あらすじ
森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き!
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Posted by ブクログ
盲目の王女レイアは優しい父と怖いダフネと犬のダークと共に花やドレスなど美しいものに囲まれて暮らしていた。しかし、ある日それは一変する_____。
前半はレイアと同じように美しい世界観に入り、自分も盲目かのような感覚を覚えた。
でも、ずっと何か不穏な空気があって、これからどうなっていくのかモヤモヤがあった。
まさかの父は誘拐犯で父=ダフネということがわかり、レイアは男の子だった。
両親に会い、やがて犯人に再会。レイア(玲)にとって見えたことによって闇と光が逆になってる事に恐怖を覚えた。
Posted by ブクログ
ファンタジーな綺麗な世界と、魔法が溶けたかのような現実世界。優しい理想の父と、人間らしさのある父。レイアにとっての幸せとはなんだったんだろうと考えてしまいます。
Posted by ブクログ
すっごく私好みでした。小さい盲目の娘とその父、どことない背徳感を漂わせておいて、真実は。今まで感じていた違和感。衝撃的な真相にも関わらず、すんなりと受け入れられました。私、この展開大好き。著者の服部さんはすでに亡くなられているそうですが、他の作品も読んでみたい。良い作品と出会えて嬉しいです。
Posted by ブクログ
世界観の描写が美しかった。
原文ママではないけど「周囲を醜く思うことで自分の自尊心を保つ」の一節を読んで、たらればになるけど主人公にとってのベストなルートってなんだったんだろうなぁと考えた。
Posted by ブクログ
評価は分かれそうだけど僕はとても好き
何言ってもネタバレになりそうだけど前半の耽美かつ少し不穏な世界観を好きになれることができれば読み進められるし、好きなほど後半の驚きは大きい
また色々考えられる終わり方もたくさんの人の感想を見ながら楽しめたのでより面白かったです
Posted by ブクログ
西洋が舞台の盲目の姫の話……と思ったらめちゃくちゃに本で誘拐されてて、しかも男の子。
主人公:レイアは騙されていたけれど、物語の中で一番幸せそうだったのは闇の中、父と過ごしていた日々。
誘拐した父はどんな気持ちだったんだろう……。
前半が作中作という解釈もあるそうだが、事実派。女中と2役というのも面白かった。
Posted by ブクログ
おとうさまが若い美青年だったのいうのがなんか説得力にかけるというかなんといか。
いや、でも醜いよぼよぼのおじいさんだとただのホラーになっちゃうか
Posted by ブクログ
幼い頃に事故で視力を失った「王女」の視点から、父親である「敗戦国の王」との不自由だが満ち足りた暮らしが描かれるが、中盤で視力が回復することで物語の陰と陽が見事に反転する。
盲目の暮らしが闇、視力を取り戻してみた世界が光、であるのは自明なはずなのに、盲目の中で想像する世界の方が美しく幸せだったと語られることで本当の「光」とは何かわからなくなる。本当の輝きは闇の中にしかないのである。育ての親の正体に謎を残す結末はミステリの常套手段だと思うが、消化不良に思えて少し不満に感じた。