この闇と光

この闇と光

715円 (税込)

3pt

森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き!

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この闇と光 のユーザーレビュー

盲目の王女レイアと失脚した王の物語。
最初はファンタジーなのかな?と思いきや、徐々に違和感が姿を現す。王女の成長とともに、童話のように幻想的で耽美な「美しい」闇の世界から一転して…。その一文で世界が崩壊する見事などんでん返し。ぜひこの世界観に酔いしれてほしい!第120回直木賞候補作。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ無しに読んで欲しい一作です。
    音楽、文学、芸術、様々な「美」に関する知識があればあるほど、より面白い。

    「求めるものは、地位とも、虚名とも、金銭とも結びつかない。真に己の魂を震わせる「美」であり、魂によって選び抜かれた「極上のもの」だった」

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    光を失った王女の物語から始まる。王であった父と、世話をしてくれるダフネ。登場する人物は少なく王女の部屋の中で時間が進んでいく。音を知り、臭いと香りを知り、文字を知り、物語を知り、色を想像して形を学ぶ王女は闇の中で父から与えられた本と物語から世界を創り上げていく。
    ある日、全てが奪われます。
    闇と光を

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    記憶を消してもう一回読みたい!!
    とある国の盲目の王女が、小さな箱庭の中で生活する耽美幻想小説として始まったのに、突然世界観が180度ひっくり返る。結末は好みと評価が分かれそうだと思ったけど、個人的には好きな終わり方だった。
    確かにガラッと話が変わった時はビックリしたけど、よく読み返すと丁寧にその種

    0
    2025年07月30日

    Posted by ブクログ

    叙述トリックやゴシックミステリにハマるきっかけになった作品。物語の最後にどんでん返しのある真相ビックリものです。自分で犯人を推理すると言うよりジェットコースターのように明かされる真相と被害者の心の動きを必死に追う感じです。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    贅沢品を香気を浴びせられた美しすぎる作品。
    多くは語りたくないような、帯や口コミの予想を大きく超える作品だった。
    とにかく気品に溢れた文体がストーリーをより引き立たせていて、最後まで高貴で濃厚な小説だった。
    何度も読み返したい。

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    世界観が美しく、儚い。
    だんだんと現実味を帯びてくるような表現と序盤から張られている伏線に感無量。
    この本に出会えて本当に良かったです。

    0
    2025年03月27日

    騙される

    途中まではすっかり始まりの世界観に騙されていた。
    後半というか終盤辺りで夢から覚めたようになり少し呆気に取られながら読み進めていった。
    終わり方がこの先は読者に任せます的な感じだったのであまり好きではない終わり方だったのが残念。きっとこうしていくんだろうなって想像が働くのはいいけど、やっぱり著者の決

    0
    2023年07月25日

    購入済み

    初めての感覚

    こんな本はじめて読んだ。他の著作も読んでみよう、面白かった。

    0
    2019年11月14日

    Posted by ブクログ

    なるほどー。そういうことかー。
    口コミを少し見てて、自分なりに考えられる可能性を予想しながら読み進めたけど、思いっきり裏切られたー。これは久しぶりに予想できない本に出会った。
    前半は何となく違和感と、ちょっと気味悪い感じがうっすらと漂っていて、どんな方向に進むのか予測できないし、独特の世界観に引き込

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    もう何を話してもネタバレになってしまうから、今回は抜粋する文章もなし。みんなが前情報一切無しで読んで欲しいと言う気持ちがわかった。最後まで驚きに溢れていて、読んでいる時はずっとこの世界観に引き込まれていた。

    0
    2025年11月21日

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