【感想・ネタバレ】いつか別れる。でもそれは今日ではないのレビュー

あらすじ

Twitterフォロワー数13万人超(2017年4月時点)、恋愛や人間関係、人生観をするどく考察する人気ツイート、書籍化。
寂しさを感じたり、自信を持ちにくいときに読むとすっきりします。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私は好きで本を読む。本を読むことを人に強要はしない。でも私の好きな人が心を悩ませている時に、本から得た優しい言葉を、必要なタイミングで、必要な表現で、伝えてあげたい。

…この人の書く文章、痛々しくて好きだなあ。そして何より、自分も言葉を綴りたくなる。

以下心に残った文章

14
思ったのと違う、と思うのは愛ではないのだろう。こうあって欲しいと思うのも、愛ではない。

36
絶対的な約束は、言葉では交わせない。
行動でしか、守れない。果たせない。

46
好きな人を好きになったきっかけが、見た目でも行動でもなく、その人が書く文章だった時、上手くいくことが多かった。

60
ボディタッチで落ちるような男はボディタッチで落ちるようなアホでしかないように、見た目をどうにかしたら落とせるような男は、最初から落とす価値など、ない。

134
というわけで、誰かに嫉妬を一ミリでも覚えたなら、自分が嫉妬をされる人になるまで、黙って手と足と頭を、動かすのみである。

140
人は、自分が救われた方法でしか人を救えない。

154
好きなものからは、いましばらく、幸福な香りがする。

0
2025年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

好きな言葉のめもたち。

猫を飼ってしまうと、猫を飼いたいというこの気持ちも失ってしまうのだろうか。片思いって楽だ。

片思いの夜は、まったく報われない。一発やってこいと思う。神様はなんにも禁止なんかしてない。まずはセックスしろ。それから考えろ。もっともっと問題をややこしくしろ。

結婚する相手には、どれだけの地獄を知っているかを決め手にしたい

永い散歩に出かけた時、ふとずっと一緒に歩いていたいと思えたら、そう言う相手なのかもしれないと思う。そのシンプルさで人生を決めてもいいのだと思う

元恋人と別れてもちゃんと時間置いて再会して友達に戻れるのって羨ましい
再開する正しさも再会しない正しさもあると信じたい

自分が正しいと思ったことや人は、死んでも守るべきだ。他人に振り回されるな。たった1人で恋愛しろ

指輪の数はその人が同時に愛せられる人間の数だと思う

別れる理由には、その人の許す許さないの閾値がすべて出ていることが多い。
別れるタイミングと噛んだガムを捨てるタイミングは同じらしい

自分探しをする人は、鏡を見ようとしない。運命の人を探す人は、相手のことも自分のことも見つめようとしていない。
長所で好きになり、欠点で愛する。見返りを求めない。特別な理由もない。これが王道の愛し方というもの。まずは簡単に好きになったその好きを自己検証した方がいい。そんな徹底的な自己検証が誰かを愛する準備のすべて。
好きな人を好きになったきっかけが文章だったとき、うまく行くことが多かった。


携帯電話をいじるなんて真夜中に失礼だ。ひとりでいるときくらいちゃんとひとりでいたい。それでも人恋しいときがある。そんな真夜中に望むこと。夢を諦めた時とか、大事なものをうしなったときに、静かに話せるひとがひとりいたらいいなと思う。

どちらを選ぶか迷ったら、役に立つか役に立たないか、ではなく、好きか嫌いかで選びたい。好きか嫌いかで迷ったら、良い香りがする方を選びたい。それでも迷ったら、多分どちらも必要ない。

0
2024年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何かを捨てると言う事は、その何かと一緒に生きていたときの自分の人生も一部捨ててしまうと言うことだ。過去、経験したこと、一緒に過ごした時間、経験したことを消す必要、捨てる必要ない。

別れは、お互いに少し死ぬことだ。
そして別れの終わりは、もう2度とお互いに傷つけることも傷つけられることもできない、あの真っ白な空白、その距離感に戻るということなのだと思う。

せめて、誰とどこにいて何をしてもいいから、寝る時ぐらいは暖かくしていて欲しい生きて欲しいと祈る以上の愛なんて持てない。

過去のことを正当化し抱きながら、別れと共に新たなステージに進み、新しい経験をしようという、ほんのりあたたかさを感じられる本でした。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【恋愛論+】
恋愛、愛、人とのかかわり方、自分との向き合い方…答えはないようだけれども、考え方をアドバイスしてくれる、ようなエッセイ。

途中、自分の過去が照らし出される気もした。そうやって、今のところの見解を見つけ出す作業のようでもあった。

一度きりの人生、人間との付き合い方とか特に分からないこといっぱいあるけれど、それでも引き続き、いろんな人と会って、つながって、お互いに本当に知り合えてよかったと思える人に出会いに行こうと思った。

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2024年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2022.06.06
昔に読んで印象的なフレーズだけ残してた
今それを読んだら少し考えが変わってたから記録

"憧れを持った好意は、消えない。敬意を持った好意も、滅多に消えない。どんなに口論をしても、相手が尊敬に値する人物である限り、「口論をしない」と言う選択肢が最後まで残存し続けるのだ。"

前者は今も同じ
憧れと敬意は恋愛感情の必要条件になるのは3年前も今も変わってない。でも、口論をするかしないかという事よりも、敬意を含む好意のある相手にはあなたの意見を聞かせて欲しいというお願いのような感覚かな?と思ってる

"いつかあなたは私を思い出せばいいし、私はあなたを思い出せなくなればいい。"

ちょっとわかる。相手からは思い出さずにはいられない私でいたいと思う。でも双方で良い思い出になれたらもっといいのにとも思う。自分も相手を思い出して、あの時はああだったねと思い出に昇華できることが理想的

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2025年02月21日

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