【感想・ネタバレ】こゝろのレビュー

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Posted by ブクログ

何回も何回も読んでる作品。読む度に新しい発見と感じ方がある大好きな作品。心理描写が丁寧で読みやすかったです。

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2024年04月13日

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誰もが知る名作ですがきちんと読んだことがありませんでした。
娘からの薦めと、「舟を編む」劇中セリフの
「遺書長すぎでしょ」が気になり読み始めました。
書いてある文字を読んでいるだけなのに、
登場人物の「こころ」が手に取るように分かる。
先の展開をこうなるんじゃないかと推理しながら読みました。
私の「こころ」にいつまでも残る一冊になりました。

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2024年04月06日

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ネタバレ

夏目漱石の作品を初めて読んだが、ここまで内容に重みがあるものが書けるのか、と感じた。先生の心情がよくわかる。とても読みやすい。
先生が度々墓参りすること、遺書にKが出てことから「もしかしてKは死ぬんじゃないか」と思っていたけど、まさかこんな展開とは。

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2024年03月12日

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先生のKに対する、複雑な、そして根源的な、嫉妬や信用や不信といった、こころの揺れ動き、そしてその残酷な結果を十字架に、行きつづける業の深さの描写が、まさに名作。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

先生に大注目して読みました。先生の苦しみが分かる所もあれば、分かろうとしても分からない部分もある。前半に焦らされて焦らされて「先生早く答えを・・・!」となりつつ、後半は遺書の膨大な量に圧倒されました。非常に考えさせられる一冊!

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2023年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

⚫︎受け取ったメッセージ
孤独は人を殺すことがある。
それを知った上で、どう行動すべきか、生きるべきか。


⚫︎あらすじ(本概要より転載)

あなたはそのたった一人になれますか。

親友を裏切って恋人を得た。しかし、親友は自殺した。増殖する罪悪感、そして焦燥……。知識人の孤独な内面を抉る近代文学を代表する名作。

鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生"と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世の人ではなかった。遺された手紙から明らかになる先生の人生の悲劇――それは親友とともに一人の女性に恋をしたときから始まったのだった。


⚫︎感想
先生の手紙を受け取った「わたし」もまた、孤独を感じる人間だったからこそ、孤独を体現していた先生に惹きつけられたのだろう。他人と共有できない部分を各々が持つゆえに、人は誰でも孤独をかかえていると言える。
また、どんなに親しくても、自分以外の人を100%理解することもできないのだとも知っている。重なり合わない部分を各々が抱えているのが人間の孤独なのだ。
だが、こう考えた。誰かと重なり合わない部分を違う誰かに共有してもらうことはできるということ。先生は死ぬ間際に「わたし」に孤独を告白し、背負ってもらった。それは先生にとっては人生の浄化、「わたし」にとっては、人生を貫く孤独があるということを知る機会となった。「先生」とは、先に生きて問題を抱えて生きた人、である。
漱石は誰もが抱える「孤独=こころ」を、先生と「わたし」の形式で見せてくれた。「こころ」を読んだ、だれもが「わたし」である。



また最初から読みたくなる構造がすばらしかった。

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2023年11月23日

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高校の現代文の授業から興味を持ち、個人的に読んでみたところ大当たりでした。登場人物の関係性や過去から今に至るまでの出来事全てに興味を持って読めました。
先生の性格は私はみてる分には好きです。

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2023年10月16日

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この作品の愛ゆえに、先生に対してかなり辛辣な感想になってます。
不快に感じる可能性のある人は、読むのをお控えくださいm(_ _)m


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只今、私38歳。
この歳になって何度目かの再読で、新しい側面発見しまくり。
こころって、こんなに人間の身勝手さ、エゴの強さを見せつけられる作品だったのか…
マジで反面教師かよ、(先生だけに)


「先生と私」「両親と私」
先生の思わせぶり、構ってぶりが凄い

「私々は最も幸福に生まれた人間のいっついであるべきはずです」
「また悪いことを言った。焦らせるのが悪いと思って説明しようとすると、その説明がまたあなたを焦らせるような結果になる。どうも仕方がない」

あとは先生の奥さんが可哀想すぎる。
「自分と夫の間にはなんのわだかまりもない。またないはずであるのに、やはり何かある。
それだのに目を開けて見極めようとするとやはり何にもない。奥さんの苦にする点はここにあった。…疑いの塊をその日その日の情合で包んで、そっと胸の奥にしまっておいた奥さんは、その晩その包みの中を私の前で開けてみせた」
↑表現好きすぎる

そして「先生と遺書」

最初、修行僧のような友人のKを不憫に思ってお嬢さんの下宿に引き入れるが、お嬢さんとKが必要以上に仲良くなると面白くない…

人の心はままならんのう( ; ; )

しかしだね
「私は〇〇に思い切って思いを打ち明けようと思った。無論その勇気もあった。でも(外的な要因)のためにできなかった」みたいなとこがめっちゃ目につく

ごちゃごちゃうるっせえええ!
この言い訳野郎が!
結局は怖くて出来なかったんだろうが!

問題のKの部分も、Kと先生の対比がエグい。
他人への思いやりのために自分の辛さや、肝心の部分は一言を言わずに全てを無に帰したK。
そんなKを目の当たりにして保身に走った先生。
更に極め付けはこうだ。

「私はわざとそれをみんなの目につくように、元の通り机の上におきました」
オイイイイ!このゲスーーーー!!!!


その上、妻には何も知らせたくないだの、妻の記憶を純白に保存したいだの勝手すぎる(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

女性は、好きな人から上限一杯の愛情を注がれている!という事実が大事なんだよ!
俺のことカッコいい完璧な俺のまま好きでいてほしいーなんて男の勝手
これで奥さんの切ない疑惑が晴れることは一生ない。お前が理解されない寂しさを語るなよ!
奥さんの方が1000倍寂しいわアホ!!

奥さんに一生隠すつもりなら別れろよ、と思う。
そこは自分が痛めよ!
奥さんとのささやかな幸せを受け取っておきながら、都合が悪いところはずっと隠しておきたいなんて、どんだけ!

お陰で奥さんはお前の死後もその後の人生ずっとずっと辛いんだぞ!別れてくれれば、時間がかかったかもしれないけど、別の幸せがあったかもしれないのに。


ああーでも人間の永遠のテーマですよね
自分の利益を優先してしまう
先生はムカつくけど、気持ちが分かるからムカつくんだよね
自分を優先したい気持ちをグッと堪えてKのように他人のために自分を削るのは辛い
けど、より良い人間になるためにそこを目指していこうや…ってメッセージを感じた


憎いのは、遺書と共に物語もバッサリ終わってるところなんだよね…
だから「私」がどう思ったか、先生は自殺したのかは結局分からないんだよね

この余白が物語に一層の深みを与えてる気がする
フゥ….気が済んだよ…

暴言すみませんでした


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2023年05月13日

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夏目漱石「こゝろ」読み返してみた。
思った以上にドロドロだったわ。
そしてやはり名作。
高校生の頃に読んだ時とは、また違った感じ方ができて新鮮だった。
先生、生きるのきつかっただろうな。
でも一番の被害者?は、やはりお嬢さんかと。
男性主体のお話だわね。

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2023年05月10日

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もともと別の話予定だったので、3章それぞれが少し違ったテーマ性を持っているように感じた。有名な最終章では主に自尊心による心の機微が描かれていて、高校生の時読んだ時とは感じ方が大いに違って面白かった。

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2023年03月24日

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 浜辺で出会った「先生」には薄暗い影があり、「私」が予想したとおり、「先生」は過去に翳りを持つ人物でした。

 誰もが一度は目にしたことのある、夏目漱石の小説『こころ』です。私が初めて読んだのは教科書で、『先生と遺書』の抜粋でした。
 今回、大人になった今もう一度読んでみたらどう感じるだろう? と思ったので再読(とはいえ通読は初めてかもしれない)してみました。

 この本の感想を、人生バラ色の学生時代に求められたって……と思うくらい、この話には重く冷たい柱が据えられていると感じます。『遺書』の内容は勿論ですが、それを受け取るタイミング、急いで列車に乗った「私」が文を目で追うその仕草が、読者の我々と重なる体験をするところなど、本当に心を掴まれますね。

 『こころ』本編で描き出される世界は、現代では理解しがたいような風習もあり、「この時代の人が読んだのとは全く違う感想を得られる」という点で、現代に生きている我々は贅沢なことだなあ、と思ったりします。

 『こころ』で描かれているのは、女性の了解なく(父母の判断で)縁談が決まってしまう世界です。女性は学がないとされるばかりか、実際に女学校に通えるものは一握り。女性より男性の地位が今より圧倒的に高い世界。
 しかしそこには、単一な女性への抑圧だけではなく、「男性の内面と外面の解離」という不安定な要素がひっそりと存在しています。

 (夏目漱石に特別詳しいわけではないのですが)読んでいて感じたのは、漱石の描く男子(学生)には、脆さと気弱さがあること。
 何かを断り切れなかったり、決断しきれずにモヤモヤしたまま路を歩いたり、といった描写に現れるこれらの「背伸びした男子」のような像は、漱石自身と重なるところがあったのではないかな? と思うと同時に、この時代の男子というものは「立派であれ」「男であれ」と日常的にうるさく言われてきたのでしょうから、そういった性質を自ずと抱え込むことが多かったのでしょう。
 (個人的には、この「気弱で背伸びをしようとする男子学生」のキャラクター性が私は好きです)

 いわば、男性というものの理想像が高く見積もられる世界で生きているのが、私であり先生でありKでした。
 だからこそ、Kは求道的な道に邁進し、そこから外れようとする己を恥じましたし、先生はKに正々堂々と立ち向かわなかった己の恥を抱え続けています。
 「私」は先生と父親という二人の男性を見比べて、「父は遅れていて田舎臭い。古臭い風習に囚われている」と感じ、先鋭的な先生の考えに親近感を覚えます。
 この「男はどうあるべきか」転じて、「人間とはどう生きるべきか」に左右された三人の男性(私、先生、K)の生き様と引き際が描かれているのが『こころ』ではないでしょうか。
 そのうち二人が自ら命を落としてしまうところに、この時代の男性の生きにくさが表現されているのかもしれません。或いは、傍目には金に困らず、自分の好きに暮らしていけるはずの男性たちが、ひとつ自分の誇りに自信を失ってしまえば、脆く崩れ落ちてしまうということなのでしょう。

 よく、「Kは何故死んだのか」と話題になると思いますが、私の考えは「Kは自分に対する信頼を失ったから」です。信念を貫き通してきた彼がひとつのこと(お嬢さんへの片思い)に囚われ、その芯をぐらつかせてしまったこと。そのことがKを死へと運んでしまったのだと思います。
 (勿論、理由にお嬢さんが全く含まれないわけではなく、複合的な要素によって成り立っていたのでしょうから、一番割合の高いのはそれではないか、ということです……)

 掘り進めると奥が深すぎて戻って来られなくなりそうなので、今回のレビューはこのあたりで……。
 夏目漱石、これからまた少しずつ読みたいなと思えた読書体験でした。 

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

名作と呼ばれあまりにも有名なため、今更ながらとなかなか手が出せなかった作品。人間らしい心の描写が丁寧で、時にその激しさに苦しくなる。

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2023年01月01日

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「先生」の断片的で淡々とした言葉と、「私」
の情熱的な言葉が対照的で、だからこそ両方がスッと入ってきた
昔読んだ小説に、「明治の精神に殉職する精神が…」みたいな「こころ」の感想(とはいっても発言者は読んだことがないようだったが)を言うシーンがあって、それを思い出した…今となっては何の小説だったが思い出せないが
先生のKへの罪悪感と妻への思いが伝わってきて、最後は苦しかった…Kも先生も自殺で失ってしまうなんて、妻も苦しいだろうと思った

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

金言ばかり。刺さる。
ただ後半は少し恋愛ばっかでうざったい。でもその中にも金言がある。
学問についての記述は、的をいているものばかり。人間不信、プライドが高い、そして誰よりも人のことが好きだからこそ、嫌われることを恐れてしまうヤマアラシのジレンマ。自分のことが信じきれず、社会からの評価と地位が欲しい気持ちにも蓋をしてしまう。自分の実力に失望するのが怖くて、社会の批判に晒されることを恐れる「先生」。周囲からは厭世的と評されるけれど、その実はプライドの高さと自分を信じきれない不安とで押しつぶされているという乖離が生じている。
こんな思いを日頃から抱いている、そんな人間が作家になるんだと思った。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〜 しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ。わかっていますか」

先生は「私」に尊敬される事を重荷に感じている。自分にはそんな価値がないと思っている。それは何だかわかるような気がした。
尊敬のあとの落胆を恐れる気持ちも。

「かつてはその人のまえにひざまずいたという記憶が、今度はその人の頭の上に足を載せさせようとする」

「私は何千万といる日本人のうちで、ただあなただけに、私の過去を物語りたいのです。」

3章の遺書に入ってからつまらん!ってなってしまった
個人的にKはかなり嫌い
先生はKを尊敬してるけど、同時に彼を嘲る理由を探している
誰も彼もある意味人間らしいのだけど。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

先生みたいな人間にあいたい
自殺すんだろうなと思ったらほんとにした
こーゆー話昼ドラと少年漫画にもある

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

⭐︎4.0
再読です。ただし中学生以来、実に30年以上。
まぁなんというか面白いくらい忘れていて、私の中では友達は割腹自殺したことになっておりました。嗚呼なんということでしょう。もう笑うしかありません。ワッハッハ
時の流れって、そんなもんすかね。とさだまさしがちょっと見え隠れしつつ。
ところで、「こころ」先生の遺書がやたら長くって、閉口したのを覚えていまして、それというのも、いまドラマで舟を編むをいたく気に入って観ているのですがその中で、このこころが話題に上り影響されやすい拙僧は早速手に取ったわけであります。30年経って読むと、この先生の遺書はこうでなくてはならないと、改めて思いました。
ドグラマグラのスチャラカをやり過ごした後の風景と似たような素晴らしいものが見えてくるではありませんか。あちらはスチャラカの後のものかたりがありますが、こちらそうではない。遺書をやり過ごしたら、後のものかたりは、自分の心の中で展開するのだ。

改めて読み返して気づいたこと。
*乃木希典の殉死にある程度影響されて書かれたものなのかと思った。明治精神・あるいは文化への殉死。
*昨日の泥流地帯もそうだが、ものかたりで近代史が学べる気がする。エッセンスとでもいうのか。
*割と現代でも、親が子に思うことが、明治の時代も変わらんものだなぁ。などと思う。「子供に食わせてもらったが、現代では子に食われる」的な感じ。

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2024年04月18日

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とある作品を読んだ際に気になり、軽い気持ちで読み始めたらなかなか重くて時間がかかった。
また暫くしたら再読したいと思う。

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2024年03月02日

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人間のこころの有り様が見事に描かれている。先生の長い遺書、折に触れて読み返すべき。この本買ったのは大学生の時で、そこから積読で10年以上経って読んだけれど、いま読んで良かった。

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2024年01月29日

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ネタバレ

「人を愛しうる人、愛せずにはいられない人、それでいて自分の懐にはいろうとするものを、手を広げて抱きしめることのできない人、これが先生であった」

初めて読んだ夏目漱石。
漱石が好きで漱石の話をするときだけギアがあがる知り合い。その人の世界の捉え方が少し分かった気がした。いや、やっぱり分からない。

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2024年01月05日

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夏目漱石の名作『こゝろ』をようやく読みました。人間のこころとして、恋愛、友情、正義、倫理観とか、そんなごちゃ混ぜの中で、もし自分が大きく踏み外してしまったと思ったとき、どういう心境となるのだろうか?お嬢さん(後の妻)がとても可哀想で、私なら打ち明けたかな。生きた時代の難しさもあったと思う。

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2023年12月31日

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学校で遺書の部分しか学んでおらず、全部読んでみたいと思い購入。
本当に難しいです。繊細で、残酷で、登場人物の言葉一つ一つに重みを感じる作品でした。大体内容は掴めるのですが、細かい心情表現となると、全て理解するのには大変骨が折れます。今回は解説や注釈をしっかり読んで自分の解釈が合っているのか確認したぐらいです。また数年後、自身の成長と照らし合わせて読み返したいです。

私はこれほど心悩ませる恋愛をしてきていません。臆病で慎重な私ですから、このような大それたこと出来るはずないと今は思うのですが、本当にこの人としか生きて行けないと思う時が来れば、友人を出し抜き嫁にするほどの勇気を私は得られるのでしょうか。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

真の意味で近代日本文学の傑作といえます。漱石の文学の結晶かも分かりません。教科書でも読ませることがよくよくわかりました

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2023年11月16日

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読みやすい。中盤からの先生の手紙に引き込まれて、最後まで一気に読んでしまった。
学生時代に読んだ気はするが、大人になって改めて読んで、名作文学であることを実感した。
ただ、平坦でゆっくり進むような文章なので、あっと驚くようなミステリーが好きな自分にはちょっと肌に合わない気はした。
『吾輩は猫である』を読んだ時にも感じたことだが、夏目漱石の文章ってなんだか全体的にゆったりしているように感じる。

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2023年08月02日

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ネタバレ

友人のような先生の自殺より、先生からの“遺書”か届く。そこには先生の過去の恋愛の懺悔が綴られていた。先生とその友人と女との三角関係や友人の真っ直ぐな心を利用したことの後悔などについて書かれてあった。またそのような心情を綺麗に、また臨場感のある描写はとても素晴らしかった。

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2023年06月20日

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高校の現代文の授業で扱われて、あまりの結末に鳥肌が立った。初めて読んだ本格的な純文学作品かもしれない

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2023年05月21日

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ようやく、というかひさびさというか。え、教科書以来ですか。ということはほぼ初見でよいか。

解説の最後に書かれているのはふむふむと。そういうことを思えるときは今の時代にあるのだろうか。

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2023年03月06日

Posted by ブクログ

人は人の死に直面する時に感謝や謝罪、自分の本当の気持ちを伝えなかったことを後悔するから、日頃から大切な人とのコミュニケーションは大切にしたいと思った
また、本当の自分を曝け出しても恥ずかしくないように自分に素直に生きていきたい

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2024年01月08日

Posted by ブクログ

2よりの3
面白い作品だとは思うけど、今の自分には『方丈記』や『歎異抄』など古典が好きなようです。
先生の遺書は読み応えがあるけど、こういう人生観は。。うーん。
自分の感受性がおかしいのかな。。ピンとこないです。

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2023年11月20日

Posted by ブクログ

「先生と遺書」は始終ヒリヒリする。恋愛沙汰や人の生き死に関係なく、自分にもこういう感情が渦巻いているのを見せつけられて心中をグサグサ刺してくる感じ。
年齢のせいか、数年前から身近な葬式が連続したせいか「両親と私」も気持ちに刺さる。
この空気感、心持ち。「みんなそうなんだな」と安心する前に剣山でグサグサグサグサしてくる、えげつないです漱石先生。

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2023年01月07日

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