あらすじ
読 め ば 勇 気 が 湧 い て く る
悩みまくる書店員・花田菜々子が初めて書いた、大人のための青春実録私小説。
12か国・地域で翻訳。世界のベストセラーに。
累計14万部突破!
「すべての書籍愛好者にとって魅力的な一冊 」(イギリス・WATERSTONES)
「ナナコが自分にとって何が最も大切なのかを問い続けるのに付き合いながら、自分自身についてのある真実に気づかされた」 イギリス Goodreads レビューより
「この本は、別れを経て自分の人生を取り戻し、本の力を借りて自分を超えて成長する女性の力強い自伝」 ドイツ版内容紹介
「変人の面白エッセイかと思いきや、凡人(と思っている人)全員が刺激される強烈な自己啓発本です。もはや実用書! 」ーー能町みね子
「シューフィッターみたいに、一人ひとりに対面で本を紹介する。これは究極の書評の形なのかもしれない。」ーー岸本佐知子
「あなたのことが知りたい」と思うことは簡単だけれど、生きてきた時間も場所も異なる誰かに近づく術を、本当は、誰も知らない。
そしてだからこそ自らの人生を形作ったものの力を借りて、飛び込んでいくしかなかった。
花田さんが「本」を信じ、その力で、人という存在を信じ抜くことができたように」ーー最果タヒ
◎内容
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらの書店員・花田菜々子。仕事もうまく行かず、疲れた毎日を送る中、願うは「もっと知らない世界を知りたい。広い世界に出て、新しい自分になって、元気になりたい」。そんな彼女がふと思い立って登録したのが、出会い系サイト「X」。プロフィール欄に個性を出すため、悩みに悩んで書いた一言は、「今のあなたにぴったりな本を一冊選んでおすすめさせていただきます」———。
実際に出会った人達は魑魅魍魎。エロ目的の男、さわやかに虚言癖の男、笑顔がかわいい映像作家……時には自作ポエムを拝見し、かわいい女子に励まされ、優しい女性のコーチングに号泣しながら、今までの日常では絶対に会わなかったような人達に、毎日毎日「その人にぴったりの」本を紹介。え、もしかして、仕事よりもこっちが楽しい!
サイトの中ではどんどん大人気になる菜々子。だがそこに訪れた転機とは……。
これは修行か? 冒険か? 「本」を通して笑って泣いた、衝撃の実録私小説!
◎目次
プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時
第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは
第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛
第3章 出会い系サイトで人生が動き出す
第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所
第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい
第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ
第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて
エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり
あとがき 2017年秋、本屋の店先で
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あまりの面白さに夢中で読み終えて、「あっ、これ実話か!」「この人蟹ブックスの店長さんやん!」と驚き。
物語としてもほんっとにパワフルで面白いんだけど、出てくる人たちとのエピソードもとても面白くて。
この人たち存在するんだもんな〜と思うと、なんだかドキッとする。やってみたいとは思えないけど。
選書って、ただただおすすめするだけじゃなくて、その人のお守りになるっていう表現が好きで。
ただシンプルに言葉を贈るよりも何となく響く気がする。私も人に本を、お守りをあげたくなったし、その分たくさん本を読んでみたい!と思えた。あ〜読んでよかった〜!
Posted by ブクログ
まずは紹介してくれる本がどれも興味深くて、面白い!出会った方の人柄やエピソードに合わせて本の紹介が進んでいくので、自分に刺さる本も見つかる。
さらに、本を紹介することを通じて、「相手のことを考える」ことと向き合い続けているのがとても良い。
「相手がどんなか気持ちか考える」ことってなんだろうと改めて考えられた。
相手を知ること、そのうえで、相手のためになる選択肢を、例えすぐにではなくてもいつか相手の糧になりそうな形で渡すこと。そして、それを受けった相手の反応から、相手の心情を探ること、なのかな〜。
そう思うと今の自分は全然できていないですね、、
Posted by ブクログ
本っていいなと思うと同時に、行動すること・学び続けることの大切さを教えてくれた本です。
行動して、知見を広げて、自分と向き合うことが人生を作るのだなあと。
花田さんが選書される本屋さんにも、いつか伺いたいです。
Posted by ブクログ
今年読んだ本の中で とても印象的で 面白かった本!アマプラでドラマ化もされており ドラマもすごく良かった
この書店に行くのが これからの目標です
選書マイスターの資格も取ってみたい
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて買ってみた本。
かなりタイトルの引きが強いのでちょっと変わった恋愛の話なのかと思いきや、出会い系サイトでの様々な出会いを通じて作者が自分の悩みに向き合い、行動を起こしたりして進んでいく物語。
今自分の人生が停滞しているように感じていたから作者の面白い方にどんどん進んで挑戦する姿が素敵だったし、自分への後押しにもなって読んでよかった。
マッチングアプリは自分もやるから、たまにでてくる恋愛目的のキモい感じの人の話とかは共感もできて笑った。
うちも本紹介してもらいたいな〜とりま高円寺の本屋さんには行ってみたい!
Posted by ブクログ
読んだことある本が紹介されているとうれしく、読んだことない本は読みたくなる。
周りでは、本について話すことがほぼないので、俳句、絵画のように、カルチャーとしての選書、推薦図書、ゆるいビブリオバトルが広がるといいなと思う。
別の軸で著者のライフイベントについてドライな視点で描かれている。桜玉吉を想起した。
好きな人は是非読んでほしい。
Posted by ブクログ
タイトルが気になり購入。多くの人との出会いについて書いてあるが、どれもどことなくつながっていて読みやすかった。
東京に行くときには、是非花田さんが勤める蟹ブックスに行きたい。
Posted by ブクログ
とても良かった。
人に本を紹介するということは、その人の心に寄り添うこと、ある種のカウンセリングに近いように思った
。
私も花田さんに本を紹介してもらいたい。
今の私にオススメの本を。
Posted by ブクログ
おもしろかった!
著者は行動力と頭脳が備わったすごく 魅力のある人だと思います。
クレイジー枠で次の就職が決まっていたと中に書かれていたが、クレイジーであり なおかつ 人生に真剣に悩み 他の人のために じっくりと 悩み その経験をしっかりと描いていた。
人の人生の深いところまで話をしっかりと聞いて、その人に会った本を選んで おすすめするというのはものすごく高度な仕事だと思う。1万冊のデータが頭の中に入っていてそれを駆使して進められるっていうのはものすごい特技だし、憧れる。
一体私はどんな本が読みたいのだろうかと、考えさせられる本でもあった。
最近は本も進まない 自分。 本当に私にあった本、読みたい本、新しい世界を見させてくれる本をしっかりと探して こだわって読んでいきたいと思った。
Posted by ブクログ
タイトルにこの本で起こることが分かりやすく書かれているキャッチーな本ではあるけれど、
花田さんの1年間の生活の変化や、本を勧めるということそのものへの考え方の変遷、初対面の人が怖くなくなるという強力すぎるパッシブスキルを身につけて色んなことに前向きになっていく姿にシンプルに感動した。
ガケ書房の店主に会いにいく話なんかはもう私まで嬉しくってじたばたしてしまうほど、こんなに感情移入できる本だとは思っていなかった。
冒頭の、「広い世界に出て、新しい自分になって、元気になりたい。」
に痛いほど共感するし、それをちゃんと自分の力で叶えていく姿に勇気を貰える。
私にも、「自分の求める幸せは何なのかはっきりわかった」と言えるような夜はくるんだろうか。
少なくとも、自分でそれを手繰り寄せる努力くらいはできるんじゃないだろうか。
なんかやりたい!恋愛的な意味では無い、本を通して新しい出会いに繋がることを!とぼんやり思っていた気持ちがこれでもかと焚き付けられる。
なんだかやりとりしていてモヤモヤする転職エージェントとはさよならをして、もう1回、私の人生何が欲しいの?を考えてみようと思った。というより、嫌でも考えさせられるほど魅力的な文章だった。
やっぱり本が好きだし、本が好きでよかったとも、改めて思えた。本でしかできないコミュニケーションがある。
たくさんある積読の中から選んだこの本が今の自分に本当にぴったりな本で、自分を褒めたたえたくなった。買ったあの日じゃなく、今読んでよかった。今日のためにうちの本棚に居てくれたとしか思えない。
紹介されている本で読んだことがあったのは「白いしるし」だけだった。読みたい本がいくつも増えるという意味でも嬉しい本だった。
週末は蟹ブックスに行こうかな。
Posted by ブクログ
家から飛び出しホームレス状態となった女性がひょんなことから出会い系サイトでその人に会う本の紹介をするという活動を始め、様々な人達と話しを通して人としても人間関係も満たされていく物語。
小説系っていいなと感じた。出会い系サイトを行うか迷っていた自分にぴったりで、恋愛目的だけでなく、仲良くなりたい、本を紹介してみたい、といった新しい視点が得られた。
貴方が素敵(仲良くなりたい)+この本素敵=素敵で仲良くなりたい貴方だから素敵なこの本がおすすめです。という作戦がユニークで素敵だった。私も出会う人々に大凶短歌を詠むという習慣をつけてもいいかもしれないと思った。あだ名みたいに、異名みたいに。
本の方がいいかも。
貴方が素敵(仲良くなりたい)+素敵な大凶短歌を付けたい=素敵で仲良くなりたい貴方だから素敵な大凶短歌がおすすめです。。。という感じか?
Posted by ブクログ
ヴィレッジヴァンガードで働いていた著者が、出会い系サイトで出会った人たちに、初対面の会話でぴったりの本をおすすめする、という実体験のお話。
出会い系サイトの世界も新鮮だし、いろんな人がいて驚きの連続だけど、何よりもどんな人にも薦める本がでてくる著者の読書量の引き出しに尊敬の念を抱きました。
出てくる本はどれも見たことも聞いたこともない本ばかり。
そして、単に本を紹介する内容だけでなく、著者自身の人生のあれこれが詰まっていて、ひとつの物語を読んだような充実感。
私も花田さんに本を紹介していただきたいです!
Posted by ブクログ
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらの書店員・花田菜々子。仕事もうまく行かず、疲れた毎日を送る中、願うは「もっと知らない世界を知りたい。広い世界に出て、新しい自分になって、元気になりたい」。そんな彼女がふと思い立って登録したのが、出会い系サイト「X」。プロフィール欄に個性を出すため、悩みに悩んで書いた一言は、「今のあなたにぴったりな本を一冊選んでおすすめさせていただきます」———。
実際に出会った人達は魑魅魍魎。エロ目的の男、さわやかに虚言癖の男、笑顔がかわいい映像作家……時には自作ポエムを拝見し、かわいい女子に励まされ、優しい女性のコーチングに号泣しながら、今までの日常では絶対に会わなかったような人達に、毎日毎日「その人にぴったりの」本を紹介。え、もしかして、仕事よりもこっちが楽しい!
サイトの中ではどんどん大人気になる菜々子。だがそこに訪れた転機とは……。
これは修行か? 冒険か? 「本」を通して笑って泣いた、の実録私小説!
ほんとうに面白かったです。
おすすめされていた本で
読んでみたい本
#なにたべた?
#本の未来を探す旅ソウル
Posted by ブクログ
著者が会った人に勧めた本リストが巻末にあるけど、ほとんど未読。よく読んでる、知ってるな〜さすが書店員。
「この本を読んだ人にすすめたい本一覧」では
能町みね子「ときめかない日記」
山下賢二「ガケ書房の頃」
この2冊に興味アリ。
Posted by ブクログ
敬遠したくなるようなタイトルだけど、おもしろかった。感性が近いところもあって、おすすめしている本がどれも魅力的だった。
普通に本を読んでいたら、世界は広がるけれどどうしても自分起点の広がりになる。人のおすすめを読むことで飛躍的に世界が広がると思う。
Posted by ブクログ
書店でおすすめされており、POPの煽り文に惹かれて購入。
自分も人生で上手くいっていないタイミングで読んだため、作者に感情移入しながら読んでいた。
おすすめする本のジャンルが幅広く、普段出会わない本の概要も知れて面白い。
ガケ書房の店長と会ったシーンで、「店の本は僕の趣味で選んでいるわけやないよ。僕の好みやなくて、お客さんの好みやな」というセリフが印象的だった。
作者は、初めてガケ書房を訪れた時「この店は私のためのものなんだ」と思ったからだ。
作者の言うように、書店とお客さんとの関係性について考えさせられたが、
「こんなお客さんに選んだ本を届けたい」という想いに作者がぴったりハマったとも考えられるので、
とても素敵なことだと思った。
Posted by ブクログ
元々ウェブで連載していたものであるため、個人の行いを面白く綴ったというか、今でいうnote的な語り口。
夫と別居することになったヴィレッジヴァンガードの店長である作者がタイトル通り出会い系サイト『X』で知り合った人と30分ほど話をし、その人に合った本をオススメする活動を主に書いた一冊。
ヴィレバン店長だけあって、出てくる中で薦められる本はサブカル色強めというか、メジャー作品はほぼない。もっとメジャー作品が載ってれば自分も読みたい!となったと思うが、それはそれで作者の書きたいことから外れるか。
あとは作者の行動力がすごい。後半コミュ力無敵化してたぞ。あと男女の距離感というか、一対一で会う以上、異性としてみたいなのはあるんだなあという感じ。
あとがきで書かれていた、作者が店長の本屋に訪ねてきた母を亡くしたという女性に本を薦めるところが1番腑に落ちたというか、ああここに辿り着きたかったんだなと感じた。
Posted by ブクログ
著者の花田菜々子さんが体験、経験した事柄が
この1冊に詰まっていました!
タイトルからとても興味が湧いて
手に取ってみました!
読めば読むほど本が好きになるし、
花田菜々子さんの本への愛がとても強くて
読んでいて本当に面白かったです!
たくさんの『本』が出てくるのですが、
片っ端から読みたくなる本ばかり!
そして、花田菜々子さんの本に対する
引き出しの多さがとても羨ましく思いました!
後半部分では、本書でできた本の一覧や
本書を読んだ人へすすめたい本の一覧も
書かれていたのでとても楽しく読めました!
私もいつか、花田菜々子さんを虜にした
京都の本屋さん『ガケ書房』さんへ行ってみたい…!
Posted by ブクログ
いろいろな気づきを得られる一冊でした。
ちょうど今、当時の著者と同じように
仕事や人生について悩んでいる
私にとって、内容が自分と重なり、
より深く心に響きました。
一歩踏み出す勇気を与えてくれる本です。
人生に悩んでいる方に、ぜひおすすめしま す。
Posted by ブクログ
マッチングアプリが普及した現在よりもっと前に、この行動力は本当にすごい!
面白い人のエピソードとか本の紹介の仕方とかではなく、自身の考え方の変化に焦点を当てていて、予想よりもずっと面白かった。
Posted by ブクログ
楽しかった仕事が楽しくなくなり、円満だった夫婦関係も冷え込み、落ち込む日々の中、何気なく読んでいた雑誌の中で出会い系アプリXに出会う。菜々子は人見知りで友達も多くは無いが、最近の行き詰まった日々を打破するため、勇気を持って会員登録する。菜々子は本が好きであったことと、目立つようなプロフィールにするため、「会った人に合う本をススめます」というキャラになる。
そこから菜々子のXでの長い日々が始まる。体目的の男、ポルノ小説を送ってくる男、手品を見せてくる男など変な人も多かったが、そんな中でも、ITフリーランスの人たちのコワーキングスペースを運営している人や、映像関係の仕事をしている人などと出会い、交友関係を広げると共に、彼らの自由な働き方や多様な考えに触れることで、やりたくない仕事をやっている自分に疑問を持ち始める。そして、コーチングをしている女性と会ったことが決定打となり、自分のやりたいことをやることを決意する。
本書を通して、人は誰かの役に立っていることを実感することが生きがいになるものだと思った。特に後半は、ただ本をすすめるだけでなくその人の人柄を汲み取り、その人が本を読むことでより自分を好きになれるような本をすすめるという目的を持っており、素敵だった。
Posted by ブクログ
タイトルで気になって手に取ったけど、このタイトルはヴィレバンでPOPを作ってた著者ならではのもので、どうしたら売れるか考えてのタイトルなんだろうね。まんまとハマってしまったーー。!
Posted by ブクログ
読みやすかった。
作家さんじゃないのに、こんなに上手に文章書けてすご。。たくさん本を読んでいるからって、それがイコール上手な文章を書けるというわけではないから。
人におすすめできるだけの本の知識量があるってかっこいいな。しかもカウンセリングみたいなことした上で進めるわけだから、その人がどんな人か見極めるのも必要で、、
もっと本を読む人口が多ければ一つの職業になってる。
おじいちゃんが亡くなった時、割と仲良しだったおじいちゃんのお葬式に行かないのには違和感があったけど、それだけ新しいコミュニティにどっぷりだったんだなあと。(いやみではなく)身内のイベントより大切なものに出会えたって、そこまでハマれる何かがあるっていいなあ。
Posted by ブクログ
面白かった!!
仕事以外での新しい人との繋がりを持つことがめっきり減った今
新しい人と出会うことの面白さ、自分のやりたいことを考え続けることの大切さ、飛び込み進むことがもたらす自分への変化
色んなものを感じさせてくれる本だった。
出てきた本の世界が広く
自分の世界を広げてもらった本
楽しかった
Posted by ブクログ
感想を伝える時に、相手の良いところを褒めた上で本のおすすめをすることで、相手にとってずっと見守り続けてくれるお守り代わりになる、の解釈がすごく好き
Posted by ブクログ
タイトルにインパクトがあり読んでみましたが、期待値が高すぎたようです。ひとつひとつのエピソードが薄いように感じて、また、紹介している本に私は興味を持てませんでした。
でも、マッチングアプリが普及した今とは異なる状況で、出会い系サイトで様々なひとに会っていく行動力は単純にすごいと思いました。
Posted by ブクログ
選書のやり方、難しさを垣間見ることができた作品。
相手にピッタリの一冊を薦めるのは、当然のこたながら相手のことをよく知らなければできないだろうな、と思う。
改善しながら地道に70人に選書したのはすごいなと思う。
ただ、少なくとも2025年の今においては、そんな危ないことはできないだろうとも思う。
何事もなくて良かったですねと言いたい。
Posted by ブクログ
フフっと笑ってしまう場面もあり、とても読みやすくて一気に読み終えた!
出会い系サイトで出会った初対面の人に本を紹介するということから始まり、そのサイト関係なく、自分が会いたいと思う人に積極的にアプローチして、会うことを現実に出来ている姿が本当にかっこよかった。
ダメ元でも行動していくことが、どんどん自分の環境を良くしていくし、自分への理解も深まっていくんだなと感じた。
「あなたが素敵」+「この本素敵」=「素敵なあなただから素敵なこの本がおすすめです
という本をおすすめする手法は、人にも本にもしっかり向き合っていないと出来ないと思うので、素敵だなと感じた。
筆者がおすすめしている本の中のひとつ、
私とは何か という本を読みたいと思った。
Posted by ブクログ
著者が出会い系で出会った人に本を勧めする中で、考え方、行動が変わっていく様が面白く、人生、人に迷惑をかけなければ(送りつけられた小説の話は相当気持ち悪い)、自由だし、行動あるのみ!とちょっと爽快な気持ちになった。
お勧めされる本に読んでみたいものがいくつかあり、著者に会って本をお勧めされたい。
Posted by ブクログ
めっちゃ面白い!こんな視点があったのか。
ありがとう5000万。今夜だけはお前の年収信じるよ
このセリフ、声が出るくらいに面白かった
p159
「現実世界のすべてが私のナンパフィールドになったのだ。もはや本をおすすめできる技術はただのナンパの飛び道具へと立派に聖地を遂げていた。いいのだろうか、この使い方で」
面白すぎる、この考え方。人と出会うためには、機会が必要であり、そこでは何らかの自分の武器を使って会話をしなければならない。自分の武器を会う理由として使えるから、使わない手はないだろう。
p183
「これでよかったんだ、こっちで合ってた
っていうか合ってたと思えるようにしよう、絶対楽しいイベントにする」
人生は、すべてこの感覚で生きていきたい
腑に落ちる瞬間がいつくるのかなんてわからない
それを理由に挑戦しない人生は歩めない
p217
「また今日から何かが始まるのだ。これからもどんどん流されてどこかへ行き続けるのだろうか。ならばどこまでも流れていって見てやろう。行けるいちばん遠くまで。」
今日が終われば明日がきて、また何かが始まる
人生は、そんな日々の連続だろう。何が起こるかわからない人生に、身を任せて、楽しんでいく。チャンスはたくさん落ちていて、それに気づき、掴みに行くかは心持次第だろう。人生常に上機嫌!運は自分に向いてきている!そう思って、遠くまで足を運び続けよう