、今まで気づけなかったことに気づいていく。
7枚目『タマタマ』での月の話や女性が伝えたかったこと、『あなたはこんなにも素晴らしいのだと、すべての人に、ただそれだけを』ここはとても好きだった。
青山美智子さんの話らしく、ほわっと心があたたまる、前向きになれる物語だった。
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青山美智子さんの作品が大好きで、今回もほっこりさせてもらいとても良かったです。
時おり涙ぐみそうなシーンもあり、通勤中に読むのがしんどかったです。笑
短編なので読みやすくオススメです。
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何かに気付けば見方も毎日の過ごし方生き方もかわってくる
とっても温かい本でした。よかった!
カビでも悪と決めつけない、そのものをよく知ってみてから改めて考えることが大切。
困った時こそ自分のマンナカを大切にする。自分を大切にする。自分を見失わない。
変な名前で呼ばれても、それは自分じゃないから返事をしなくていい。こういうことを教えられる大人になりたい。
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私にとって、この本に出会えたことが「ミクジ」に出会えたようなもの。どの話の主人公にも共感できるところがあり、お告げに正解を求める気持ちもとても分かる。ただ、お告げは何か自分に変化を起こすきっかけの一つであって完璧な答えではない。自分の生活を改めるきっかけにもなった。「僕のママより輝いて見える」——そのママも次の話では主人公であり、色々葛藤がある。。。誰もがそれぞれ悩みを持って生活していることを実感できる短編小説。そして最後の話で皆が少しずつ良い方向に向かっているのを知ってほっこりしました。
「マンナカ」の話は今小学生の娘にも読ませたい。きっと学校生活でいつかは出てくる悩みの一つのはず、、、小学生向けにも出版して欲しい内容でした!
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色んな人のストーリーが描かれていました。
不思議と青山さんの他の作品も読みたくなりました。これからコツコツ青山さんの作品を読みます。
最後に登場した人物達のその後も書いてあったのでスッキリ、そして、ほっと。した気持ちで読み終える事ができました。
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7編(7枚)の短編で。私もミクジがいる神社に行きたい‥‥どこかにありそう・・
ミクジと会うそれぞれの人たちがみんな愛おしい。
とてもやさしく懐かしく暖かい物語でした…こんなのが好き。
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文字が書けるハガキの葉、タラヨウ。
以前この本で知ってから探していたタラヨウの木に先日偶然、出会えました。「ミクジ‥‥!?」
これも何かのご縁かもしれないと思って、一気に再読。
心に残ったのはこの2つの言葉です。
一つは『ポイント』。
仕事や人生の選択肢に迷うと、つい「目的地」ばかりを必死に探してしまう。けれど、主人公の慎が気づいた「まず知るべきは現在地だったんだ」という言葉に、思わず手が止まりました。小さな好奇心、やってみようという気持ち。そこが原点。なのだと。ポイントカードも素敵で、ギターの話が一番好きです。
もう一つは『マンナカ』。
転校生の和也くんが周囲に馴染めない姿には、読んでいていたたまれない気持ちに…。だからこそ、彼が苔を通して「自分のいるところが真ん中」と気づく場面は本当に素敵でした。周りに合わせるんじゃなく、自分の「好き」を世界の中心に置いていいんだよって、背中を押してもらった気分です。「ワクワクを大切に」がよかった。
物語の最後、すべての「たまたま」が愛おしくなるあの感覚、たまりません。道に迷いそうになったら、またここに戻ってきたい。
『木曜日にはココアを』との繋がりを見つけた瞬間は、思わず「えっ!」と声が出るほどの驚きと喜びでした。本当に素敵な一冊です。
心からの感謝をこめて…
≪あの本読みました?≫
はい 読みました!
様々なジャンルの本を紹介する テレビ番組で 作家さんの話を聴いて興味を持ち 読んでみました。
"絶対に人が死なない" "ハッピーエンドのひとつ手前の状態で" そして"短編集"!安心して読める素敵な条件に誘われて巡り合えた作品だと想います。
ある作品が中学受験の問題に採用された時のエピソードを知り 文章の一部を切り取った状態で 問われる難しさに衝撃を受けました。
本に限らず 映画・ドラマなど 作り手と鑑賞する側の受取り方が違ってしまうのは 多々あるのかな❓️ 人の数だけ答えがある..なるほど と納得出来るような 出来ないような..少し複雑な気持ちにもなりますが 小学生の教科書 金子みすゞさん の言葉[みんなちがって…]が 何度も 心に よみがえってきます。
この本に出会えて良かった。
ミクジ と 宮司さん にもありがとう🌟
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青山先生の本はやっぱりほっこり前向きになれて素敵だなって思う。
読んでいると疲れた心が癒されて、いつの間にか嫌な気持ちはなくなっていく気がする。
最後の「ここだけの話」は嬉しいおまけみたいだった(笑)
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心に残る素敵な言葉が沢山ある物語だった。
読んでいてあったかくて、癒された。
*お気に入り*
種って本来は、勝手に飛んでいって親の知らないところで勝手に咲くもんでしょう。
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青山美智子さんの連作短編集。神社にいる猫から葉っぱに書かれたお告げをもらう。そこに書かれた言葉は本人しか見えず、その言葉は一見すると何を言っているかわからない。しかし、その言葉の意味をわかったとき、悩みは解決に向かう。その悩みが誰しもが感じたことがありそうな悩みで、その解決に向かう感じもハートフルであたたかい気持ちになりました。
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[五枚目]マンナカ が特によかった。
誰かにとっての中心は誰かにとっては端っこかもしれない、っていうのが印象的だった。
青山さんの書くこども視点でのお話、好きだなあ。
私もミクジからありがたいお言葉もらいたい!
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心温まる青山作品。ミクジのお告げの元、登場人物が自分で前に進む路を見つけていくのがすごく好き。前向きになれる話です。
所々で話が繋がっているのもいい。
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ミクジという猫のお告げによって、少しずつ心が変化する人たち。たった一言なのに、人に気づきを与えて、登場人物たちも自分の力で人生をいい方向へ変えていた。とてもほっこりした。
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町の小さな神社で悩める人に神の(?) お告げを伝える猫と、お告げによって人生が拓けていく人たちを描いた連作短編集。7話とエピローグからなる。
* * * * *
何ともほのぼのしたファンタジーでした。なのに決して子どもじみてはいず、つい読まされる出来栄えだったと思います。
まず設定がいい。
運気が順調なときは見逃しがちな小さな神社。
親しみやすく包容力のある宮司。
そして、神託を告げる役割を担うのが猫。
この猫がまた、なかなか貫禄のあるいいキャラで素敵でした。
どこからともなく現れ、お告げとなるキーワードが書かれた木の葉を1枚、参拝者の前に落とす。
参拝者もつい手に取り見てしまう。きっと猫の持つ何かがそうさせるのでしょう。
さらに、その木の葉が「文の樹」と呼ばれるタラヨウの葉であることや、お告げの言葉が授かった本人にしか見えないなど、こだわりの設定が好もしい。
7つのエピソードも、よく考えられています。
特に4話目の「タネマキ」。最後の最後まで読ませます。見事と言うしかありません。
ところで、悩みの最中にある参拝者。当人たちは途方に暮れ、どうしていいかわからない。
でも猫から見れば、彼らには自分の進むべき方向が実は朧気ながら見えている、ということがわかるのでしょう。
だから猫のもたらすお告げは、そんな悩める者の背中をそっと押すだけ。
例え行き詰まってもよりよい方向に向かおうとする努力を忘れない。そんな人にこそ、神 ( 猫? ) は救いの手を差し伸べてくれるのだと思いました。
温かい手でそっと背中をさすってもらっているような、そんな優しさを感じる本でした。
弱った時に読みたい一冊です。
著者の他の作品も読んでみたいと思いました。
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どのお話もほっこり。青山さんの本はどれも穏やかな気持ちで読めて好き。
私もミクジに会いたい〜
全編を通して、「自分で自分の限界を決めない、枠を狭めない」というメッセージを個人的に受け取りました。
何事も最初から決めつけずにやってみよう。
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ほっこり心が穏やかになるお話だった。
猫のミクジのお告げが、あいまいな単語で、最初は意味がわからないけど、少しずつ読み解いていくと、優しい答えに繋がった。
自分を悲観していた登場人物たちに、自分自身の魅力や周りの人たちの支えなど、あなたはこんなにも素晴らしいんだと気づかせてくれる。
自分を肯定するあたたかなメッセージに、私もそっと背中を押してもらえた気がした。
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七篇も入ったとても豪華でボリューミーな短編集でした。ハチワレ模様の猫のミクジからタラヨウの葉にお告げが書かれており、どの話も素敵で面白かったです。先生の作風と合わさってお告げの意味を知ると心が暖かくなるそんな作品でした。
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よく分からないカタカナのミクジからのお告げ。でも登場人物たちはその言葉から色んな意味合いを発見して人生が好転していく。
1番泣きそうになったのは、学校が辛くなった少年に向けて先生が書いた手紙。
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色んなしがらみを抱えながら生きていく上で、見落としがちな大切なことにそれぞれの主人公が気付いていく姿を自分にも投影しながら読んでいた。最後にはみんな、最初よりも幸せそうで良かった。読む前から分かっていたことだが、猫からお告げをもらうというファンタジー要素が自分には少し合わなかった。