ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか――。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第2弾。
アプリ試し読みはこちら
「立花登青春手控え3」
2018年11月~ NHK BSプレミアム 出演:溝端淳平、平祐奈、宮崎美子
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
藤沢周平、今まで余り手を出したことがなかったけど、じっくり読ませる言いはなしが多くて面白い。また続けて読んでみたい。
叔父のやんちゃ娘おちえを賊から救いだしたことで登とおちえは急接近。獄医の胸きゅん青春物語としてもすがすがしく読めます。周りが罪人だらけなのに殺伐とした雰囲気はそれほど感じさせず、軽い連作ものになっているところが職人芸か。
一作目と同じく主人公の爽やかさと 牢獄で起きる人間模様が正反対であり ながらも甘酸っぱい恋や青春を堪能できる。 友人の失踪事件も最後まで物語を引っ張る。
久々に藤沢さんを堪能させて貰いました。 兎に角文章に無駄が無く、昨今の作家には無い爽快感に浸れました。藤沢様、ありがとうございます♪
(1)で止めようと思ったのだけど、ブリが付いてやめれなくなった。若いイケメン獄医と不良娘あがりの美人の従姉妹との進展も気になり、本巻はまるまる五つの短編を通して獄医の柔術仲間・新谷弥助の転落を後一歩で止めるという顛末も描かれていた。次第とシリーズモノらしき仕掛けも増えてくる。 文庫うしろにある年譜...続きを読むを見ると、1978年「小説現代」に連載を始めた頃、藤沢周平は月に2つも3つも短編を書いていて「隠し剣」や「用心棒日月抄」シリーズを次々と産み出していた。80年6月に(1)を刊行、81年3月にこの(2)を刊行している。脂の乗り切った頃の作品である。 それぞれに哀しい女が出てくる。 悪人を避けて何度も転居を繰り返す女。 ホントは隣の牢にいるのに、男の中では清いままの女。 (1)で入牢していたおしんが、少し元気になっていた。 登もいったんは騙される「化粧する女」。 夫を冤罪で嵌められているのに、色男に騙される妻。 藤沢周平の筆は凡ゆるタイプの女を描くが、その「真相」を突き止めるのは、「コイツホントに女の心のヒダはわかっているのか」と疑問を抱くような若い獄医である。 主人公だし、イケメンだし、基本は正義感溢れる人情篤いいい男なので、こういう評価はほとんどないとは思うのだが、立花登は基本「むっつりスケベ」である。それはラストのページに現れている。立花登の行為は、むかしは許されていただろう。現代果たして許されるのだろうか?少し気になる。
「獄医立花登手控えシリーズ」全四巻の第二巻です。 何度目かの再読です。新装版では無く、昭和58年の講談社文庫の第一刷。本は崩壊寸前です。 主人公の登は牢医という仕事にもすっかり慣れ、時には与力にも強く抗議するまでになっています。また、蓮っ葉だった従姉妹のおちえは事件に巻き込まれた(前巻)事に反省した...続きを読むのか、次第に落ち着いてきます。なんと、これまで呼び捨てにしてたのが「登兄さん」と呼ぶようになり、登もまんざらでは無いようです。 登と共に鴨居柔術道場の三羽烏の一人である新谷弥助の行状不良を背景にして、牢内の罪人たちの話を聞き、例によっておせっかいにも首を突っ込み、事件を解決して行く連作短編です。 丁度、2016年にリメイクされたNHKドラマが再放送されていて、家内と話になっりました。知りませんでしたが、家内もこの小説が好きで何度も再読したとの事。珍しい事も有るものです。
解説を読んだら、物語の主要な眼目がネタばれされていて、興覚め。 しかもそれでもって作品を誉めたつもりになっている。 こういうのって、サッカーの録画を見る前に結果を告げられるのと同様で、せっかくの楽しみがおじゃんである。 物書きを生業とする人間が、その程度の最低限度のマナーをわきまえていないという...続きを読むのは噴飯もの。 解説した女流作家はもう亡くなっていて文句の言いようもないのだが、版を改める際にでも差し替えすべきだろう。
溝端君が演じる予定の獄医立花登手控え第2作。事件はともかく弥助がややこしい状況になったり、はたまたおちえとの状況がちょっと変わってきたりと全体的には進展している。
宇江佐真理のあとがきだった。ケチな伯母がとうとうお小遣いを少しだけ上げたようだ。おちえに対する気持ちがはっきりしてきたし、おちえ側も慕ってきた。でも家に入りたいのかわまだ揺れてる。牢問って恐ろしいことだったろうな。でも牢医は最後のラインを見極めないといけないし、見ていないと正しい判断できないし。新谷...続きを読む弥助は犯罪の一歩足踏み入れていたことにならないかな。無事抜け出せたらいいんだけど。あんなにすんなりといくものなのかしら。次も読みたいけど、またのお楽しみ。藤沢作品はあまりおいしそうなシーンはないなぁ。
4部作の2巻目。 他の巻は、10年以上前に読んでいたが、この巻だけ、何故か未読であった。 時代小説を読むというのは、タイムマシンに乗るようなものかも。主人公と一緒に江戸の街を徘徊し、その当時の人々の、営みに触れ、人情に心を洗われ、時には、サスペンスにワクワクする。 藤沢周平の世界に浸るため、既読の巻...続きを読むを、これを機会に読み返そうか。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
獄医立花登手控え
新刊情報をお知らせします。
藤沢周平
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
雪明かり
決闘の辻
市塵(上)
たそがれ清兵衛
長門守の陰謀
クラシック リバイバル 日本名城紀行1
闇の歯車
用心棒日月抄
「藤沢周平」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲風雪の檻 獄医立花登手控え(二) ページトップヘ