天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

小説・文芸
726円 (税込)

3pt

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謎の疫病の感染源は、出自不明の怪物イサリだった。太古から伝わる抗ウイルス薬で感染を食い止めたカドムだったが、臨時総督府にイサリを奪われてしまう。一方、首都オリゲネスの議員エランカもまた、ユレイン三世の圧政に疑問を抱いていた。彼女は自由人の集団《恋人たち》と知りあうが、ユレイン三世はその大規模な弾圧を開始する。新天地を求めて航海に出た《海の一統》のアクリラは、驚愕すべき光景を目にするが……

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天冥の標 の一覧

1~17巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~17件目 / 17件
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)
    726円 (税込)
    西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは入植300周年を迎えようとしていた。しかし臨時総督のユレイン三世は、地中深くに眠る植民船シェパード号の発電炉不調を理由に、植民地全域に配電制限などの弾圧を加えつつあった。そんな状況下、セナーセー市の医師カドムは、《海の一統》のアクリラから緊急の要請を受ける。街に謎の疫病が蔓延しているというのだが……小川一水が満を持して放つ全10巻の新シリーズ開幕篇。
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)
    726円 (税込)
    謎の疫病の感染源は、出自不明の怪物イサリだった。太古から伝わる抗ウイルス薬で感染を食い止めたカドムだったが、臨時総督府にイサリを奪われてしまう。一方、首都オリゲネスの議員エランカもまた、ユレイン三世の圧政に疑問を抱いていた。彼女は自由人の集団《恋人たち》と知りあうが、ユレイン三世はその大規模な弾圧を開始する。新天地を求めて航海に出た《海の一統》のアクリラは、驚愕すべき光景を目にするが……
  • 天冥の標 II 救世群
    836円 (税込)
    西暦201X年、謎の疫病発生との報に、国立感染症研究所の児玉と矢来はパラオへと向かう。そこで2人が目にしたのは、肌が赤く爛れ、目の周りに黒斑をもつリゾート客の無惨な姿だった。懸命な治療もかなわず、息絶えていく感染者たち。事態は世界的パンデミックへと拡大していく──すべての発端を描く第2巻。
  • 天冥の標 III アウレーリア一統
    968円 (税込)
    アウレーリア艦長と《酸素いらず》の一統が奪われた忘却炉「ドロテア・ワット」を追う。西暦2310年、小惑星帯を中心に太陽系内に広がった人類のなかでも、ノイジーラント大主教国は肉体改造により真空に適応した《酸素いらず》の国だった。海賊狩りの任にあたる強襲砲艦エスレルの艦長サー・アダムス・アウレーリアは、小惑星エウレカに暮らす救世群の人々と出会う。伝説の動力炉ドロテアに繋がる報告書を奪われたという彼らの依頼で、アダムスらは海賊の行方を追うことになるが……。シリーズ第3巻。
  • 天冥の標 IV 機械じかけの子息たち
    1,034円 (税込)
    「守らせてください。従わせてください。わたしに生きる許しをください。そして─」「わたくしたち市民は、次代の社会をになうべき同胞が、社会の一員として敬愛され、かつ、良い環境のなかで心身ともに健やかに成長することをねがうものです。麗しかれかし。潔かるべし」――純潔(チェイスト)と遵法(ロウフル)が唱和する。「人を守りなさい、人に従いなさい、人から生きる許しを得なさい。そして性愛の奉仕をもって人に喜ばれなさい」――かつて大師父は仰せられた。そして少年が目覚めたとき、すべては始まる。シリーズ第4巻。
  • 天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河
    836円 (税込)
    西暦2349年、小惑星パラス。地下の野菜農場を営む40代の農夫タック・ヴァンディは、調子の悪い環境制御装置、星間生鮮食品チェーンの進出、そして反抗期を迎えた一人娘ザリーカの扱いに思い悩む日々だった。そんな日常は、地球から来た学者アニーとの出会いで微妙に変化していくが……。その6000万年前、地球から遠く離れた惑星の海底に繁茂する原始サンゴ虫の中で、ふと何かの自我が覚醒した。急展開のシリーズ第5巻。
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART1
    792円 (税込)
    西暦2499年、人工宇宙島群スカイシー3で遭難した《救世群》の少女イサリは、《非染者》の少年アイネイアに助けられた。二人は、氷雪のシリンダー世界を脱出するための冒険行に出発するが――。一方、太陽系世界を支配するロイズ非分極保険社団傘下の、MHD社筆頭執行責任者ジェズベルは、近年、反体制活動を活発化させる《救世群》に対し、根本的な方針変更を決断しようとしていた。大いなる転換点を迎える第6巻前篇
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2
    836円 (税込)
    太陽系世界の均一化をめざすロイズ非分極保険社団に対して、《救世群(プラクティス)》副議長ロサリオ・クルメーロは、同胞に硬殻化を施して強硬路線を推し進める。その背後には密かに太陽系を訪れていた《穏健な者(カルミアン)》の強大なテクノロジーの恩恵があった。いっぽうセレス・シティの少年アイネイアは、人類初の恒星船ジニ号の乗組員に選ばれ、3年後の出航を前に訓練の日々を送っていたが……すべての因果が悲劇を生む第6巻第2弾
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART3
    968円 (税込)
    西暦2502年、異星人カルミアンの強大なテクノロジーにより、《救世群(プラクティス)》は全同胞の硬殻化を実施、ついに人類に対して宣戦を布告した。准将オガシ率いるブラス・ウォッチ艦隊の地球侵攻に対抗すべく、ロイズ側は太陽系艦隊(システムフリート)の派遣を決定。激動の一途を辿る太陽系情勢は、恒星船ジニ号に乗り組むセレスの少年アイネイア、そして人類との共存を望む《救世群(プラクティス)》の少女イサリの運命をも、大きく変転させていくが――第6巻完結篇
  • 天冥の標 VII 新世界ハーブC
    924円 (税込)
    男性24905名。女性27339名。成人1029名。残存人類、52244名──第7巻のさらなる絶望 《救世群(プラクティス)》が太陽系全域へと撒いた冥王斑原種により、人類社会は死滅しようとしていた。 シェパード号によって《救世群》のもとから逃れたアイネイア・セアキは、辿りついた恒星船ジニ号でミゲラ・マーガスと再会する。 しかし混乱する状況のなかジニ号は小惑星セレスに墜落、かろうじて生き残ったアイネイアとミゲラは、 他の生存者を求めてセレス・シティへと通信を送るのだったが―― さらなる絶望を描くシリーズ第7巻
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1
    792円 (税込)
    「起きて、イサリ。奴らは撃ってきた。静かにさせましょう」いつとも、どことも知れぬ閉鎖空間でイサリは意識を取り戻した。ようやく対面を果たしたミヒルは敵との戦いが最終段階を迎えていることを告げ、イサリに侮蔑の視線を向けるばかりだった。絶望に打ちひしがれるイサリに、監視者のひとりがささやきかける――「人間の生き残りが、まだいるかもしれないのです」。壮大なる因果がめぐるシリーズ第8巻前篇。/掲出の書影は底本のものです
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2
    814円 (税込)
    西暦2803年、メニー・メニー・シープから光は失われ、《咀嚼者》の侵入により平和は潰えた。絶望のうちに傷ついたカドムは、イサリ、ラゴスらとともに遥かな地へと旅立つ。いっぽう新民主政府大統領となったエランカは、国家再興に向けた苛酷な道へと踏み出す――ふたたび物語が動き始めるシリーズ第8巻後篇
  • 天冥の標 IX PART1 ヒトであるヒトとないヒトと
    858円 (税込)
    カドム、イサリらは、ラゴスの記憶を取り戻すべく、セレスの地表にあるというシェパード号をめざしていた。しかし、セレス・シティの廃墟に到達した彼らを、倫理兵器たる人型機械の群れが襲う。いっぽう新民主政府大統領のエランカは、スキットルら《恋人たち》の協力も得て、《救世群》への反転攻勢に転ずるが――
  • 天冥の標 IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと
    858円 (税込)
    セレス地表で世界の真実を知ったカドムら一行は、再会したアクリラとともにメニー・メニー・シープへの帰還を果たした。そこでは新政府大統領のエランカが、《救世群》との死闘を繰り広げつつ議会を解散、新たな統治の道を探ろうとしていた。いっぽうカドムらと別れ、《救世群》のハニカムで宥和の道を探るイサリにも意外な出会いが――。あまりに儚い方舟のなか、数多のヒトたちの運命が交錯する、シリーズ第9巻完結篇。
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART1
    836円 (税込)
    ついにカルミアンの母星に到達したセレスを超銀河団諸族の巨大艦隊が待ち受けていた。メニー・メニー・シープの未来は、どこに? 今世紀最大最高のSFシリーズ、万感の完結篇。3カ月連続刊行!
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2
    836円 (税込)
    セレスの向かう状況が風雲急を告げるなか、MMS、《救世群》、2PAの連合軍は、ミヒル討伐のためドロテアへと進攻するが――。
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART3
    880円 (税込)
    2009年9月の刊行開始から10年、ついにメニー・メニー・シープの人類の運命が決着します。万感の最終巻、よろしくお願いします。

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天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    様々なジャンルの要素をSFで包み込んだ、といった作風で、設定や伏線がこれでもかと詰め込まれていたにも関わらず、上巻と同様にすらすらと読み進められた。
    ページをめくる毎に謎が謎を呼び、答えがほとんど何も明示されないまま物語が進み、結末は予想だにしなかったものになった。
    次巻からは時代がうんと遡り、どのようにして物語がここに至ったのかがじっくり説明されていくものと思う。楽しみに読みたい。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    壮大な物語の始まり。下巻
    ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。
    人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

    29世紀。地球人の植民星メニー・メニー・シープの港町セナーセーの医師カドムは、親友アクリラの依頼で急速に町に広がる疫病を調査することに。その結果、感染源は甲皮に覆われた謎の生物イサリであると判明する。カドムは凶暴なイサリとなんとか意思疎通できるようになるが、星の支配者である領主ユレインからイサリを引き渡すよう命じられてしまう。メニー・メニー・シープの民たちは現領主による厳しすぎる配電制限で生活が立ち行かなくなりつつあり、各地で反乱の種が芽吹いていた。反骨精神旺盛な《海の一統》アウレーリア家の嫡男であるアクリラとイサリを失ったカドムも、電力を独占しようとする領主の陰謀を阻止するために動き始める。〈天冥の標〉シリーズ第1作。


    上下巻一気読み!面白かった〜。設定も登場人物もてんこ盛りのSF小説だけど、サービス精神にあふれていながら無駄を削ぎ落としたエンタメ特化の文体でリーダビリティが高い。「雄閣」と「雌宮」など、特殊用語のネーミングセンスも好き。
    惑星規模のパンデミックを予見した作品としてコロナ禍中に話題となったのがきっかけで手に取ったシリーズだが、このI巻時点では疫病はイサリという謎の生物が登場するためのフックにとどまっている。メニー・メニー・シープはかつての入植船シェパード号に備わる発電炉のみに電力供給を頼っており、その全権を握る領主への反乱が物語の主軸だ。
    それと同時に、メニー・メニー・シープという星自体に隠された巨大な秘密があるとちょくちょく示唆される。シリーズものなので解き明かされない謎も多いが、この巻でのクライマックスは「ユレインの目的は本当にシェパード号でこの星から逃げることなのか」という謎の真相。それが明かされたあとは突然ガラッと小説のジャンルが変わってしまうのが最高に楽しかった。『鉄血のオルフェンズ』みたいな絵面を思い浮かべながら読んでいたのに、いきなりギュスターヴ・ドレが描いた地獄絵図になる感じ。
    キャラクターでは石工のリリーが好き。クレヴという名を棄て、リリーと名付けられ直して「怒りたい」という自分の気持ちに向き合う彼女には共感せずにいられない。遠い未来の遠い星の話だけど、民の描き方、社会のあり方などに「日本人が書いた小説」だということをビシバシ感じる物語だった。

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

     これは10年かけても読むべき作品かもしれない。 #日本SF作家クラブ

     2803年の植民星メニー・メニー・シープは植民「臨時」総督が代々統治するする世界。化石燃料はなく、移民船からの電力を主なエネルギー源としている。そして、現臨時総督は市中への電力供給の削減を推し進めている。

     そんな中、謎の疫病が蔓延するのだが。疫病と聞くと、どうしても新型コロナウイルスを思い浮かべてしまう。だから読み始めたという面もあるが、本書での主題はこちらではないようだ(続巻ではいろいろあるようですが)。

     臨時総督の「圧制」に対する革命運動が描かれることになるのだが、実は…という展開になり、最後は主だった登場人物が死んでしまい、生き残った者たちも…

     これは2巻以降を読まずにはいられないだろう。

    0
    2021年05月01日

    Posted by ブクログ

    予想外の終わり方。
    この話の続きではなく、「全体の物語の一部」ていう構成が面白い。
    最終巻まで読んだときに見える世界が楽しみ。

    0
    2020年11月19日

    Posted by ブクログ

    ついに<海の一統(アンチョークス)>は<領主(レクター)>に反旗を翻した。
    一方、植民地議員エランカやセアキ・カドムも<領主(レクター)>に対する反抗を決意する。
    多大な犠牲を払い、ついに<領主(レクター)>を打ち倒した時、メニーメニーシープは誰も想像しなかった事態に陥る!

    作者もあとがきで書いているとおり、衝撃のラスト。
    一体どうなるのか気になって仕方ない。

    また、上巻もそうだったが、過去にいろいろあっただろうことを想起させる記述が各所にある。
    「続けるんだ。<海の一統(アンチョークス)>の伝説を。大いなるものにあらがい、星を踏み越えて飛んだ猛々しさを思いだせ。俺たち<恋人たち(ラヴァーズ>が憧れできなかった。果敢な反抗の姿を見せ続けろ!」

    「いいや、もっと前だ。その姿を見て思い出した。
     --<休息者(カルミアン)>よ」

    「ダダーはそうなることを伏せていた。昔と変わらず、悪辣なやつだ」

    いやー、過去の話が楽しみだ。
    何があり、今につながるのか。
    期待しかない。

    0
    2020年10月17日

    Posted by ブクログ

    これは続きも読まねばなるまい……
    圧倒的なうねりと変革の果てに待つ『天冥の標』1巻の結末。餌をおあずけされたような気分になりつつも、まだ物語が続く楽しみも同時に味わっています。

    植民星・メニー・メニー・シープの総督ユレイン三世の圧政に耐えかね、「海の一統」を始めとした市民たちはついに蜂起し、ユレイン三世の退任を要求する。それに対し軍部は兵士を派遣。メニー・メニー・シープは内戦状態に突入し……

    上巻は全体的に溜めの状態が続いている印象だったけど、下巻はとにかく動く、動く。登場人物たちが動き回り、各都市、各団体が結集していく一方で闘いは激しさを増していく。軍隊と市民たちの攻防戦が息つく暇も無く展開されていき、気がつけばあっという間にページ数が少なくなっていきました。

    戦闘描写の迫力もそうなのだけど、合間合間に挟まれる群像劇も面白い。アンドロイドであるラゴスをめぐる二人の女性の描写と、それぞれの愛と欲。そしてラゴスの心中と思いは、設定を存分に活かして、種族を越えた愛であったり、人間の支配や愛を求める欲、アンドロイドの苦悩を表現します。

    登場人物の魅力も物語を引っ張る。上巻から活躍する「海の一統」の若きリーダー、アクリラは上巻、そしてこの下巻と大きな挫折を体験しながらも、それでも前に進んでいく。女性議員のエランカは、正義に目覚め少しずつ同士を増やしながら、革命軍の政治的な部分において、徐々に中心人物となっていき、カドムも革命の使命を徐々に見出していく。そして、ここでも種族を越えた不思議な絆が生まれ……

    一方でユレインをはじめとした政府・軍部側の人間たちに、アンドロイド、メイスンと呼ばれる異星人たち。それぞれをピックアップしながら、物語は重層的に、そしてより大きなうねりをともなって展開されていく。

    様々な思惑が入り乱れる人間たちに、アンドロイドの苦悩、異星人たちの自我の芽生えといったところまで、戦闘の描写の中に書き込まれていて、ただただ感嘆してしまいます。スピード感と迫力溢れる展開に、情報量もなかなかのものがあって、読んでいる間に、自分もメニー・メニー・シープをめぐる大きな渦に飲み込まれていくような感覚を覚えました。

    そして、物語の最後に待つ壮絶なラスト。回収されていない伏線、多くの謎を残したまま、1巻は閉じられます。それでも満足度は高い。革命をめぐる物語のエンタメ度がそれだけ高くて、それ単体でも自分は十二分に満足できたからです。

    地球から来たという二人組。物語中、終始謎めいた言動をとり続けたノルルスカイン。メニー・メニー・シープという星はそもそも何だったのか? を始め、よくよく考えると分からないことばかり。

    しかしあとがきで著者の小川一水さんは『この話の終わりはすでに見えています。そのころにこの話は、たいしたものになっています』と豪語されています。こうなれば一読者としては、その自信を信頼し、『天冥の標』という物語の大きな流れに、身を任せるのみです。

    0
    2020年10月16日

    Posted by ブクログ

    話の大まかな流れは、圧政君主と革命群の戦いの続きといった感じだが、物語が進む中で複数の疑問が浮かびあがる。

    今後の展開次第でどう解明されていくのか
    楽しみである。

    0
    2020年09月04日

    Posted by ブクログ

    いやぁ、これは読ませる。臨時総督ユレインから、ついに植民地の指揮権を奪還したアクリラ、カドムらは、どうやらパンドラの箱を開いてしまった様だ。読者が想定しているであろう展開から、また一捻りした方向に進むので「え、、、ウソ、、、」ってなる。ラバーズやカルミアン/メイスン、フェロシアンらの関係も明かされつつあり、それらが植民地の謎と渾然一体となり、物語の先を追わずにいられなくなる。植民地はなぜ闇に閉ざされてしまったのか、フェロシアンに襲われた首都オリゲネスとカドムたちはどうなったのか。このままの勢いで2巻へ。

    0
    2019年10月18日

    Posted by ブクログ

    始まりの終わり完了。
    ただ、壮大な物語になりそうなので、メニーメニーシープの陥落は、転換点でしかないのだろうな、と感じます。

    ラストで語られたかつて存在した六つの勢力。
    「医師団(リエゾン・ドクター)」「宇宙軍(リカバラー)」「恋人(プロステイテュート)」「亡霊(ダダー)」「石工(メイスン)」「議会(スカウト)」。それらが抵抗した「救世軍(プラクティス)」。

    プラクティスの呼び名がとにかく気になる。羊飼いが「咀嚼者(フェロシアン)」であるイサリをそう呼んでいた。
    咀嚼者の異端であろうイサリを、人間と敵対する存在に救世軍と呼び名がつく理由は?

    覚醒したリリーたち「休息者(カルミアン)」はどういう存在なのか?

    続きが気になるばかりです。早く第二巻を、というわけで早速読み進めることにします。
    一気読みの醍醐味。

    咀嚼者のビジュアルイメージはゼルダのゾーラ族。凶悪ミファー。

    0
    2019年02月03日

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