人間の檻 獄医立花登手控え(四)
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人間の檻 獄医立花登手控え(四)

小説・文芸
671円 (税込)

3pt

子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性(さが)。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた――。著者が5年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。

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  • ドラマ化

    「立花登青春手控え3」

    2018年11月~ NHK BSプレミアム
    出演:溝端淳平、平祐奈、宮崎美子

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獄医立花登手控え の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 春秋の檻 獄医立花登手控え(一)
    649円 (税込)
    江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。居候先の叔父の家で口うるさい叔母と驕慢な娘にこき使われている登は、島送りの船を待つ囚人からの頼みに耳を貸したことから、思わぬ危機に陥った――。起倒流柔術の妙技とあざやかな推理で、獄舎に持ちこまれるさまざまな事件を解く。著者の代表的時代連作集。
  • 風雪の檻 獄医立花登手控え(二)
    616円 (税込)
    登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか――。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第2弾。
  • 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)
    649円 (税込)
    娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。大胆な殺しの後、ゆうゆうと出牢した犯人を追い、登は江戸の町を駆ける――。家では肩身の狭い居候だが、悪事には敢然と立ち向かう若き牢医師・立花登が、得意の柔術と推理で事件を解き明かす。大人気時代連作第3弾。
  • 人間の檻 獄医立花登手控え(四)
    671円 (税込)
    子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性(さが)。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた――。著者が5年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。

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人間の檻 獄医立花登手控え(四) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    若き獄医が出会う囚人たちと居候先の元放蕩娘おちえとその友たち。そこで起こる様々な事件。4巻の中でそれぞれ人物が成長しそれぞれの道を歩んでいく。同じような展開のストーリーが少しずつクライマックスへ向けて昇華していく。
    四季は循環するが人間は成長していく、その過程を温かく見つめた作品。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    全巻を通してとても面白くこの巻で
    最後かと思うと残念。
    キラキラ輝いた青春の日々は終わりを告げ
    最後にそれぞれの大人の道を歩んで行く事を
    自覚する登。
    おちえとの最後はちょっと切なく甘い。

    0
    2017年04月11日

    Posted by ブクログ

    最後、泣きました。青年が大人になる、もう何の曇りもない若者では居られない、仲間で集まったあの気楽な日々は戻ってこない・・・と主人公が自覚するシーンが秀逸でした。いきものがかりの「Yell」の歌詞に通じるところがあるなあ。

    0
    2011年06月08日

    Posted by ブクログ

    このシリーズの中では評価は辛め。ちょっとネタ切れ感を感じたりもしたけど、他のつまらない小説を読むぐらいなら充分満足。

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    立花登は、20代の若い町医者にして、獄医、そして柔術の達人という設定である。町医者だから底辺の庶民の暮らしの中にいる。獄医なので犯罪仲間や冤罪等々凡そ世の事件の様々に関わるし医師だから彼らの本音と向き合いやすい。そして柔術達人なので、危ない橋を自ら渡り早急な解決も可能である。尚且つ、若いので、熟れた女房の女の匂いに敏感だったり、下宿先の姪となし崩し的に恋仲になったりする。清廉潔白のスーパーマンでないところに、読者の共感も得やすいだろう。本書が連作短編でありながら、四集まで続いたのも宜(むべ)なるかな。

    なし崩し的に三集までレビューしたので、最終巻まで付き合うことにした。最終巻なので、最初叔父の娘の立場を傘に着て生意気だった小娘が、しおらしく甲斐甲斐しく恋する「女」になった。おちえの成長をも、見届ける事が出来た。祝着である。

    一方、こんな描写もある。

    うす暗い部屋の中に、彦蔵が寝ていた。その寝姿の薄さに、登は胸を衝かれた。部屋の中に、ふわりと夜具をひろげてあるだけのようで、その下に人間の身体が横たわっているように思えない。(「戻ってきた罪」より)

    ホラーではない。胃癌で何も食べれなくなった人間は、そこまで痩せ細ることもあるのだ。若い頃サナトリウムにいた藤沢周平の実感だったかもしれない。死の間際の彦蔵の告白が登をして、のうのうと犯罪を続けるシリアルキラーに辿り着かせる。

    或いは、こんな描写も。

    登は立ちどまって女を見た。元気な人間の中に立ちまじっていると、病人は目立つ。まわりから孤立してさびしげに見える。そういう人間を何となく見過ごしに出来ない気持になるのは、格別登が医者だからというわけではない。性分である。もっとも立ちどまって、声をかけるとは限らない。大方はいっとき見送るだけに終わるのだが、それでも登は立ち止まらざるにはおられない。(「見張り」より)

    近づくと女は酉蔵の女房だった。そこから酉蔵も関係する押し込みグループの逮捕に繋がってゆくのである。ただ、この登の「性分」は、おそらく藤沢周平の「性分」でもあったろう。エッセイの中で、娘に「普通」を忘れるな、と諭す文章がある。その普通とは、こういう女を「見守る」という普通なのである。藤沢周平の小説を読みながら、優しい気持ちになるのは、こういう箇所が、所々に現れるからである。

    立花登の推理は、少し主観的な飛躍があるように思える。その割には好都合に早急な解決に向かってゆく。それは、登は十手持ちでもないし、第一短編だから尺の都合で仕方ないだろう、とも思う。ただ、藤沢周平は楽しんで書いているのが、ありありと見える。このクライムミステリー的な構成は、明らかに藤沢周平が大好物だった海外サスペンスの影響である。何度もテレビドラマ化されたのは、大まかな筋の骨格がしっかりしていたからに他ならない。

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    「獄医立花登手控え」シリーズ完結編。

    最終話「別れゆく季節」より
    幼馴染のおあきを賊の手から救い出し、おあきや、従妹のおちえとの若き日々が終わり登も大坂に医術を学びに旅立つ。
    「若さに任せて過ぎてきた日々は終わって、ひとそれぞれの、もはや交わることも少ない道を歩む季節が来たのだ。おあきはおあきの道を、おちえはおちへの道を。そして俺は上方に旅立たなければならぬ。」

    「春秋の檻」にはじまったシリーズの4作は立花登青春記だったな。

    0
    2022年08月30日

    購入済み

    面白いよ

    時代物の本を買ったのは、初めてだったけど、読んでて面白いと思った。
    この本、シリーズものらしいから、他のも買ってみようと思ってる。
    事件が短編で書かれてるから、どこから読んでもいいっていうのも読んでて楽かな。

    0
    2018年01月15日

    Posted by ブクログ

    すべて読み終わってみて、感想を一言でいうと、さわやかな物語だった、ということ。

    小伝馬町の牢獄医師という主人公の設定の他に、4冊それぞれのタイトルに「檻」という単語が用いられているので、窮屈で真面目な話というイメージもあったのだが、そんなことはまったくなかった。

    なぜそういうタイトルにしたんでしょうね。

    手品のように次々に物語が生み出されていくさまは圧巻ともいってよく、中井貴一主演でNHKでテレビドラマ・シリーズが作られたそうだが、それも当然である。

    0
    2017年09月10日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)

    子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた―。著者が五年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。

    0
    2016年07月14日

    Posted by ブクログ

    子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れた―。

    0
    2016年05月23日

人間の檻 獄医立花登手控え(四) の詳細情報

  • ドラマ化

    「立花登青春手控え3」

    2018年11月~ NHK BSプレミアム
    出演:溝端淳平、平祐奈、宮崎美子

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