あらすじ
〈刑事ワシントン・ポー〉シリーズ累計20万部突破
木に縛られ石打ちで殺害された男の体には、難解なコードが刻まれていた。ポーの捜査で15年前の未解決事件との関連が浮かび上がる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いよいよこれがシリーズの最終本らしい
物語は主人公ポーがセラピーを受けており場面から始まり、この設定が今回の味付けになっている。
それと、会計検査院からライナスの存在も今までと違う登場人物で、マンネリしてしまいそうなシリーズを=に新鮮味を与えている。
上記のことも有り、場面展開も軽快で読み飽きる事が無い。
事件は複雑そうで遅々と進まない展開だがおそらく下巻で大きくうねり始めるだろう。
本とは関係ないが、子猫を保護してしまい読種がやや停滞気味!!
Posted by ブクログ
「まずはここから読んでください。面白かったら1作目を読んでください。」
というPOPの文言にまんまと釣られて買いました。
カウンセリングの途中に事件の回想が差し込まれていく構成で、
はじめましてのキャラクターたちと仲良くなるのに苦戦しました。
ただ、後半はキャラクターたちと仲良くなれ、事件が思わぬ方向へ動き出し、
ページを繰る手が止まりませんでした。
Posted by ブクログ
「『新たなる希望』で、なぜオビ=ワン・ケノービはR2-D2がわからなかったのかと質問したんだよ。その前の三作に一緒に出てたのに」
本作に登場するちょっとした小ネタなんだが、直前のレビューでわいもスター・ウォーズネタをやってたので、思いも寄らない連続性にちょっとびっくり
でもわいってたまにこういうことあるのよね
たぶんこれがフォースだと思う(違う)
はい、ワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーの一番の親友コンビがまたしても殺人犯を追います
もう二人が一緒にいるだけでニヤニヤが止まらないのです
今作もとっても仲良しで良い
相変わらずティリーも可愛くて良い
殺人事件とかもはやどうでも良い
どうでも良いが一応下巻も読むことにする
Posted by ブクログ
ワシントン・ポーシリーズを読むのは初めて。カルト教団内の殺人事件。テンポがゆっくり。少しずつ事件が明らかになっていく。次々と色んなことがおこるのもおもしろいが、こういう展開もいいだろう。キャラクターも個性派ばかり。上巻の終盤に急展開する場面がある。
Posted by ブクログ
カルト教団の指導者の殺人事件、遺体に刻まれた解読不能な暗号、十五年前の未解決事件、カルト教団で行われる謎の『講座』、果ては上層部から送り込まれたスパイとの合同捜査という不穏なピースが散りばめられたワシントン・ポーシリーズの長編で、捜査が進むごとに深まる謎や帯の「最後の事件」の不穏な響きでどうなるのかドキドキしながら読み終えた。詳しい感想は下巻で。
Posted by ブクログ
ポーに最初から転向治療のことを当事者にトラウマを残すだけの治療と言わせるところがこのシリーズの安心して読めるところ。
何か取り返しのつかないことが起こったせいでポーが精神科の先生と会話していて、過去のシーンがあって、が続く構成の上巻。事件の話の合間にポーとドイルがイチャイチャしててとてもかわいい。続きが気になる。
Posted by ブクログ
下巻を読んでいない状態での感想。
かなり不穏な冒頭だけど上巻だけでは作中の台詞通り全体像がわからないのと事件の裏にある謎もドス黒そうな雰囲気がビシバシ伝わってくるけれど相変わらずのテンポの良さでどんどん読み進めることができる。
Posted by ブクログ
ポー!一体何があったんだ??
いきなりポーがカウンセリングを受けているシーンから始まる
どうやら悪夢にうなされているらしい…
ポーが関わったカルト教団指導者の殺人事件が、事件を振り返りながら語られていくのだが…
なんとその指導者は木に縛られ石打ちで殺されていた
さらに遺体にはブラッドショーをも悩ませる暗号が刻まれていて…
下巻に続く
ライナスはチャーリー・ブラウンの親友…(笑)
Posted by ブクログ
またポーに会えて幸せを噛みしめていたらあっという間に読み終えてしまいました。
日本でも少し前に宗教きっかけの暗殺もありキャッチャーな話題で熟読です!どうなるの~
Posted by ブクログ
ほぼ真相がわかってない段階でこののめりこみよう、さすがクレイブン。宗教団体と胡散臭い講座、秘密のコードなど何?と思わされるアイテムの数々に、読む手が止まりません。これまでの事件が残忍すぎて、ここまでの展開がのんびりと感じられてしまう、もはやクレイブン病。緩さはスヌーピーという呼称にあるのみ、今後どうなっていくのか、加速して下巻へ。
Posted by ブクログ
#デスチェアの殺人 上
#M・W・クレイヴン
ポーが精神科医のカウンセリングを受けながら、起きた事件を振り返る形で物語は進む。毎節、次節を読みたくなる『クリフハンガー』が巧みすぎて、ページをめぐる手が止まらないよ。そして、重大犯罪分析課にも解体の危機が迫る。
#ミステリの秋2025
#読書好きな人と繋がりたい
Posted by ブクログ
今一番私の中でアツい海外推理小説シリーズの最新刊。帯の「最後の事件」に震撼した単純な私。
夢中に読み、あっという間に上下読破。
そして後悔。もっとゆっくり、味わって読めばよかった。でも、ページをめくる手は止まらず、最初っから騙され、転がされ、はらはら、激震からの、もう元には戻れない、哀しみ。
でも、下巻の解説を読んで、あ、大丈夫だわ、騙されてたわ、私。次回作まで、楽しみに生きていけますわ(笑)
Posted by ブクログ
ポーがカウンセリングを受けながら、事件を話すという形。カウンセリング場面はそんなにいらなきかな、と思いつつもどんどん進んでいく。カウンセリングを受けなければならないほどの事件。この先、気になる。
Posted by ブクログ
過去最高に暗いって聞いてたからどきどきしながら読んだ。
ポーのトラウマの原因はなんだろう。
確かに少し弱ってたけど、回想部分ではいつも通り皮肉の効いた彼に安心した。
ライナスをスヌーピーと呼ぶの、可愛くて好きなんだけど彼は一体…????
すぐ下巻に突入!
Posted by ブクログ
ワシントン・ポーシリーズの第6作。新刊が出るたびに最高と思わされる。
今回も面白くて一気読み。結末に唖然として2度読んだ。
今作はティリーとの絡みもたっぷりで、ティリーの才能が爆発している。それが伏線にもなっているんだけど、それはそれとして今作は救いのない物語だ。構成も「ポーがセラピストに事件の顛末を語る」というスタイルで、おかげで物語の推進力と理解しやすさが増している。
結末が結末なので第7作が待ち遠しい。イギリスでは第7作も刊行されているらしい。前回も書いたけど、ハヤカワには頑張ってもらいたい。
Posted by ブクログ
前作がちょっとあれだったのでテンションは下がってたけど、今作は良い!
ポーとティリー、そしてスヌーピー、3人のやり取りはめっちゃいいですね。フリンがあんまり絡まないのもいいのかな。
進み方は王道だけど前より無駄が少なく、ダラダラしつつみたいなのがなくスピーディ。前半終わりにまた加速させるのも上手い!
Posted by ブクログ
トラウマ療法士にカラスの恐怖から9ヶ月前の事件を語る形で進んでいく。まずのっけから驚くポーと病理学者エステルの婚約。変わり者同士の結婚は名前がそうだから納得。そして相変わらず天真爛漫なブラッドショウに癒される。
Posted by ブクログ
ワシントン・ポー刑事の第六弾。
冒頭からポーが残虐な事件を解決した結果、
悪夢を見るため不眠となりトラウマ療法士の下を訪れ、
カウンセリングを受けている。
その治療の中で事件の話をするポーがおとなしすぎる、とあっては、
これは文学的手法ではなく、
その「先生」が事件の犯人なのかと勘繰るぐらいは
ミステリー読者としては普通だろう。
だが、カルト教団の指導者が木に縛られ石で撃ち殺された事件が
カルト内での秘密の研修、同性愛志向からの転向治療と称した児童虐待と殺人が、
信者の家庭内で起こった少女による殺人事件につながっていくうちに、
犯人ではありえないと思うようになった。
解離性同一性障害はミステリーの中ではよくみかける「テクニック」だが、
最後の最後にこういう形で切り札として切られるとは、予想できなかった。
(下巻へ続く)
Posted by ブクログ
うわー気になる。
始まり方からして不穏なのはいつもの事だけど、これどっちに転ぶやつだ?
石打ちによる殺人事件の調査をする中で、どんどん謎が増えていく。
死亡した指導者による秘密の《講座》、十五年前の未解決事件との関係、関係者の自殺、そしてポーの現在。
すぐさま下巻も読みます。
Posted by ブクログ
登場人物の人間関係が以前より十分にこなれているので、とても読みやすく安心して読めるが、今回は異分子のスヌーピーがいて、ポーの嫌いさ加減がすごく出てて、やりすぎ感を感じてる。ポーの毒吐きが以前より強く感じるのは勘違い?
短い章立てで普段より読書ペースが上がっている。これに慣れるとちょっと怖いなという感じ。下巻へ。
Posted by ブクログ
大好きなシリーズ、待望の新作。
今回は再読になるため(原題は「Mercy Chair」 慈悲の椅子)、
犯人はこの人、と思いながら読む。
散りばめられたヒントを噛みしめながらページをめくる。
こういった読み方もなかなか楽しい。
今作もティリーの高度なスキルが光る。
彼女に全幅の信頼を置くポーが
かいがいしく接する姿に癒されつつ…下巻へ続く!
Posted by ブクログ
ポーが、トラウマ療法士に事件の顛末を語りながら振り返るという、また新たな手法で話が展開していきます。
どんどん読ませるよねー。
鋼の強心臓・ポーがトラウマを抱える事件という設定からして、常軌を逸した感満点。
Posted by ブクログ
初めて読む人もここから読んでも面白いと思うが、是非シリーズ1「ストーンサークルの殺人」から読んで欲しい、さらに面白くなることは間違いないし、全作品がトップクラスに面白い。このシリーズに出会えて本当によかった、章立てが短く読みやすく本当に素晴らしい。後半も一気読みしたくなるが我慢してゆっくり読もう。
Posted by ブクログ
下巻未読。
いつも出だしというかプロローグというかが不穏な感じで始まるけど、今回はそれだけでなく、ポーがトラウマ療法士の先生の面談を受けているという形で話が進んでいく。そのため、ポーがトラウマになるほどの何があったのか?という緊張と不安があり続きが気になる。
事件自体もカルト教団とその創設者が行なっていた秘密の講座、十二年前の事件との繋がりなど題材が不気味で面白い。
まだ今の所まあまあ順調に捜査が進展しているだけで特に大きな問題が発生しているわけではなく、ここからさらに展開があると思うので後半どうなっていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
ポーがPTSDをDr.ラングに語りながら事件のあらましを辿ってゆく〜という形でストーリーが進む。カルト教団の内情やら、家族惨殺やら暗い話ばかりでなかなか進まない…
Posted by ブクログ
木に縛られ石打ちで殺害された男の体には、難解なコードが刻まれていた。ポーの捜査で15年前の未解決事件との関連が浮かび上がる。
シリーズ第6作。宗教に疎くても大丈夫そう。
Posted by ブクログ
ワシントン・ポーシリーズ6作目。
今回はいきなりポーがカウンセリングを受けている場面から始まる。過去の事件を振り返りながら、カウンセラーとの会話に戻りながら進んでいく。
その分いつもよりはテンポが遅い感じがある。
下巻へ。