【感想・ネタバレ】この闇と光のレビュー

あらすじ

森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き!

...続きを読む

盲目の王女レイアと失脚した王の物語。
最初はファンタジーなのかな?と思いきや、徐々に違和感が姿を現す。王女の成長とともに、童話のように幻想的で耽美な「美しい」闇の世界から一転して…。その一文で世界が崩壊する見事などんでん返し。ぜひこの世界観に酔いしれてほしい!第120回直木賞候補作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

11年間もこの作品を知らずに過ごしていたことが本当に悔しいです。
耽美な世界観が最高でした。森茉莉さんの『甘い蜜の部屋』が好きな人は絶対に好きだと思います。
衝撃の展開に驚きを通り越して笑ってしまいました。全て理解した上でまた1から読み返したいです。
読むか迷ってる方はぜひ読んでみてください。

0
2026年01月22日

Posted by ブクログ

もう一度記憶を消して読みたい一冊。
最後のどんでん返しで作者に騙された気持ちになるので二度目も楽しく読める。

0
2026年01月05日

Posted by ブクログ

よかった
ラスト良かった、思い出すあの感じ、おとうさまっていっちゃうあのかんじ、のめり込んでて良かった狂ってる

0
2025年12月21日

Posted by ブクログ

目がみえないレイア姫、王であった(?)おとうさまと軟禁状態(?)で暮らしていたがある時転機が訪れる、というお話(?)。

中盤でガラリと様相が変わり、さらにそこからある真実とメタとが絡まって怒涛の展開が押し寄せてくる、楽しい作品でありましたな。

0
2025年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやぁすごい作品に出会った
どんでん返しとだけ聞いていたが、まんまとひっくり返されたな
すごすぎて怖くも寒くもないのに鳥肌が
まだ読んでいない人は是非何も調べずに以下を読まずに、本作品を読んで頂きたい!!



レイアⅠ〜Ⅱは作中作なのか、実際に誘拐されているのか
全てを語らず曖昧にすることで、2つの世界がどちらも成立し得る。
作中作で誘拐はなく怜が狂気なのか、誘拐は現実で原口が狂気なのか
「盲目」というギミックで主人公だけでなく読者も闇に放り込んでいる。

・レイア(怜)は原口の、理想的な美的センスを備えた「作品」である。
・怜は原口の狂気的なファンであり、原口の美を踏襲した「作品」を執筆する。
どちらも考えられるように作るの本当にすごい

0
2025年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ無しに読んで欲しい一作です。
音楽、文学、芸術、様々な「美」に関する知識があればあるほど、より面白い。

「求めるものは、地位とも、虚名とも、金銭とも結びつかない。真に己の魂を震わせる「美」であり、魂によって選び抜かれた「極上のもの」だった」

0
2025年10月04日

Posted by ブクログ

光を失った王女の物語から始まる。王であった父と、世話をしてくれるダフネ。登場する人物は少なく王女の部屋の中で時間が進んでいく。音を知り、臭いと香りを知り、文字を知り、物語を知り、色を想像して形を学ぶ王女は闇の中で父から与えられた本と物語から世界を創り上げていく。
ある日、全てが奪われます。
闇と光を目の当たりにして王女は真相を知ります。
主人公の王女が求める美とは。贅沢とは。
驚きの連続です。

真相と、幻想を行き来する物語に後半はイッキ読みしました。

至上の美を誇るゴシックミステリーと紹介されています。解説を読みましたが美術や、絵画といった芸術に詳しい著者の服部まゆみさんはどのような方だったのか、人物像に興味を惹かれます。

0
2025年08月30日

騙される

途中まではすっかり始まりの世界観に騙されていた。
後半というか終盤辺りで夢から覚めたようになり少し呆気に取られながら読み進めていった。
終わり方がこの先は読者に任せます的な感じだったのであまり好きではない終わり方だったのが残念。きっとこうしていくんだろうなって想像が働くのはいいけど、やっぱり著者の決定的な終わり方が見たかった。
終盤のネタばらしのような展開は読んでいるとちょっと無理矢理すぎんか?と思うこともあったけどそれでも自分の中でベスト3に入るほど好きな作品。

0
2023年07月25日

購入済み

初めての感覚

こんな本はじめて読んだ。他の著作も読んでみよう、面白かった。

0
2019年11月14日

Posted by ブクログ

盲目の王女・レイアの目線で描かれる世界は、父との愛で満たされていた。国王としての責務ある父に迷惑をかけまいと、それでも自分の世界に知恵と光を与えてくれるのは父しかいないと、幼心に刻み込みながら育っていく。
最初のページから、この世界観にぐっと惹き込まれて、まとわりつく不穏さが恐ろしく、美しかった。

166ページ。それが突然崩れ落ちた。なんだこの感覚は。前情報なしで読むべきだ。読み始める前の気持ちにはもう戻れない。知ってしまった世界を、手放すことなんてできない…

0
2026年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

他の方のネタバレ感想に、原口の気を引きたい狂気のファンが書いた妄想話という見方もできることが書いてあって、誘拐は現実と信じ切っていた私からすると衝撃で、読後と感想とで二度楽しめました。
前半のレイアIは長いなとは思いつつ、子の成長を温かく見守る気持ちで読み進められました。
目が見えるようになって世界がきらめいて見えていたものがどんどん色褪せていく描写や、おとうさま像が瓦解していくところも切なくて、多感な年頃である怜をことを思うと胸が締め付けられるようでした。
西洋耽美世界観と日本の醤油風味世界観の落差に想像を掻き立てられ、レイア期10代のビジュはおとこの娘ゴスロリちゃんだったのかな?とか、原口はどこでゴシック系子供服買ってた?原宿?とか、考えてしまいました。
ダフネがフネの模倣だったりのは、ダジャレかい!って突っ込みたくなった。

0
2025年12月12日

Posted by ブクログ

なるほどー。そういうことかー。
口コミを少し見てて、自分なりに考えられる可能性を予想しながら読み進めたけど、思いっきり裏切られたー。これは久しぶりに予想できない本に出会った。
前半は何となく違和感と、ちょっと気味悪い感じがうっすらと漂っていて、どんな方向に進むのか予測できないし、独特の世界観に引き込まれた。
これは2度読みしたら面白そう。

0
2025年11月26日

Posted by ブクログ

もう何を話してもネタバレになってしまうから、今回は抜粋する文章もなし。みんなが前情報一切無しで読んで欲しいと言う気持ちがわかった。最後まで驚きに溢れていて、読んでいる時はずっとこの世界観に引き込まれていた。

0
2025年11月21日

Posted by ブクログ

面白かった!
最初は幼い、囚われの姫の日常が続く。
盲目な上に幼い少女の主観で進む物語には極端に情報が少なく、おそらくこの少女の主観には何か根本的な誤解があるだろうなと疑心暗鬼で読み進めた。
案の定、積み上がっていく違和感の末の待ちに待った種明かし!
すごくよかった。
ラストは賛否があるだろうけど、どちらとも取れる展開、嫌いじゃ無い。
解釈の余地があるほうが良い。
良作で、出会えてよかった。

0
2025年11月21日

Posted by ブクログ

主人公が盲目だから、物語がどうも視覚に影響されず、どこか気持ちの悪い。だけどおかしく、変な魅力に惹かれてしまう。

0
2025年11月17日

Posted by ブクログ

すごかったー。
世界観に惹かれ、幼いレイアと一緒に不安や緊張を感じながら、一体どうなるのだろう、とドキドキしながら読み進めていった。

一方で、予想外の方向に進んでいった後半の展開には戸惑った。
前半での違和感が斜め上の方向に裏切られていった感じ。

全体を通して、文章から品のよさや知性を感じる作品だったけれど、前半の世界観があまりにも魅力的だっただけに、もう少しその世界に留まっていたかったな、とも感じた。

0
2025年11月16日

Posted by ブクログ

盲目の王女レイアの視点で物語は進んでいきます。
この「盲目の視点」というのが、読者を不安にさせます。
足音、香り、話し声、レイアから語られる様々な情報も全て疑心暗鬼に考えてしまいます。

物語の後半で答え合わせがありますが、まさかそんな事だったとは、、と唖然としてしまいます。

唖然とした後も、葛藤するレイアの心情や周りの人間関係なども描かれており、ページ数は多く無いながらも読み応えがある本です。

是非、この不思議を体験してほしいと思います。

0
2025年11月13日

Posted by ブクログ

ここからどう展開していくんだろうってわくわくしながら読み進めてたらまあ想像もしなかった色々が分かってきて衝撃がすごかった。

0
2025年11月08日

Posted by ブクログ

森の奥深くに囚われた盲目の王女・レイアの物語―そう思って読み進めていたが、途中からの展開に驚かされた。何が光で、何が闇なのか。主人公にとってその境界が揺らいでいく様子が印象的。

0
2025年10月12日

Posted by ブクログ

風景、人物設定、時代設定
全てが180度変わったので
え!ってなったけど
初めての経験で面白かった。

0
2025年09月05日

Posted by ブクログ

閉ざされた世界で暮らす盲目姫レイア。意地悪で怖い召使いに怯えながらも、愛情深い父王から沢山の事を教わり美しく賢く成長していく。
中盤には衝撃の真実が顕になり、世界が180度変わってしまう様なとんでもないどんでん返しが…!

真実は醜く幻想は美しいけれど、聡明なレイアはどこまでも真実を求め、醜さの中にこそ美しさを見出せるのでは無いかな。なかなか理解し難い登場人物もいるので人を選ぶ小説ではあるかも…。華麗に騙されたい方にはおすすめ。

0
2025年09月01日

Posted by ブクログ

盲目の姫君の物語。
ファンタジーかつミステリー。非常に読みやすく、先の見えない展開にページを捲る手が止まらなかった。
まさに闇と光の話だった。

0
2025年08月28日

Posted by ブクログ

目の見えない世界から… 目の見えない王女レイアは、父と森の中で囚われて暮らしていた。混乱とした日を迎えて、訪れた真実とはなんだったのか? いくつかの伏線が貼られていますが、物語が途中で完全に別の世界になります。目が見えない人を主人公とした作品は闇に香る嘘が面白かったですが、本作も面白かった。ヘッセやドストエフスキーを読んだことがある人なら、思わずニヤリとしてしまうこと請け合いです。

0
2025年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼い頃に事故で視力を失った「王女」の視点から、父親である「敗戦国の王」との不自由だが満ち足りた暮らしが描かれるが、中盤で視力が回復することで物語の陰と陽が見事に反転する。
盲目の暮らしが闇、視力を取り戻してみた世界が光、であるのは自明なはずなのに、盲目の中で想像する世界の方が美しく幸せだったと語られることで本当の「光」とは何かわからなくなる。本当の輝きは闇の中にしかないのである。育ての親の正体に謎を残す結末はミステリの常套手段だと思うが、消化不良に思えて少し不満に感じた。

0
2026年01月17日

Posted by ブクログ

何も分からない所から始まるので登場人物と同じ視点を味わうのが好きな方向け、と言いたい所なんですが、主人公が賢すぎて共感が難しいかも知れないので、ちょっと難しめな作品ですね。
美しい闇と光のコントラストでした。

0
2026年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本人が書いた外国の物語と思いきや、そう来ましたか!
途中の女の子から大人の女性になった描写などでおかしいなと思う部分があったのだけど、それも後から分かることで納得。

私は本当にあったこととして読んでいたんだけど、想像上のものかもしれないとは気づかなかった。

0
2025年12月23日

Posted by ブクログ

たまたま見かけて、なんとなく読み始めた。
ずっとうっすら気持ち悪さがまとわりついてくるようで、やっぱり読むのをやめようかな?と思いながらも、うっかり最後まで読んでしまっていた。

深く考えずに油断していたら、2度3度、思わずぎょっとして手が止まる場面があった。
そして、とある可能性が浮上してきて、ぞわぞわ。
読後に残るこの感覚も含めて、なんだかクセになる雰囲気のある作品だった。

0
2025年12月21日

Posted by ブクログ

人間が生み出すまさに闇と光の世界でした。ゴシック風な背景描写が美しく甘美な雰囲気もありつつ、怪しさたっぷりで先が気になる作品でした。

0
2025年12月18日

Posted by ブクログ

物語は盲目の姫レイアの生い立ちを中心に進行し、中世的な世界観を想起させる導入となっています。しかし、読み進めるうちに時代背景と齟齬を生じる要素が散りばめられ、その違和感が作品全体に張られた大きな伏線として機能しています。

レイアの成長を丹念に追った第一章は分量が多く、冗漫に感じる可能性もありますが、後半で明かされる真相と構図の転換は、その長さを必要な積み重ねとして位置づけてくれます。

音楽や芸術に関する描写が随所に織り込まれており、それらへの関心を持つ読者にとっては一層の深みを与えるでしょう。
結末の受け止め方は読者によって大きく分かれるはずですが、周到な仕掛けと構成によって「欺かれる読書体験」を求める方には十分応える作品です。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

(家族に借りた)
序盤はゴシック風な世界観と主人公の我儘さが自分に合わなくて、最後まで読めるか心配だったけど、
第一章の終わりがまさかの!衝撃フレーズ!
帯にも「世界が一変する」って書いてあったけど、まさしくその通り。
たしかに読んでて違和感はところどころあったけど、自分の想像上回ってた。当てれなくて悔しい。

0
2025年11月15日

Posted by ブクログ

何だこれは。が読後に浮かんだ感想。
それは良い意味でも悪い意味でもあって、世界観の美しさやそういう展開かという驚きは良かったのだが、世界観の拘りが強く読者を置いてけぼりにしてる感想も抱いてしまった。

0
2025年09月28日

Posted by ブクログ

そう来たか。裏切られる結末。
不思議な世界観のお話。起きてるのにまだ夢を見てるみたいな、朧というのが相応しいか、現実と夢との境界が分からなくなる。
昨今流行るミステリー小説にありがちな、ハラハラドキドキ展開は少ないが、それゆえに一定に時が流れる世界観があり、他の小説にはあまりない上品さを感じさせられる。

0
2025年10月01日

「小説」ランキング