あらすじ
Twitterフォロワー数13万人超(2017年4月時点)、恋愛や人間関係、人生観をするどく考察する人気ツイート、書籍化。
寂しさを感じたり、自信を持ちにくいときに読むとすっきりします。
感情タグBEST3
絶望的に優しく冷たく最高の一冊
タイトルに惹かれ、目次に惹かれ、気付いたら最後まで読み切ってしまった。結局、紙の本も購入した。Amazonでも品切れになっている。そうなって当然の内容だった。
本著の女性論、恋愛論は非常に斬新。純文学風の文体で一部難解な表現もあるが、語られている人間関係の哀しさ、恋の虚しさ、愛の残酷さにはいずれも嘘がなく、ページをめくるたびに、自分だけだと思っていた体験が炙り出されていき、胸が詰まってしまう。「インターネットと恋と文体診断」「百円の指輪」は特に出来が良い。
何度でも読み返したくなる内容で、幾つも付箋を貼りたくなるテキストがあった。衝動的な購入だったが、全く後悔はない。
Posted by ブクログ
私は好きで本を読む。本を読むことを人に強要はしない。でも私の好きな人が心を悩ませている時に、本から得た優しい言葉を、必要なタイミングで、必要な表現で、伝えてあげたい。
…この人の書く文章、痛々しくて好きだなあ。そして何より、自分も言葉を綴りたくなる。
以下心に残った文章
14
思ったのと違う、と思うのは愛ではないのだろう。こうあって欲しいと思うのも、愛ではない。
36
絶対的な約束は、言葉では交わせない。
行動でしか、守れない。果たせない。
46
好きな人を好きになったきっかけが、見た目でも行動でもなく、その人が書く文章だった時、上手くいくことが多かった。
60
ボディタッチで落ちるような男はボディタッチで落ちるようなアホでしかないように、見た目をどうにかしたら落とせるような男は、最初から落とす価値など、ない。
134
というわけで、誰かに嫉妬を一ミリでも覚えたなら、自分が嫉妬をされる人になるまで、黙って手と足と頭を、動かすのみである。
140
人は、自分が救われた方法でしか人を救えない。
154
好きなものからは、いましばらく、幸福な香りがする。
Posted by ブクログ
最初に読んだ時は
なんだか全然しみなくて
何言ってるんだろうなと思いながら
数ページで終わってしまった
時が経ち再読
そしたら今度はしみるしみる
読書はその時その時の
自分のおかれた環境や思いや気分で
まったく受け取り方、読み方が変わるのだと
こんなに引きづる?って自分でびっくりするくらいの失恋後
前回読んだ時はその人と付き合っている時
悲しい寂しい気持ちは今もあるけど
どれもが自分の経験として
今後の自分のなにかの支えやきっかけに
なってると信じて
いや、そう思ってる
Posted by ブクログ
この状況と気持ちをどうしたらいいか、わからなくて読んだ。救われる気持ち〜。なんの現実の解決もないのですけどね。でも遠いところの誰かの気持ちや考えに触れられただけでも救われた気持ち。
Posted by ブクログ
好きな言葉のめもたち。
猫を飼ってしまうと、猫を飼いたいというこの気持ちも失ってしまうのだろうか。片思いって楽だ。
片思いの夜は、まったく報われない。一発やってこいと思う。神様はなんにも禁止なんかしてない。まずはセックスしろ。それから考えろ。もっともっと問題をややこしくしろ。
結婚する相手には、どれだけの地獄を知っているかを決め手にしたい
永い散歩に出かけた時、ふとずっと一緒に歩いていたいと思えたら、そう言う相手なのかもしれないと思う。そのシンプルさで人生を決めてもいいのだと思う
元恋人と別れてもちゃんと時間置いて再会して友達に戻れるのって羨ましい
再開する正しさも再会しない正しさもあると信じたい
自分が正しいと思ったことや人は、死んでも守るべきだ。他人に振り回されるな。たった1人で恋愛しろ
指輪の数はその人が同時に愛せられる人間の数だと思う
別れる理由には、その人の許す許さないの閾値がすべて出ていることが多い。
別れるタイミングと噛んだガムを捨てるタイミングは同じらしい
自分探しをする人は、鏡を見ようとしない。運命の人を探す人は、相手のことも自分のことも見つめようとしていない。
長所で好きになり、欠点で愛する。見返りを求めない。特別な理由もない。これが王道の愛し方というもの。まずは簡単に好きになったその好きを自己検証した方がいい。そんな徹底的な自己検証が誰かを愛する準備のすべて。
好きな人を好きになったきっかけが文章だったとき、うまく行くことが多かった。
携帯電話をいじるなんて真夜中に失礼だ。ひとりでいるときくらいちゃんとひとりでいたい。それでも人恋しいときがある。そんな真夜中に望むこと。夢を諦めた時とか、大事なものをうしなったときに、静かに話せるひとがひとりいたらいいなと思う。
どちらを選ぶか迷ったら、役に立つか役に立たないか、ではなく、好きか嫌いかで選びたい。好きか嫌いかで迷ったら、良い香りがする方を選びたい。それでも迷ったら、多分どちらも必要ない。
Posted by ブクログ
Fさんの考え方がすごく好き
恋愛で困った時とかはこの本を辞書のようにして心を落ち着かせるくらいすごくお世話になっている本でもあって、お気に入り
Posted by ブクログ
”どうしてそれを好きになったのか聞かれて、わかりませんと答えるのが唯一の真実”
”別れるタイミングと噛んだガムを捨てるタイミングは同じらしい”
”頭がいい人は色気がある。ただいつもの場所を一緒に散歩しているだけで、街が見違えて見えてくる人。それはその人の教養のおかげだ。色気はエロと違い、脱ぐことでも事でも着る事でもない。”
”学校に行きたくなかったら無理して行かなくていい。でも何かに熱くなれ。人恋しさも忘れるな、という担任の言葉”
”大人の唯一の義務は、ご機嫌に暮らす事”
”雨が降った後の匂いは、植物中の鉄分と微生物が混ざりあったものらしい。好きなものや人からは、今しばらく幸福な香りがする。そして、木星には地面がなく人が着地しようとしたら最後、火傷して死ぬらしい。”
”忙しくても、好きな人にはどんな都合をつけても人は会う。仕事がそれ以上に重要なことなんて、まずない。そして会わない間、相手の不在をどれだけ存在として愛せるか”
”被害者として振る舞うのは、とても楽である”
”お互い未知な存在のまま、やっぱりあなたは変わっていて面白いと思える。そうしていつまでも大事に気遣える存在。長い付き合いをするには、得体の知れない者同士でいることと、気遣いをやめない者同士でいること”
”生きていて欲しいと祈る以上の愛なんて持てない”
”かっこいいから好きになった。でも、、かっこ良くないところも愛さないと、それは憧れの域を出ていない。全てを好きになれなくても、愛おしく思えたらそれは紛れもなく愛なのだと思う”
”全ての話を、今ふと思い出したんだけど、と前置きをする。本当はどれ一つとして片時も忘れたことはないことは、秘密にして”
*
人生に迷ってどうしていいかわからなくなったら、好きなものと嫌いなものを書き出したい。その両方の総体が、何かを作らざるを得ないそうだ。
筆者が「春は怖い」と言った上で、嫌いだと言って見せた季節にはかつて好きだった思い出があるに違いない、と加えているのを読んで一瞬で信用できると思った。笑
この本を20代の頃に読みたかった。
でもきっと、今の年齢で読むことに意味があったんだと思う。
今の私の心に刺さりまくり、本が付箋でハリセンボンみたいになったから。笑
Posted by ブクログ
やっぱりFさんの考え方は凄く好きで、
読んでいるとFさんに実際に会ってみたくなる。
会って、話を聞いて、打ちのめされたい、
自分の強くなりきれない強がりを。
弱くなりきれない脆弱さを。
こんなふうにひねくれながら、
真摯に人を街を夜を愛してみたい。
Posted by ブクログ
やっぱりFさんの作品は読みやすい。
題名にもある、「いつか別れる。でもそれは今日ではない」 この言葉が1番自分の中で響いた。
恋愛は 常に相手のことを好きな状態 というわけではなくて、お互いに片想いがあるだけ。だからといって悲観的になる必要はなくて、「いつか別れる。(死別を含む)でもそれは今日ではない」と思いながら恋人との日々を歩んでいくのだ。なぜかこれを読んで、気持ちがスッキリした。
一気読みしてしまった
ちょうど悩んでいた時にこの本を見つけて、本屋にいくのも待てず電子書籍で購入してしまった。
本音が書かれていて、とても心に刺さる内容が多かった。
Posted by ブクログ
確実に女性向け、女性好みの本であることはわかっているが、チラッと見て少し響いたので買ってしまった。
全般的には若者に向けての話かと。社会人一年目に向けて、とか、男と女の友情、とか、コミュニケーション能力とか、、、それでも、時折心に刺さる言葉がある。
「嫌いな人と付き合うのは人生の無駄」
「1人の時こそ、ちゃんと1人きりでいたいと思う」
「楽に生きて、長生きする。必要なのはそれだけ」
この辺が少し刺さった。
少しだけ、緊張でパツパツの方の筋肉がほぐれた気がする。
Posted by ブクログ
言葉の雰囲気が最高でした。深みのあるネイビーブルーの様な本。時にはさらに深く黒に近くなり、かと思ったら、青に近い鮮やかさがあったりと、読んでると気持ちが濃淡する作品。私は喫煙者では無いけれど、喫煙者を待つ時間は、「喫煙自体、世界への五分間の黙秘権の行使のようなもの。」この言葉を思い浮かべながら、彼らの行使を眺めていようと思います。
Posted by ブクログ
20代で得た知見が面白かったので、こちらも読んでみました。
F先生の考えること、書く言葉個人的にはめちゃくちゃ好きです。読めば読むほど好きな言葉が出てくる。
Posted by ブクログ
何かを捨てると言う事は、その何かと一緒に生きていたときの自分の人生も一部捨ててしまうと言うことだ。過去、経験したこと、一緒に過ごした時間、経験したことを消す必要、捨てる必要ない。
別れは、お互いに少し死ぬことだ。
そして別れの終わりは、もう2度とお互いに傷つけることも傷つけられることもできない、あの真っ白な空白、その距離感に戻るということなのだと思う。
せめて、誰とどこにいて何をしてもいいから、寝る時ぐらいは暖かくしていて欲しい生きて欲しいと祈る以上の愛なんて持てない。
過去のことを正当化し抱きながら、別れと共に新たなステージに進み、新しい経験をしようという、ほんのりあたたかさを感じられる本でした。
Posted by ブクログ
青春の甘酸っぱさと大人のほろ苦さの真ん中の、ちょっとだけ背伸びしている感じがした。
自分の20代の恋を思い出して、笑って済むのは果たして良いことか。
大人と呼べる年齢になった今読んでも響くものはきっとある。「自分の人生」を生きようと思う人にいいのでは。
Posted by ブクログ
孤独な時間こそ愛そうと思えた本。過激な言葉がいくつか見られるけど、世界が色っぽく映る。嫌な人間にあっても、あーこの人にはチョコかセックスが足りないんだなとユーモア混じえた考え方は素敵だと思った。
Posted by ブクログ
今の彼氏だけではなく、両親や兄妹、友人など、今じゃないけど、いつか別れる日が来る。
『今を大切に』という言葉
なかなか、分かっていそうで、心からそう思えない
そんな気持ちを少しずつ『今を大切にしよう』という気持ちに近づける
そう、今ではないのだ
でも、尊い〝今〟なのだ
もうちょっと、肩の力を抜いて生きようとも思える一冊
Posted by ブクログ
珍しくジャケ買い本、昼休み本屋でタイトルを見て惹かれ、3、4行読み、買おうと思った。
最近はあまり読まなくなったが(良書が無いだけか)カッコいい生き方本。
著者は強くあれ、美しくなれ、そのために孤独も愛せと言う。
孤独だった、その頃にこの本を読めればなと思った。著者は19歳の時にこの本を書いたという、私が最も孤独を感じていた時だと思う。
美しくありたいと思う。が、本当にそう思っているだろうか?美に触れるのが好きで、1年に1度くらい美術館に行くが足りないのだろうね、頻度ではなく、美に対する気持ちが。
強さはどうだろう、家族を養えるくらいの強さはあると思うので、この項目は特に強化していないかな。
美しく強い言葉に触れ、過去を思い出し、自分の事を想う。久しぶりに楽しい体験だったと思う。
11歳と14歳の娘がいる。家族の本棚にこれを置いておいたら、彼女たちは読むだろうか、まだちょっと早いかな、もう少し大きくなって、強い孤独を感じるようになったら、見つけて読んでみてほしいな。
Posted by ブクログ
筆者の着眼点とそれを巧く言葉に当てはめる言語化が素晴らしい。
私は近所をよく散歩する。それは自分の内側に雑然と散らばる考えを整理するためだ。だから散歩とはいえ常に上の空で歩いている。幾度か人とぶつかりそうになり車に轢かれそうになったりした。
そんな中でも、ふと思考を強制停止する光景に出会ったりする。考え事をしている最中、外界へふと意識を向けると、いつの間にか高台を歩いていて自分の街が一望できる。橙色に輝き夕日に燃える街並みを見ていると、自分がひどく矮小に感じられ同時に今の悩みが瑣末なものへと浄化される。
本書では時にこちらをハッとさせる指摘を交えてくる。そしてそれは筆者が狙って言っているようには思えない。自分がこれまでに気づかなかった、いや気付けなかったことを、さらりと言ってのけるその観察眼と言語能力には頭を下げずにはいられない。
例えば、「大抵の悩みは街角で配られたティッシュと同じ」という言葉。悩みは、いわば世間から押し付けられた無用の長物というわけだ。確かに、自分がしたいように生きることができれば悩みは生じ得ない。自分と世間との間にギャップが生じるからこそ悩みは生まれるという寸法だ。もちろん私たちは世間の一部なのだから外界と折り合いをつけねばならないこともあろう。その場合に生まれた悩みは避けることはできず直ちに対処する必要がある。
しかし殊更に悩まないでもいいこともあろう。多様性の時代だからこそ自分軸を貫けば良い。ティッシュは欲しければ貰い、不要なら要らないと突き返せばいいのだ。何でもかんでも受け取る必要はないだろう。深刻な花粉症の人でさえそんなにティッシュは要らないし、貰わない。
本書にはこのような言葉が散りばめられている。そうした言葉は世界を見るための新しいレンズだ。今までとは違った景色を見せてくれるメガネなのだ。
筆者の比喩は独特で正直わかりづらい箇所もある。だがそれはそれでいい。書き手にしかわからない比喩を理解できた時にこそ、また新たな世界が開かれるというものだ。
そしてそれは今日ではない。
Posted by ブクログ
きっと自分の状况によって受け止め方は変わるんだろうけど、今の自分の恋愛と重ねて考えるといろんな言葉がしんどかった。重すぎて一気には読めなかった。全部が全部作者の考えを受け止める必要は無いけど、私が恋人のことを愛しているか、恋人とどうなりたいか、恋人どう向き合うかを逃げずに考えなければならないと感じた。恋人と付き合い続ける上で常に思い返したい。
Posted by ブクログ
結婚や恋愛にとらわれがちであるがこの本を読んで数々の言葉がとても心に刺さった。
また自分の過去を振り返ると納得できるなと思わせられることも多くあった。
自分に自信がないのがコンプレックスであるが、自信とは根拠や実質的有無も問われていない存在であるため難しいということを学んだ。
負のスパイラルから抜け出すためには行動するしかないということを知り、これからの生活において目標を持ち行動していくことを心がけていきたいと思った。
Posted by ブクログ
真の人たらしに惚れていた時期に本書を読んだ。
それはそれはとてつもなく刺さった。
刺さりすぎて浴槽にぼちゃんと落としたくなった程だ。
突き放したかと思えば、驚くほど見事に余白を残すくらい大きなシルクのように滑らかな肌触りの、いい匂いだしあたたかさすら感じる何かで包み込んでくる。
この人自身が人たらしなのか
人たらしにやり込められたくちなのか
男なのか
女なのか
蜃気楼のようなひとが書いている本だなあと思った。
軸がぶれないのでとても読みやすかった。
そこかしこに名文があったけど
すぐ感想を書かなかったので忘れてしまった。
忘れたということは、また読めるということ。
スクショしてたページがあった
よほど刺さったのだと思うので引用しておく
――――好きだと言えないから、会いたいと言うだろうし、会いたいと言えないから、飲みたいと言うのかもしれない。飲みたいとすら言えなければ、もうどうでもいい話しかできないだろう。どうでもいい話はどうでもいい話で、純正の告白だと思う。――――
Posted by ブクログ
【恋愛論+】
恋愛、愛、人とのかかわり方、自分との向き合い方…答えはないようだけれども、考え方をアドバイスしてくれる、ようなエッセイ。
途中、自分の過去が照らし出される気もした。そうやって、今のところの見解を見つけ出す作業のようでもあった。
一度きりの人生、人間との付き合い方とか特に分からないこといっぱいあるけれど、それでも引き続き、いろんな人と会って、つながって、お互いに本当に知り合えてよかったと思える人に出会いに行こうと思った。
Posted by ブクログ
前作は楽しく読めたのだけれど、今作はなんだか進まない。
作者の過ぎたひを振り返って、これでいいんじゃないとかこれだけでいいとかだったのか、現在進行形でもある中で、こうあるべきだ感が読めてなんだか拒否感を覚えてしまう。
ただ好きなものを好きという、嫌いなものは嫌う、孤独は孤独として楽しむ、どんな関係であってもいい、などと1人であることは不幸ではなく人生は楽しもうとするべきだと繰り返し書いていることには共感できた。
途中途中で退廃的なのかニヒルなのか気取った言い回しをしだすのは書いてる時に時間があいたからなのか。
Posted by ブクログ
2022.06.06
昔に読んで印象的なフレーズだけ残してた
今それを読んだら少し考えが変わってたから記録
"憧れを持った好意は、消えない。敬意を持った好意も、滅多に消えない。どんなに口論をしても、相手が尊敬に値する人物である限り、「口論をしない」と言う選択肢が最後まで残存し続けるのだ。"
→
前者は今も同じ
憧れと敬意は恋愛感情の必要条件になるのは3年前も今も変わってない。でも、口論をするかしないかという事よりも、敬意を含む好意のある相手にはあなたの意見を聞かせて欲しいというお願いのような感覚かな?と思ってる
"いつかあなたは私を思い出せばいいし、私はあなたを思い出せなくなればいい。"
→
ちょっとわかる。相手からは思い出さずにはいられない私でいたいと思う。でも双方で良い思い出になれたらもっといいのにとも思う。自分も相手を思い出して、あの時はああだったねと思い出に昇華できることが理想的
Posted by ブクログ
人によってかなり違う感想になりそう。
パートナーとお別れをした時には切ない気持ちになりながら、1つ1つの言葉を心に刻み込むように読みました。
SNS社会で人を羨む事はどうしてもありますが、何が正しいという訳ではなく自分のままでいても良いのだなと感じました。
Posted by ブクログ
キラキラ光る夜の街を、高いところから1人静かに眺めている。そんな雰囲気でした。
この文章を女が書いていると思うとイタい気がするのに、男が書いていると思うとそうでもない気がするのはどうしてなのか。
他の人もそうなのか、それとも、男は逆だと感じるのか。ちょっと気になります。
大学生〜20代前半くらいの人が読むといい。
Posted by ブクログ
心にささる数々の名言がそろっていた。著者の考え方に共感を抱くこともあったり考え方がとても素敵だと感じた。
この本に20代で出逢うことが出来て良かったと思う。人生に迷ったときには、この本にあった言葉を思い出し過ごしていきたい。
Posted by ブクログ
1回目は4年ほど前に読み、今回で2度目。
4年前の当時、高校生だった私は大人の恋愛って面倒くさそうというのが読み終えた時の感想だった。現実と本で共通していることが少なすぎて理解できないことだらけだったのが印象的である。
当時よりはちょっと大人な恋愛をしている現在、「あー、めっちゃわかるわ」と共感できることが多くあった。
4年前の自分は今のような、言えば面倒くさい恋愛をしているとは思っていないし望んでいなかっただろうなと思う。
こうしていつの間にか理想が壊れて、好きな自分が死んで、好きでも嫌いでもない人生を歩むのかなと思った。
Posted by ブクログ
5年前くらい買った本、当時は心の拠り所としてお守りのように読んでいたけど、今読み返すと違う言語のように言葉が読めない、入ってこなくなった。
自分には必要のなくなった言葉なんだなと思うのと、自分がどれだけ変わっていったかが分かった。
本を読むって、その時の心との相性によって感じ方が変わるから面白いな。
ある1ページだけが自分の中で変わらず大切にしている言葉が書いてあったからそれだけ切り取ってこの本はさよならすることにした。
最後の最後にかけてほしい言葉が詰まった本でした。
20代には刺さりそう
とても心に響くフレーズもあったけど、誰もが漠然と心に待ってるけどうまく言葉に出来ない感情、みたいなものを純文学的に書きたい!と言うのが前面に出ていてシンプルに何言ってるんだろうって思うことも多かった。
ビジネスメールでのまともな人と定義しているくだりも、致しますを漢字にしている所とかも社会人長い人には気になりそう(例え話で正しい文面は知ってるとしても)
20代前半くらいまでの年齢層にはエモいと刺さるんではないかと。
このタイトルはパクリでしょ!?
このタイトル、ロードオブザリングの有名なセリフ、
「いつか負ける日が来る、でもそれは今日ではない!」(イットイズノットディスデイ!)のパクリですよね!!びっくりしました。いいんでしょうか!?