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はじめて行く土地、見知らぬ料理や文化、その土地の人々……。きままなひとり旅も、大切な誰かとの旅行も、その先に意外な出会いが待っている。様々な「はじめて」の旅を描いた7作品を収録。魅力あふれる旅先と、その土地ならではの美味しいものがたっぷり詰まった、実力派作家7名による書き下ろしアンソロジー。2冊同時刊行!
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Posted by ブクログ
旅と、食の思い出にまつわるエトセトラ。”初めて”と副題にあるだけあって、非日常。旅に出るきっかけもひとそれぞれ。 下田に行ってみたくなった。 台湾へは派遣で働いている彼女が一人旅、のはずが会社のお使いもする羽目に。 函館はカフェめぐり。函館の話の内容は重たかったけれど、カフェには行ってみたいな。NH...続きを読むKの”ふるカフェ系 ハルさんの休日”を思い出した。 糸島の彼女たち。出かける前の後ではさぞ印象が変わったことだろう。
「アミの会」のアンソロジー。 『初めて編』ということで、七編のストーリーは、初めて訪れる旅先での初めての食べ物が登場する。 料理が美味しそうだったのは、乗り鉄・食べ鉄にも嬉しい「下田にいるか」坂木司さん。なんと言っても下田なら行けそう!と思えるのが嬉しい。観光も楽しそう。 もうひとつは、サハリン...続きを読むでのロシア料理がたっぷりの「地の果ては、隣」永嶋恵美さん。初めて読む作家さん。作中では、既にロシアとウクライナの戦争の気配が描かれていて、今は…まだ、いつになったらロシアに旅行に行こうと思えるのかわからないけれど。 コロナ禍のあと、旅に出る物語が描きにくくなっただろうと思うけれど、むしろ、だからこそ物語の中で旅ができることが楽しい。 活字で世界の料理が食べられる、その気になればリアルに味わえる、食いしん坊なわたしたちは幸せだ。
思い出編の感想で、小説内でコロナ取り上げられるの苦手って書いたけど前言撤回。 下田にいるか、すごい良かった。絶妙な閉塞感と解放感。光を掴めた感じがして励まされる。 情熱のパイナップルケーキ、糸島の塩、が好きだったかな。遠くの縁側も面白かった。(近藤史恵が好きだから、期待しすぎてしまった) 初め...続きを読むて編の方が好きなの多かったかも。
とにかく皆さんの作品読みやすいです。そして人々の感情や、周りの環境、美味しそうな食事たちなど情景の描写が想像しやすくわかりやすい。綺麗でほっこりする作品が多く心が落ち着き好きな本でした。
アミの会という女性作家達の集団の作ったおいしい旅をテーマにした短編集。 知らない作家さんが多かったがどれもこころあたたまる話だった。 坂木司は、覆面作家なのに女性作家集団に入っているのかと驚いたら、ゲストなのだそう…
とても とても 旅をしたくなった。 海外は、ハードルが高いけど、国内ならすぐ行ける気がする!下田でイルカを見たいし、糸島の塩で握ったおにぎりを食べたい。ようやく、自由に、動ける時が来たのだから。
すきな作家さんの旅の話は、そこに行ってみたくなる 思い立ったときに気軽に出かけられないこともつらさを感じるけど、あったものがなくなっているのには悲しみを覚えるし、それが壊されてしまったものだったらなおさら非難してしまうだろう “在る”こと自体が奇跡なんだと思えてしまえば、希望を持てるだろうか、絶望...続きを読むするだろうか。それらもすべて自分の在り様に他ならないのかもしれない 人生は旅に例えられるけど、心を揺さぶられること、気持ちのゆらぎこそが、人生の、旅の、読書の醍醐味かもしれない
既存の作品を集めたのではなく、 この本のために書いたんだな。 それぞれの作品の主題というわけではないけれど、 現在のリアルな世界が描かれている。 数年後、読み返した時には どんな気持ちになるのかな。
女性ひとりの語りみたいな話が多く、生活に何か辛いことあっても旅や美味しいもので元気になったり、変わるきっかけになったり…という話が多かったので、怖いのやファンタジーじゃない、しっとり系で手軽に手に取りたい人にオススメ。私は坂木司と近藤史恵に惹かれて読みました。 男女関係に踏み込んだ内容もあるので、中...続きを読む学生からかな。際どい表現はないです。 「下田にいるか」坂木司 仕事行き詰まり感じてふらりと伊豆熱川に行き楽しむ僕。楽しむ僕。あー、このコースで伊豆行きたい!って思いました。 「情熱のパイナップルケーキ」松尾由美 台湾オフィスの下村さんのお土産はいつも李製餅家のパイナップルケーキ。そのお土産を不思議な取り方する、木元君。私は旅行券の当たりで台湾に行くこととを決めたのだが…。 パイナップルケーキ、私も大好き。最近中華街行かなくてもお手頃のが近所のスーパーにあるので常備してます。作れるのか。 「遠くの縁側」近藤史恵 アムステルダムでの見本市の仕事の打ち上げでとんでもない失敗をして、一人残った私。そこの空気感と、凄く尊敬して憧れていたのに突然辞めて田舎に行った先輩の縁側のある家を重ね見る。 「糸島の塩」松村比呂美 大きな旅行代理店辞めて不倫相手の上司と立ち上げた会社はコロナで行き詰まり、ついに怪しい仕事に手を出し契約しようとした相手は幸(みゆき)の作った糸島観光パンフレット見て、一緒に行こうと無理に誘ってきた。 「もう一度花の下で」篠田真由美 昔を知っている人からの謎めいた手紙で函館に来た私。手紙の出し主には会えるのか? 「地の果ては、隣」永嶋恵美 サハリンへ卒業旅行に一人旅に出たものの、メンバーは年配者多く、場違いな片桐萌衣。戸惑いながらも出されるご飯の美味しさや、旅とともに解っていく周りのひとの気持ちに抱えていた拗れも解けていく。最後タイトルへつながる。 「あなたと鯛茶漬けを」図子慧 家族から介護と虐待と言葉による制約を受けて育ち心が固まっている女性がののさんと知り合い、美味しいもの食べて少しずつほぐれていく…けど、お互いの時間や場所はズレていって。少し切ない。
アミの会による旅行本。下田、糸島、函館、サハリン、台湾、オランダ…。知らない場所、美味しそうな食べ物。こんな本読んだら旅行行きたくなっちゃうじゃん!特に良かったのは糸島の話。思わず検索して半ば本気で行きたくなった。
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おいしい旅
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近藤史恵
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